太田述正コラム#9746(2018.4.6)
<皆さんとディスカッション(続x3669)>
<太田>(ツイッターより)
「…フィンランドで3月下旬に行われた北朝鮮当局者と米国、韓国の元当局者や専門家らの会合で、5月末までに開催される米朝首脳会談について、北朝鮮側出席者の一人が「来年ごろだと(開催)時期を予想し、(金正恩朝鮮労働党委員長は)提案したが、(トランプ米大統領が)45分で受け入れたので驚いた」と打ち明けた…。
…訪朝した韓国の…国家安保室長が訪米して3月8日にトランプ氏に金正恩氏の会談意向を伝達。…会談は…45分間行われたが、トランプ氏はその場で首脳会談を受け入れ<たもの。>」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%80%81%E7%B1%B3%E6%9C%9D%E9%A6%96%E8%84%B3%E4%BC%9A%E8%AB%87%E3%80%8C%E6%9D%A5%E5%B9%B4%E3%82%92%E4%BA%88%E6%83%B3%E3%80%8D%EF%BC%9F%EF%BC%9D%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%B0%8F%E5%8F%97%E8%AB%BE%E3%81%AB%E3%80%8C%E9%A9%9A%E3%81%8D%E3%80%8D%EF%BC%8D%E9%9F%93%E5%9B%BD%E7%B4%99/ar-AAvudfl?li=BBfTvMA&ocid=ientp
(双方が歩み寄る形での)取引ができると判断したトランプはご立派。
死亡者群の脳解剖の結果、脳(神経)細胞は10代後半で増殖を止める、というこれまでの通説は間違い・・歯状回(dentate gyrus)にある母脳細胞の数は減るが生み出される脳細胞数は変らず、但し、可塑性の乏しいものが多くなる・・らしいことが分かった。
https://www.theguardian.com/science/2018/apr/05/humans-produce-new-brain-cells-throughout-their-lives-say-researchers
果たしてこれ朗報かしら?
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
残念ながら、西部さんは、三島由紀夫同様、少なくとも「最晩年」は人間主義者じゃなかったってことだ。
八代目市川團蔵
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E5%B7%9D%E5%9C%98%E8%94%B5_(8%E4%BB%A3%E7%9B%AE)
の偉大さが改めて偲ばれる。↓
「西部邁さん自殺幇助の疑い MX子会社社員ら2人逮捕・・・」
http://www.livedoor.com/
せめて、女人禁制の意義、歴史等を協会は明らかにすべきだろ。↓
「相撲協会:女性市長の土俵上あいさつ拒否 大相撲宝塚巡業・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/mainichi_20180406k0000m040189000c/
<上がってなきゃ、非難されてた立場だったのね。↓>
「「下りなさい」相撲協会員、口頭でも直接指示 心臓マッサージの女性は・・・は、医師でもある多々見市長がかつて院長を務めた病院の看護師・・・
上がる際には「上がっていいですか」と、周囲に声をかけていたという。・・・
多々見市長は搬送後、くも膜下出血と診断。命に別条なく、約1カ月の入院が必要・・・」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180405-00000541-san-soci
「土俵で救命措置の女性、感謝状を固辞「当然のことした」・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASL455X1HL45PLZB01P.html?iref=comtop_8_03
微笑ましい。↓
「藤井聡太同級生女子からの”意外な評価”に一同驚愕!観る将増加など女性に人気の藤井六段のモテエピソードと恋愛観・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=UaHSnbiQDDo
今頃、遅すぎらい。税金ドロボー!↓
「小室圭さんの“暴走モード”に宮内庁が“2つの緊急指令”発動か!「手遅れになる前に…」「眞子さまと結婚する気満々」・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/tocana_58375/
高畑勲氏の死去にBBCも弔意。↓
’Grave of the Fireflies’ director Isao Takahata dies at 82・・・
http://www.bbc.com/news/world-asia-43664515
エエー!↓
「統合失調症–実は「痩せ」と相関 藤田保健大が遺伝子解析・・・」
https://mainichi.jp/articles/20180405/k00/00e/040/284000c
おー。↓
「恒星–90億光年先、観測 東大・東北大チーム「最も遠い」記録更新・・・」
https://mainichi.jp/articles/20180405/dde/007/040/028000c
日本の時の「前例」を研究し、手ぐすね引いて待ち構えていたところに飛び込んだ、ここはドジドジ・トランプ。↓
「米、対中制裁10兆円追加を検討 中国の報復に対抗 ・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29078870W8A400C1000000/?nf=1
「中国、WTO順守をアピール 米国と日欧分断狙う・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29070340V00C18A4FF1000/
<ホントのこと、また、言っちゃってー。↓>
「日米貿易摩擦の再現?香港紙「中国の底力は当時の日本よりも強大」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0405/c94476-9445944.html
英露間の謀略合戦は最高潮に。
父も自分も二人とも元気と娘が語ったという録音公表。
また、毒攻撃を受けた人物の、ロシア在住の姪が英国入国を希望。↓
Yulia Skripal Is Awake and at the Center of a Russia-U. K. Confrontation・・・
https://www.nytimes.com/2018/04/05/world/europe/yulia-skripal-russia-britain.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world®ion=rank&module=package&version=highlights&contentPlacement=1&pgtype=sectionfront
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
日中交流人士モノ。全然「貴重な」資料じゃないのに嗤っちゃうが・・。↓>
「南京大虐殺の貴重な資料 日本人が紀念館に寄贈・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0405/c208907-9446110.html
<日本マンガを読めキャンペーン。↓>
「「スラムダンク」新装再編版に続き「名探偵コナン」も連載再開!・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0404/c94473-9445882.html
<ここからは、サーチナより。
典拠を入れ忘れてるが、多分今日頭条。定番。↓>
「苦痛にも見える「日本の幼児教育」、だがそれが「愛」だった・・・」
http://news.searchina.net/id/1656715?page=1
<典拠が入ってるだけで、趣旨的にはほぼ同じ。↓>
「日本の小学生は自分の足で登下校しているって? 「日本の親は心配じゃないのか?」・・・」
http://news.searchina.net/id/1656755?page=1
<定番、習ちゃんが苦衷を吐露している。↓>
「戦争による傷は癒えているのに! なぜ中国人は日本にだけ強い反感を抱き続けるのか・・・」
http://news.searchina.net/id/1656714?page=1
<ここからは、今日頭条記事以外の引用。
知らんがなー。とにかくスゴイ取材力。↓>
「1年間で見られるのはわずか3時間! まさに映画のシーンのような日本の夜桜・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1656757?page=1
<定番の日本に倣え記事。結論部分にやや工夫が。↓>
「桜は中国原産なのに! なぜ日本を代表する植物になってしまったのか・・・
美しい桜が中国を代表する存在にならなかった要因として、「中国は文化的資源を数多く持ちながらも、それらを発揚する努力を怠ってきたため」と指摘した。例えば「カンフー」や「パンダ」は中国のものなのに、米国ではこれらをモチーフにしたアニメが作られ、ヒットしたことを挙げ、「中国も自国の歴史や文化を資源として利用し、新たに創造していく努力が必要だ」と分析した。・・・中国メディアの当代先鋒網・・・」
http://news.searchina.net/id/1656773?page=1
<新しい分野での日本に倣え記事。↓>
「中国メディア・東方網は・・・資源に乏しいと言われ続けてきた日本が、中国を抜いて世界の3大鉱産資源大国になったとする記事を掲載した。
記事は、「鉱産資源強国は、もともと持っている鉱産資源、総合的な自給力、国際的な大手工業企業の数、経営の多元化レベル、海外の鉱山数、国際市場の掌握能力といったポイントから総合的に評定される。最新のデータによれば、日本は中国を抜いて、米国、オーストラリアに次ぐ世界の鉱産資源強国になっている」と伝えた。
そして、「日本の資源というと、多くの人が真っ先に『貧乏』の2文字を想起するかもしれない。例えば石油、石炭、鉄およびその他の有色金属の対外依存度は92%以上で、特に石油はほぼ100%であり、日本の資源の少なさが見て取れる。一方、中国は土地が広大で物が豊かと言われ続けており、われわれは日本をあざ笑うことを好んできた。しかし、日本に比べると国際的な資源価格決定における発言権や影響力が弱いのである」としている。
そのうえで、「もともと持っている鉱産資源では、中国は日本の5倍だ。一方、自給力では中国が日本よりやや高い程度。資源が乏しい日本が中国と自給力で同水準を保つということは、極めて優れた資源利用の効率と能力が浮き彫りになっている。また、海外で所有する鉱山の数では日本が148カ所なのに対し、中国は29カ所。日本は世界各地に鉱山を持っている。そして、日本は多くの鉱物資源を世界市場において流通させている」と説明した。
記事は、日本が鉱産資源業界において強さを発揮している具体的な例として、銅資源の状況について紹介。世界最大級の銅鉱山26カ所のうち、中国はわずか2カ所しか所有していないのに対し、日本は6カ所も所有しており、オーストラリアとチリに次ぐ3番目の多さとなっているとした。そして「わが国では発展に伴って鉱産物の輸入もますます拡大している。一方で、国内の各種鉱産資源が著しく不足している。このような状況について、われわれはどうしたらいいのだろうか」と問題提起して結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1656766?page=1
<日本に敬意を持った客観記事。↓>
「・・・中国メディアの江蘇快訊網は・・・「麻雀は外国人から中国の宝として認識されている」と伝え、世界中に麻雀愛好家が存在することを指摘する一方、日本は「世界的に見ても中国より麻雀が親しまれている国だ」と主張する記事を掲載した。
記事は、日本人は中国人より麻雀好きだと主張する理由として、日本で全自動雀卓が発明されたことや、麻雀をテーマにした漫画が存在すること、オリジナルのルールが存在することなどを挙げ、こうした要因は日本で広く麻雀が親しまれているからこそ生じたものだと論じた。
続けて、麻雀の世界に革命を起こした全自動雀卓は今では中国人の一般家庭にも普及しており、個人で所有する人もいるほどだと指摘。また、麻雀をテーマにした漫画だけでなく、子ども向けの漫画のなかにも登場人物が徹夜で麻雀に興じるという描写が出てくることからも、日本人にとって麻雀が身近なゲームであることが良く分かると強調した。
さらに記事は、日本では近年、麻雀を脳のトレーニングに活用する動きがあることなどを紹介し、ここまで麻雀を愛しているのは世界でも日本人ぐらいであり、もしかしたら麻雀発祥の国である中国人よりも日本人の方が麻雀好きなのではないかと主張した。」
http://news.searchina.net/id/1656706?page=1
<こんなガス抜き記事に、引用しなかったが、サーチナが同意しちゃってどうする? 習ちゃんに叱られるばい。↓>
「・・・中国メディアの人民政協網は・・・日本が「捕鯨に執着している理由は利益が絡んでいるためだ」と主張する記事を掲載した。
言うまでもなく、日本の捕鯨に対する国際的な風当たりは強い。豊かになった日本では食用としての鯨肉を必要とはしておらず、記事は「鯨肉を1年間全く購入しなかった日本人は89%にのぼる」と指摘した。日本政府は調査として毎年多くの鯨を捕獲しなければならないとしているが、国際司法裁判所は2014年、日本政府に停止を求めている。
日本は規模を縮小したうえで捕鯨を続けているが、記事はなぜそこまでして捕鯨にこだわるのかを紹介。これには、政治が関わっており、農林水産省と水産省に利益があるという。
記事は、調査捕鯨が「日本鯨類研究所」と「共同船舶株式会社」によって行われているが、いずれも農林水産省及び水産庁と密接な関係があると指摘。「日本鯨類研究所」は毎年水産庁から多くの補助金を受け取っており、天下り先となっていると伝えた。
また、「共同船舶株式会社」も97%の株式が農林水産省の主管する5つの財団法人の所有となっており、やはり天下り先となっているのだという。また、鯨関連で生計を立てている人が日本には多くいて、自民党の貴重な支持者となっているため、党としても票を手放すわけにはいかないのだと論じた。
http://news.searchina.net/id/1656718
<こんなゴミ記事を載せたり日本に紹介したりしちゃダメじゃん。↓>
「多くの外国人観光客を呼び込む一方で、日本が国を閉ざし始めている!・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1656749?page=1
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太田述正コラム#9747(2018.4.6)
<岸・安倍家三代の凋落記(その10)>
→非公開