太田述正コラム#10142(2018.10.21)
<皆さんとディスカッション(続x3867)>
<太田>(ツイッターより)
カショギが総領事館に入館してから3時間半後に婚約者がトルコの大統領補佐官に電話し、政府が捜査に着手。
盗聴記録で殺害されたと断定した後、容疑者達のチャーター機の中を密かに調べたが手がかりはなく、携行荷物に遺体が入っていないことも確認した上で、彼らが帰国するのを見守った、とさ。
https://edition.cnn.com/2018/10/19/middleeast/turkey-khashoggi-intel-intl/index.html
トルコは、EU加盟を図ってきた国らしく、やっぱ、(イスラエルを除く)中東諸国よりは相当しっかりしているね。
でも、ドジドジのサウディ遠征部隊、遺体だけは巧妙に隠したみたいだな。
いや、トルコ政府、実は既に見つけているけれど、何か魂胆があって、伏せているのかもね。
「大坂なおみ堂々宣言「…絶対に優勝したい…。そのために来たの」…」
http://www.msn.com/ja-jp/sports/tennis/%e5%a4%a7%e5%9d%82%e3%81%aa%e3%81%8a%e3%81%bf%e5%a0%82%e3%80%85%e5%ae%a3%e8%a8%80%e3%80%8c%e7%b5%b6%e5%af%be%e5%84%aa%e5%8b%9d%e3%80%82%e3%81%9d%e3%81%ae%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ab%e6%9d%a5%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%80%8d/ar-BBOCytu?ocid=ientp#page=2
「…大坂なおみ吹っ切れた…「全ての試合に勝てるとは期待しない」…」
http://www.msn.com/ja-jp/sports/tennis/%E5%90%89%E5%85%86%EF%BC%9F%E5%A4%A7%E5%9D%82%E3%81%AA%E3%81%8A%E3%81%BF%E5%90%B9%E3%81%A3%E5%88%87%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%80%8C%E5%85%A8%E3%81%A6%E3%81%AE%E8%A9%A6%E5%90%88%E3%81%AB%E5%8B%9D%E3%81%A6%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%AF%E6%9C%9F%E5%BE%85%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8D/ar-BBOEy1a?li=BBfTjut&ocid=ientp#page=2
どっちがホントか、なんてのはどーでもいいけど、最初の記事のドレス姿はなかなかよろしい。
ガンバってねー。
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
言えてる。↓
「沢田研二、カーネル・サンダース似と話題・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15472292/
早くやーすくなーれ。↓
「8Kテレビは買いなのか 第一印象はまるで「裸眼3D」だが・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15471380/
韓国人の若者達の大部分は、反日感情なんて無縁だと思いたくなってくるな。↓
「日本大好き!「君の名は。」名シーン再現も…女優リュ・ヒョンギョン、聖地めぐりで大はしゃぎ・・・」
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2103122
どうして、海外メディアが、最近安倍チャンを「褒める」んだろ?↓
Japan’s Abe stakes out new identity in region: stronger leadership and wider military reach・・・
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/japans-abe-stakes-out-new-identity-in-region-stronger-leadership-and-wider-military-reach/2018/10/19/c0e4ee8e-d12b-11e8-a275-81c671a50422_story.html?utm_term=.17075050ca07
おー、いかにも本来のNYタイムスらしい、オリエンタリズム的な日本女性差別社会記事だわ。↓
Why Does Japan Make It So Hard for Working Women to Succeed?・・・
https://www.nytimes.com/2018/10/17/magazine/why-does-japan-make-it-so-hard-for-working-women-to-succeed.html?action=click&module=Discovery&pgtype=Homepage
「トランプ氏「ロシアが違反」中距離核全廃条約、離脱表明・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASLBP31HTLBPUHBI005.html?iref=comtop_8_02
http://www.latimes.com/world/la-fg-us-russia-nuclear-20181020-story.html
朝鮮戦争の時の、ナルシスト、マッカーサーを、トランプに準えた書評だ。↓
MacArthur’s narcissistic failures on the battlefield of the Korean War・・・
https://www.washingtonpost.com/outlook/macarthurs-narcissistic-failures-on-the-battlefield-of-the-korean-war/2018/10/18/098fdc18-c027-11e8-90c9-23f963eea204_story.html?utm_term=.1485dab9f127
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
日中交流人士モノ。↓>
「西日本中国企業連合会が大阪で中国の輸入政策説明会開催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1020/c94476-9510247.html
「中日韓友好都市発展報告「3ヶ国の友好都市の数は安定して増加へ」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1020/c94473-9510245.html
<日本のTVドラマ(海賊版?)のPRをしていただき・・。↓>
「日本ドラマ「獣になれない私たち」 周囲に恵まれなくても悲惨ではない人生・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1020/c206603-9510226.html
<ここからは、サーチナより。
定番ながら、やや極端な対日謙虚記事。↓>
「・・・今日頭条は・・・日本に3年間の留学経験がある中国人による、「日本は中国を全くライバルだと思っていない」とする記事を掲載した。
記事の中国人筆者は、日本での生活を通して、日中はライバル関係などではなく、むしろ、「深いため息をつきたくなるほど格差が大きすぎる」と実感したとし、そう言える理由を指摘している。
まず、中国にはライバルとして見られるほどの「能力」がないと指摘。日本の視界に入っているのは西洋だけで、日本は自国を西洋国家の一部だとさえ思っていると主張した。続いて指摘した点は、「技術」面での格差だ。日本企業を見学した経験などから、日本は技術・効率ともに進んでおり、「<明>の時代や清の末期、戦時中よりも格差は広がっている」と感じているそうだ。
さらに、中国人は「地面に足が付いていない」と指摘。仕事が細かくて計画性がある日本の研究者と比べると、研究機関における効率の格差は100倍どころではないと大げさな表現で伝えている。続いては「公共機関の意識」の違いで、日本では政府機関などでも「中国のホテル並み」に対応が良いと指摘。常に偉そうな態度の中国とは大きく異なっていると言えるだろう。
さらに、トップまでまじめに働く日本企業と違って国の補助に頼り、浪費の多い中国国有企業、規律面での子どもたちの格差、最後には教師の質の違いを指摘。これほど日中間の格差が明白なのに、未だにそれを理解していない中国の若者が多いことを嘆き、「彼らが気の毒になる」としている。筆者は結びに、日中間の格差を直視し、なぜこの格差が開いたのかを考えるように勧めている。」
http://news.searchina.net/id/1669506
<フツーの定番。↓>
「なんて特殊なんだ・・・日本のサービスエリアに中国人が感銘を受けた理由・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1669507
<定番になりつつある、日本を持ち上げ韓国をバッシングする記事。↓>
「・・・今日頭条・・・記事は、文化のルーツに対する日本と韓国の最大の違いは、「日本は中国が文化のルーツと認めたうえで、自分たちで昇華・発展させた」と主張するのに対し、「韓国は中国から学んだのではなく、自分たちが発明した」と主張することだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1669508
<日本に留学せよキャンペーン兼健康注意事項。↓>
「・・・中国メディアの捜狐はこのほど、中国人が日本で留学生活を送る際、どのように健康状態を維持していくべきかを考察する記事を掲載し、日本と中国の生活習慣の違いへの対処方を紹介した。
記事はまず、日本は四方を海に囲まれた島国であるため湿度が中国より高く、そのため冬の体感温度も低い場合が多いと紹介。また、日本の女性は冬でもスカートを履いている人が多いと紹介する一方、慣れていない中国人が冬にスカートを履くと「容易に風邪を引いてしまう」と注意喚起した。確かに中国では冬は厚着をする人が多いため、日本の若い女性のような服装は真似できないだろう。
続けて記事は、「花粉症」を紹介。日本は花粉の飛散量が多いのか、日本で生活を始めた外国人も日本人のように「花粉症」に悩まされる人がいると紹介。中国でも花粉症の人はいないわけではないが、日本ほど多くない印象であり、実際に日本で花粉症になる中国人は多いようだ。
さらに、「食べ物」の習慣の違いについて紹介。日本料理は中華料理と違って薄味で、油が少なく、健康的だが、野菜や果物の価格は中国よりも高いため、栄養不足にならないように注意する必要があると指摘した。確かに中国では野菜や果物は生産量が多いため、非常に安価だ。生活費が限られている留学生は野菜や果物を毎日食べるのは難しいだろう。
加えて記事は、日本では飲食店などで「冷たい水」が提供されるが、これは日本人の習慣であることも紹介した。中国では東洋医学の考え方が広まっており、体を冷やす冷たい水を飲むこと嫌う傾向にあ理、ビールも常温で飲む人が多い。」
http://news.searchina.net/id/1669509
<一応、客観記事。↓>
「・・・中国メディアの快資訊は・・・「中国人から『小日本』と呼ばれる日本人は実際に驚くほど背が低かった」と主張する記事を掲載した。・・・
記事は「中国人からすると小日本という言葉は1つの形容であり、それ以上の深い意味合いは込められてはいない」と主張した。
しかし記事は、戦時中の日本兵と米兵が写っている写真を掲載し、「過去の日本人は驚くほど背が低かった」と主張。中国人は「旧日本軍の力は非常に凄まじい」というイメージを抱いていたとしながらも、旧日本兵は米兵の前ではまるで子どものような背丈であったとし、「凄まじいイメージがあった日本人がこんなに小さかったとは」と驚きを見せた。」
http://news.searchina.net/id/1669505
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太田述正コラム#10143(2018.10.21)
<井上寿一『戦争調査会–幻の政府文書を読み解く』を読む(付け足し)(その5)>
→非公開