太田述正コラム#10047(2018.9.3)
<2018.9.1東京オフ会次第(続々)>(2018.12.19公開)

C:本日飛び入り参加したが、LINEで来る前に太田さんに連絡した。
O:スマホでLINEは設定だけはしてあったものの、使ったことがない。
 どうやって、私に連絡をとったのか?
C:太田さんの携帯番号を入力したら、なんだ、LINEやってるなって分かった。

⇒ショートメッセージならともかく、携帯番号云々については、どういうことなのか、未だに理解できていない。
 で、とにもかくにも、先ほど(9月3日夜)、生まれて初めて、スマホでLINEをチェックしてみた。
 パスワードを忘れていたので再設定し、いじくりまわしていたらCさんからのメッセージを「発見」することは何とかできた。
 それ以外にも何名かからメッセージが届いていたが、Cさん以外は、知らない人ばかりで、そもそも、何を言ってんだかよく分からなかった。
 携帯入力は苦手なので、X299上でもLINEができるよう、PC用ソフトをダウンロード・インストールしておいた。
 でも、これで、毎日、チェックしなきゃならないSNS等がまた一つ増えてしまった。
 いずれにせよ、本日ただいま、私も、まともな現代日本人の端くれに?(太田)

O:ところで、ほんの少し前まで、オフ会「講演」ネタがなくなってしまった、何かないか、と、私が、オフ会のたびに、口癖のように皆さんに言っていたのを覚えていると思う。
 最終目的は日本の解明だが、周りから固めていこうと、アングロサクソン論あたりから始めて、欧州論、米国論、イスラム論、等々・・もちろん、これらの地域の文明の解明それ自体に私が惹かれたからでもあるが・・を次々につぶしていき、やがて、日本、とりわけその横井小楠コンセンサスにたどり着いたところ、それでもって、日本の近現代史が分かったような気になっていた。
 だから、そんなことを言っていたのだ。
 そんな私だったが、母は67歳の時に突然死を遂げたところ、私も2年前に同い年で突然死しそうになった。
 だが、動脈乖離箇所の数センチの差で死を免れた。
 以来、思いがけなくも、島津斉彬コンセンサスに「遭遇」できたわけだ。
 と、昨今、若干の感慨に耽っている次第だ。
D:私も『島津斉彬言行録』を買った。
O:私が最初に読んだ時は、なんだこりゃって感じだった。
 昔の言葉、文章で書かれていると、読んでも頭の上っ面を滑っていってしまいがちだ。
 でも、そんなはずはない、と本腰を入れて読み直したら、次第に、彼のスゴさが分かってきた。
D:本腰を入れるだけじゃなく、太田さん流の行間読みもした、ということだろうな。
 いずれにせよ、太田さんによる解説を振り返りながら、読むことにしよう。
O:最後まで訳が分からなかったのが、清に古い兵器を売りつけろ、と斉彬が言ったくだりだったわけだが・・。