太田述正コラム#10492(2019.4.14)
<皆さんとディスカッション(続x4042)>
<太田>(ツイッターより)
「…日本の「よい病院ランキング」…第1位が東京大学病院…」
https://blogos.com/article/370768/
人材の墓場という印象を与えてきた東大医学部、京大病院(4位)を睥睨。
少しは社会に役立っていることが認められたようで・・。
OBのノーベル生理学・医学賞の受賞はもはや全く期待していないけど、よかったねえ。
「今韓国に軍隊は存在するのか…これで軍隊を名乗るのであれば、まともな軍隊を侮辱するのに等しい。…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/12/2019041280154.html
日韓共に軍隊は存在しないが、日本は練度は高いが軍隊が存在しないのに対し、韓国は練度が低過ぎて軍隊とは言えない、という違い。
中共軍も韓国軍に毛が生えてる程度か。
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
「・・・深い、ノンレム睡眠時にあらわれる、ゆっくりと一定した脳活動(デルタ波)と心肺活動が、脳の老廃物排出プロセスに最も効率がよいことが実験により明らかにされている。この知見により、睡眠不足とアルツハイマー病の関連性や、なぜある種の麻酔が高齢者の認知障害につながるのか説明できるという。・・・」
https://www.sankei.com/wired/news/190413/wir1904130002-n1.html
NYタイムスが、アムリットサル事件のコラムと記事を載せた。↓
<日本の植民地統治とイギリスの植民地統治とじゃ、文字通り天国と地獄の違いがあったってこと。↓>
・・・The fear and panic of 1857 was still alive among the colonial authorities in 1919. The East India Company had always portrayed its governance of India as the rule of law. But the company was in fact a conquering regime, and saw itself surrounded by the disaffection and sedition of its conquered subjects.
In 1859, the British Crown assumed direct control of the colony. Forever fearful of sedition and conspiracies, the colonial government used the opportunity offered by the First World War to introduce the Defense of India Act in 1915. The wartime legislation gave the government extraordinary powers of preventive detention, to lock up people without trial and to restrict speech, writing and movement.
The war’s end did not diminish the government’s anxiety. In March 1919, it introduced the Anarchical and Revolutionary Crimes Act, popularly known as the Rowlatt Act, which extended its wartime emergency powers into peacetime.・・・
<全く余計なハナシを書いたもんだ。ほんのほんのちょっとでいいから、韓国人を見倣えっての。↓>
The massacre made headlines worldwide. Rabindranath Tagore, the poet and Nobel laureate, returned his knighthood in protest. Winston Churchill condemned the shooting as “monstrous.”・・・
https://www.nytimes.com/2019/04/13/opinion/1919-amrtisar-british-empire-india.html
<インド人の怒り方が足らないからだよ。↓>
100 Years On, India Still Awaits Apology for Massacre in Amritsar・・・
https://www.nytimes.com/2019/04/13/world/asia/jallianwala-bagh-massacre-india-britain.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
日本も記事載せるなんて、やり過ぎだー。↓>
「日本外相が訪中 中日ハイレベル経済対話を共同主催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0413/c94474-9566397.html
「日本の河野外相の訪中に外交部コメント「重視している」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0413/c94474-9566398.html
<このハナシもシツコイ。↓>
「中日韓自由貿易協定(FTA)の第15回交渉会合が東京で開催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0413/c94476-9566404.html
<ここからは、サーチナより。
定番だが、ますます熱が・・。↓>
「・・・中国メディアの快資迅は・・・中国人から見ると「日本人のきれい好きは度を超えている」と指摘する記事を掲載した。
記事は、中国人の多くは日本人に対して「きれい好きという印象を抱いている」とし、近年増加している訪日中国人観光客もそれを感じるという。なぜなら、日本では人が多く集まる場所であってもゴミが放置されておらず、「日本人はその場を汚したままで立ち去らない」と驚き、中国人とは公衆衛生に対する考え方が異なると主張した。
さらに、宿泊したホテルを退室する時でも、日本人は部屋を整えてから部屋を後にし、布団などを散らかしたままにはしないと紹介。中国人からすると「自分の部屋でもなく、もう戻らない場所を整える必要はないし、料金は支払っているのだから気を使う理由がない」と不可思議な行動に感じるようだ。しかし、日本人のきれい好きは「自分の所有物かに関わりなく身に付いた習慣で、誰かに迷惑を掛けることもしたくない」という考えを持っていると説明した。
また、日本人は身体の衛生状態も重視しているので、毎日のように風呂に入り、その都度洗濯済みの新しい服に着替えると指摘したほか、旅行の際も「宿に着いたら風呂に入って着替える人が多い」と紹介、衛生概念が中国人より非常に高いと指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1677814?page=1
<同じく。↓>
「・・・中国メディアの快資訊は・・・日中の学校給食を比較する記事を掲載し、「その差は非常に大きかった」と伝えている。
中国でも保護者であれば、子どもの体に良い食べ物を摂取させたいと考えるのはごく当たり前のことだが、日本と中国で提供されている学校給食にはどのような違いがあるのだろうか。記事は、日本の学校給食は見た目の良く、美味しいだけではなく、本質的に重要な点が考慮されていると指摘し、それは栄養バランスであると指摘。
学校給食はお腹を満たせれば良いものではなく、育ち盛りの子どもたちが必要とする栄養がバランスよく含まれていることが重要だが、記事は「日本では学校給食の献立を考えるのは栄養士であり、すべての献立に子ども達の成長に必要な栄養素が豊富に含まれている」と強調した。
一方、中国では学校給食を調理する人を募集する際の基準は高くなく、一般的に年齢が比較的高くて料理を作れる人が採用される傾向にあり、提供される給食は普通の家庭で出される料理で、栄養バランスはあまり考慮されていないと主張し、この一点だけでも日中で提供される給食の差は大きいと強調。結論として、「中国は日本の学校給食の制度に学ぶべきだ」と指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1677815?page=1
<同じく。なお、習ちゃん、天皇化計画のニオイが漂ってくるような・・。↓>
「中国メディア・東方網は・・・「唐の長安をお手本にした日本人は、そこから自らの文化や芸術を発展していった」とする記事を掲載した。
記事は、日本人は外国から取り入れた物や文化に対して、尋常ならぬ敏感さと智慧を持っているとし、古くは6世紀より大陸の優れた文明を大々的に日本に取り入れるようになり、宗教をはじめ、全く新しい生活方式が日本にもたらされたと紹介した。
また、645年に始まった大化の改新以降、日本は唐に学んで天皇を頂点とする中央集権制の国を作ったほか、中国の行政区画モデルも取り入れて国や郡を設置し、天皇の名においてすべての土地を国有化したうえで農民に再配分する措置を取ったと伝えている。
一方で、中国から進んだ政治制度や文化、技術を学んだ時点から日本では自前の新たな文化を生む動きが始まったと説明。
<摂関政治を二重政権とは、まるで太田コラムみたいね。↓>
その例として摂関政治によって栄華を極めた藤原氏による「二重政権」体制の実現を挙げ、藤原一族が行政と軍事において最高の権力を握り、天皇に代わる事実上の支配者となったとし、これにより天皇の地位が近代の始まりに至るまで弱まっていくことになったと紹介した。
また、日本は唐の時代以降も中国の制度や文化を取りれ続ける一方で、それらを現地化していったとし、漢字を改良した文字体系の構築や、儒教を柱とした道徳観や政治学説などの形成を例に挙げている。」
http://news.searchina.net/id/1677816?page=1
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<太田>
今年に入ってから、八幡市レク2回とオフ会3回をこなしたところ、一昨日はクラス会、そして、実は、これから、区の出張所で『万引き家族』の映写会があるので出かけるのだが、元々勝手に忙しくしている私、この数日、さすがに、何度もアゴが出そうになった。
(本日で、今年に入ってから予定していた一連の諸「行事」が目出度く終わる、というワケだ。)
昨日なんざ、昼寝しても調子が戻らず、読者提供の栄養剤を飲んでも、初めてのことだが全然効かず、また、夜に入ったら目が充血してきたため、自分で自分にドクターストップをかけた次第。
で、クラス会のことなのだが、往復に山手線を利用したが、往路、新型車両で、窓側の広告が全て液晶パネルになっているのに目を見張った。
殆ど、「地元」を離れることがないので、都心を訪れるたびに、おのぼりさん気分にさせられる。
会では、駒場時代に、大学の近くの喫茶店「ジジ」で、私から会田雄次の『アーロン収容所』についての話を聞かされて痛く感動した、という、私が全く覚えていない挿話を旧友から聞かされたりした。
私は、ブログで、この本についてのシリーズを書いたことがあり、その折は、改めてこの本を読み直した結果の「発見」を書いたつもりだったが、或いは、既に大学時代に頭の中にあったものを吐き出しただけだったのかもしれない、と思った。
この旧友を含め、何名もの出席者達と懇談し、中には、学部進学後、初めて再会した奴も何人かいたけれど、何ともはや、当時から、良く言えば変わっていない、悪く言えば変わりばえのしない奴らばかりだという印象。
恐らくは、私だって同じなのだろう。
(私の場合は、小5以来変わっていない、進歩していない、とかねてから自認しているところだが・・。)
そう言えば、私の声がすぐ枯れて殆ど出なくなったのを、ポリープができている恐れがあるよ、と、医者の名前まで挙げて、すぐに医者に行けと言ってくれた奴もいた。
私、平素、無言の行だから、そうなるのは珍しくないし、そこへ、私としては、相当アルコールが入ったことから、喉が充血したためだと思っている。
体調については、いいニュースもある。
昨日、体重を計ったら、74.6kgで、ひところに比べて6kgのダイエットに成功しているのを確認。
もう一年近く、ご飯を炊かなくなったのが功を奏したらしい。
現役時代は、概ね、四捨五入して74kgを維持していたので、その状態まで戻る直前といったところだ。
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太田述正コラム#10493(2019.4.14)
<ディビット・バーガミニ『天皇の陰謀』を読む(その32)>
→非公開
太田述正コラム#10494(2019.4.14)
<私の現在の事情(続X121)>
→非公開