太田述正コラム#10595(2019.6.4)
<皆さんとディスカッション(続x4093)>
<太田>(ツイッターより)
「…家事…5種の神器…洗濯乾燥機、ロボット掃除機、食洗機、AI調理家電、スマートスピーカー…」
http://news.livedoor.com/article/detail/16558197/
乾燥機は衣類が痛むので買ってないし、食洗器はあるが一人なので使うとかえって面倒だし、調理家電もあるが一人だと量が多目で困る。
掃除機と(発声用の)スピーカーだけ活用。
「…中高年の引きこもりは、76.6%が男性。…きっかけは「退職」…、次いで「人間関係」や「病気」…」
http://news.livedoor.com/article/detail/16562096/
いや、実際は女性の方が多いはずだ。
何せ正規就職あんまししないんだから「退職」することないし、家事を手伝ってることになってるし、介護要員として親も期待してるもんね。
<NNvxdH6w>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6325454
この元事務次官、独善的だなあと思った。
いや感覚的な話で根拠は無いんだけどさ。
⇒こんな見出しは、死刑制度や治安・軍事上の殺人を否定するものだし本文に合致もしていないことはさておき、執筆者の仕事からして割り引いて読むべきコラムだが、一応目を通して欲しい。↓
「殺されても仕方がない人間はいないー元農水事務次官の長男殺害事件を受けてー・・・」
https://blogos.com/article/381691/
その上でだが、川崎での事件は、第三者に相談(しないでいて、最近相談)した結果引き起こされた部分があるわけだが、元次官長男殺害事件では第三者にこれまで相談した形跡が全くないのもそれはそれで問題じゃないかな。
また、後者の事件で、母親についての話が(中学生の時に長男が暴力をふるったという件を除いて)全くと言ってよいほど出ていないことも気になる。
いずれにせよ、この元次官、次官(や大使)には巡り合わせで成り上がることができたものの、問題に対処し解決する意欲も能力も低く、臆病で、いたずらに先送りするタイプで、まともな民間企業じゃ使いものにならなかった人物なんじゃないか、という感じが拭えないな。
キミの言うこと、あたらずと雖も遠からず、では?(太田)
<太田>
関連記事だ。
「・・・5月に練馬の実家戻り両親に暴力・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190603-OYT1T50118/
「・・・暴力や暴言は、中学2年のころから始まり、最初は熊沢容疑者の妻に向けられていたが、その後、熊沢容疑者自身も被害を受けるようになったという。」
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019060301002015.html
「・・・朝から隣接する区立小学校で運動会が開かれていた。熊沢容疑者は「運動会の音がうるさい」と言う英一郎さんを注意。英一郎さんが不機嫌になるのを見て、「怒りの矛先が子どもに向いてはいけない」と感じたといい、数時間後に殺害した・・・
「殺すしかない」との趣旨の熊沢容疑者のメモ書きが見つかってい<る。>・・・」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190603-00000018-asahi-soci
「・・・元次官、暴力受けあざ・・・」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201906/CK2019060402000132.html
「「また暴力振るわれたら長男に危害」元次官、妻に伝える・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/16564612/
<komuro>
天安門事件から30年ということで、太田コラム的解説を希望します。
蛇足ですが、以下は私が勝手に考えた概要です。
1.親日家であった毛沢東は、中共を日本的社会に変えようと大躍進政策(文化大革命?)を起こしたが、失敗に終わった。
2.その後を継いだ鄧小平は、(何かを目指して)改革開放政策を行った。
3.その結果、日本の大衆文化の取り込みに成功したが、同時に欧米的思想も入ってきた。
4.欧米的思想を嫌っていた中共政府は、民主化を求めて天安門広場に集まったデモ隊に対し、軍隊を用いて武力で鎮圧した。
5.その後中共政府は、実は親日であることを隠すために、見せかけの反日行動を起こしていった。
6.習近平政権は反日行動を止めて、人民に日本的社会を目指すよう啓蒙し、現在に至る。
以上です。
<太田>
1.親日家であった毛沢東は、人民解放軍の創設・整備(日本の弥生性の継受)に一応の成功を収めつつ、帝国陸軍との事実上の提携のおかげで支那の再統一に成功した後、支那の日本文明総体継受を期し、まず、スターリン主義的方法による経済の一挙離陸を図り大躍進政策を起こしたが失敗し、次には人民の一挙人間主義化(日本の縄文性の継受)を図り文化大革命を起こしたが、これも失敗に終わった。
2.毛を継いだ鄧小平は、日本の協力を得つつ、日本型政治経済体制の継受から始めることとし、改革開放政策に着手した。
3.この政策は成功裏に進展したものの、早期に政治体制の欧米的自由民主主義化を求める声が、知識人達の間で高まった。
4.日本文明総体継受戦略の瓦解を回避すべく、鄧小平は、中共当局内の反対を押し切り、自由民主主義化を求めて天安門広場に集まったデモ隊を武力で鎮圧した。
5.中共当局は、この事件がもたらした国際的孤立を日本の協力を得て凌ぎつつ、改革開放政策を、緊急避難的に日本型政治経済体制中の日本型経済体制のみの継受に切り替えて続けたが、中共当局の本来的親日性を隠蔽するために、その後見せかけの反日行動を起こした。
6.習近平は、日本型経済体制継受の相当程度の成功を踏まえ、日本型政治体制の継受の再開も視野に入れつつ、人民の人間主義化を改めて試みることとし、日本文明総体継受を目指すよう人民を啓蒙する一大キャンペーンを始め、現在に至る。
なお、習近平は、日本文明総体継受の完遂を期し、自らを天皇に擬して支那への天皇制導入に着手した形跡がある。
また、習近平は、これらと平行して、元祖日本文明の(弥生性の消滅による)衰亡を食い止めるとともに、見通しうる将来における、中共当局の本来的親日性の開示、と、公式の日支提携の実現、を期し、日本の再軍備/「独立」、を促すための対日軍事攻勢を、基本的に北朝鮮を使いつつ、時に応じて自らも直接間接、かけることとし、現在に至る。
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関連記事です。↓
「・・・天安門事件のときにみんなが本当に欲しかったものは、当時の想像をずっと上回るレベルで実現されてしまった。他にどこの国のどの政権が、たった25年間でこれだけの発展を導けると思う? だから、いまの中国では決して学生運動なんか起きない。・・・
中国における言論の自由や社会の自由度についても、往年に比べればずっと改善した・・・。・・・政府が国民の不満を解消するためにこうした変化に積極的な姿勢をとるようになったことが、天安門事件の最大の「功績」だ・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E6%B0%91%E4%B8%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E3%81%AB%E6%86%A7%E3%82%8C%E3%81%9F%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%8C%E3%80%8C%E5%A4%A9%E5%AE%89%E9%96%80%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%9E%9C%E3%81%A6%E3%81%AB%E5%BE%97%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE/ar-AACl9ue?li=BBfTvMA&ocid=spartanntp#page=2
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
なるほど、そういうことだったか。↓
「・・・イランは米国との緊張が高まり、軍事衝突のリスクさえ、ささやかれていた。イラン側には昨年来、安倍が訪問する可能性について打診が来ていた。・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45576100R00C19A6SHA000/
なんだ、かねてから予見してたのね。↓
「日産自動車の西川(さいかわ)広人社長兼CEO(最高経営責任者)が3日、筆頭株主の仏ルノーと欧米大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の経営統合が実現した場合、「ルノーとの関係を見直す必要がある」と踏み込んだ。・・・」
https://digital.asahi.com/articles/ASM636FQTM63ULFA02L.html?rm=601
「・・・日産幹部は、ルノー・FCAとの交渉を優位に進めるために技術力だけでは不十分なら、ルノーあるいはルノーとFCAの統合会社への出資率を高めることも検討する可能性があるとし、日産にはそのための財務面などの資源が十分あると主張した。
幹部によると、日産は1年あまり前、ゴーン会長(当時)の指示でFCAと統合した場合のメリットの初期調査を開始した。・・・」
https://blogos.com/article/381636/
そもそも、現代の纏足たるハイヒールなんざ、日本に広めた奴は誰だ?↓
Thousands back Japan high heels campaign・・・
https://www.bbc.com/news/world-asia-48504490
全く使ってないなあ。↓
「・・・欧米では湿布が効くというエビデンスはないことが知られており、ほとんど使われていない。日本では『膏薬』の歴史もあり、“効いた気がする”から人気があって整形外科を中心によく処方されています。薬局でもよく売れているようですが、最近になり厚労省も世界と足並みをそろえて一度に処方できる湿布の枚数に制限をつけました。いずれは保険適用から外れることになるのではないでしょうか・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/health/healthy-lifestyle/%E6%B9%BF%E5%B8%83%E8%96%AC%E3%82%92%E5%A4%9A%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%80%81%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%81%AE%E4%BA%BA%E3%81%8B%E3%82%89%E9%A9%9A%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%82%8B/ar-AACjGdp?li=BBfTjut&ocid=spartanntp
フムフム。↓
「文政権<は、>・・・南北問題に関心が薄い若者世代に日韓の歴史問題で日本への反感をあおり、同じ民族として苦難をともにした北朝鮮への親しみを増すように誘導している・・・」
https://special.sankei.com/f/international/article/20190603/0001.html
中身は大してなさそうな本の書評だが、見出しだけには全面的に賛成。↓
The Heartland review – fascinating study of schizophrenia・・・
https://www.theguardian.com/books/2019/jun/02/the-heartland-nathan-filer-review-schizophrenia
こういう、メキシコのだらしない姿勢がトランプを増長させるんだよ。↓
・・・The mass migration was underway when Mexico’s president, Mr. López Obrador, took office on Dec. 1. But as a populist and lifelong champion of the poor, he campaigned on a platform of protecting migrants’ human rights, vowing to reject what he called the heavy-handed, enforcement-first approach of his predecessors.・・・
At first, his administration opened its arms to migrants, broadcasting abundant work opportunities in Mexico and starting a program that gave expedited, yearlong humanitarian visas to just about everyone who applied. Officials also let the large and frequent migrant caravans entering from Central America to move relatively unimpeded across Mexican territory.
In the first four months of his administration, deportations fell 38 percent compared with the last four months of his predecessor’s term. But the permissiveness encouraged more migration from Central America, with many seeking to use Mexico as a thruway to the United States.
In late March, Mr. Trump threatened to close the border with Mexico to thwart migration. He also moved to cut off aid to the Central American countries sending most of the migrants to the United States.
Mexico appeared to respond quickly, with detentions and deportations jumping almost immediately.・・・
https://www.nytimes.com/2019/06/03/world/americas/mexico-migration-crackdown.html
過ちを改めるに憚ることなかれ。↓
「IEEE、ファーウェイの従業員への規制を解除・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0603/c95952-9584101.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
ちょっとショックだなあ。↓>
「中国製次世代フルデジタルPET-CT、日本に初進出・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0603/c95952-9584076.html
<広義の日中交流人士モノ。↓>
「第25回国際交流会議「アジアの未来」が東京で開催
http://j.people.com.cn/n3/2019/0601/c94476-9583601.html
「東京で中日両国の友誼深める在日華人バドミントン公式戦・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0603/c94475-9584059.html
<ここからは、サーチナより。
知らんかった。↓>
「日本で広がる地域の「子育てシェア」、中国での育児でも参考になるかもしれない・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1679343?page=1
<たまに繰り返される定番的話題。↓>
「日本の寝台列車は「なんて快適」、「これが日本と中国の違いだ」・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1679345?page=1
<これもだ。↓>
「これが日本のサービスエリアか・・・「わが国とは全く違う」・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1679351?page=1
<これもそう。↓>
「禁煙対策を進めながらも、既存の喫煙者への配慮も欠かさない・・・それが日本人だ・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1679360?page=1
<健全でんな。↓>
「・・・精日について中国国民はどう感じているのだろうか。記事に寄せられたコメントを見ると、大部分の中国人は「歴史は否定できないが、日本の良いところは認めて学ぶべき」と考えていることが分かる。また、精日の線引きがあいまいで困惑している人もいるようだ。中国人の多くは理性的だが、中国としては国内批判を避けるため、敏感にならざるを得ないようである。」
http://news.searchina.net/id/1679363?page=1
<だよー。↓>
「・・・中国メディアの捜狐・・・記事は、「清潔さ」を例に挙げて考察しつつも、日本人と中国人の違いは「1つのことを徹底して追求できるかどうか」であると指摘し、その違いが清潔さという目に見えるものとなって顕在化しているのではないかと考察している。」
http://news.searchina.net/id/1679374?page=1
<日本へ行けキャンペーンの一環。↓>
「富士山の麓にある小さな街、観光客を引き付ける最大の魅力は「信じられぬほどの清潔さ」だった!・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1679379?page=1
<日本車買え喜屋武bンペーンの一環。↓>
「中国ではEVだらけなのに、日本ではあまり見かけない? それは、もっと優れた技術・・・ハイブリッド車・・・を持っているからだ! ・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1679385?page=1
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<K.K>
ローカル(パソコン)側で、メールを大量に削除したり、移動させたりして、大きな変更を加えた場合、短時間でサーバ側とローカル側との同期がとれない為に、同じようなエラーが出る場合があります。
今回の太田さんの場合は、パソコンの電源を切っている間に、多くの受信メールがあって、何らかの要因で短時間で同期がとれなかったためにエラーが出たのかな~、というところです。
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<太田>
前回から何もしていない状況で、Echo-Dotに「アレクサ、チューナーつけて」、と呼びかけるとチューナーが付き、「アレクサ、チューナーけして」、と呼びかけると消えるようになりました。
これは、大いなる前進です。
しかし、「アレクサ、J COMつけて」で、TVとチューナーの同時オンはできるけれど、「アレクサ、J COMけして」の方は、「すみません、J COMが応答していません」と返ってきてしまう点は、変っていませんでした。
そこで、Alexaアプリを起動し、
https://support.livesmart.co.jp/hc/ja/articles/360024574872-%E6%93%8D%E4%BD%9C%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E7%AF%84%E5%9B%B2
を見ながら、J COMというルール名を維持したかったので、「開始フレーズを設定」で「アレクサ」の次に「J COM」と入力し、「アクションを追加」をタップし、「スマートホーム」をタップし、「デバイスをコントロール」を選択しました。
で、表示された「LSアプリに登録されているルール名やデバイス名」の中から、「J COM」を選択し、「対象のルールがオンになる、という条件であることを確認して「次へ」をタップ」し、「保存」を押しました。
しかし、結果は、「アレクサ、J COMつけて」で、TVとチューナーの同時オンはできるけれど、「アレクサ、J COMけして」の方は、「すみません、J COMが応答していません」と返ってきてしまう点は、依然、変っていませんでした。
後一歩だと思います。
どうしたらいいか、<LiveSmartさん、>教えてください。
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太田述正コラム#10596(2019.6.4)
<三谷太一郎『日本の近代とは何であったか』を読む(その40)>
→非公開