太田述正コラム#10827(2019.9.28)
<皆さんとディスカッション(続x4209)>
<太田>(昨夜)(ツイッターより)
漸く、昨日、本日、とAmazon Primeで映画を1本ずつ鑑賞できたけど、日・文カルト問題のせいでディスカッション書くのに時間がかかるのでギブアップ寸前。
植木バリカンが届いたので、明日は初期不良の有無を見るためにも植栽刈込作業をやらなきゃいけないので映画はお休み。
世界最多忙の70歳か?
<LpTqApZQ>
憲兵が士気の低下を理由に軽い軍紀違反の見逃しならともかく、重い軍紀違反を見逃す理由にはならないのでは?
こんな事が士気の低下で正当化されるのなら、軍紀とは何のためにあるものなの?
<太田>
戦時下の兵士って、いつ死んでもおかしくない環境に置かれていて、自分自身もいつでも故意の殺人を(命令を受け、或いは自己防御のために)行わなきゃならないんだぜ。
彼らの規律を維持する側だって同じことだ。
だから、平時とは犯罪の軽重の観念だって自ずから変わらざるをえないだろな。
そういうことを含め、高度の知性を持ち合わせている日本人達は、戦争が大嫌いだからこそ、戦後、自国を属国に貶めてまでして、米国を国ごと雇ってに戦争を請け負わせてるわけだよ。
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
日・文カルト問題。↓
<本人の表現を借りれば、「問題の本質が理解できていないのに、こういう<ことを>・・・言われてもねえ」だよ。日本政府は、韓国政府に対してこの判決によって日本の企業に実害が生じないようにしてくれ、と要求してるだけだってのに・・。↓>
「・・・どこの世界にこんな抗議をおとなしく受け容れる政府があるんですか、という話ですよ。内政干渉どころか、韓国の三権分立が脅かされたも同然の行為ではありませんか。・・・」
https://blogos.com/article/406974/
<「知日派」の首相までがこんなことを(たとえ「政治的」発言だとしても)言うんだから、上の韓国「庶民」をあんまり悪くは言えんが・・。↓>
「韓国首相「日本が経済報復撤回すればGSOMIAを再検討」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/27/2019092780231.html
<ま、日本の自民党首脳がこんなピンボケ発言をするくらいだから、冒頭の韓国「庶民」をあんまり悪くは言えんが・・。↓>
「二階俊博幹事長は・・・悪化している日韓関係について「円満な外交が展開できるように、韓国の努力も必要だが、まず日本が手を差し伸べるべきだ」と述べ、日本政府に関係改善への努力を求めた。」
https://news.livedoor.com/article/detail/17147721/
https://japanese.joins.com/article/051/258051.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp|main|breakingnews
<とにかく、日本には、朝鮮蔑視論者が多過ぎる。↓>
「韓日のメディア労組が共同宣言 「ナショナリズムを超え真実の報道で連携」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/27/2019092780231.html
<誤情報ばっかしなんだから、韓国一般庶民達がこういうバカげたことやるの当たり前だな。↓>
「日本ビールの韓国輸出、前月比92%急減…前年同月比34分の1・・・」
https://japanese.joins.com/article/048/258048.html?servcode=300§code=300&cloc=jp|main|breakingnews
<この韓国首相発言は当然。↓>
「放射能汚染で東京五輪ボイコット「検討してない」=韓国首相・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/28/2019092880002.html
<相手の外相に当事者能力ないからなあ。↓>
「日本「哨戒機事件再発ないよう韓国に要求」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/28/2019092880015.html
<言うべきことは言い続けねば。↓>
「日本「韓国民主党の放射能汚染地図公開、風評被害を助長」・・・」
https://japanese.joins.com/article/045/258045.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp|main|breakingnews
<随分踏み込んだもんだ。↓>
「独島有事に戦闘機出撃、日本が初めて示唆–防衛白書で自衛隊の動員に言及・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/28/2019092880014.html
<これはやむをえないね。↓>
「韓国外交部、独島領有権主張めぐり日本公使を呼んで抗議・・・」
https://japanese.joins.com/article/052/258052.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp|main|breakingnews
<アイゴー。↓>
「韓国企業の14%がゾンビ、家計債務は地方が特に危険・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/27/2019092780121.html
https://japanese.joins.com/article/035/258035.html?servcode=300§code=300&cloc=jp|main|breakingnews
「国内投資は減少、海外直接投資は過去最高–製造業で脱韓国が加速化・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/28/2019092880005.html
「「トランプは予測不可能、防衛費交渉は困難に…GSOMIA対立続けば損するのは韓国」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/28/2019092880008.html
「韓国国防当局者に会った米国…「米韓日協力が揺らいではいけない」・・・」
https://japanese.joins.com/article/054/258054.html?servcode=A00§code=A20&cloc=jp|main|breakingnews
「文大統領vs検察…戦線移動した韓国検察改革・・・」
https://japanese.joins.com/article/050/258050.html?servcode=200§code=200&cloc=jp|main|breakingnews
パチパチ。↓
「エレベーターで1階から95階まで42秒…時速75キロ、ギネス記録・・・日立・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190927-OYT1T50267/?from=yartcl_outbrain1
松岡と野村もピエロに過ぎなかったワケ。
何せ、杉山らもローズベルトもチャーチルも日米戦を欲していたんだからね。↓
「・・・滑り出しは上々だ。野村は、第一のハードルを乗り越えたと手応えを感じたのではないか。
だが、障害はむしろ東京にあった。外相の松岡洋右が、アメリカを刺激するような行動を起こしたのである--。」
https://special.sankei.com/f/society/article/20190928/0001.html
真偽は??↓
「・・・IT企業、テンセント(騰訊)創始者の馬化騰やレノボ(聯想集団)創始者の柳伝志が、・・・アリババ創始者で会長だった馬雲(ジャック・マー)・・・のあとを追うように次々とビジネスの現場から去ることがあきらかになった。こうした“早期退職”は決して早々とセカンドライフを楽しみたいから、といった理由からではなさそうだ。民営企業からカリスマ創始者たちを追い出し、政府官僚による直接支配が始まりつつある。中国民営企業の大手術が始まっているのだ。
だが、この大手術、失敗するのではないか。「中国経済のICU(集中治療室)入り」と言う人もいる。・・・」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57748?utm_source=editor&utm_medium=email&utm_campaign=weekendemail&utm_content=20190928
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<邦語媒体から。
日中交流人士モノ。↓>
「美少女中国人コスプレイヤー、日本アニメ愛を語る・・・」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57684?utm_source=editor&utm_medium=email&utm_campaign=weekendemail&utm_content=20190928
<人民網より。
同じく。↓>
「在日本中国大使館が「中華人民共和国建国70周年記念レセプション」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0927/c94474-9618791.html
<これもまあそんなもの。↓>
「パナソニック、来年の「第3回中国国際輸入博覧会」の「出展意向書」に調印・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0927/c94476-9618956.html
<ここからは、サーチナより。
日本に学べシリーズの一環。↓>
「・・・今日頭条・・・記事<は、>・・・中国の農村というと、衛生面や教育、経済、民度など多方面において都市部との差が大きい。若者が都市部に進学や出稼ぎで出て行ってしまうのも当然とさえ言える。そのためか記事は、日本の田舎から人口が流出していると聞くと、「田舎なので条件が悪いのだろう」と思うものだが、そうではないと紹介。「環境でも施設でも突出している」と日本の田舎を称賛した。
そのうえで記事は、日本の地方自治体による様々な政策について紹介。住宅を安く提供してくれるばかりか「無料で提供する」ところもあり、就学前の子育てに対する補助を出してくれたり、サテライトオフィスを開設したり、東京からの移住者には最大300万円補助するなど様々な取り組みが見られると伝えた。
しかしながら、なかなか効果が表れていないと記事は指摘。多くの農村で今でも過疎化が進んでいるのは、若者が「就業の機会」を探しに都会に出ていくことや、「高齢化社会」などに理由があると分析。地方の発展が中国よりも20年進んでいる日本は、「将来の中国の姿」でもあり、日本の例を参考にしながら農村部の発展計画を進めていくべきだと締めくくった。」
http://news.searchina.net/id/1682946?page=1
<これもそう。↓>
「中国メディア・東方網・・・記事は、近年ますます多くの中国人が日本旅行に出かける中で、多くの人が大声で騒がない、秩序を守るといった日本人の温和さに深い印象を覚えるとした。
そして、日本人の穏やかさが最もよく表れるのが電車の中であると紹介。日本の電車の車内は非常に静かであり、乗客がみんな静かに新聞や、本、スマートフォンを見ていて、たまに小さな声で会話をする人がいるくらいだと説明した。また、商店でも病院でもエスカレーターでも日本人は静かに列に並び、列に割り込むような光景も見られないとしている。
そのうえで「日本人は非常にモラルが高いという人が多いが、日本人のこのような行動はモラルの高さによるものではなく、特定の社会の雰囲気によって生じているものなのだ」と説明。日本人は小さいころから「公共の場で大声を出してはいけない」、「列に並ぶべき時には自覚的に並ばなければいけない」といった教育を施されており、それが社会の雰囲気、社会環境として形成されているのだとの見解を示した。
記事は最後に、中国も日本同様に「社会が発展すれば、徐々に礼儀正しくかつ穏やかになっていくはずだ」とした。」
http://news.searchina.net/id/1682961?page=1
<定番。↓>
「ベトナムの二輪車市場で「日本メーカーが圧倒的支持を得た理由」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1682962?page=1
<同じく。↓>
「経済が停滞している日本に英独仏が追いつけない理由はなんだ?・・・」
http://news.searchina.net/id/1682965?page=1
<まあ、これくらいの自慢は許す。↓>
「・・・今日頭条・・・記事<は、>・・・近年の中国は目覚しい経済発展を遂げ、国内総生産ではすでに日本を大きく上回る規模となっている。記事は、日本人でさえ中国の発展ぶりは無視できなくなっており、多くの日本人は「日本はもう中国に大きく引き離されてしまった」と認識していると論じた。
続けて、中国全土に張り巡らされた営業距離が約3万kmにも達する中国高速鉄道や、貴州省に建設された直径500メートルもある電波望遠鏡といった成果のほか、中国人の生活水準の向上や消費能力の高さを挙げ、こうした成果を見た日本人は「中国はもはや開発途上国ではない」と認識するようになったと指摘した。
一方で記事は、驚くべきは中国は建国から70年しか経過しておらず、しかも経済成長は「改革開放」以降のわずか40年間の成果であると誇らしげに伝え、中国は定義上で言えばまだ開発途上国だが、経済は今もすさまじい勢いで成長しているゆえ、今後も自分達のペースで発展を続けていけば良いと強調した。」
http://news.searchina.net/id/1682950?page=1
<プッ、確かにそうだったな。↓>
「中国は建国70周年、日本は「建国から2679年」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1682954?page=1
<ムム。目の付け所が・・。↓>
「中国メディア・東方網・・・記事は、日本のドラマなどではしばしば日本人が跪いて床を拭き掃除するシーンを見かけると紹介。特に小学生が学校で教室の床をぞうきんがけする様子が印象的だが「これは果たして文化なのか、懲罰なのか」と疑問を提起した。
そのうえで「実はこれは日本の文化なのである」とし、普段から床の上に座る文化を持つ日本人にとっては跪いて床掃除をすることに抵抗がないうえ、よりきれいに、より速く掃除ができると考えているのだと説明。また、ぞうきんがけは手足の能力を鍛えるうえでも有効であるとされているため、子どもの教育現場でも採用されているのだと伝えた。
また、日本では幼稚園に入ると自分で掃除をすることを少しずつ求められるようになると紹介。そして、小学生になると各自がぞうきんを準備して机や床を毎日当番制で拭き掃除するようになるのだとしている。
記事は、今やハイテクな掃除の設備が充実している世の中にありながら、日本人はなおも自ら跪いて床を拭き掃除する習慣を残しているとした。そして「彼らにとって、ぞうきんがけは精神修行の1つでもあるのだ。われわれが見るとこのような掃除の仕方は懲罰のように思えるが、これは確かに日本独自の教育文化なのである」と評した。」
http://news.searchina.net/id/1682960?page=1
<同じく。↓>
「これが日本の新幹線か・・・プレミアムシートに乗った中国人の感想は・・・細かい配慮があって、サービスが優れていた・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1682963?page=1
<これもまたそう。↓>
「・・・今日頭条・・・記事<は、>・・・日本のリサイクル率は世界的に見ても非常に高い。記事は、ペットボトルの回収が84.8&で世界一であると紹介。これは2017年のデータだが、欧州では41.8%、米国は20.9%に過ぎないことを考えると、かなりの高水準であることが分かる。記事の筆者は、これは日本の環境保護意識の高さゆえだと指摘。小さな国である日本では自然が少ないという危機意識から、早くから環境保護が意識されるようになったとしている。
しかし、リサイクル率が高くてもごみの排出量が多ければどう処理するかが問題になってくる。記事は、中国が2017年から固形廃棄物の輸入を全面禁止したことに言及。これまで廃プラスチックや古紙など、再生利用できる廃棄物のかなりの部分を中国に輸出してきた日本では、この問題は深刻だ。
記事は、これに対する日本の対策は、主に「プラスチックの生産を抑える」ことと「代替材料の研究開発」の2つだと紹介。ストローなどの使い捨てプラスチックの使用を減らし、自然に分解されやすい材料を取り入れるなどの取り組みが進められていると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1682964?page=1
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一人題名のない音楽会です。
菅野よう子(コラム#10821、10823)の小特集を組んでみました。
かなり広範囲に視聴してみたのですが、取敢えず、やっとこさで下掲が「残り」ました。
それにしちゃ多いんでねーのって?
(そうそう、『』で、特に断っていないものは、アニメです。)
なお、歌のタイトル/歌詞が英語ばかりってのがどうしても気になっちゃいました。
Rise 『攻殻機動隊』より 作詞:Tim Jensen / Origa 歌唱:Origa
https://www.youtube.com/watch?v=sdXYhr_qW7k
Inner universe 『攻殻機動隊』より 作詞:? 歌唱:Origa サウンド:Ben Del Maestro
https://www.youtube.com/watch?v=xIP41E4B-bI
Tank! 『カウボーイビバップ』より 作詞:? 歌唱:シートベルツ
https://www.youtube.com/watch?v=CS3JjUccL_c
Piano Black 『カウボーイビバップ』より
https://www.youtube.com/watch?v=-3IVh3pJe3Y
Waltz for Zizi 『カウボーイビバップ』より
https://www.youtube.com/watch?v=lhK5t62Raxo
Main Theme 『NHK スペシャル 中国』より
https://www.youtube.com/watch?v=BMn_yEOqg_4
Gravity 『Wolf’s Rain』より 作詞:troy 歌唱:坂本真綾
https://www.youtube.com/watch?v=OOE8tqxU1xs
piano cover
https://www.youtube.com/watch?v=6RLgoQ0Pk7o
The Cloudy Road 『信長の野望 Chronicles of Heaven』(注)より
https://www.youtube.com/watch?v=R8VjcU9kswo
(注)「信長の野望・天道, lit. Nobunaga’s Ambition: Roads of the Heavens」
https://en.wikipedia.org/wiki/Nobunaga%27s_Ambition
のことか。
Dance of Curse 『天空のエスカフローネ』より 合唱:?
https://www.youtube.com/watch?v=O_49H_N43jQ
Because 映画『Surely Someday』のエンディング曲 作詞:? 歌唱:手嶌葵
https://www.youtube.com/watch?v=bV0D38nFUhU
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太田述正コラム#10828(2019.9.28)
<サンソム『西欧世界と日本』を読む(その30)>
→非公開