太田述正コラム#10964(2019.12.5)
<皆さんとディスカッション(続x4277)>
<太田>(ツイッターより)
故中村哲医師を悼む世界中の声。
https://www.bbc.com/news/world-asia-50654985
タリバンも殺害関与を公式否定。
https://mainichi.jp/articles/20191204/k00/00m/030/144000c
全外国人殺害方針
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E6%8B%89%E8%87%B4%E4%BA%8B%E4%BB%B6
を変更したようだ。
現在の日本では絶滅危惧種であるアジア主義者の一人と拝察。
火野葦平が伯父とは。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E5%93%B2_(%E5%8C%BB%E5%B8%AB)
ご冥福を祈る。
<文十郎>(フェイスブックより)
≫03年の時に日本の学力が落ちたのはゆとり教育のせいかもと言われたけど、今回、落ちた原因は、ひょっとして、少子化傾向がIQの高い家庭でより強く、その結果、日本人の青少年の平均IQが低くなり始めたためかもね。≪(コラム#10962。太田)
これではまるでこの映画そのものです。↓
「・・・『26世紀青年』
原題:Idiocracy
2006年 アメリカ
監督:マイク・ジャッジ
出演:ルーク・ウィルソン、マーヤ・ルドルフ、ダックス・シェパード、テリー・クルーズ、アンソニー・“シトリック”・カンポス、ジャスティン・ロング、アール・マン
おススメ度★★★☆☆(3/5)
「26世紀、人類はみんなバカになっていた。」という設定のブラックコメディ。愚かな人間や現代社会に対する風刺が強烈に効いている。笑えるだけでなく、妙に納得できる未来描写や、最後はちょっと感動もありの傑作。トランプが大統領に就任した時、この映画が話題になったとか。なるほど。・・・」
https://cinema.kamuin.com/entry/26Idiocracy?fbclid=IwAR0J62dk1TLYJhZcuJDDhMXqrnT2oeFApIC0QgtV3maYgt2St_2KSdzsN6Q
<太田>
調査対象地域が「先進」地域に偏っているようですし、過去からの推移も不明ですが、トップを競う高知能諸国とされてきたところの、日中韓の中で、日韓両国の青少年とは違って、中共の青少年は学業的成績が絶好調のようで。↓
「・・・中国大陸部では北京、上海、江蘇、浙江の4省・市の学生代表が調査に参加した。調査結果によると、読解力、数学、科学の3科目全てのテストにおいて、・・・トップは中国大陸部の学生で、以下、シンガポール、澳門(マカオ)地区、香港地区と続いた。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/1204/c94475-9637954.html
中共の少子化は韓国や日本に比べるとまだまだのよう・・但し、データに疑問を呈するむきもある・・
https://globe.asahi.com/article/12150825
なので、初等中等教育の充実化が少子化の効果を上回っている、ということなのかもしれませんね。
<zkNqceYQ>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
「Alphabetのラリー・ペイジCEO退任。GoogleピチャイCEOが兼任へ・・・」
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1222289.html
GoogleもMicrosoftもインド系がトップに。
単に頭がいいだけではなくて政治力もあるんだねえ。
⇒同じスタンフォード大でも、ラリー・ページはPh.Dで、共同創業者で会長だったセルゲイ・ブリンはPh.D課程中退で、そして、彼らに代ったサンダー・ピチャイが修士(でペンシルバニア大MBA)である、というのが面白い。
頭が良過ぎると平常運転の経営なんて、知的刺激に乏しくって面白くもなんともないってことなのかも
https://slate.com/technology/2019/12/googles-sergey-brin-and-larry-page-step-down-as-leaders-of-alphabet.html
https://www.bbc.com/news/technology-50656803
ね。
マイクロソフトの方も、(先々代のCEOでかつ創業者の一人だったビル・ゲーツはハーヴァード大中退だったところ早く経営から手を引いちゃったんで、やはり同じことが言えそうだが、)サティア・ナデラはウィスコンシン大修士でシカゴ大MBAだから、米国じゃあ、結構、MBAがまだまだ幅を利かせてる形だな。
なお、ピチャイもナデラも奥さんがインド人ってのも色んなことを考えさせられる。
(事実関係は下掲によった。↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%82%B8
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%B3
https://en.wikipedia.org/wiki/Sundar_Pichai
https://en.wikipedia.org/wiki/Satya_Nadella )(太田)
<太田>
日・文教祖問題。
<小文教祖、めげるなー。↓>
「徴用被害者への寄付金支給案「解決にならず」 韓国など各国市民団体が宣言文・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/04/2019120480189.html
<そういう問題じゃないんだが・・。↓>
「「強制徴用、超党派的な民間賢人会議で解決法を探ろう」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260221
<それが何か?↓>
「「スキャンダルで退いた日本法相の名前は知らずチョ・グク長官は記憶」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260229
<健闘を祈る。↓>
「水曜集会のそばで「少女像撤去」集会開いた反日種族主義の著者・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260222
<そりゃご丁寧なことで。↓>
「日本外相、康京和長官を「お飾り」と侮辱発言報道に「そのような事実はない」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260211
<韓国民達に誤った認識を与えかねないという点で、むしろアイゴーなんだが・・。↓>
「韓日間冷気流にもK-POPブーム…名古屋ドームで4万人が歓呼・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260226?sectcode=A10&servcode=A00&cloc=jp|main|
<アイゴー。↓>
「崩壊した階層移動のはしご…階層停滞の割合が増加–韓国経済連合会「階層間の移動がどんどん困難に」–「階層の上昇移動で最も重要なのは正社員勤務」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/04/2019120480231.html
「韓国で業況改善予想される業種ゼロ=ナイス信用評価・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/05/2019120580002.html
「【社説】デフレの入口で冷たく冷めていく韓国経済・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/260220
「政府は否定するが、あちこちで経済危機の兆候=韓国・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/259266
「市場の復讐…「韓国経済にはもう食えるものがない」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/259530
「毎年伸びた新生児の期待寿命が初めて止まった・・・」
http://www.donga.com/jp/home/article/all/20191205/1919486/1/%E6%AF%8E%E5%B9%B4%E4%BC%B8%E3%81%B3%E3%81%9F%E6%96%B0%E7%94%9F%E5%85%90%E3%81%AE%E6%9C%9F%E5%BE%85%E5%AF%BF%E5%91%BD%E3%81%8C%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E6%AD%A2%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%9F
「他国」であるロシアのためにあれほど尽くしたスターリンのことは、確かに分かりにくいわ。↓
Interview–Nino Haratischvili: ‘I never understood how Georgians could be proud of Stalin’ ・・・
https://www.theguardian.com/books/2019/nov/21/nino-haratischvili-georgians-proud-of-stalin-the-eighth-life
そのロシア政府、またも、他国・・今度はドイツ・・でロシアから逃亡していたイスラム・「テロ犯」を殺害したらしい、というので、ドイツ政府は、ロシア外交官2人を国外追放した。
(もっとも、それ、米国だって、オバマはパキスタンで、トランプはシリアで、やったことだけどな。)↓
Germany Expels 2 Russian Diplomats Over Killing of Georgian Man in Berlin・・・
https://time.com/5743991/germany-expels-russian-diplomats/
てやんでえ。↓
ENGLISH IS THE most widely spoken language in the world. And of the roughly 1.5bn speakers globally, the vast majority speak it as a second language.・・・
English skills are highly correlated with connections and openness to the rest of the world.
https://www.economist.com/graphic-detail/2019/12/04/where-are-the-worlds-best-english-speakers?cid1=cust/dailypicks1/n/bl/n/2019124n/owned/n/n/dailypicks1/n/n/ap/354622/n
そだそだー。↓
「中国猛反発「バカな法案」「米は先住民殺戮」 ウイグル人権法案・・・」
https://www.sankei.com/world/news/191204/wor1912040028-n1.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<お褒め戴き・・。↓>
「日本の石油備蓄量は世界有数らしい「極めて正常なことだと思う」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1684930?page=1
<定番。↓>
「否定しようがない「日系車の質の高さ・・・」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1684932?page=1
<同じく。↓>
「中国人が日本で目にした「日常の風景」における日中の違いとは・・・」
http://news.searchina.net/id/1684934?page=1
<これもそう。↓>
「我が国では不可能なのに! なぜ日本では水道水を美味しく飲めるのか・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1684943?page=1
<これもまたそう。↓>
「なぜ日本人の脂肪率はこんなに低く、平均寿命は長いのか・・・中国メディア健康扛把子・・・」
http://news.searchina.net/id/1684945?page=1
<テーマは定番だが詳しい。↓>
「・・・今日頭条は・・・「日本の家族経営の企業が衰えない5つの法則」を分析する記事を掲載した。
記事はまず、「日本人には商才がある」と紹介。日本人からすれば、中国人こそ商才があると思いがちだが、当の中国人は「日本には長寿企業が数多く存在するため、日本人は商才がある」と思うらしく、「日本人は会社を興すと大きく成長させ、長く続けられる」とビジネスの才能を称賛している。ではなぜ日本の家族経営の企業は「衰えない」のだろうか。記事は、三和酒造の例から5つの理由を分析している。
三和酒造は、4社の酒造場が共同で立ち上げた会社で、今では焼酎「いいちこ」でよく知られる大企業となっている。この成功の秘訣について記事は、それぞれの酒造を代表する4社が「株式所有比率を4分の1ずつにする」こと、「4社からそれぞれ1人ずつ代表取締役を出し、社長は交代制」にすること、「決定はすべて役員全員一致で可決してから社長が実行する」などのルールを決めたことにあるとしている。
記事は特に、4つの家族企業が統合しただけにこの企業には「社員は家族」という意識が強いと称賛。社長は毎月会社の状況を報告するが、それには社員の結婚や出産、誕生日、訃報なども含まれていて、産休ももらえる環境で安心して働くことができ、離職者も少ないと紹介した。
これは中国企業にはないことで、記事でも「中国の経営者は口先では社員は家族と言うが、実際には社員の福祉など考えていない」と主張している。」
http://news.searchina.net/id/1684946?page=1
<表現はともかく、そんなところかな。↓>
「・・・今日頭条・・・記事は・・・日本の弁当の最大の特徴は「用意したおかずを最後にきれいに並べる儀式」があるからだという。栄養バランスや高さ、彩りを考えたおかずを用意し、中国の弁当のようにただ詰めるのではなく「きれいに並べる」そのひと手間が「高級感」を出しているということのようだ。」
http://news.searchina.net/id/1684935?page=1
<当たり前。↓>
「今日頭条・・・記事は・・・日本でももちろん本人の努力や能力によって収入は変わってくると指摘する一方、「日本では学歴が持つ力は現在も非常に大きい」と主張した。」
http://news.searchina.net/id/1684938?page=1
<お馴染みの球技スポーツぼやきだよー。↓>
「日本の男子バスケを本当に見くびってはいけない、日本にはもう1人「八村」がいる・・・」
http://news.searchina.net/id/1684948?page=1
<同じく。↓>
「中国卓球界のボス、ついに「日本の脅威が迫っている」と認めた・・・」
http://news.searchina.net/id/1684953?page=1
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太田述正コラム#10965(2019.12.5)
<関岡英之『帝国陸軍–知られざる地政学戦略–見果てぬ「防共回廊」』を読む(その41)>
→非公開