太田述正コラム#1305(2006.6.19)
<コラム有料講読のお願い>
(既に有料講読を申し込まれた方がおられるので、7月以降もコラムの執筆・送付を続けることになりました。有料講読を申し込まれる際には、みずほ・三菱東京UFJ・三井住友の三行のうちのどの銀行口座を選ばれるのかお教え下さい。当方からは、振り込み名義人の姓名又は会社名の前に入れていただく番号をお伝えします。)
昔、朝日新聞を読んでいた頃は、同じ人が天声人語を毎日書いていることに驚嘆したものです。
しかし、2001年11月24日に太田述正コラムを始めてからしばらく経つと、いつしか一日1篇ペースでコラムを執筆し発表するようになりました。何だ大したことないじゃないか、と拍子抜けしたものです。
一日2篇ペースでコラムを書き始めたのは、コラム#832(2005.8.23)あたりからです。
最初は、必ず2篇というわけにはいかなかったけれど、次第に慣れて、最近では、完全に一日2篇ペースになっていることはご承知のとおりです。
私はコラムの材料集めと執筆のために起きている時間の全てを割いているわけではないので、このところ、毎日1篇ペースの頃に比べてかなりきつい毎日を送ってきたことは事実です。
この間、コラム一つ一つのクオリティがそれほど下がったとは思わないのですが、率直に申し上げて、コラムに係る作業が余り楽しくなくなりつつあった感は否めません。
遅々たる増加ペースであったとはいえ、コラムの購読者数や、私のホームページと(読者の島田さんのご厚意で昨年発足した)太田ブログへのアクセス数が増え続けてきたことだけが私を支えていたと言ってもいいでしょう。
ところが、今年5月の連休に入った頃から、長期停滞基調に入ってしまいました。
私のコラム、ひいては私の主張の普及が頭打ちになったとすれば、当面、コラム執筆ペースを若干落とすとともに、コラム執筆のインセンティブを別のものに求める必要があります。コラムの執筆と(コラムの全文掲載は半年遅れになるにせよ)私自身と私の主張を紹介する場としてのホームページの維持のために必要な経費の確保です。
半年25万円、年間50万円の収入確保をさしあたりの目標とするのは、(インターネットをコラムの材料集めのために駆使しているところ、)インターネット・プロバイダーに支払う経費とホームページを維持するためにホスティング会社に支払う経費に見合う分が半分で、残りの半分でこれまで全くと言ってよいほどやっていない取材や書籍購入を、コラムの内容を更に充実させるために行いたいからです。(税金や例の裁判のことは捨象しています。)
こういうわけで、コラムの有料講読をお願いした次第です。
年間50万円の収入の確保は容易ではない、と覚悟しています。
11月までにこのさしあたりの目標を達成できるかどうかは、皆さんのお気持ちにかかっています。
ご自分自身と私と、そして日本のため、何とかご協力いただけないものでしょうか。
半年5,000円、年間10,000円は決して安くないことは重々承知しています。しかし、私から申し上げるべきことではありませんが、例えば、お知り合いを誘って事実上共同講読の形にすれば、一人当たりの負担分は減りますよね。
どうかよろしくお願いします。