太田述正コラム#12073(2021.6.11)
<皆さんとディスカッション(続x4831)>

<太田>

 コロナウィルス「問題」。↓

 <ふー。↓>
 「・・・死者は70人増えて計1万3925人となった。・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL250V00V21C20A1000000/
 <英国のワクチンの話に宗主国が顔を出しとは。↓>
 「台湾・蔡総統から・・・前首相の安倍晋三・・・の電話「何とか届けてもらえないでしょうか」・・・ワクチン・・・
 蔡に加えて、外交部長(外相)の呉●燮(ウージャオシエ)、東京にある台北駐日経済文化代表処代表(駐日大使に相当)の謝長廷ら幹部が総出で、日本政界の親台湾派議員に働きかけを強めた・・・
 5月24日、安倍政権で首相補佐官などを務め、副総理兼財務相の麻生太郎に近い自民党衆院議員、薗浦健太郎は、謝長廷の代表公邸に招かれ、米駐日臨時代理大使のジョセフ・ヤングと会食した。台湾にアストラゼネカ製ワクチンを供与する案を説明した薗浦に、ヤングは満足げに深くうなずいた。中国へのけん制を強める米国のバイデン政権にとってワクチンの「日台協力」は歓迎すべき動きだった。・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210611-OYT1T50002/

 それでは、その他の記事の紹介です。

 結果オーライになるわさ。↓

 Anatomy of Japan’s joyless Olympics: A hyper-cautious bureaucracy and slow vaccine rollout・・・
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/japan-olympics-pandemic-vaccines/2021/06/10/97bdbbda-c84f-11eb-8708-64991f2acf28_story.html

 少子化に伴う受験生のレベル低下も追い風に?↓

 「50才で東大に合格した2児の母が明かす受験勉強のコツ「過去問を徹底的に」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/personalfinance/50%e6%89%8d%e3%81%a7%e6%9d%b1%e5%a4%a7%e3%81%ab%e5%90%88%e6%a0%bc%e3%81%97%e3%81%9f2%e5%85%90%e3%81%ae%e6%af%8d%e3%81%8c%e6%98%8e%e3%81%8b%e3%81%99%e5%8f%97%e9%a8%93%e5%8b%89%e5%bc%b7%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%84-%e9%81%8e%e5%8e%bb%e5%95%8f%e3%82%92%e5%be%b9%e5%ba%95%e7%9a%84%e3%81%ab/ar-AAKVjye?ocid=UE03DHP

 そりゃそうかもしれんが、一応長寿度を競っている香港は調べたかい?↓

 「「家は狭く、通勤地獄、休日少ない」それでも日本が世界一の長寿国になった本当の理由 ヒントは「腹八分目」にある・・・」
https://president.jp/articles/-/46673?cx_referrertype=mail&utm_source=presidentnews&utm_medium=email&utm_campaign=dailymail

 さあてね。↓

 「・・・当時の記述を詳細にみると「(天皇は)皇太子および大臣(蘇我馬子)に仏教を興隆せよと詔(みことのり)した」、「皇太子は天皇に申し上げて大楯と靫(ゆぎ)(矢を入れる道具)を作らせた」などとある。これは儀式用とみられるものだ。
 吉村名誉教授は「やはり主体は推古天皇で、太子として蘇我馬子とともに天皇の補佐をして共同政治を行ったのであって、天皇に代わって政治を行ったわけではなかった。ただし、遣隋使など外交面では大いに関わったと思う」という。・・・」
https://www.sankei.com/article/20210610-RMQLT5LARBPONL4UEKQ2BHIQCU/

 日・文カルト問題。↓

 <むしろ、このところ、ゼロの日が全然ない方が不思議になってきた。↓>
 「・・・ 死者は前日から2人増えて計1981人となった。・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210611001200882?section=society-culture/index
 <そりゃそうでしょ。↓>
 「文大統領、東京五輪には行かないもよう…「長官または実務者出席検討」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/279541
 <そもそも、大統領任期を終えてから教祖を守るために作った公捜処がちゃんと仕事をしてるってわけだ。↓>
 「韓国大統領選候補支持率1位の尹錫悦前検察総長、捜査に着手した公捜処・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/279544
 <IOCが正しい。↓>
 「東京五輪のホームページに独島表記…IOC「政治宣伝ではない」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/279540
 <↑の参考。↓>
 Ukraine has been told to remove a “political slogan” from its Euro 2020 jersey by Uefa after Russia protested.
 The shirt, containing a map showing Russian-annexed Crimea as part of Ukraine also included the phrase “Glory to the heroes”.
 European football’s governing body had previously approved the kit.
 However, they now say the combination of the map and wording inside the shirt clearly has “historic and militaristic significance”.・・・
https://www.bbc.com/sport/football/57424139
 <日本の主要紙は、少なくとも、この記事を引用するなり批判するなりすべきだ。東南アジア駐在の記者達もまた、全然仕事してないねえ。おっと、とっくの昔に、記者全体が脳死してんだった。↓>
 「ミャンマー、結局内戦化か…市民軍に包囲された軍警80人死亡・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/279552
 <日韓交流人士モノだが、それにしても、なんで、日本が派遣したの、男ばっかしなのよ。↓>
 「韓国慶尚北道、日本公務員を招待して観光体験会・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/279555

 <頑張れ、金坊や。↓>
 Kim Jong-un Calls K-Pop a ‘Vicious Cancer’ in the New Culture War–South Korean music, movies and dramas are winning the hearts of young North Koreans. Their influence is seen as a threat to Mr. Kim’s grip on society.・・・
https://www.nytimes.com/2021/06/10/world/asia/kim-jong-un-k-pop.html
 <坊やがやせた原因が(ダイエットとビョーキの)どっちなのか、それが問題だとさ。↓>
 Kim Jong Un appears to have lost some weight — and that could have geopolitical consequences・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2021/06/10/north-korea-kim-jong-un-weight/

 ペルー、票が拮抗し過ぎだわ。
 二人が手を握る必要があるのでは?↓

 Leftist teacher inches toward victory in disputed Peru vote・・・the tiny difference between the two polarizing populist candidates narrowed.・・・
https://www.washingtonpost.com/world/leftist-teacher-inches-toward-victory-in-disputed-peru-vote/2021/06/10/ce78caae-ca3c-11eb-8708-64991f2acf28_story.html

 これは、えーんでないの?

 Scholars at Oxford University Refuse to Teach Under Statue of Colonialist–A statue of British imperialist Cecil Rhodes at Oxford University has drawn criticism for decades. Now some academics said they would refuse to teach at the college where the statue sits.・・・
https://www.nytimes.com/2021/06/10/world/europe/cecil-rhodes-statue-oxford.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 日中交流人士モノ。↓>
 「外交部、日本側実施の中国人「インフルエンサー」訪日事業についてコメント・・・
 中日は互いに重要な隣国であり、両国間の人的往来は非常に緊密だ。中日国交正常化以降の半世紀近くの間、両国政府が支持・推進した人的交流は枚挙にいとまがなく、両国関係の発展に積極的な貢献を果たしてきた。双方は今年、5年間で両国の青少年3万人の相互訪問という交流計画も定めた。両国政府の支持する青少年学生の双方向の学習旅行活動も計画準備中であり、新型コロナ収束後、続々と実施される予定となっている。我々は中日間の持続的で健全かつ安定した人的交流を通じて、理解の増進、信頼の構築、友情の深化という目標が達成されることを希望する。」
http://j.people.com.cn/n3/2021/0610/c94474-9859842.html
 <ここからは、サーチナより。
 新しいと言えそう。↓>
 「 現在、中国の検索サイトのトップページのアニメマンガ専門ページで、最も人気を集めている話題はアニメ「ワンピース」だ。ちなみに、1位はワンピース、2位はウルトラマン、3位はナルトと1位から3位まですべて日本の作品が占めている。・・・
 中国メディア網易が、特に「ナルト」と「ワンピース」に共通する人気の秘密を分析した。
 まず、これらのアニメの人気に秘密は、「戦闘シーン」。どちらのアニメの戦闘シーンも動きが素晴らしく、視聴者はくぎ付けになり、入り込んでしまう。まずは、躍動感のある作画が人気のヒミツ。
 さらに別の魅力は「メッセージ性」。どちらのアニメにも、「仲間」、「成長」、「夢や目標」といったことがテーマとなっている。若者たちはこうしたメッセージに心を惹かれ、主人公たちに自分を投影しているのだろう。」
http://news.searchina.net/id/1699829?page=1
 <同じく。↓>
 「中国のポータルサイト・百度に・・・日本には各地で1年間に30万件もの「祭り」が行われているとする記事が掲載された。・・・
 記事は日本の「祭り」について、古代の宗教儀式が起源となっており、時代が下るにつれて徐々に儀式が世俗化していき、やがて大衆的なイベントへと変化していったとした。そして現在では、伝統的な意味合いを持つ祭りが残されている一方で、観光客を呼び込むため、外部の人に現地の文化を知ってもらうために企画、実施する新たな形態の祭りも続々と誕生しているのだと紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1699830?page=1
 <これもそう。↓>
 「わが国は企業の市場価値で日本を圧倒しても、製造業の実力では勝てていない!・・・中国のポータルサイト・騰訊網・・・」
http://news.searchina.net/id/1699835?page=1
 <これもまたそう。↓>
 「・・・中国メディアの快資訊・・・記事の中国人筆者は「頭の中に防災の意識がまるでなかった」というが、日本の防災グッズを知る機会があり、「別世界への扉が開いた」と感動を伝えている。日本人が用意している防災グッズについて、記事は「身を守るもの」と、「避難先で使うもの」の2種類に大別できると紹介した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1699840?page=1
 <これもまたまたそう。↓>
 「日本企業が中国にオープンしたスーパーが「違いすぎた」・・・
 中国の動画サイト・西瓜視頻<が>・・・動画で紹介しているのは、・・・「清掃員が常にどこかで清掃していたこと」と、出入り口に案内係が2人ずつ配置され、「客を丁寧に案内していたこと」、さらに売り場の従業員の仕事ぶりが「とても細かく、辛抱強いこと」に感心したと伝えている。本人が想像していた「跪式服務」とは違ったようだが、「コストを度外視したサービス」と称賛している。」
http://news.searchina.net/id/1699848?page=1
 <これもまたx3そう。↓>
 「・・・中国メディアの快資訊は・・・現在の日本が「日本」という国号を名乗れるのは、「則天武后がいたからこそ」とする記事を掲載した。・・・
 記事によると、・・・「倭」の意味を理解した日本は、国内で使われていた「日本」に国号を変えるため、何度も遣唐使を派遣したが受け入れられることはなかったそうだ。「日本」は、中国よりも先に日が昇る、という意味にとらえることができるため、中国が認めなかったのは当然だとしている。
 この国号をようやく認めたのは、中国史上唯一の女帝・則天武后だった。日本が遣唐使の差し出した文書で「日本」を自称したのに、則天武后が拒絶しなかったため、正式に「日本」と名乗れるようになったようだ。しかしその際、則天武后は深酒していたとも言われており、「史記正義」に記録されているような、「則天武后が倭の国を日本に改めた」というほど積極的なものではなく、「認めた」に過ぎないと伝えている。
 最後に記事の中国人筆者は、「日本は則天武后に感謝すべき」と締めくくっている。」
http://news.searchina.net/id/1699851?page=1
 <新しい話も含まれている。↓>
 「日本人は本当に「隅々まで配慮している」、中国人が実感した理由・・・海抜表示板・・・マナーについて注意する広告・・・自動販売機の紙幣投入口にカバーがしてある・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1699843?page=1
 <大昔の記事の使い回しのような・・。↓>
 「ベトナムの農機販売店を訪問、分かったのは「日本製に対する支持」だった・・・中国の動画サイト・西瓜視頻・・・」
http://news.searchina.net/id/1699834?page=1
 <当たり前。↓>
 「中国の1人あたりGDP「日韓に比べると、こんなにも・・・」・・・中国メディアの百家号・・・」
http://news.searchina.net/id/1699841?page=1
 <概ね定番。↓>
 「・・・中国メディアの快資訊はこのほど、「中国人はなぜ日本の文房具を愛してやまないのか」と問いかけ、この理由について分析する記事を掲載した。「使い勝手の良さ」が一番の要因だとしている。・・・
 <その上で、>中国では「大事を成し遂げる人間は細かいことにこだわらない」とよく言うが、この考え方は正しくないとの見方を示し、やはり「小事が大事」であり、大事の背後には無数の細かなことが存在しているものだと感想を述べている。」
http://news.searchina.net/id/1699844?page=1
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<太田>

 スマート・シーリングライトについては、その後も、時々、Alexaが、「シーリングライトというデバイスを見つけられません」めいた返事を寄こしたり、「シーリングライトですね?」と聞いてきたり・・分かってんなら聞き返すな!・・して、苦労が続いているが、今朝、リビングで、TECKINスマートプラグに関し、「アレクサ、二番目プラグ、オン」と、Alexaに呼びかけたところ、何度やっても、「二番目プラグというデバイスを見つけられません」めいた返事。
 やむなく、Alexaアプリで、「二番目プラグ」を削除し、同じTECKIN製だが別のスマートプラグで再設定を試みたが、うまくいかず、諦めて、このプラグを直接操作できるアプリ(Smart Life)上でのオン・オフでもって当座は凌ぎ、セールをしている時にでも、Amazon純正のスマートプラグを買って、それでもって置き換えることに一旦はした。
 でも、その後、TECKINスマートプラグのあるユーザーの悪戦苦闘設定体験ブログを見つけ、それを参考にして、ダメ元でもう一度チャレンジしてみた。↓

 「まず取説のQRコードから専用アプリをスマホに入れる。 その名も「Smart Life」。」
https://blog.oisiso.com/2019/12/teckin_alexa_wifi.html

 (私自身も、今朝までそう思い込んでいたのだが、)これ↑、間違い。「専用アプリ」じゃあないで。↓

 「専用アプリがあるスマートプラグでも、Smart Lifeが使えます。Smart Lifeはユニバーサルなアプリであり、さまざまなスマートプラグに対応しているからです。」
https://www.lifehacker.jp/2020/09/how-to-set-up-smart-plug.html

 「Smart Lifeはまずスマホにインストールしたら今度はAlexaアプリ内にもインストールする必要がある。 そして両アプリを紐づける。」
https://blog.oisiso.com/2019/12/teckin_alexa_wifi.html 前掲

 ↑こんなことをしなくても、TECKINスマートプラグに関して、前回も、前々回も、Alexaからの音声指示の設定が一応はできたんだけど・・。
 でも、とにかく、やっておいた。
 (ちなみに、前々回も、ピアノ部屋の2個のプラグの片方が、今回のプラグと同じ「症状」を呈したような呈さなかったような・・。
 その後、ピアノ部屋でスマートプラグを使う必要がなくなって、同部屋から撤去している。)
 その上で、更に、先に進めた。↓

 「さていよいよAlexaでプラグを動かす準備ができた。
 Alexaアプリ「デバイス」より「プラグ」を選択し無事二台のプラグがリストに載っている事を確認する。 いずれかのプラグをタップしたら、画面下にある「定型アクションを作成」ボタンをタップする。
 右上「+」ボタンを押して、「定型アクション名を入力」へ任意の名前たとえば「照明の電源」など入力して次へ進む。
 「アクションを追加」を押して「スマートホーム」を選択し、今回導入したプラグが表示されているので選択する。 電源「オン」「オフ」を選べるのでどちらかを選択して「次へ」に進む。」(上掲)

 やや意味不明な箇所もあった↑けど、とにかく、できるだけその通りにやり、電源「オン」については、音声入力「料理の<電源>オン」で設定が完了したように見えたのだが、Alexaに呼びかけても、「「料理」というデバイスを見つけられません」でダメ。
 で、もう一度、Alexaアプリの画面をよく見たら、Smart Lifeアプリでもって、このスマートプラグ・・ちなみに、やはり「二番目プラグ」と名づけてあった・・のグループを「二階」に指定してあったところ、Alexaアプリのこのスマートプラグに係るページの下の方の電源オン、オフの表示のところに、名称が「二階」とあるではないか。
 そこで、試しに、Alexaに、「アレクサ、二階オン」と呼びかけたところ、電源が入り、「アレクサ、二階オフ」と呼びかけたら、電源が切れるではないか。
 できたー。
 でも、めでたしめでたし、と言いたいのはやまやまだけれど、(この名称、某党の幹事長の名前と同じで気色悪いだけじゃなく、)結局のところ、設定の仕組みについての私は理解は五里霧中のまま。
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太田述正コラム#12074(2021.6.11)
<藤田達生『信長革命』を読む(その17)>

→非公開