太田述正コラム#13041(2022.10.7)
<皆さんとディスカッション(続x5314)/映画評論74:ブラックブック>
<pzklMTRI>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
≫この前の私の「講演」原稿に対する反応がオフ会出席者だけからしかないっちゅう怪奇現象を新たな「講演」原稿で取り上げ、その原因を解明したいくらいだな。≪(コラム#13039。太田)
内容があまりにもグロい。それこそ、真剣に向き合おうものなら、山上プロ並みの覚悟が必要じゃないか、と言いたくなる。
太田コラムを読んでる人たちにとっては、あまりにも救いがなさ過ぎる。
⇒譬えが必ずしも適切じゃあないかもしれないけど、人は必ず死ぬなんてことは知らないまま生きていたい、という気持ちはよっく分かる。
そもそも、旧約聖書に、知恵の樹の実・・一般に林檎とされている・・を食べたために人は必ず死ぬようになった
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A5%E6%81%B5%E3%81%AE%E6%A8%B9
と書かれていることを思い出すなあ。
でも、幸か不幸か、我々にとっては、死が必然だっちゅうことは常識なんで、今更、知恵の樹の実を食べることを躊躇することなかれ、だよ。
譬えを使わないとすれば、岸カルト生誕までの日本史・・岸カルト生誕後もしばらく続いた高度経済成長期を含めてもいい・・が、我々にこの上もないカタルシスをもたらしてくれる超長編大スペクタクルなんだから、その後の余生としての日本史なんてグロだろうが救いがなかろうが単なるオマケじゃん、と割り切ったらってのはいかが。
とまれ、一人だけでも、率直な感想を寄せてくれてありがとう。
後、「宿題」に回答を寄せてくれる人でもなんでもいいんだけど、もう一言ある人いない?(太田)
<太田>
安倍問題。↓
「麻生太郎 韓鶴子主宰の「旧統一教会関連組織」への“所属疑惑”・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/48eba97e82c08ae1814ad82d130e567866f81331
<・・・。↓>
「・・・細田議長が7日に公表した「旧統一教会及び関連団体との関係について」と題した文書では、旧統一教会の関連会合に祝電を送っていたことに加え、9月29日に発表した際には書かれていなかった2014年2月、2016年3月、2017年3月に関連団体の会合に出席していたことを明らかにした。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E9%80%9F%E5%A0%B1-%E7%B4%B0%E7%94%B0%E8%A1%86%E9%99%A2%E8%AD%B0%E9%95%B7%E3%81%8C%E8%BF%BD%E5%8A%A0%E5%85%AC%E8%A1%A8-%E6%97%A7%E7%B5%B1%E4%B8%80%E6%95%99%E4%BC%9A%E3%81%AE%E9%96%A2%E9%80%A3%E4%BC%9A%E5%90%88-%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E5%87%BA%E5%B8%AD%E5%88%A4%E6%98%8E/ar-AA12GRYy?cvid=59545154e1e34639ae95ddc713ee45d4
<ウソつけ。なお、何度でも繰り返すが、そんな統一教会よりも、心にもない見せ金教義を掲げる(岸カルトが牛耳る)自民党こそ問題。↓>
「・・・代表質問に立った世耕氏は旧統一教会を「『日本人は謝罪を続けよ』と多額の献金を強いてきた団体」と表現。・・・
「この団体の教義に賛同する我が党議員は一人もいない。我が党の政策に教団が影響を与えたことはない」とも語った。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E4%B8%96%E8%80%95%E6%B0%8F-%E6%97%A7%E7%B5%B1%E4%B8%80%E6%95%99%E4%BC%9A%E3%81%AE%E6%95%99%E7%BE%A9-%E8%B3%9B%E5%90%8C%E3%81%99%E3%82%8B%E8%87%AA%E6%B0%91%E8%AD%B0%E5%93%A1%E3%81%AF%E4%B8%80%E4%BA%BA%E3%82%82%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84/ar-AA12EhR0?cvid=0977472a05db4fc388de4724dd0948b4
<太田コラムに検証結果が書いてあるぜ。↓>
「・・・紀藤正樹弁護士が・・・自民党の世耕弘成参院幹事長が教団について「『日本人は贖罪(しょくざい)を続けよ』として多額の献金等を強いてきたこの団体の教義に賛同するわが党議員は1人もいません」などと発言したことに「賛成です。ところが残念なことにその統一教会になぜ安倍さん(元首相)ら一部自民党議員の関係が深まったのか、その謎の検証は必要です」とクギを刺した。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e6a70466d30159b47374dbc75e1350256ea571c
ウクライナ問題。↓
<ほいさっさ。↓>
「ウクライナ軍、東部・南部で前進続く ハリコフ州で93集落解放・・・」
https://www.sankei.com/article/20221007-RCWAQ33T2VLHRIA4NTS6NLTVU4/
「ルハンスク州で6集落奪還、知事「解放が始まった」…ロシア軍は戦車放棄し敗走か・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20221007-OYT1T50043/
「“前線”のウクライナ兵語る…反転攻勢の“3つのワケ”・・・
兵器の量が増えた・・・・偵察活動でロシア軍の情報を得ている・・・現地の住民が軍の活動に協力してくれている・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%89%8D%E7%B7%9A-%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E5%85%B5%E8%AA%9E%E3%82%8B-%E5%8F%8D%E8%BB%A2%E6%94%BB%E5%8B%A2%E3%81%AE-3%E3%81%A4%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%82%B1-%E5%81%B5%E5%AF%9F%E6%B4%BB%E5%8B%95%E3%81%8C%E3%81%86%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%97%E7%8F%BE%E5%9C%B0%E4%BD%8F%E6%B0%91%E3%82%82%E5%8D%94%E5%8A%9B%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B/ar-AA12EGvM?ocid=msedgntp&cvid=003088e0696a4641bea5dd39304e266d
<露軍はタマが後ろからも飛んでくるからなあ。↓>
「親ロシア派幹部が異例の批判 露国防相は「自殺」検討すべきだ・・・」
https://mainichi.jp/articles/20221007/k00/00m/030/005000c
As his troops retreat, Russian defense chief comes under pressure at home・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2022/10/06/russia-shoigu-military-failures-criticism/
<その結果・・。↓>
「・・・MCの谷原章介が「ロシア、プーチンが核兵器を使う確率は何%くらいだと思いますか?」と聞くと、中村氏は「51%。実はこの番組が始まる前までは49%だと思っていたんですよ。で、この番組の始まる寸前に51%に上げた」と言い、「なぜかというと、ザポロジエ原発、今、ロシアがまだ占拠してますけども、それを取り戻そうということで、ウクライア軍が約450人の最強部隊を送ったというニュースが入ってきたんですよ。そうするとこの原発をめぐってロシアとウクライアの激しい攻防が展開される。そして、結果的にこれがきっかけになってロシアが原発を狙って戦術核を撃つんじゃないかというニュースが入ってきた。したがって私は51%にはね上げた」と説明した。」
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E9%80%B8%E9%83%8E%E6%95%99%E6%8E%88-%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%B3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%8C%E6%A0%B8%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E7%A2%BA%E7%8E%87%E3%81%AF51-%E7%95%AA%E7%B5%84%E3%81%AE%E7%9B%B4%E5%89%8D%E3%81%AB49-%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AF%E3%81%AD%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%81%A3%E3%81%9F/ar-AA12G2wF?cvid=63c6bbe76ef149429f0db9d5eddd1f97
<ちゅうわけで、物騒な在庫調べ。↓>
・・・when it comes to the <Russian> tactical weapons, the U.S. intelligence community can only offer its best guess, and different agencies have differing estimates. The ballpark figure they have settled on is between 1,000 and 2,000 tactical weapons (which, it should be noted, can be launched from ground launchers, ships and bombers but are not pre-deployed). After careful study, the Federation of American Scientists put its estimate at 1,912 — although it cautions that this could include weapons being retired or taken offline.
・・・
Modern tactical weapons usually have a capacity of 10 to 100 kilotons, which still makes the average tactical weapon potentially more destructive than the bombs used on Hiroshima and Nagasaki.・・・
<でも、当面は心配なさそ。↓>
Those weapons are stored at a limited number of facilities around the country, from which they have to be removed and transported. That process takes days, according to the experts. And those movements would probably be detected by U.S. and European intelligence services.・・・
U.S. intelligence agencies were strikingly quiet — which would not be the case if a nuclear attack on Ukraine were imminent.
https://www.washingtonpost.com/world/2022/10/05/russia-nuclear-weapons-military-arsenal/
<これについては決まってて、後は時期だけの問題。↓>
As Ukraine war falters, Russians ask a risky question: Could Putin fall?・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2022/10/06/putin-successor-president-russia-war/
それでは、その他の記事の紹介です。↓
記事にしてくれて感謝。↓
Japanese Filmmaker Toru Kubota Sentenced to 10 Years in Myanmar・・・
https://www.nytimes.com/2022/10/06/world/asia/myanmar-japan-toru-kubota.html
いや、支那人捕虜虐待とアジア解放とは両立するんだよ。↓
「中国人と朝鮮人の強制連行問題で、双方の研究書を著した一橋大名誉教授(近現代日本経済・労働史)の西成田豊さん(73)は言う。「朝鮮人は農民が多かったが、中国人は八路軍などの将兵がかなりの割合を占めた。日本軍が戦闘で捕虜にし、連行して強制労働させた。国際法違反だったと言える」
1929年のジュネーブ条約は捕虜の人道的な扱いを定めた。日本は批准しなかったが、日米開戦後、連合国側に「準用する」と回答した。国際法違反の批判を恐れ、中国人捕虜を「労工」として扱った。捕虜収容所も「労工訓練所」と称したが、ほとんど訓練はなかった。
西成田さんの著書によると、その一つ石門収容所(河北省)は電流の通った鉄条網で囲まれていた。増設されたテント収容所に1千人がすし詰めにされるなどし、満足な食事や水は与えられなかった。41~45年に中国人約5万人がとらえられ、推定2万人が死亡したという。・・・
移送には軍や警察が加わった。逃亡や死亡などで乗船するまでに全体で3千人近く減った。53年の朝日新聞栃木版は「(乗船後)足尾に着くまで11人が死亡」との銅山側の説明のほか、一緒に働いた作業員の証言を伝えた。「彼ら(中国人)が足尾に着いた時、歩けないものを担架で運んだほどで、どうしてこんな人たちを無理に連れてきたのだろうと思わず涙がこぼれた」
こうした実態を踏まえ、西成田さんは指摘する。「日中戦争が侵略戦争であり、『大東亜共栄圏』の確立のための戦争では決してなかったことを示している」」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E6%8D%95%E8%99%9C-%E5%8A%B4%E5%B7%A5-%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E9%80%A3%E8%A1%8C-%E8%AD%98%E8%80%85-%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%B3%95%E9%81%95%E5%8F%8D-%E3%81%A8%E6%8C%87%E6%91%98/ar-AA12GgPB?cvid=98cc26d069c34300af37b77f52ab00bf
日・文カルト問題。↓
<「有事」には法すら沈黙するからねえ。↓>
「【社説】韓日首脳の安保協力共感、関係改善につながるべきだ=韓国・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/296327
<ガチャン(受話器を置く音)。↓>
「・・・30分の会談を巡って、やれ懇談会だの、やれ略式会談だのと先月だけでも神経戦をあれだけ展開した韓日首脳が6日に初の電話会談を行った。「関係改善しよう」という話を数えきれない程やりとりしてきて、北朝鮮が打ち上げたミサイルを契機に対話をした。理由が何であれ、一歩踏み出したので、どうせなら料理でも囲みながら虚心坦壊、絡み合った糸を解いてみるのはどうだろうか。」
https://japanese.joins.com/JArticle/296326
<使い回し記事反対。↓>
「朝鮮倭軍墓、日本の耳塚…壬辰倭乱の「2つの墓」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/296316
<カルト健在。↓>
「ついに日韓GSOMIA復活?岸田首相「韓国と緊密な意思疎通を」=韓国ネット「日本だけが得」・・・韓国・ヘラルド経済・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b902316-s39-c100-d0191.html
<同じく。↓>
「対日”屈辱外交”の指摘に韓国外相が反論も、ネットには厳しい声「目標は日本の植民地?」・・・韓国・YTN・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b902307-s39-c100-d0191.html
<大丈夫でしょ。ところで、「韓国紙」ってなーに?↓>
「日本上空を横切った北朝鮮のミサイル、「2017年危機の再燃懸念される」と韓国紙・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b902338-s25-c100-d0059.html
定番の(ゴーンの特別拘置所)レバノンの惨状記事だが、なんで、とりわけ北部がひどいのかの説明がないなあ。↓
In Lebanon’s ‘forgotten north,’ despair drives people to the sea・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2022/10/06/lebanon-migrant-tragedy-tripoli-survivors/
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<邦語媒体より。
(ひょっとして、我ら日本人民より)健全かもね。↓>
「・・・<安倍国葬について、>中国の人々の興味は・・・、「健康な社会にはいろいろな声がある」と、平和なデモや警察官の様子にばかりコメントが集中してしまうのだ。
「安倍元首相は、日本という国のために尽力したと思うが、すべての人に支持されるとは限らないのだ。それでも国葬にめぐって賛成の声も反対の声も上げることができる。それこそ、正常な国の姿ではないか。本当にうらやましい!」
「以前旅行で日本に行ったことがあるが、今日、動画を見て、新しい日本を発見した気がした。警察官がデモ隊のために道を空けてくれたシーンを見て涙が出た……これこそ人権が尊重されている国だ。感動した!そして、日本への憧れがさらに大きくなった」
「一つの葬儀が、見事に文明、自由、自信とは何か、民主主義、成熟社会とは何かをすべて解釈してくれた。我々は、正真正銘の民主自由の国を見ることができた!王さん、ありがとう!」
「動画を見て思ったのだが、国葬に反対する人たちは、恐らく反対しても結果が変わらないことを十分承知していると思う。それでも声を上げた。そういう権利を使いたかったのだ」
また、「警察は多かったようだが、今さら意味がない。なぜなら、安倍元首相が銃殺された時に警察はボーッとしていたではないか」「全員マスクしているのね!エリザベス女王の葬儀の時はマスクなしだった」などのコメントも散見された。
着目点は「民主主義」「言論の自由」
この記事を書いていたら、現在日本に留学している二人の中国人学生からこんな質問をされた。
「世論調査で約6割もの人が国葬に反対している。普通なら政府は民意を受け止めて、考え直すのではないか? しかし国葬を強行した。日本は本当の民主主義の国なのか?」
「テレビを見ていると、国葬に反対している人がとても多いという印象だった。しかし実際に献花に行ってみたら、ものすごく人が多かった。マスコミは反対派に傾いて報道していると感じる。これは公平なのか?」
国葬をめぐるさまざまな動きや反対運動は、日本人から見ると別に珍しくもなく、当たり前なことだったかもしれない。しかし、中国人にとっては自国にない光景であり、衝撃的かつ新鮮に映った。コロナ前に観光や仕事で日本を訪れたことのある人は多いし、また、近年は在日中国人の人口が増えている。以前よりも日本という国が身近になって、関心を持つようになってきた。そのために、中国人からさまざまな感想や疑問が出てきたのだ。
元首相が銃撃されて亡くなり、国葬という形で弔われる。賛成と反対はほぼ同数か反対派が多いくらいだが、国葬は滞りなく行われる――。王志安氏を筆頭に在日中国人が伝えた安倍元首相の国葬の様子は、中国人にとって、民主主義とは何か、言論の自由とは何かを考える意義のあるきっかけとなった。国の政治制度や環境が違っても、共感できる部分があったからに違いない。」
https://diamond.jp/articles/-/310835?utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20221007
<ここからは、レコードチャイナより。
ひたひた。↓>
「中国自動車メーカーが日本に特化した商用EV発売へ・・・網易・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b902327-s25-c20-d0193.html
<客観報道。↓>
「日本の水素自動車は中国の脅威となるか?・・・百度・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b902298-s25-c20-d0193.html
<なんで? ひょっとして母親ない両親は漢人系?↓>
「先月から行方が分からなくなっていた千葉県松戸市の南朝芽さんの母親が6日、在日中国人のボランティア団体を通して捜索協力への感謝を表明した。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b902345-s25-c30-d0190.html
<出、復活?↓>
「羽生結弦さんが動画で見せた“ある技”に中国ファン感涙!・・・自身のYouTubeチャンネル「HANYU YUZURU」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b902331-s25-c50-d0052.html
<それにしても人材払底ね。↓>
「岸田首相ピンチ、日本人が望む次の首相は誰か・・・華字メディアの日本華僑報・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b902287-s25-c100-d0192.html
<騒ぎ過ぎ。↓>
「シャインマスカットの値崩れは意外ではない、業界の流れ・・・中国メディアの杭州網・・・」https://www.recordchina.co.jp/b902306-s25-c20-d0052.html
--映画評論74:ブラックブック--
昨夜、今度は表記を鑑賞したのだが、最初、別の映画を鑑賞し始めたところ、字幕がオフになっており、リモコンボタンに「字幕」があるのに気付き、字幕付きにするまでに時間がかかり、その間、表記の映画で検証していたことから、こちらの映画に乗り換えたもの。
また、一昨夜に引き続き、終わりに近いあたりで、一時停止ボタンを押したら、その画面に戻れなくなり、早送りすること3回目で、今回はほんの少し飛ばしただけでほぼ元の画面に戻れたが、約20分空費。
今まで、アマゾンプライム映画をずっと見て来てこんなことはなかったのに、やはり、老いで、直感的操作が誤った操作を招くようになったということらしい。
要は、リモコンの早送り/早戻しボタンに上の行のと下の行とがあり、下のを今回使ってきたのがマズかったということだと一応結論付けたが、上の行のを使うと、短時間の停止しかできないので、完全な得心には至っていない。
さて、映画についてだが、これに尽きる。↓
「2006年のオランダの戦争サスペンス映画。ポール・バーホーベン脚本(2人のうち1人)監督・・オランダ人であることは名前から分かるが、彼がライデン大の数学と物理の修士
https://en.wikipedia.org/wiki/Paul_Verhoeven
とは知らなかった・・が母国オランダに戻って製作した作品・・・ナチスを完全な悪人として描かず、レジスタンスも善人ばかりとして描いていない。・・・
Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「セックス、暴力、そして道徳的相対主義が激しく混じり合った『ブラックブック』は恥知らずなほど面白いメロドラマである。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF
https://en.wikipedia.org/wiki/Black_Book_(film) ←詳しい筋が載っている。
主演のオランダ生まれのユダヤ人女性を演じるカリス・ファン・ハウテン(Carice van Houten)
https://en.wikipedia.org/wiki/Carice_van_Houten
の文字通りの体当たり演技、しかも、オランダ語、ドイツ語、ヘブライ語、と英語を駆使した演技、が素晴らしい。
今回、鑑賞した映画群中の白眉、だと思う。
そうそう、主人公が切手収集を趣味とするナチの将校に接近する手段として、当時、(日本による蘭印占領により?)入手困難となっていた、蘭印切手群を入手して持参するくだり(映画)は、オランダにとっても、第二次世界大戦中の最大の衝撃は、自分達もナチに加担させられたユダヤ人迫害でもなければ、本国のナチによる占領ですらなく、蘭印日本による占領とそれがもたらすであろうところの蘭印の独立であることを示唆しているようにも私には受け止められたのだが、仮にこの私の受け止め方が正しいとすれば、バーホーベンには、それこそ、更に熱烈な拍手を送りたい。
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太田述正コラム#13042(2022.10.7)
<『海軍大将米内光政覚書–太平洋戦争終結の真相』を読む(その18)>
→非公開