太田述正コラム#14443(2024.9.6)
<皆さんとディスカッション(続x6010)>

<山本>

 EXぜろちゃんねる更新のため、さくらインターネットのサーバーに JSONモジュール をインストールしたいのですがうまくいきません。
 解決策があれば・・・書き込みお願いします。

<TKK>

 お久しぶりです。今回お便りを入れたのは、役に立つか立たぬかは相手次第の話しを少し・・・ということで書き込みます。
 PCを使う人々の間で若干の話題性あるのが、メモリー量とHDDの質と量でしょう。
1.HDDについては近年、予算さへ許せばSDD選択に異論はない事態。ただしC:容量については各論ありで、私は128GBあればOSとアプリのインストールには十分で、データは別ドライブに置く・・・の立場。
2.メモリー量に関しては、ふた昔前までは4GB、ひと昔前までは8GB、いまは16GBでしょうが、それでは足りない32GBだ、いやいや64GBだと唱える人もいてハッキリしない。
3.最近に私自身の経験にて判明したこと。ブラウザで画像、動画、テキストなどの複数ページを呵責なく開き続け、タグ数にして16を超えた辺りで、16GB搭載機種でメモリーが足りませんの表示が出て、ブラウザが反応しなくなりました。
 こうした使い方は一般の方々はあまりしないでしょうが、ゼロだともいえない。つまり、ひと昔、ふた昔前には想定できないリッチな使い方&環境になっているのを認識しました。

結論、今どきは16GB標準で、予算が許せば32GBも64GBも良し、という辺りが正解でしょう。

ここからは蛇足&余論
普通に考えて32GB、64GBが必要だとは思えず、特殊な・・・→ 画像処理で飯を食っている人・・・辺りが想定されることでしょう。少し前にわたしの知人が(小説作家でメルマガも主催)PC買い換えに際して広く友人知己に情報提示を求めたことがあり、わたしを含めて様々な意見が寄せられました。
結局は紆余曲折を経てかなりの店も物色比較して歩き回り、高性能なノートPCに落ち着きました。本体価格は30万円台半ばでメモリ64GB(諸構成から見て格安!)。別途:SSDは1TB×2台構成。自宅では複数の別モニターに接続という豪華構成に落ち着きましたが、彼の活動形態を考慮するなら、ブラウザ・タグを20以上もは広げてネット界隈を彷徨い歩くのは想像できるので、CPUを最新にして最高性能品にしたのは余計かな?・・・と思うが、それ以外はマズマズ妥当な選択だと思いました。

<太田>

 安倍問題/防衛費増。↓

 <安倍改憲をやるだとよ。しかも、(太田史観は知らないとしても、なお、)なんちゅう歴史誤認。↓>
 「・・・自民党が平成30年に策定した9条への自衛隊明記などを掲げた改憲4項目について、「時代の要請で改正しなければならない」と指摘した。
 小泉氏は「現在の憲法は日本が米国に占領されていた昭和21年に連合国軍総司令部(GHQ)が原案を起草し、日本政府に受け入れを迫ったものだ」と改憲の意義を強調。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E9%80%B2%E6%AC%A1%E9%83%8E%E6%B0%8F-%E6%94%B9%E6%86%B2-%E5%85%A8%E8%BA%AB%E5%85%A8%E9%9C%8A%E3%81%A7%E8%87%A8%E3%82%80-%E6%94%B9%E6%86%B24%E9%A0%85%E7%9B%AE%E3%81%AF-%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%81%AE%E8%A6%81%E8%AB%8B-%E8%87%AA%E6%B0%91%E7%B7%8F%E8%A3%81%E9%81%B8%E5%87%BA%E9%A6%AC%E4%BC%9A%E8%A6%8B/ar-AA1q5lzc?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=c88c931ac2a34532b6730e307825166c&ei=20
 <どっちも原因はおんなじだよ。↓>
 「「ますます増税なんてできんぞ」自民国防族はうめいた…川重ショックに加え、防衛省内で相次ぐ不正発覚に・・・」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/351966
 <さすが、脳死日本。危機管理もクソもないな。↓>
 「林官房長官、総理官邸のエレベーターに約30分閉じ込められる 閣議欠席・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/189700aedb031116890dcb02cb18acf4fa4fe3b3

 それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
 
 ジャニー事件もそうだが、性意識の遅れた国の有力マスコミによる、性意識の進んだ国への干渉だよ。
 脳死ニッポンにむらがるハゲタカ達といった趣だな。↓

 ‘I couldn’t say no’: anger grows over topless medical exams in Japan schools–Parents and campaigners have called on education and health authorities to end the practice of requiring children to strip off for school health checks・・・https://www.theguardian.com/world/article/2024/sep/06/japanese-schools-topless-health-checks-checkups-japan-school-student-medical-exams

 日・文カルト問題。↓

 <そりゃそうなんだが・・。↓>
 「「自衛隊の韓半島進駐」 共に民主・朴賛大院内代表はそんなこと本当に信じて主張しているのか【<9>月5日付社説】・・・
  数十年も前であれば共に民主党によるこの種の主張も効果があったかもしれない。しかし韓国の1人当たり国民所得(GNI)は昨初めて日本を上回った。輸出額も今年韓国が日本を上回ると予想されている。大韓民国はさまざまな面で日本を上回る国になった。そのような国の政治家が100年前の弱小国国民のようなことを言い出すのはあまりに恥ずかしいことだ。」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/09/05/2024090580099.html
 <多分、相手がカナダなら問題はなかった、ってなことを書けっての。↓>
 「「米国の自尊心は売れない」 USスチール、日本売却にブレーキ・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/323361
 <日本を引き合いに出すな。↓>
 「<サッカー>韓国が96位と引き分けた日…日本は中国に7-0で大勝・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/323375
 <日韓交流人士モノ。↓>
 「東京ドームで公演したIVE、日本の新聞1面を飾る…「歴史的公演」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/323373
https://japanese.joins.com/JArticle/323376
 <どういう「約束」が交わされたんだろ。↓>
 「韓国政府 日本から浮島丸名簿の一部を受領=事件の真相解明などに活用へ・・・」https://jp.yna.co.kr/view/AJP20240905003300882?section=japan-relationship/index

 どっちも15世紀の欧州での類似「事件」だが、前者は迷信が迷信を殺したもの、後者は政治的粛清だ。↓

 「ヨーロッパを30年の戦争に引き込んだ「異端者」フスの火刑 死の間際、彼はなぜ笑ったのか・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/66b42c29d5369e0007f9548aad8f385a42e0bfb4
 「「われらは聖女を焼いたのだ」…ヨーロッパに500年のしこりを残した「悲劇のヒロイン」ジャンヌ・ダルクの最期・・・」
https://gendai.media/articles/-/136820?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <邦語媒体より。
 それが事実だとして、どうして変わったのかを説明せにゃ。
 欧米が総力をあげてつぶしにくる禍機だという認識なんじゃねーの。↓>
 「・・・前駐中国大使で立命館大教授の垂(たるみ)秀夫氏が「習近平中国をどう理解するか」の演題で講演した。 垂氏は習近平国家主席が中国を率いてきたこの12年で、中国共産党の一党支配が習氏の「一人支配」となり、あらゆる問題を習氏が決めるようになったと分析。指示待ちの「事なかれ主義」が蔓延し、「習氏ならばこうするだろう」という忖度が横行していると語った。 また、中国の国家戦略目標が鄧小平時代の「経済発展」から習氏の時代は「国家安全」に変わったと指摘した。外交も、強い中国を目指してこそ国家安全は守られるとの理由から「戦狼外交」になっていると述べた。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c445f14b2cbd262c80e04527cc4b1de7f90a14bf
 <次に、人民網より。
 日中交流人士モノ。↓>
 「チャイナフェスティバル2024札幌が開催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2024/0905/c94475-20215220.html
 <ここからは、レコードチャイナより。
 まあまあ。↓>
 「<サッカー>日本に0-7惨敗、中国ネット「恥辱!」「なぜ生中継しないのか分かった」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b940072-s25-c50-d0052.html
 <期待が大きかったからねえ。↓>
 「<サッカー>日本戦控え、中国人記者「負けても2点差、超常的な出来なら引き分けも」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b939979-s25-c50-d0052.html
 「サッカーW杯最終予選ホームゲームのチケット価格、中国は日本の何倍にも―中国メディア・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b939947-s25-c50-d0192.html
 「「サッカーW杯予選、中国代表は日本に勝てるか」中国メディアがネットアンケート、結果は?・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b940039-s25-c50-d0192.html
 <サンマリオに倣ってガンバレ。↓>
 「FIFAランク最下位のサンマリノが20年ぶりの歴史的勝利! 140試合連続未勝利をストップ・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/21397a988e451761ba20f254b1ef5ca3e6230b5b
 <お互い様ってことで・・。↓>
 「<バスケ>中国が日本に逆転勝ち、12点差ひっくり返す=中国ネット「運が良かった」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b940007-s25-c50-d0193.html
 <まあ、お詳しいことで。↓>
 「・・・中国のポータルサイト・捜狐に、日本アニメの成功要因を振り返り、中国アニメがどのようにして発展できるかを分析した記事が掲載された。・・・
 「中国と日本のアニメ産業の発展にはいくつかの違いがある」と言及。「日本では、『ドラえもん』や『名探偵コナン』のように、キャラクターを中心としたIP(知的財産)を育てて世界観を広げる。一方、中国アニメは『封神演義』や『西遊記』など、伝統的な神話を基にキャラクターを作り上げることが多い。また、 日本アニメは普遍的なテーマを扱い、世界的に受け入れられる作品が多いのに対し、中国アニメは民族的な要素に強く依存しているため、国際市場での競争力を制限されてしまう傾向がある」と論じた。
 さらに、「日本アニメは個人や小規模スタジオが主導で制作するため、作品には一貫したブランド力があるが、中国のアニメは主に大企業による集団制作が中心であり、個々の監督のスタイルは薄れ、作品の識別性が低くなる傾向がある。また、日本では比較的自由な制作環境が整っているが、中国では一部の厳しい規制によってクリエイティビティーの制限がある」とも言及した。
 そして、「日本アニメの成功の鍵は、新しいクリエイターが絶えず登場し、革新を続けている点だ。中国アニメもまた、創造的な才能を持つクリエイターを育成するほか、個々のスタジオやクリエイターが中心となる制作形式を取り入れることで、作品の識別性とブランド力を高めることが求められるだろう。多様な題材を扱い、民族的な題材にとどまらず、国際市場での競争力と存在感を強化することも重要だ。今後、日本アニメの成功要因を取り入れながら、中国アニメが独自の発展を遂げ、世界市場での地位を確立することが期待される」と結んだ。」
https://www.recordchina.co.jp/b940028-s25-c30-d0201.html
 <同じく。
 ところで、鉄は国家なりって(アホなことを?)のたまった某日本人鉄鋼巨頭がいたなあ。↓>
 「・・・第一財経は、・・・日本の鉄鋼業界の発展に詳しい日本企業(中国)研究所の陳言(チェン・イエン)院長が「日本製鉄は以前にも、1980〜90年代に新日本製鉄、住友金属、日本鋼管などの企業が米国市場に投資し、企業の買収を試みたものの、米国の労働組合制度や鉄鋼労働者団体の環境保護や技術面での要求が日本市場とは全く異なることなどから一つも成功しなかった」と述べ、米大統領選を控えていることも状況を複雑化しているとして、買収の見通しが必ずしも楽観できるものではないとの見方を示したことを伝えた。」
https://www.recordchina.co.jp/b940008-s25-c20-d0193.html

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太田述正コラム#14442(2024.9.6)
<映画評論123:最後の忠臣蔵(その1)>

→非公開