太田述正コラム#14553(2024.10.31)
<皆さんとディスカッション(続x6059)/映画評論170:ボルジア家の毒薬>
<WvfOnQ0Y>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
Germany to triple visas to skilled Indian workers in order to boost economy・・・
https://www.youtube.com/watch?v=JjXqhgK1snM
中東からの労働者で大やけどしたので今度はインドからなんですかね。
こんなことじゃインドのロシア貿易への非難も足並み揃わんだろう。
ロシアは資源、ドイツは金と技術持って懇願してくるんだからモディは笑いが止まらんね。
⇒イスラム教徒に懲りたんだろ。
ドイツは日本と違って中央政府が脳死してないようで、結構なこった。
「ドイツ経済、予想外に景気後退回避 第3四半期GDPが0.2%拡大・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/markets/%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E7%B5%8C%E6%B8%88-%E4%BA%88%E6%83%B3%E5%A4%96%E3%81%AB%E6%99%AF%E6%B0%97%E5%BE%8C%E9%80%80%E5%9B%9E%E9%81%BF-%E7%AC%AC3%E5%9B%9B%E5%8D%8A%E6%9C%9F%EF%BD%87%EF%BD%84%EF%BD%90%E3%81%8C0-2-%E6%8B%A1%E5%A4%A7/ar-AA1tbFDG?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=da8cbfbefb0641919c4267b30161cc4b&ei=117 (太田)
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
<フン。↓>
「・・・「国民民主から蹴られ、背に腹は…」裏金世耕氏ら6人自民会派入りへ・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9875531a01ad59d0695644fc96312fdf115778da
「維新幹部、馬場伸幸代表への引責辞任要求に「いよいよ内部崩壊」「維新に代表やれる人おる?」ネットで意見噴出・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3895fc3d8fcd6f3f3e90e69ac5a0478b64803eb8
ウクライナ問題。↓
なし。
ガザ戦争。↓
なし。
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
これは載せねば。↓
「【MLB】 ドジャースが球団史上8回目の世界一 相手のミスから一挙5得点で同点に 大谷&山本が初の歓喜・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ced314b5d07155e66d8286055bcab618de04bc9
ったく。インポテンツは離婚原因にはなりえても婚姻無効原因にはならないってだけのことじゃないの?↓
「・・・旧民法の制定時、生殖能力がないことを婚姻の無効原因にしようという意見があったが、そうした規定が設けられなかった・・・」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/363580
日・文カルト問題。↓
<文カルト健在。うれしー!↓>
「徴用訴訟 また日本製鉄などに賠償命じる=韓国地裁・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20241030003500882?section=japan-relationship/index
<同じく。↓>
「・・・韓国・時事ジャーナルは「国連の女性差別撤廃委員会が6月初めに韓国に勧告した四つの事項(慰安婦被害者への賠償、公式謝罪、専門医療などの社会的支援の提供を保障・女性家族部の支援拡大・差別禁止法の制定・非同意強姦罪の改正)について、女性家族部は4カ月以上が経った現在まで一度も公式会議を行っていないことが確認された」と伝えた。・・・
また、記事は「女性家族部は国連の会議で日本代表が慰安婦を否定する発言をしたことについても沈黙を貫いている」と批判している。・・・
韓国の政界では、女性家族部の「職務放棄」を指摘する声が上がっている。ある議員は「国連も被害者支援と日本政府の謝罪について言及しているのに、韓国政府は日本に抗議すらしていない」とし、「慰安婦被害者支援事業を行う部処(女性家族部)の首長はどう考えているのか聞いてみたい」と批判したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「女性家族部ってまだ存在していたの?」「女性家族部は昔からそうだった。女性の人権には全く関心がない」「予算を無駄遣いするだけの女性家族部は廃止するべき」などの声が上がっている。
また「この国は親日だらけ」「いつからかこの国は日本植民地時代に戻ってしまった」「大統領は何をしているのか」「大統領から公務員まで全てが正常でない国。われわれ国民は不安で怒りが込み上げてくる」「尹政権より国連の方が頼もしい」などの声も見られた。」
https://www.recordchina.co.jp/b942966-s39-c100-d0191.html
<文カルト健在?↓>
「・・・18年10月と11月の大法院の確定判決により勝訴した原告15人中11人が第三者弁済案を受け入れていたが、生存する元徴用工のイさんとヤン・グムドクさん(95)は最近まで反対し、賠償金の受け取りを拒否していた。
しかしヤンさんが今月23日に受領し、今回イさんも受領したことで、18年の判決で勝訴し た元徴用工のうち、第三者弁済案発表時の生存者3人が全員、同案を受け入れたことになった。今月初めに死去したキム・ソンジュさんは昨年5月に賠償金と遅延利息を受領している。
なお、三菱重工業に強制動員されたと主張し、すでに亡くなっているチョン・チャンヒさんとハク・ヘオクさんの遺族はいまだ賠償金の受け取りを拒否しているという。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b942997-s39-c100-d0191.html
<ご愛顧に感謝。↓>
「・・・韓国・マネートゥデイは「訪日リピーターが増えた影響で、東京や大阪、福岡などの有名都市だけでなく、聞き慣れない日本の小都市を訪れる韓国人観光客が増えている」と伝えた。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b942841-s39-c30-d0191.html
<こりゃ面白い。↓>
「・・・生活への満足度を問う質問に「満足している」と回答した割合が最も低かったのは韓国の39%で、次いでトルコの41%、日本の43%などとなっている。
満足度が最も高かったのはサウジアラビア(84%)で、エジプト(81%)、インド(76%)が後に続いた。
自国の状況への満足度は韓国、フランス、アルゼンチンがそれぞれ14%で最も低かった。一方、中国(80%)、サウジアラビア(78%)、インド(68%)は満足度が高かった。
最も重要視する事案として「生活費」を選んだ割合はトルコ(64%)、アルゼンチン(63%)、メキシコ(50%)、インドネシア(49%)の順に多く、韓国は47%で5位だった。
一方、インド(20%)、ドイツ(27%)、コートジボワール(28%)、スウェーデン(28%)、ポーランド(28%)は経済的側面を重要視する割合が相対的に低かったという。・・・韓国・聯合ニュース・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b943025-s39-c30-d0191.html
地球温暖化でどこもかしこもタイヘンねー。↓
Spain is enduring its worst flooding disaster in decades, with at least 95 people dead and dozens more missing, after huge rains swept the eastern province of Valencia and beyond.・・・
https://www.bbc.com/news/articles/c99ry7x925eo
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<邦語媒体より。
総体継受続ける必要あり。↓>
「・・・今から98年前の1926年2月15日に出版された『華蓋集』に収録された「雑感」(執筆時期:1925年5月8日)と題する作品の中<で>・・・魯迅<は、次のように>書<い>・・・た。 強者憤怒, 抽刀向更強者, 怯者憤怒, 却抽刀向更弱者。 不可救薬的民族中, 一定有許多英雄, 専向孩子們瞪眼。這些孱頭們。 (訳文)勇者が怒れば、刀を抜いてもっと強い者に向かって行く。臆病者が怒れば、刀を抜いてもっと弱い者に向かって行く。救いようのない民族の中には、間違いなく臆病者の英雄が多数いて、もっぱら子供たちに目を向いて怒りをぶつける。この意気地なしどもめ。 魯迅は、中華民国を主導した中国国民党が中国共産党との間で第一次国共合作を行った1924年頃の乱れた国内情勢を踏まえて、上記の文章を書いたものと思われる。彼は「意気地のない臆病ども」が彼ら自身よりも弱者である子供たちに欲求不満の矛先を向けて怒りをぶつけることを憂えたのだった。だからこそ。彼はこの愚かな民族は滅びるのだと『雑感』の中で警告を発したのだと思われる。 この魯迅が指摘した中国人の中に存在する悪しき性向、それは臆病者が欲求不満の捌け口を弱者である子供たちに求めるということであり、一朝一夕には変わらない、ということなのではないだろうか。
筆者は2019年6月6日付の記事「衝撃…中国で子供を狙った『無差別殺傷事件』が頻発していた 貧富格差が騒乱につながって…」の中で、中国で小中学生や幼稚園児を標的とした無差別殺傷事件の発生頻度を調査した結果を報告し、中国ではこの種の事件が頻発していると結論付けていた。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e751cf916bba7e66d9427631812b58d49a0b209
<ここからは、レコードチャイナより。
中台ともご心配無用よ。↓>
「台湾メディアの自由時報・・・記事は「もともと自民党を支持していた保守派の票は国民民主党や、新たに設立された日本保守党に流れた。これらの政党は親中色が比較的弱く、日本保守党は反中政党と見なすことができる」と言及。「さらに重要なのは、中国が目の敵としている親台議員の麻生太郎氏、高市氏、世耕氏、萩生田光一氏らが順調に再選を果たしたことであり、これは有権者の親中派政党への警告と解釈される」と主張、「自民党は惨敗したが安倍氏の香(こう)は残っており、中国が笑えるとは限らない」と論じた。」
https://www.recordchina.co.jp/b942983-s25-c100-d0052.html
<意味不明。↓>
「「南京大虐殺は日本の内政」と発言、中国のインフルエンサーが炎上・・・中国版TikTokの抖音(Douyin)で5万5000のフォロワーを持つ「阿淼淼」の投稿動画・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b942984-s25-c30-d0052.html
<太田>
–IWASAKI–
表記の690円カットタイムサービス(コラム#省略)が近所で受けられるかを探したところ、これまで行ったことがある、西馬込店も大森山王店でもやっておらず、大森町店と大森北店ではやっていたが、前者には周辺に土地勘がないので大森駅東口にある後者にターゲットを絞ることにした。
--映画評論170:ボルジア家の毒薬--
「『ボルジア家の毒薬』(・・・Lucrèce Borgia)は、1953年公開のフランス-イタリア合作映画。クリスチャン=ジャックが監督<と脚本人3人のうちの1人>を務めた。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A2%E5%AE%B6%E3%81%AE%E6%AF%92%E8%96%AC
’based on a novel by Alfred Schirokauer. The film tells the story of the Borgia family of Italy during the Renaissance.’
https://en.wikipedia.org/wiki/Lucr%C3%A8ce_Borgia
という、古ーい映画だが、イタリア語ではなくフランス語が用いられている。
映画の中でボルジア家がスペイン出身という話が出てきたところ、ルクレツィアの父もそうだがアラゴン出身の大叔父が教皇だった・・ジャンヌ・ダルクを復権させた教皇・・ということを知った。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A2%E5%AE%B6
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A5%E3%82%B93%E4%B8%96_(%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E6%95%99%E7%9A%87)
この映画は、その原題が示すように、ルクレツィア・ボルジア(Lucrezia Borgia。1480~1519年)を主人公としていて、「1492年にルクレツィアの父ロドリーゴがアレクサンデル6世としてローマ教皇に選出されると、・・・<同教皇>は・・・、当時ミラノを支配していたスフォルツァ家の一員の・・・カティニョーラ伯ジョヴァンニ・スフォルツァとルクレツィアとの婚約を整えた。ジョヴァンニはコスタンツォ1世・スフォルツァの庶子であ<る>・・・。
結婚後しばらくするとボルジア家はスフォルツァ家と距離を置き始め、ローマ教皇宮廷内でのジョヴァンニの立場も微妙なものとなっていった。そしてアレクサンデル6世は、ルクレツィアを通してのさらなる有力者との政治的同盟を求めて、秘密裏にジョヴァンニの暗殺を命じたといわれている。一般によく知られている説では、兄チェーザレから夫ジョヴァンニの暗殺計画を聞かされたルクレツィアがジョヴァンニに警告し、ジョヴァンニはローマから逃げ出したとされている。
・・・アレクサンデル6世は、ルクレツィアとジョヴァンニの結婚は不完全なものであり、無効であると激しく主張し始めた。・・・最終的にボルジア家の圧力に屈したジョヴァンニが、立会人たちの前で自身が性的不能者であり、ルクレツィアとの結婚が無効だったと認める宣誓書に署名して、ルクレツィアとジョヴァンニとの婚姻が破棄されることとなった。・・・
<その上で、>ルクレツィアは、ナポリ王アルフォンソ2世の庶子ビシェリエ公アルフォンソ・ダラゴーナと結婚した。・・・しかしながらルクレツィアとアルフォンソの結婚生活は短命に終わっている。1498年に・・・アルフォンソはローマを離れた。ルクレツィアの要望でローマに戻ってきたアルフォンソだったが、1500年に何者かによって暗殺されてしまった。アルフォンソの死には、ナポリと対立していたフランスとの同盟関係を強めていたルクレツィアの兄チェーザレが関係しているのではないかといわれている。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%84%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A2
といったあたりのことを、アレクサンデル6世は全く登場しないけれど、取り上げている。
ルクレツィアを演じたマルティーヌ・キャロル(Martine Carol。1920~1967年)の生涯がルクレティア並みの波乱万丈なものであることも知ったが、この映画は、クリスチャン=ジャックとキャロルが、翌年初婚相手と離婚して結婚する、という、お取込みの最中に撮影されている!
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%AB
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太田述正コラム#14554(2024.10.31)
<G・クラーク『ユニークな日本人』を読む(その20)>
→非公開