太田述正コラム#14591(2024.11.20)
<皆さんとディスカッション(続x6082)/映画評論190:評決のとき>
<七氏>
「選挙戦が進むと、斎藤を支援する地方議員が増えていった。」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241117/k10014636221000.html
もうなにもかも「非選良民」が巻き起こした狂乱としか見えず、(あえてビジネス業界の1つであるという皮肉の表現だが)政治屋業界にただただ嫌悪感しかわかない。
<太田>
都道府県を廃止して(議会なしの)道州制にして、それを契機に、道や州の長官は内閣が任命するようにしたらどうかしら。
もっとも、スパイ防止法、日本版CIA、そして、内務省、を作る方が優先順位が高いけど・・。
なお、<一>昨日の日本史のくだり、<昨>日の兵庫県知事選のくだり、それぞれ少し手を入れました。(ブログ修正済。)
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
<この程度のことを言うのに1人じゃできんかったのかねえ。↓>
「・・・アベノミクスが日本経済を復活させたかというと、不十分だったと見るのが適当でしょう。過度な負担増を強いずにビジネス環境をもっと整えていれば、「異次元緩和」に頼りすぎずに済んだはずです。 その意味では、ここまで円安が進んだのはロシアのウクライナ侵攻が主因ですが、アベノミクスの後遺症という側面もあるかもしれません。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/43d0e1cf8cf6684831267e123ef7026f7011ebf1
「・・・ヨーロッパの消費税(付加価値税)は税率20パーセント以上だ、だから日本ももっと消費税を上げるべきだ、と言われますが、ヨーロッパ諸国はかなりゆっくりしたペースで税率を上げてきました。1回で一気に3パーセントも消費税を上げるのはヨーロッパの例からすればいくらなんでも上げすぎですし、上げるタイミングも早すぎました。」
https://gendai.media/articles/-/140259?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related
「・・・政府の最終目標は財政健全化ですが、インフレが進めば、自動的に財政の健全性は高まります。
インフレになるとお金の価値が下がるわけですが、同時に借金の価値も下がります。このため、政府の借金も経済規模対比で縮小するわけです。・・・」
https://gendai.media/articles/-/140260
ウクライナ問題。↓
<一応めでたい。↓>
Ukraine fires U.S.-made ATACMS missiles into Russia for first time–The strike in Bryansk marks an intensification of the conflict amid broader uncertainty ahead of Donald Trump’s return to the White House.・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2024/11/19/ukraine-russia-atacms-bryansk/
ガザ戦争。↓
<イラクも着々とイスラム原理主義化しつつあるな。↓>
Iraq bans alcohol in hotels and clubs, bringing country close to near-total ban–Alcohol has long been easily accessible in Baghdad, but a crackdown in recent years has made booze much more difficult to find.・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2024/11/19/iraq-alcohol-ban-hotel-drinking-law-baghdad/
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
地方政治家並みの人物しか中央政治家にはいないが、それでも、石破の人格を判断し、これまで彼を自民党総裁に就けない程度の「選良」ではあったことが良く分かるな。
首相公選制だったら、日本全国の非選良達の手で石破はずっと前に首相になってただろう。↓
「「ぼっち姿」が大波紋 へずまりゅうにすらけなされる石破首相、「日本の恥」トレンド入り・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/27589994/
堀は批判的だが、自民党で石破がずっと総裁になれなかったのと同じで、兵庫県議達は斎藤元彦を、身近で、或いは県職員達を通じて、見て来ていた上に百条委員会審議も通じて、彼が人格的に知事にふさわしくないと正しく判断したんだよ。
それが、知事は公選だもんで、非選良達が彼を再選させちまったってワケさ。↓
まだ続くようだが、それなりに面白い。↓
「東京からは見えてこない「なぜ維新は大阪で絶大な支持を得ているのか」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4b17214a21f7d0319945c55be054799403fb81b
日・文カルト問題。↓
<日韓交流人士モノ。↓>
「パーキンソン病の新しい治療法、韓国企業の幹細胞技術研究が日本で成果–バイオスター幹細胞技術研究院と銀座クリニックなどが協力・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/11/20/2024112080043.html
<そりゃしなきゃね。↓>
「在日学徒義勇軍の朝鮮戦争参戦 真実究明へ=韓国・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20241120000800882?section=politics/index
<まさか。↓>
「石破-尹錫悦の協調でトランプ政権2期目の牽引を・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/326395
<むずがゆ。↓>
「AIに切迫した日本とあまりにも静かな韓国・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/326394
<文カルト健在?↓>
「佐渡金山の歴史説明に”朝鮮人を貶める”内容?=韓国ネット「裏切られた」「日本はなぜそこまで…」・・・韓国・ソウル新聞・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b944158-s39-c100-d0191.html
中台交流人士モノ。↓
「共産党元高級幹部の薄熙来氏息子が台湾人女性と結婚へ、中国では情報封鎖・・・」https://www.recordchina.co.jp/b944006-s25-c100-d0198.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<邦語媒体より。
日中交流人士モノ?↓>
「「アジア買春ツアーの首都」東京、客は中国人男性が最多・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/11/20/2024112080011.html
<ここからは、レコードチャイナより。
同じく。↓>
「・・・中国のSNS・微博に18日、インドネシア代表との試合を終えた日本代表の選手らが次戦の地である中国に向かうため、ジャカルタの空港に姿を見せた時の映像が投稿された。選手らは皆、スーツに身を包み、キャリーケースを手に颯爽(さっそう)と歩いている。投稿したブロガーは「まるで商業公演にでも行くかのような脱力感がある」と述べ、中国との対戦に余裕を漂わせていることを紹介した。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b944119-s25-c50-d0052.html
<・・・。↓>
「<サッカー>中国代表はどうすれば日本代表に勝てる?・・・中国メディアの三湘都市報・・・中国のSNS・微博(ウェイボー)・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b944156-s25-c50-d0052.html
「中国の著名サッカーサポーター「退銭哥」こと何勝(ホー・ション)氏は19日、自身のSNS・微博(ウェイボー)を更新し、日本代表を応援する一部の中国人に苦言を呈する映像を投稿した。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b944157-s25-c50-d0192.html
<どっかで聞いたことがあるセリフだな。↓>
「・・・中央テレビは9月5日に行われたアウェーでの日本戦を含め、今予選の試合を生中継していない。中央テレビのスポーツアカウント・央視体育はその理由について「今予選の著作権はアジアサッカー連盟(AFC)代理会社のアジアサッカーグループ(AFG)が所有しているが、試合の放映権料が高騰しており、再三に渡り交渉してきたが断念した」と説明した。・・・中国メディアの観察者網など・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b944123-s25-c50-d0052.html
<自国のことをさておいて、ヨユーだねえ。↓>
「中国メディアの第一財経は、「トランプ氏の保護主義政策が日本経済に及ぼす影響」と題した記事を掲載した。・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b944083-s25-c100-d0165.html
<どうでもいいから、旅行、長期滞在、帰化、なんでも歓迎。↓>
「「日本が悪いという意味ではないけど…」中国人女性の投稿・・SNS・微博(ウェイボー)で280万のフォロワーを持つ女性ブロガー・・に反響=「分かる!」「私は好き」・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b944059-s25-c30-d0052.html
<あーそー。↓>
「小嶋陽菜さん襲った男は「中国籍」の留学生、台湾メディアが一斉に反応=「濡れ衣だった!・・・
中国のSNS上でもこの情報は伝わっており、中国のネットユーザーからは「逮捕された時に自分は台湾人と言ってたのに、まったく…」「自称・台湾人と言われていた時からきっとそうだと思ってた」「中国は人口の母数が大きいから色んなクズがいるんです」との声がある一方、「実際、台湾人なんだよ」「台湾は中国の一部なのだから何も間違っていない」「彼は台湾人じゃないのか?台湾人は中国籍だろう」といった声も上がっている。」
https://www.recordchina.co.jp/b944130-s25-c30-d0052.html
<太田>
一 WiFi
昨日、TV視聴調査機器の換装品の設定が途中だったのを完了させた後、Prime Videoで映画を4時間超視聴(視聴者数を含む)したところ、その間、全くWiFiの切断が起らなかったので、J:COMのサポートに電話し、本日午前に予定されていたところの、WiFi元機器群の換装中止を伝達しておいた。
中止伝達してもよいと判断した根拠は以下の通りだ。
「TV視聴調査に協力することで毎月Pontaポイントがもらえる仕組みなのだが、今年に入ってから、Amazon Prime視聴も調査対象にしたとのことで、機器を換装させられるとともに、ケーブルTVのセットトップボックス用のWiFi波を、我が家のものから調査機器のものに変更させられた。
ところが、1カ月ほど前からPrime Video視聴調査ができなくなる故障が生じたとのことで、調査機器の換装品が送られてきたので換装したものの、WiFi波切り替えマニュアルが届いていなかったので、セットトップボックスのWiFi波の切り替えが行われない状態が数日続いた。
Prime Videoでの映画視聴中のWiFiの切断は、この、故障と切り替え前、の間だけに起こった。」
なお、この判断でよいか、調査会社には確認中。
(なおなお、そもそも、Prime Videoは、私は、Fire TV cubeなどなくても視聴できるのに、あえてcubeで視聴しているのは、cubeをスマートスピーカーとしても使用できるのと、X299パソコンで使わずじまいだったところの、ブルーレイプレヤーを、cubeに繋いで使用できる・・まだ使用したことはないが・・からだ。)
二 コーヒー生豆レビュー
100円クーポンでつられて下掲を楽天で投稿した。↓
・「コーヒー 生豆 タンザニアAA キリマンジャロ キゴマ キボー ディープブルー AA」について:
前回、前々回のと生豆の銘柄は異なるが、いずれも、行きつけだった焙煎店のお勧めミックス焙煎豆で淹れたコーヒーよりおいしかった。しかし、ネットでは他店から購入したことがないので星4つにした。
・「コーヒー&石窯パン専門店ガウディ」について:
コーヒーは、ずっと焙煎店で焙煎してもらった豆を全自動コーヒーメーカーで淹れて飲んでいたのだが、電気焙煎機を導入して以来、生豆を購入するようになり、焙煎店から1回、PR上手なガウディさんから3回買って現在に至っている。歩いて行ける近所のスーパー4店にはどこも生豆が置いてなく、焙煎店にはあるけれどそこには自転車で行かなければならないことから、ネットで注文するのが原則になったもの。ネットでは他から購入したことがないので比較できないこともあって4つ星にしたが、とにかく、安いし豆を確保する手間が大幅に省け、かつ、新鮮な焙煎豆でコーヒーが飲めるので、皆さんにも全自動コーヒーメーカーと電気焙煎機/生豆によるコーヒー生活をお勧めしたい。
--映画評論190:評決のとき--
今回の「『評決のとき』(・・・A Time to Kill)は、1996年の<米>国のドラマ映画。監督はジョエル・シュマッカー、出演はマシュー・マコノヒーとサミュエル・L・ジャクソン・・・ケヴィン・スペイシー<(コラム#14581)>・・・など<であり、>・・・原作はジョン・グリシャム<(コラム#14571)>による1989年の同名小説である。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A9%95%E6%B1%BA%E3%81%AE%E3%81%A8%E3%81%8D
は、インターステラー(コラム#14513)でのマシュー・マコノヒーもこれあり、最近の映画評論で登場した人物だらけと言っても過言ではなく、私も、文字通り映画セミプロになった思いだ。
主人公役のマコノヒーはロースクール志望で俳優へと転向した「インテリ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%B3%E3%83%8E%E3%83%92%E3%83%BC
だが、その妻役のアシュレイ・ジャッド(Ashley Judd。1968年~)については、「ハーバード大学大学院のジョン・F・ケネディ・スクール(公共政策大学院)を修了し、行政学の修士を取得し<ている>」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%89
ことには驚いたところ、(こんなことは言うべきではないのかもしれないが、)彼女のこの映画当時の超絶的美貌
https://www.bing.com/images/search?view=detailV2&ccid=ELZhn1dp&id=D0A58AEF21D505212846D7E3B9BE0D51278BF364&thid=OIP.ELZhn1dp2QuhAaMlJL5yJQHaHP&mediaurl=https%3a%2f%2fth.bing.com%2fth%2fid%2fR.10b6619f5769d90ba101a32524be7225%3frik%3dZPOLJ1ENvrnj1w%26riu%3dhttp%253a%252f%252fwallsdesk.com%252fwp-content%252fuploads%252f2016%252f09%252fAshley-Judd-full-HD.jpg%26ehk%3dziZBX3pW%252bOaK2u2m7lSeidNDFwgrP5yiByAfu98P0yk%253d%26risl%3d%26pid%3dImgRaw%26r%3d0&exph=1565&expw=1600&q=%e3%82%a2%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%83%bb%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%83%e3%83%89&simid=608043936987697920&FORM=IRPRST&ck=D34BDF2530C13243F9847095D855F7B7&selectedIndex=0&itb=0&idpp=overlayview&ajaxhist=0&ajaxserp=0
が急速に失われてしまったらしいこと、
https://en.wikipedia.org/wiki/Ashley_Judd
にも驚いた。
閑話休題、これ、ポリティカルコレクトネスの塊のような映画だが、魅せる。
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太田述正コラム#14592(2024.11.20)
<浜口恵俊『間人主義の社会 日本』を読む(その1)>
→非公開