太田述正コラム#14637(2024.12.13)
<皆さんとディスカッション(続x6105)/映画評論213:私は確信する>
<umKHdbfo>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
「NYの保険会社CEO暗殺。射殺容疑者について、いまわかってること・・・」
https://www.gizmodo.jp/2024/12/united_health_group_luigi.html
G7と中国、ロシアのような大国の中でも、もっとも異質な文明の国は本当はアメリカなのではないかという気がする。
⇒アングロサクソンと欧州のキメラの米国。
キメラはろくでもない存在、と、相場は決まってるのよね。(太田)
<太田>
安倍問題/防衛費増。↓
なし。
ウクライナ問題。↓
なし。
ガザ戦争。↓
<ハイ、よくできました。↓>
「・・・アサド政権の崩壊はイスラエルにとってヒズボラに壊滅的打撃を与える絶好のチャンスともいえる。ゴラン高原一帯の制圧はシリアからイスラエルに誰も入れなくするだけでなく、シリアからレバノン南部への移動も難しくする。
つまりシリア暫定政府とイスラエルは“反ヒズボラ”の一点では利害関係を共有していて、ゴラン高原一帯で双方が対峙する状況は、少なくとも結果的に、レバノン南部にヒズボラを封じ込める効果がある。
立場を超えた“反ヒズボラ同盟”は、シリア暫定政府とイスラエルの間だけではない。
シリアの少数民族クルド人の武装勢力は12月10日、アメリカの仲介のもと、シリア民主軍(SDF)系の武装勢力と停戦に合意した。
SDFはこれまでクルド人と激しい戦闘を繰り返してきた。SDFの主なスポンサーは、トルコ国内のクルド人勢力の活発化を恐れたトルコだからだ。
これまでSDFにはクルド人に対する無差別殺傷など戦争犯罪の疑惑も数多くある。
つまりクルド人とSDFはいわば犬猿の仲なのだ。
それが急転直下で停戦に合意した理由については明らかにされていないが、そこにはやはり共通の敵であるアサド政権の残党、そしてそれを支援してきたヒズボラの追い落としを、当面の優先課題にしようとする考え方がうかがえる。
クルド人の多い北東部は、イランからシリアに通じるルート上にある。
そうだとすると、クルド人とSDFの停戦を仲介したアメリカは、シリアにおける“反イラン=ヒズボラ統一戦線”の誕生に一枚噛んでいるといえる。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/6f9a144a7ddcb61e6508b92c7be5e1a39f824912
それでは、その他の国内記事の紹介です。↓
その通り。↓
「「紀州のドン・ファン」元妻 無罪判決 覚醒剤密売人「売ったのは氷砂糖」の証言がポイントに・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ef7e6819b635554049ecc89a473b9dbe6b4d367
こんなこと言いたくないが、「無学」の歴史小説家(コラム#14442)にもオツル歴史学者の、余りに陳腐な赤穂事件観。↓
「・・・浅野長矩が主君としてあまりにも残念だったことを思うと、内蔵助の優秀さが際立ちます。と同時に、こんなダメな主君に命を賭してまで仕えた顚末を描く『忠臣蔵』を、ただの美談とするのは、どうも違う気がするのです。
美談というのはやはり、うまく作られた虚像のひとつであり、赤穂浪士の実態は、なんともバカな上司を持ってしまった不幸な部下たちの話とも言えそうです。
本郷 和人」
https://president.jp/articles/-/88736?cx_referrertype=yahoo&yhref=20241212-00088740-president-soci
日・文カルト問題。↓
<カルトには話は通じません!↓>
「「日本中心の奇異な外交政策に固執」 共に民主党が発議した尹大統領弾劾訴追案の内容に米専門家「弾劾事由にはなり得ない」・・・」
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/12/12/2024121280013.html
<やっぱ、尹大統領はそんじょそこらにいるフツーの人、だった。
そんなんがなんで検事総長になれたん?↓>
「・・・尹大統領は戒厳軍の国会投入について、「戒厳宣布放送を見た国会関係者や市民が大挙して集まることに備えて秩序を維持するため」とし、「国会関係者の国会への出入りを妨げないようにした」と主張した。しかし、これは「尹大統領がすぐに(国会の)扉を壊して国会議員を外に引っ張り出すよう指示した」と明らかにした陸軍の郭種根(クァク・ジョングン)特殊戦司令官の証言に真っ向から反する。
尹大統領はまた、「中央選挙管理委員会の選挙管理電算システムがでたらめだ」とし、「だから今回、国防長官に選管委の電算システムを点検するよう指示した」と述べた。保守層の一部が提起した不正選挙疑惑を信じ、選管委に戒厳軍投入を指示したことを認めたのだ。選管委は、「不正選挙に対する強い疑念による疑惑提起は、自身が大統領に当選した選挙管理システムに対する自己否定に他ならない」と批判した。・・・」
https://www.donga.com/jp/article/all/20241213/5348227/1
<・・・。↓>
「日本、中国、韓国、台湾の中で肥満率が最も深刻なのは?=韓国・・・韓国・ヘルス朝鮮・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b945571-s39-c30-d0191.html
<健闘を祈る。↓>
「半導体投資への全面支援を宣言した日本に韓国メディアが焦り=韓国ネット「腹立つ」「日本がついに…」・・・韓国メディア・韓国経済・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b945593-s39-c20-d0191.html
読んだ本だがここのところの記憶はないけれど、アーレントが、どうして、もっと、単純に、私のように、北欧神話に注目しなかったのか、不思議だよ。↓
「・・・ハンナ・アーレントは1951年に出版した『全体主義の起原』で、19世紀における英露の植民地争奪戦〈グレート・ゲーム〉について考察している。 一般的には、ナショナリズムと植民地からの搾取を前提とした経済構造の結託が、帝国主義の拡大をもたらしたと考えられている。 しかしアーレントはここで、むしろ帝国主義の拡大の原動力として、植民地に移住したヨーロッパ人たちの精神に注目する。このときアーレントがその精神を代表するものとして取り上げるのが、ラドヤード・キップリングの記した帝国主義の時代の植民地(インド)を舞台にした冒険活劇(『少年キム』)だ。 『少年キム』に登場するスパイたちはイギリス人もインド人もなく、ただ匿名の存在として活動にコミットし、敵国が己に懸けた賞金の額を誇りにするようになる。イギリス人のスパイとインド人のスパイが人種を超えた兄弟として共に戦うのだ。 そこには、ナショナリズムもなければ人種差別もない。彼らの目的は金銭でも地位でも、ましてや国家の繁栄でもない。彼らの目的は、敵国によって自身に懸けられた賞金の金額というゲームのスコアだ。 このスコアは何ものにも─金銭にも地位にも─代えることはできない。そして彼らは一様に「名を持たず、その代りに番号と記号だけを持つ」ことを幸福とする。それは、自分の物語を見つけて自己実現を果たすことによる解放ではなく、むしろ個人であることからの解放である。〈グレート・ゲーム〉に参加することで、彼らは匿名の存在となり純粋にスコアという報酬を目指してプレイすることになる。 このとき〈グレート・ゲーム〉は、俗世間の価値から人間を解放し、生そのものを肯定してくれる装置として機能する。 そして、このゲームのためのゲームには「終わり」がない。彼らの目的はゲームをプレイし、スコアを上げること、それ自体だからだ。キムの物語が体現する〈グレート・ゲーム〉は現実的な利害を超えた価値をもつ装置なのだ。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfa959f3a8712c8cc584cad4b4b5e458f61da9d4
https://gendai.media/articles/-/142639?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=link&utm_content=related
おー、しかし・・。↓
Bloody siege ends Myanmar army control of western border・・・
”We cannot deny the fact that Rohingyas have been persecuted by Myanmar governments for many years, and the Rakhine people supported that,” said the Rohingya man we spoke to in Bangladesh.
“The government wants to keep Rohingyas from becoming citizens, but the Rakhine people believe there should be no Rohingyas at all in Rakhine State. Our situation today is even more difficult than it was under the rule of the military junta.”
https://www.bbc.com/news/articles/ckg324den6po
古代エジプト史に大きな足跡を残したのはツタンカーメンじゃなく、その父親のアメンホテプ4世(イクナートン)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%86%E3%83%B3
の方だからね。↓
「・・・ツタンカーメン王の祖母であるティイ王妃のミイラ化された遺体から顔<が>復元<され、>その姿<が>公表<され>た<。>・・・
ティイ王妃は、紀元前1390年から53年まで在位したエジプトのファラオ、アメンホテプ3世(紀元前1398年~紀元前1338年)の正妃だ。彼女はツタンカーメンの父であるアメン<ホ>テプ4世の母であ<る。>・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/555d5e0967e72394bf3f2d34b36ef352c0cb391c
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
なし!
<太田>
一 新タブレット
Android 用 Microsoft 365 アプリ
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/android-%E7%94%A8-microsoft-365-%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA-0383d031-a1c6-46c9-b734-53cd1d22765b
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.office.officehubrow&referrer=utm_source%3DYoutube%26utm_medium%3DM365YT%26utm_term%3DM365YT%26utm_content%3DM365YT%26utm_campaign%3DM365YT
を入れようっかなー。
二 iPhone15
やってみたけど、スマホが不安定極まりない状態になったので、オフにした。↓
「iPhoneを“視線”で操作する iOS 18の「視線トラッキング」をセットアップする方法・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/iphone%E3%82%92-%E8%A6%96%E7%B7%9A-%E3%81%A7%E6%93%8D%E4%BD%9C%E3%81%99%E3%82%8B-ios-18%E3%81%AE-%E8%A6%96%E7%B7%9A%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%82%92%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95/ar-AA1vzbKy?ocid=msedgntp&pc=U531&cvid=28860e8bdf8349cdb0df1ee54c2e1e36&ei=18
三 全自動洗濯機
本日はほぼ乾いた。
これでは、修理申し込みまでは踏み切れない。
乾いていない場合は、乾燥だけを更にやってみることにし、様子を見たい。
–映画評論213:私は確信する–
「『私は確信する』(・・・Une intime conviction)は、201<9>年のフランスのサスペンス映画。・・・2000年にフランスで実際に起こった未解決事件スザンヌ・ヴィギエ事件をモチーフにした裁判サスペンス。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%81%E3%81%AF%E7%A2%BA%E4%BF%A1%E3%81%99%E3%82%8B
https://fr.wikipedia.org/wiki/Une_intime_conviction <>内 ※
この映画では、その主人公以外の登場人物は全て実在の人物らしい(※)が、実際の訴訟が退屈なものだったに違いなく、主人公の大活躍・・もっとも、どうしてそんなに活躍することになってしまったのかも腑に落ちなかった・・にもかかわらず、退屈で欲求不満の残る映画だった。
実際、フランス以外で上映された形跡がない。
でもフランス国内では高評価だった(※)というのだから、不思議でならない。
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太田述正コラム#14638(2024.12.13)
<浜口恵俊『間人主義の社会 日本』を読む(その24)>
→非公開