太田述正コラム#5163(2011.12.9)
<皆さんとディスカッション(続x1401)>
<太田>(ツイッターより)
米ABCのインタビュー番組で、シリアのアサド大統領いわく、「殺人、拷問等をやらかしたのは「私の部隊ではない。あれは政府に属する軍部隊なのであって、私は大統領だが、シリアを保有してるわけじゃない」」
http://www.guardian.co.uk/world/2011/dec/07/bashar-assad-syria-killings-torture
こんな無責任独裁者、前代未聞だわ。
第二の私小説の関係だけど、他の2人との場でそのうちの1人が言ったことを、私ともう1人の人とで正反対に解釈していたことが判明。
日本語のfuzzyさの妙と怖さを改めて感じた。
少なくとも、大事なところは書面にしないといけないなとも思った。
(そもそも、私、職業柄、話の行間を読み過ぎる?)
<ΨζΨζ>(「たった一人の反乱」より)
チャンネル桜に出てるような元自衛隊の将軍クラスの人たちですら、太田さんがいう「何の参考にもならない右の人たち」と同じような自衛隊観を持ってるようにみえるんですが、彼らも自衛隊の中枢には居なかったので実情を把握していないということなんでしょうか?
<太田>
陸海空のどれかにもよるし、人にもよる。
いずれにせよ、もう少し具体例をあげてくれないと答えようがないよ。
<ΨζζΨ>(「たった一人の反乱」より)
前々回の講演会動画に太田さんの論述を批判するコメが結構あるけど、何なんだろな?
こう言っちゃアレだが、太田さんおよび太田さんの持論を知らない人があの動画を観るはずはないし・・・。
太田さんも「アンチ」が付くほど人気者になったってことなんかな?
<ζΨζΨ>(「たった一人の反乱」より)
<村上春樹の話の関連だが、>蓮實重彦が文壇のメインストリームに属してるかといえば、まったく違うような。
この人もかなりアウトサイダーな人だと思うけど。
まあスレ違いな話だが。
<秋の空>
≫どこがどうなおるのか、さっぱり分かりましぇーん!≪(コラム#5161。太田)
??? 明確に書いたつもりでしたが通じなかったみたいですね(笑)。
こんな細かいこと、太田さんには迷惑でしょうが、一応フーバーの本、重要だと思うので書いときます。
フーバーは、産経に<載っていた>ルーズベルトだけではなく、トルーマン他、複数の政治家<(Statesman)>の愚かさを論じていますから、Statesmen<と>複数<にしなきゃいけなかったのです>。
<すなわち、>The Blunders of “Statesman”<は>The Blunders of “Statesmen”<の、また、ついでですが、>『7ページと長いのはthe introductionの引用があるからです。』は『7ページと長いのは”the introductionと Chapter 89: A Review of Lost Statesmanship — 19 Times in Seven Yearsの両方の引用があるからです”』の<それぞれ>間違い<だったのです>。
この<Statesmenによる>19回の誤り<(=愚かさ)>が何<であるの>か<を>オンラインで読めます。
<しかし、>フーバーの本はCharles A Beard同様米国では黙殺されると思います。
<ところで、>太田さんが引用された東京新聞やアメリカの主要誌もいいですが、下の3つも面白かったです。
1.Joe Rochefort’s War: The Odyssey of the Codebreaker Who Outwitted Yamamoto at Midway by Elliot Carlson
http://www.amazon.com/Joe-Rocheforts-War-Codebreaker-Outwitted/dp/1612510604
2.The Elusive Enemy: U.S. Naval Intelligence and the Imperial Japanese Fleet by Douglas Ford
http://www.amazon.com/Elusive-Enemy-Intelligence-Imperial-Japanese/dp/1591142806/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1322572754&sr=1-1
3.Pacific Crucible: War at Sea in the Pacific, 1941-1942 by Ian W. Toll
http://www.amazon.com/Pacific-Crucible-War-Sea-1941-1942/dp/0393068137/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1323365879&sr=8-1
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
一川は無能なだけだが、山岡は犯罪者スレスレって感じだな。
小沢系には、御大以下、ロクな政治家がいないね。(ま、小沢系以外も褒められたもんじゃないが・・。)↓
「・・・参院は9日午後の本会議で、自民、公明両党提出の一川保夫防衛相への問責決議を野党の賛成多数で可決した。両党が出した山岡賢次消費者行政担当相問責も引き続き可決された。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111209/plc11120914140023-n1.htm
「「マルチ商法に深く関わり、疑惑は多岐に」 自公提出の山岡国家公安委員長の問責決議案全文・・・」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111209/stt11120913040006-n1.htm
2人とも往生際悪いねー。↓
「オリンパスの損失隠し疑惑で、岸本正寿元会長(75)と菊川剛前会長(70)の歴代2社長が、損失を簿外に移す「飛ばし」に必要な資金確保のため外国銀行と交わした契約書に直接署名していたことが・・・分かった。・・・
一方で、三者委の調査に菊川氏は「損失隠しは知っていたが、額は最近知った」と説明。岸本氏は「記憶にない」と話している。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111209/crm11120909360007-n1.htm
カタールやサウディアラビアは、ただただ、スンニ派の利益擁護のためだけにシリア反体制派を支持してるってさ。少なくともサウディアラビアは間違いなくそうだ。
一神教宗派ってホントおぞましい存在だよな。↓
・・・The rulers of Qatar and of Saudi Arabia are untroubled by the obvious contradictions in their policy toward this year’s Arab revolts: They are defending Bahrain’s ruling family against the majority Shiite population while loudly criticizing and sanctioning the Assad regime for oppressing its own majority Sunni population. And they are demanding democratic rule in Syria while accepting none of it at home.・・・
http://www.foreignpolicy.com/articles/2011/12/07/revenge_of_the_sunnis?page=full
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太田述正コラム#5164(2011.12.9)
<大英帝国論再訪(その1)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x1401)
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