太田述正コラム#7690(2015.5.27)
<アンドリュー・ジャクソン大統領のおぞましさ(その3)/私の現在の事情(続x60)>
(4)政治的対決
「この二人の男達は、それぞれ自分の国の最高指導者になり、何百万エーカー<もの土地>の統制権を巡って闘争した。
この二人の物語は、南北戦争の前日譚であり、我々の時代の民主主義的諸議論の前奏だ。
それは、それに続いたところのものの多くの物理的風景を確立し、また、政治文化を規定した。
この二人が出会った時点では、米国は、すぐにそうなるところのものとはとても異なっていた。
<だから、>この二人の物語を今日読むと、夢の中に落ち込んで、同時に異質(foreign)でありかつ覚えのある(familiar)ところの、領域を探索する感覚を覚える。
この国は、建国後、わずか一世代しか経っていなかった。
<その時の>行政府の長は、原初的建国の父達の一人である、ジェームズ・マディソン(James Madison)だった。
彼は、少数の統治選良<集団>の一員だった。
建設途上の首都から、マディソンは、片手ほどの知られた諸都市しか有さなかったところの、18州を統轄した。
全米人口は約700万人であり、現在のシカゴ大都市圏の人口よりも少なかった。・・・
ジャクソンは、1812年の<米英>戦争の中から、英雄、専任の陸軍の将軍、そして後には民主党の創健者、として頭角を現したのであって、彼は1828年に大統領に選出された。
アパラチャ渓谷出身の孤児という、つつましい<彼のような>出自の男が、ここまで上り詰めたことは、それまでなかった。
庶民のチャンピオンと喧伝された彼は、彼が選良的諸制度と見なしたところのものを破砕し、米国の政治を恒久的に変改した。
その経歴を通じて、彼は、常にインディアン達に土地を明け渡す(surrender)よう強要した。
彼は、<そのために、>理屈、脅迫、贈賄、二枚舌、そして武力、を用いた。
大統領として、原住民達が西へと移住して白人の入植空間を作ることによって二つの人種群双方が裨益すると述べた彼は、インディアン移住(Indian removal)として知られる政策を法典化した。
ロスは、ジャクソンへの反対の中で頭角を現した。
彼は、<クリーク>戦争の中から練達の将校として出現し、すぐにチェロキー族の外交官となり、1816年には、ジャクソンの大きな土地諸獲得を一旦は阻止した。
その後、チェロキー族の恒常的な土地の諸喪失を押しとどめることを期して、ロスは、チェロキー族憲法の創造を統轄した。
その憲法は、チェロキー族国の諸領域は「爾後変更されることなく同一に保たれなければならない」、と宣言した。
1828年における彼のチェロキー族大酋長への選出は、もう1フィートの土地も割譲してはならないとの任務(mandate)を順守することを彼に要求した。
理屈の上では、この義務は紛れの余地がないものだった。
(続く)
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–私の現在の事情(続x60)–
本日は食い物の話ばかりです。
ホームベーカリー、高級炊飯器、そして、スープメーカー、を買ってからというもの、特に最初の2つのせいで、炭水化物摂取量が増えた・・ホームベーカリーは1斤単位で冷凍しないとすると一日で食べ切らなければならないし、高級炊飯器も最低炊飯単位が1合で、「高級」な味わいを確保するためには、当日午前中に炊飯した上で昼食と夕食の2回で完食しなければならない・・ことから、体重が増え気味なのが悩ましいところです。
ホームベーカリーでは、苺ジャム作りもやってみましたが、これは素晴らしいですね。
ガスレンジで作ろうとしたら、時々かき混ぜなければならず、出来上がるまで付きっ切りですし、電子レンジで作ろうとしても、やはり、たまにかき混ぜる必要があるのに、ホームベーカリーでは自動的に出来上がるんですから・・。
ところで、苺ですが、同じ銘柄でも青果店とスーパーとでは、場合によっては2倍以上の価格差があることが分かりました。
そこで、青果店で、1回目は1パック250円(税込)、2回目は何と1パック197.5円で苺を仕入れたところ、1パック強でもって、ジャム中壜1個分のジャムができるので、これなら、(砂糖、レモン汁、そして好みでペクチン等の)諸経費込でも、出来合のものを買うよりも安上がりですし、何と言っても、新鮮なものはおいしさが違いますからねえ。
味覚が衰え気味なのが残念ですが、同じホームベーカリーで作った出来立ての食パンに、(前日作って冷蔵庫に保管した)このジャムを付けて食するたびに、高揚感を覚えます。
ところで、このホームベーカリーではスポンジケーキも作ることができ、これもやってみました。
実は、最初、ホットケーキミックスを使ってやってみたのです。
それも、それなりにうまくいったのですが、やっぱり、ホットケーキ・・最近は、日本でもパンケーキという呼称の方が定着しつつあります・・はホットケーキらしく食べたいので、あれこれ検討した結果、レコルトスマイルベイカー
http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%88+%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&tag=googhydr-22&index=aps&jp-ad-ap=0&hvadid=50697413828&hvpos=1t1&hvexid=&hvnetw=g&hvrand=11721741445404995400&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=e&hvdev=c&ref=pd_sl_9pjwmrc9ci_e
という製品をアマゾンで購入し、まずはお好み焼きを作ってみました。
おもちゃみたいに小さくて可愛い製品なので、2人前のお好み焼きミックスをベースに作ると、5~6回に分けて焼く必要があるのですが、両面焼き方式なので焼き上がるのに1回3分しかかからず、作りながら食べるとちょうどいい塩梅です。
次回は、本来のお目当てのホットケーキを作ってみる予定です。
引っ越しの際、古い鉄板焼き機を捨て、新しいのを買ったのですが、鉄板の種類がたくさんの製品で、展開する時と仕舞う時が面倒なため、ホットケーキミックスはあるのに、引っ越ししてから一度もホットケーキを食べていない、というトホホな事情があったのです。
(もちろん、お好み焼きも食べたことがありませんでした。)
これで、調理機器類については、一応揃ったのではないでしょうか。
後、買うとしたら、今をときめく低速ジューサーくらいでしょうね。
それにしても、手軽に何でも上手に作れる、便利な時代になったものです。
炭水化物と言えば、うどんについては、「高級品」をいくつか試してみたのですが、結局、冷凍のものが段違いに(コシがあって)おいしいことが分かりました。
お値段もそう高くはありません。
そこで、冷凍食品「半額」セールの時に、冷凍うどんを買いこみ、時々食しています。
冷凍にしたものがおいしいということは、うどんも自分で製麺すれば一番いいのでしょうが、今のところ、そこまではやる気になりません。
そうそう、私は蕎麦は余り食べないのですが、焼きそばは時々やります。
焼きそばも、高級品があるようなら、今度、買ってみましょう。
アンドリュー・ジャクソン大統領のおぞましさ(その3)/私の現在の事情(続x60)
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