太田述正コラム#8127(2016.1.1)
<皆さんとディスカッション(続x2859)>
<太田>(ツイッターより)
 阪大と京大が共同開発した、円滑な対話が可能な(日欧ハーフの)美し過ぎるロボット「エリカ」
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150804/Hazardlab_10593.html
を始めとする、今年登場したところの、日本の画期的な新ロボット群を、ガーディアンが大々的に報じていた。
http://www.theguardian.com/technology/2015/dec/31/erica-the-most-beautiful-and-intelligent-android-ever-leads-japans-robot-revolution
 「…トランプ氏…先月30日…韓国と日本は米国の『安保の傘』の保護を受けながら、その見返りに何もくれない。…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/01/01/2016010100696.html
 ウーム快感ー!
 トランプ様大好き。
 もっと言ってー。
 (奴隷国家日本非公認代表太田述正から、奴隷主米国大統領候補のトランプ様へ。)
<CAKKIMA>(同上)
 あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。
<太田>
 こちらこそ、皆さん、引き続きどうぞよろしく。
 それでは、その他の記事の紹介です。
 まずは、新年にふさわしいおめでたい話題2選。↓
 「出生数5年ぶり増加・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/11018012/
 宗主国サマが1位ってのが気に入らず、めでたさも中くらいだが・・。↓
 「「ネット上のブランド力」ランキング 日本2位、中国9位、韓国低迷・・・」
http://news.infoseek.co.jp/article/zuuonline_93065/
 いつものことなので、さしてめでたくもないところの、中共での日本礼賛。↓
 「・・・中国メディアの今日頭条は21日、初めて日本を訪れた中国人はまず、日本について「清潔」、「上品」、「親切なサービス」などという印象を抱くはずだと指摘。さらに日本の「おもてなし」や「サービス精神」について、日本国民は民度が気品が高いため、高い水準のサービスの質が求められると伝えた。
 さらに、中国では所得水準の低い人もまだまだ多いとし、価格が安ければ質が劣っていても勝手に売れるとしながらも、日本では製品であってもサービスであっても質が高くなければ需要がなく、いずれ淘汰されてしまうとし、「こうした環境を背景にサービスの水準が向上してきた」と論じた。
 <日本人の礼儀正しさは儒教と何の関係もないけれど、ま許す。(太田)↓>
 礼儀作法などの「礼」は、もともとは中国発祥の儒教の教えによるものであるが、若干形を変えながらも現代の日本でも脈々と受け継がれ、日本人の生活の一部となっている。記事は、「中国で生まれた礼は日本でより良く伝承され、日本人の骨の髄まで染み込んでいる」と指摘し、礼に基づくサービスの質の高さは短期間で模倣できるものではないとし、「だからこそ日本のサービスの質は簡単に超越できないのだ」と指摘している。・・・」
http://news.searchina.net/id/1598076?page=1
 <当然だ。(太田)↓>
 「和牛って一体どれだけ旨いのか・・・「口に入れただけで溶ける」・・・」
http://news.searchina.net/id/1598606?page=1
 <・・・。(太田)↓>
 「・・・日本の露天風呂は、私の想像とは全く違っていた。男女の区別もなく湯につかって自然と溶け合い、人と人の心が触れ合う得難い体験をした・・・」
http://news.searchina.net/id/1598637?page=1
 <徐々に、やがて脱兎のごとく、歴史認識の180度転換へ?(太田)↓>
 「香港に拠点を置く衛星テレビ「鳳凰衛視台(フェニックス・テレビ)」系列で、中国大陸住民も主要な読者とするニュースサイト「鳳凰網」は20日「日本がフィリピンで擁立した傀儡指導者はなぜ、第二次世界大戦後に尊敬を受けたのか?」と題する記事を掲載した。  
 同記事は、中国の高齢者向け情報紙「快楽的老人」10日付が掲載した「インドとフィリピンの傀儡指導者は戦後に尊敬を受けた」の転載という。・・・」
http://news.searchina.net/id/1597936?page=1
 FTの年頭コラムの一つだが、最後の一文は同感だけど、後は、「じゃ、ヒットラーの銅像をベルリンに建てるべきなんだな」、で終わりだよ。(太田)↓
 「・・・ウィルソンに反対する議論は単純だ。彼は連邦政府機関の職員に人種隔離を再導入した。好意的に見るならば、重要な歴史的人物であることだ。ベルサイユ条約の起草者でもあった。
 ひとたび人の名前を消し始めたら、それは終わりのない旅路となる。ロジックに従えば、ワシントンを改名する必要があるだろう。米国の初代大統領は奴隷を所有していたからだ。トマス・ジェファーソンやジェームズ・マディソンなどは、もっと罪深かった。彼らはそれだけに基づいて評価されるべきなのだろうか。ウィンストン・チャーチルは臆面もない帝国主義者だった。だが、ナチズムに立ち向かったことで、歴史は彼に甘い評価を下す。フランクリン・ルーズベルトはどうか。米国の第32代大統領は公民権を促進するために何一つしなかったし、第2次世界大戦中には12万人の日系米国人を抑留した。複雑でない歴史的人物などというものは存在しないのだ。・・・
 ドナルド・トランプのような扇動家がなぜこれほど好調なのか不思議に思ったら、彼のあからさまな物言いがなぜこれほど高く評価されるのか自問してみるといい。もしかしたら、率直な発言が公の場から根絶されつつあるからではないだろうか。」
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO94571360Q5A131C1000000/
 これもFTの年頭コラムの一つ。
 このまとめ方はうまいな。↓
 「・・・ユーロ圏危機が通貨同盟に北部と南部の分裂を引き起こしたのと全く同様に、難民危機もEUを古参の西欧諸国と新参の中・東欧諸国に分裂させている。・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO95418540S5A221C1000000/
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太田述正コラム#8128(2016.1.1)
<二松啓紀『移民たちの「満州」』を読む(その10)/私の現在の事情(続x70)>
→非公開