太田述正コラム#8401(2016.5.17)
<皆さんとディスカッション(続x2996)>
<太田>(ツイッターより)
「三島賞–蓮實重彦さん 元東大学長、最高齢80歳で受賞…
日米開戦前夜の日本を舞台に、旧制高校生が魅力的な女性たちと繰り広げる性の冒険を官能的に描く。
これが3作目の小説となる。…」
http://mainichi.jp/articles/20160517/k00/00m/040/025000c
先生が総長になられた時にもコラムに書いたが、仏文学の授業を受けた思い出の人だ。
年齢といい、作品の内容といい、恐れ入るほかない。
「横須賀の「海軍料亭」全焼…山本五十六ら利用」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160516-OYT1T50090.html?from=ytop_main2
役所時代に訪れて五十六時代からの老女将の話を聞かせてもらう機会があった。
残念だな。
<a/q1fKdX>
報道の自由ランキングが落ちた理由は、マッカリー記者とマクニール記者が、安部政権の圧力で古賀茂明さんが報道ステーションを降板させられた、というデマ報道を流して、それを未だに撤回していないのが原因らしい。
https://twitter.com/CatNewsAgency
<KT>
・・・太田さんに聞きたいことが浮かぶことがありますが、いざオフ会でとなると、質問にならないものだったり、結局忘れてしまったりします。
私の親に太田コラムの内容を上っ面だけ話した時、「それがあんたと、どう関係あるの?」と聞かれたことがあります。
その時は反論できなかったのですが、人間は社会的動物で、この社会に法の支配があり、当たり前に自由があり(独立した本当の自由では無いとしても)、それは国の中で生活し、日本銀行券を回して物とサービスの恩恵と仕事をできる事の土台(それだけの土台では無い)に対して、私も親もみんなも責任を持っていない。
・・・太田コラムをまだきちんと理解できてませんが、今こういう考えでいます。
だけど、このように中途半端に書いて<はみたものの、自分は、一体>どうしたいんだろう、と<考えると>悩<んでしまい>ます。・・・
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
まず、舛添問題から。↓
<そりゃ、殆ど見当違いってもんだよ。(太田)↓>
「・・・既に報じられていたことをいまさらながらに再点火し、「関係者証言」で一斉に袋叩きにし、印象操作とも言えるような映像を流す。これらの事象をまとめると、野々村竜太郎元議員を執拗にネタにし、ベッキーを完膚なきまでに叩きのめしたものと同根のものを感じる。さらに言えば、一、単に、政権とオリンピックの費用負担を巡って対立関係にあるという意味での相対的弱者(舛添氏)を二、パナマ文書やら東京五輪招致に関する不正疑惑などの重要ニュースよりもウェイトを大きく割いて糾弾しているように思えてならない。」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e6%97%a2%e5%87%ba%e6%83%85%e5%a0%b1%e3%82%92%e7%b7%8f%e5%8b%95%e5%93%a1%e3%81%97%e3%81%a6%e8%88%9b%e6%b7%bb%e9%83%bd%e7%9f%a5%e4%ba%8b%e3%82%92%e5%9f%b7%e6%8b%97%e3%81%ab%e5%8f%a9%e3%81%8f%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%83%a1%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a2%e2%80%95%e2%80%95%e6%b1%9f%e8%97%a4%e8%b2%b4%e7%b4%80%e3%80%8c%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%81%aa%e4%ba%8b%e6%83%85%e3%80%8d/ar-BBt61Ss?ocid=iehp#page=2
<これも、核心をついてはいない。(太田)↓>
「舛添都知事問題でワイドショー出演の石原良純が挙動不審に! やっぱり父親の石原慎太郎のほうが酷かったから?・・・
なぜ、目を爛々とか輝かせて舛添都知事を追及しているマスコミがあの時、石原都知事の問題を徹底追及しなかったのか。それは、石原批判が多くのメディアにとって”タブー”だからだ。
ご存知のとおり、石原氏は芥川賞選考委員まで務めた大作家であり、国会議員引退後、都知事になるまでは、保守論客として活躍していたため、マスコミ各社と の関係が非常に深い。読売、産経、日本テレビ、フジテレビは幹部が石原べったり、「週刊文春」「週刊新潮」「週刊ポスト」「週刊現代」も作家タブーで批判はご法度。テレビ朝日も石原プロモーションとの関係が深いため手が出せない。
批判できるのは、せいぜい、朝日新聞、毎日新聞、共同通信、TBSくらいなのだが、こうしたメディアも橋下徹前大阪市長をめぐって起きた構図と同じで、少しでも批判しようものなら、会見で吊るし上げられ、取材から排除されるため、どんどん沈黙するようになっていった。
その結果、石原都知事はどんな贅沢三昧、公私混同をしても、ほとんど追及を受けることなく、むしろそれが前例となって、豪華な外遊が舛添都知事に引き継がれてしまったのである。
にもかかわらず、舛添都知事だけが、マスコミから徹底批判されているのは、今の都知事にタブーになる要素がまったくないからだ。それどころか、安倍政権の顔色を伺っているマスコミからしてみれば、舛添都知事は叩きやすい相手なのだという。・・・」
http://news.infoseek.co.jp/article/litera_4362/
<まーそりゃそうなんだが・・。(太田)↓>
「舛添バッシングの裏に自民党・都庁職員との“政争”・・・」
http://diamond.jp/articles/-/91159?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor
「舛添都知事 安倍首相と菅官房長官にケンカ売り続けてきた・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/11529702/
<核心部分はこれなんだよ。(太田)↓>
「・・・ 毎週末に公用車で足しげく通った神奈川県・湯河原の豪華別荘の土地・建物は、舛添知事個人が所有していないことになっている。
登記簿上の所有者は、すべて「株式会社舛添政治経済研究所」(舛添研)名義。雅美夫人が代表取締役を務め、残る取締役は舛添知事本人のみ。所在地も世田谷の自宅というファミリー企業だ。
3年前まで本人が「3億円で買った」と豪語していた東京・世田谷の自宅も舛添研名義だった。
「一般的に不動産を法人名義にすれば、耐用年数に応じて減価償却できます。土地取得代や建設費も、法人経費として税務上は損金として計上できます。固定資産税や別荘などの管理費も法人の経費となる。法人名義なら土地・建物の相続も発生せず、将来的な相続税対策にもなるのです。かなりポピュラーな節税の手口です」(税理士)
舛添知事は北九州市の実家の土地と、その地に97年に新築した2階建てのマンションまで舛添研名義にしている。しかも、舛添研はこの実家の住所を、登記簿で「支店」として届け出ている。
ちなみに、舛添知事の母・ユキノさんが他界したのは00年のこと。実家の土地・建物は母の生前から舛添研名義となっており、本来、舛添知事本人に降りかかったはずの相続税を回避した疑いもある。・・・
少なくとも新党改革の代表に就任した2010年以降、自らが代表の政党支部と関連政治団体グローバルネットワーク研究会(グロ研)が「家賃」として舛添研に毎年計531万円(月44万2500円)を支払ってきた。どちらも所在地は舛添研と同じ世田谷の自宅。特に政党支部は収入の大半が政党交付金、つまり税金が占めているだけに、家賃名目で国民の血税が舛添知事のファミリー企業に還流している格好だ。
都知事選出馬を表明した14年1月には、新党改革本部から政党支部に支給された計600万円の交付金のうち、人件費などに費やした残金約429万円を2回に分けてグロ研に寄付。都知事選出馬に伴う離党のため、党支部を解散したのは、最後の寄付と一緒の同月31日だった。
「政治団体の解散に際し、使い切れなかった政党交付金は国庫に返納する義務がある。ただし、罰則規定はありません」(総務省・政治資金課政党助成室)
さらにグロ研は14年7月末に解散。直前に残金約4900万円は、洗いざらい現在の資金管理団体「泰山会」(所在地は世田谷の自宅)に寄付した。グロ研を通じた“資金洗浄″によって交付金は泰山会に渡り、再び家賃名目で舛添研に還流された。しかも、同じ所在地の政治団体の数は減ったのに、舛添研が受け取る月額44万2500円の家賃はしっかり厳守されているから、もうメチャクチャだ。・・・」
http://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_319794/
⇒つまり、舛添の致命的問題点は、私>公、という倒錯した基本的価値観の持ち主だというところにあるんだな。
それは、本業の軽視、として立ち現れる。
学者の時は、本業を疎かにしてTVタレント業を優先した結果、大学を(事実上)逐われる羽目になり、政治家の時・・今はまだそうだ・・は、本業を疎かにして、節税と財テクに励んだ結果、議員/知事の座を逐われる羽目になろうとしているってこと。
(ヤフオクの「活用」だけとっても、本人しかできないことであって、それにどんだけ時間と労力をとられるかを考えてもみて欲しい。況や、節税と財テクのスキームの企画・メンテをや。)
これ、ケチは大損するっていう典型的なオハナシでもあるな。
いや、このさもしさは、もはや精神障害の域に達している、と言っていいんじゃないだろうか。(太田)
政府部内で、電通でトカゲのしっぽ切りをすることにしたんじゃねーの。
恐らく、電通ともすり合わせ済みで、誰か、電通から人身御供を出すんだろ。↓
「民進党が「広告会社D社」と社名を伏せるも馳浩文科相が「電通」と明言・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/11529971/
公的機関における「委員会」、「審議会」の類は、委員はみーんなイエスマン(ウーマン)ばかりに決まってんだろ。
日本じゃ、衆議は集めるが、公然たる議論はしないんだから、そんなもん機能するワケがない。
戦後、宗主国サマが押し付けたものが多い・・典型例は公安委員会制度・・ところ、それを、属国民が形骸化した運用を行って今日に至っとるんよ。↓
「「博士号なし」日銀のショーンK 間違いだらけの履歴書・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/11529703/
「・・・官邸と黒田総裁は自分たちのパペットとなる実績が少ない人物を選んだのでは」(エコノミスト)と見られている。・・・」
http://www.news-postseven.com/archives/20160511_410050.html
まだまだ、みんな甘いだわねー。(太田)↓
「・・・ある業界関係者は「ゴーン氏のシナリオどおりにコトが進んだ」と見る。・・・
「日産は昨年に軽自動車の燃費を測定した段階で三菱自の不正をある程度知っていたのでは」(業界筋)とみられる。日産は不正を見抜いた上でその影響を推定するとともに、三菱自の企業価値やルノー日産グループとのシナジー効果について検討したと見られる。・・・
<そして、>三菱自の燃費偽装が発覚すると予想通り株価が下落し、発覚前から株価がほぼ半値となった段階で提携を申し入れたのではないか・・・
http://news.livedoor.com/article/detail/11529488/
<ゴーンは、協業に入る前に、調べ上げ、三菱自動車の広義の燃費不正の存在を察知し、その上で、絶対達成不能と見切ったところの、更に高い燃費目標を押し付け、絶好のタイミングを見計らって燃費不正事実を公表したんだろうて。(太田)↓>
「・・・軽の共同開発が日産自動車との協業の第1弾だったため、燃費目標を達成しなければという意識が強く働いた・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160516-OYT1T50137.html?from=ytop_main3
日本の並みの憲法学者のレベルが低すぎる中ではよっぽどいい方だけど、必ずしも必要のないツール・・英国もイスラエルも使ってない・・の専門家を自称することがむなしくないのかねえ。
憲法批判論者を名乗って欲しいね。(太田)↓
「集団的自衛権「合憲」学者の論理と倫理–九州大学法学部准教授・井上武史氏・・・
井上の話は私には新鮮だった。彼は憲法を理念ではなくツールとして捉えている。・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/120100058/050500004/?n_cid=nbpnbo_ml&rt=nocnt
心強い限りだが、だからといって、人口減を放置しておいていいワケじゃない。↓
「・・・「あわてて移民に頼る必要はない」と主張する人々がいる。全国のロボット専門家だ。「次世代ロボットが普及すれば、人口 減少は乗り切れる」と断言する彼ら。・・・
少なくとも農業については、自動化さえ順調に進めば、大量の移民の手を借りる必然性はなくなる・・・
2040年の労働力不足は約97万人と、農業以上の人材難が見込まれている製造業。が、工場労働者の一人ひとりが“協働ロボ”という部下を持てば影響は最小限になる・・・
製造業の約97万人不足・・・建設業において最も危険な業務の一つが点検。それ をロボットが担えば人材難は相当、解消する・・・
最大の難関となるのが第3次産業だ。2040年時点での第1次、第2次産業の労働力不足はそ れぞれ20万人、144万人。それに対し第3次産業は、卸・小売業の99万人や医療や福祉の74万人を含め合計の不足人数が422万人に達する。・・・
バックヤードの自動化だけでは422万人もの労働力不足をカバーできるかおぼつかない。そこで、期待されるのが“支援ロボット”だ。・・・」
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/278202/051600032/?n_cid=nbpnbo_ml
めっぽうオモロイ記者会見だわ。
禅問答みたいだが、よーく咀嚼すると・・。↓
「「80歳の私に…はた迷惑」三島由紀夫賞の蓮實重彦さん・・・
あの程度のものは、私のように散文のフィクションを研究している者であればいつでも書けるものであります・・・
『ボヴァリー夫人』論に費やした労力の、100分の1もこの小説には費やしておりません・・・」
http://digital.asahi.com/articles/ASJ5J7G1NJ5JUCVL03L.html?_requesturl=articles%2FASJ5J7G1NJ5JUCVL03L.html&rm=1155
頑張っとるねー。↓
「パナが世界一奪還 太陽電池、激化する変換効率競争・・・」
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO99554220S6A410C1000000/?n_cid=DSTPCS003
では、お待ちかねの中共官民による日本礼賛記事群であるぞな。↓
<京都学派を持ち上げるとは、しびれるだー。習ちゃん、好き好き!(太田)↓>
「ノーベル賞受賞者のゆりかご、京都大学の山極総長にインタビュー・・・
京大は日本の自然科学研究の重鎮であると同時に、人文学科においても非常に重視されている。京大が得意とする物理、生物、医学等の自然科学研究と肩を並べるのが「京都学派」と呼ばれる西田哲学と中国学研究だ。
「人文社会学科は京大にとって必須の学科だ。それ自身が重要な価値を持つというだけでなく、自然科学の発展にも非常に積極的な意義のあること」と山極総長は語る。
京大には自然科学学者であると同時に人文社会科学研究に従事する学者が少なくない。・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2016/0516/c94473-9058240.html
<日本は女性優位の社会である、と習ちゃんは明確に結論を出しとるだな。も、かなわんわー。(太田)↓>
「・・・中国世論において、日本に対して定着しているイメージの1つに「大男子主義」がある。夫や父親など男の地位が女性より高いとされ、女性は男性に従順であるべきだ、というイデオロギーだ。しかし、中国メディア・駆動之家が12日に掲載した文章は、そのような考え方は誤解であり、むしろ女性が日本の将来を握り続けてきたのだと論じている。どういうことなのだろうか。
文章は、「日本の女性は最も苦しく、しかも地位も低い」という認識を多くの中国人が持っているであろうと説明。日本の女性は「内助の功」で夫に侍り、子を育て、外の世界との接触が少ない、受け身の立場であり、男女同権の中国とは異なり、その立場は弱いとのイメージを示した。
その一方で「実は、これは大きな誤解なのである」として、「実際、日本は女性の手によって掌握され、しかもそれが代々続いてきたのだ。日本の発展の大半は、女性の役割によるものなのだ」との持論を展開した。その理由として、日本の女性が家庭を掌握し、子どもを教育することで民族の未来を背負ってきたことを挙げている。
さらに、日本の女性は家庭の財産管理権を掌握しているゆえに、男性は軽々しく誰かに食事をおごることができず、さらには愛人を囲うような経済的余裕も与えられないと説明。その例として、以前関わりがあった日本人ガイドが毎月50万円以上を稼いでいるのに、妻から毎月もらえるお小遣いが4万円に過ぎないという話を紹介した。
文章は「神様が人間を作る際、男性と女性にそれぞれ役割を与えた。性の違いで差別してはならないが、それは社会での分業において男性と女性で区別をつけてはならない、ということとイコールではない」と説明。漢字の「安」という文字が示すように、女性が家庭にいてこそ社会は安定し、女性も男性も子どもも安全でいられるのだ、日本の治安がいいのも、女性が家庭に入って夫を助け子を教育するということと関係があるのだ、と論じている。・・・
文章は、中国では男女平等を強く進めたことによって、社会や教育、そして家庭に様々な問題がもたらされたとも論じている。」
http://news.infoseek.co.jp/article/searchina_1609815/
<軽いタッチの礼賛記事もあるでよ。(太田)↓>
「・・・網易は・・・日本には女子中高生のスカートの短さランキングがあることを紹介し「こんな短くて、本当にいいの」とする記事を掲載した。記事は「制服と言えば、日本の女子中高生の制服を取り上げない訳には行かないとしたうえで、日本国内において以前に女子中高生のスカートが短い地域トップ10のランキングが作られたことがあると紹介した。
そのランキングでは、1位の茨城県水戸市が膝上25センチメートルとされており、記事は驚愕をもって紹介。2位の東京や新潟市が20センチメートルであるとし、いかに1位の数値がすごいものかを説明した。一方で、大阪市や兵庫県神戸市ではひざ下15-20センチメートルと、「保守的」な場所もあることを伝えている。
記事は最後に、「保守的」な地域のスカート丈であったとしても「中国の中高生の制服を考えたら、日本人のことを羨ましがるほかない」と評している。」
http://news.infoseek.co.jp/article/searchina_1609846/
<以上は当局によるもので、以下は人民によるものよ。(太田)↓>
「・・・インターネット上にこのほど、「実録 日本の地下鉄:日本人の素養は本当にそれほど高いのか」と題するブログが掲載された。
先日、北海道を訪れたという筆者は、中国で「日本人の素養は高く、日中には30年の差がある」などと言われていることについて、「日本人の素養は本当に噂されているほど高いのか」「日本と中国の差はどれほどあるのか」をテーマに、日本の地下鉄を観察してみたという。
まず、日本の改札について。記事は、日本の改札のフラップが平時は開いている場合が多く、切符やICカードをかざさずに通ろうとした場合だけ閉まるようになっていると紹介。中国の改札のフラップ(または回転バー)は常に閉まっていて、ICカードをかざした場合にのみ開くようになっているケースが多い。そのため、「フラップが開いたり閉じたりすることなく、スーツケースを引いて通る時には非常に便利」と評価している。
次に、ホームドアについて。中国では、地下鉄の駅を新設すると同時にホームドアを設置することが多い。記事は「日本の地下鉄が整備された時期は中国よりも古いため、ホームドアは比較的少ない」としている。また、ホームドアに掲示されている「乗り換え・出口案内」には、「とても感服した」と舌を巻く。何号車に乗れば、目的の駅の階段やエレベーターの近くで降りられるかがわかるものだ。
さらに、「細かい時刻表があり、運行時間が正確なこと」や「『降りる人が先、乗る人が後』という乗車マナーがきちんと守られていて、座席を奪い合うこともないこと」、「座席は中国のようなプラスチックやステンレス製ではなく、柔らかいソファータイプであること」、「車内の吊革の高さが異なっていて、乗客に配慮していること」、「車内は静かで、携帯電話での通話を禁止していること」などを好意的に紹介している。
最後に、「日本の公共交通機関の利用客のことを考えたサービスと、乗客の文明的な行動は深く印象に残った。これには恐れ入ったと言うしかない」とする一方、「最近では中国の沿岸部の若者、特に80~90年代生まれの人たちのマナー向上は目を見張るものがあり、日本人とそれほど大きな差はないと感じる。『日中の差が30年』というのは、おそらく国内の格差や、高齢者の行動も加味しているのだろう。中国人全体の素養の向上も、そう遠くはないと思う」としている。」
http://news.livedoor.com/article/detail/11525785/
「・・・舛添東京都知事は海外出張での豪華なホテル宿泊や国内出張で家族と共に宿泊したホテル代を政治資金から支出していたことが公私混同だとして批判され、辞任を要求する声も出ている。
このニュースが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
「中国ではこんなの問題にならないですが」「こんなの処分は駆けつけ三杯で十分」「こんなちょっとしたことで辞任を要求されるのか?党内警告で十分だろ」「帝国主義は良心のかけらもないんだな。指導者の労苦を少しはいたわってやれよ」「愛人を連れて泊まったんじゃないなんて驚きだ」「いい政治家じゃないか。自分の奥さんではない人を泊める政治家だっているのに」「自分の奥さんをホテルに連れ込んだのか?なんて破廉恥な!」「出張に奥さんを連れて行ったから、愛人に通報されちゃったんじゃないか?」「中国で役人をする方がずっといいな」「都知事なん続けても意味がない。早く辞めて中国の村長になった方がよっぽどいいよ」「これこそ日本がアジアで唯一強国になれた要因だと思う」「こういうニュースは共産党に対する皮肉としか思えない」」
http://news.livedoor.com/article/detail/11527224/
米国と日本の愚かな面々が、悔し紛れにオバマの広島訪問の真意を歪曲。↓
<アメちゃんによるもの。↓>
Why Obama Is Going to Hiroshima–It’s not to say sorry.・・・
http://www.slate.com/articles/news_and_politics/politics/2016/05/why_obama_is_going_to_hiroshima.html
<国賊外務官僚によるもの。↓>
「「オバマ広島訪問」の焦点は、核軍縮の加速だ 元軍縮大使が注目する歴史的訪問の「成果」 ・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%ef%bd%a2%e3%82%aa%e3%83%90%e3%83%9e%e5%ba%83%e5%b3%b6%e8%a8%aa%e5%95%8f%ef%bd%a3%e3%81%ae%e7%84%a6%e7%82%b9%e3%81%af%ef%bd%a4%e6%a0%b8%e8%bb%8d%e7%b8%ae%e3%81%ae%e5%8a%a0%e9%80%9f%e3%81%a0-%e5%85%83%e8%bb%8d%e7%b8%ae%e5%a4%a7%e4%bd%bf%e3%81%8c%e6%b3%a8%e7%9b%ae%e3%81%99%e3%82%8b%e6%ad%b4%e5%8f%b2%e7%9a%84%e8%a8%aa%e5%95%8f%e3%81%ae%ef%bd%a2%e6%88%90%e6%9e%9c%ef%bd%a3/ar-BBt7Snk?ocid=iehp#page=2
説明は省くが、面白いから、読んでごらんあそべ。↓
https://www.washingtonpost.com/news/the-fix/wp/2016/05/16/donald-trumps-complicated-relationships-with-women-as-told-by-a-trump-girl/?hpid=hp_hp-top-table-main_fix-trump-women-635pm%3Ahomepage%2Fstory
ドゥテルテ次期比大統領、とにかく、けったいだわ。↓
「フィリピン–次期大統領は「夜型人間」? 午後2時起床、深夜に会見・・・」
http://mainichi.jp/articles/20160517/ddm/007/030/130000c
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太田述正コラム#8402(2016.5.17)
<一財務官僚の先の大戦観(その28)>
→非公開
皆さんとディスカッション(続x2996)
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