太田述正コラム#9742(2018.4.4)
<皆さんとディスカッション(続x3667)>
<太田>(ツイッターより)
「…安倍政権は…検察人事に介入した。…
朝日新聞が財務省の文書改竄問題をスクープし<たが、>…<怒った>最高検の検察首脳部が安倍政権に痛打を与えるために<リークし>たのではないか…
東京地検特捜部と大阪の特捜部が合同で財務省本省に強制捜査に入るという情報が流れてい<る。>…」
http://blogos.com/article/287911/
こりゃ、いかにもありそうな話だなあ。
「森友事件捜査…の指揮を取るのは“酒豪”で知られる…独身<の>…山本真千子・大阪地検特捜部長だ。
大阪市立大学出身で…法務省人権擁護局総務課長から2年半前、女性初の特捜部長に抜擢された。」(上掲)ってのも滅法面白いけど・・。
<太田>
関連記事だ。
これは、ほぼ同趣旨。↓
「「大阪の事件捜査の顔」が大阪高検に就任、森友学園問題で忖度する気はゼロ・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%8c%e5%a4%a7%e9%98%aa%e3%81%ae%e4%ba%8b%e4%bb%b6%e6%8d%9c%e6%9f%bb%e3%81%ae%e9%a1%94%e3%80%8d%e3%81%8c%e5%a4%a7%e9%98%aa%e9%ab%98%e6%a4%9c%e3%81%ab%e5%b0%b1%e4%bb%bb%e3%80%81%e6%a3%ae%e5%8f%8b%e5%ad%a6%e5%9c%92%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%81%a7%e5%bf%96%e5%ba%a6%e3%81%99%e3%82%8b%e6%b0%97%e3%81%af%e3%82%bc%e3%83%ad/ar-AAvohBB?ocid=iehp#page=2
<チョイ、ニュアンスが異なるのが、下掲。↓>
「・・・「上層部が立件に踏み切るかがポイント」と語るのは検察関係者だ。続けて、「現場は前向きな雰囲気ですが、上層部は早々に幕引きしたい様子。いずれにせよ、5月の大型連休後が判断時期となるでしょう」と語る。・・・」
https://mainichi.jp/sunday/articles/20180402/org/00m/010/001000d
中身、ほぼゼロのクソコラム。↓
「「内閣人事局が“忖度”を生む元凶である」は本当か・・・」
http://diamond.jp/articles/-/165626?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor
「…内閣支持率がここまで下がると、来年の統一地方選と参院選に大きな影響が出るのは間違いない。
そこで…麻生…菅…二階…ら…が話し合いを重ね、総理には今国会中に退陣していただくシナリオが練られてきた。…
公明党との間で、“最悪の場合は内閣総辞職”という線で内々に話をつけている…」
http://news.livedoor.com/article/detail/14528828/
「窮地の安倍首相を悩ます「小泉父子鷹の乱」…」
http://news.livedoor.com/article/detail/14528197/
安倍チャンは、「幸い」慢性的な健康問題を抱えてるんだから、それを名目にするなりして、さっさと内閣総辞職すりゃいんだが、昭恵流コミュ障で、何で自分が辞めなきゃならんのか理解できないんだよな。
<太田>
「いかなる認識不足か、諸君、指摘して欲しい。」と昨日問題提起をしたところ、残念なことに全く反応がないので、詳しくは次回のオフ会「講演」に譲るとして、ごく簡単に、ここで、私見を書いておく。
どっちも、根っこは同じなんだが、第一に、時代の転換は、基本的に安全保障環境の変化によってもたらされるのであって、戦後日本の大転換をもたらしたのは冷戦の終焉/ソ連の崩壊である、という認識が筆者にないことであり、第二に、異なった政党間での政権交代、という観念は、欧米、とりわけ英米においては通用するものの、異なった世界観を掲げた諸政党が並立できる基盤がない・・換言すれば、国内に、地域間、階層/階級間の差異が存在しない・・日本には当てはまらない、という認識もまた筆者にないことだ。
<カチハヤ>(2017.12.30/2018.1.4)http://kachihaya14.seesaa.net/article/455879667.html http://kachihaya14.seesaa.net/article/455980755.html
『 初恋のきた道 』がどういう映画なのかについて書きたいと思う。
カラーとモノクロの意味
『 初恋のきた道 』<は、>・・・『ゴッホ 最期の手紙』・・・と似た構造で作られている。
物語は、都会で大企業に勤めている青年が、父親の葬式のため田舎に帰ってきて年老いた母に会う、ところから始まる。
映画は、青年の視点である「現在」をモノクロで、年老いた母親と亡くなった父親との馴れ初めである40年前の「過去」をカラーで描いている。
本作の評論では太田述正によるものがとても面白い。
これは僕が登録している有料メルマガのものだが、ずいぶん前のものなので既に無料公開されている。
僕がこれから書くこともこの評論を下敷きにしているので、その要約を書こうと思う
太田述正コラム 映画評論32:『 初恋のきた道 』(その1)
http://blog.ohtan.net/archives/52125875.html
太田述正コラム 映画評論32:『 初恋のきた道 』(その2)
http://blog.ohtan.net/archives/52125998.html
太田述正コラム 映画評論32:『 初恋のきた道 』(その3)
http://blog.ohtan.net/archives/52126117.html
・・・で、全部読むのが億劫で早く要点を知りたい方のために、ざっくりとした要約を書いておく。
再度確認しておくと、この映画はカラーで描かれた「過去」(1958年)と、モノクロで描かれた「現在」(1998年)で構成されている。
カラーである「過去」は、母親と父親の若い頃の話で、二人の馴れ初めが描かれている。
モノクロである「現在」は、父親の訃報を聞いて帰郷した息子を中心に母親や葬儀のことが描かれている。
カラーとモノクロで分れている理由は単純で、二つの時代を比較対象し「現在」は「過去」よりも悪くなってしまった、とチャン・イーモウ監督が考えているからだ。
「過去」で描かれている1958年は反右派闘争の頃で、これは「中国共産党への批判を歓迎する」という主旨で行われた百花斉放百家争鳴という政治運動の後に、その反動で行われた運動で、共産党を批判した者を右派(文化大革命のときは実権派や走資派)として弾劾するもの。
具体的には辺境や閑職に左遷されたり失職したり、死亡した者もいた。
文化大革命へと繋がっていく時代の中、自由な発言、批判こそが公(おおやけ)への貢献であると信じる父親にとっては辛苦の日々であったことは容易に想像できるが、彼は愛する人の故郷であるこの田舎でたったひとり教鞭をとることで自分なりに公への貢献を果たしたのだ。
しかし、その息子は大学まで卒業させてもらいながら、教師になって欲しいという両親の想いとは裏腹に、都会の大企業で金儲けに走ることで、公に背を向けてしまった。
そんな息子が、父親の教え子たちがその棺を葬儀のために集まり、その棺を担ぐ姿を目の当たりにしたことで何かを感じ、都会に帰る前のいち時間だけ、廃屋のような校舎で父親の手製の教科書を手に教鞭をとる。
その一瞬、モノクロで表現されていた「現在」がカラーになる。
エゴイストたちばかりになってしまった「現在」で、公への貢献が行われたからだ。
そして再びモノクロに戻り、映画は終わる。
これは、夜明けはまだ遠いという、チャン・イーモウの訴えなのだろう。・・・
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
習ちゃん、トランプに成り代わって、河野外相にご注意される。↓
「中国外務省の副報道局長が3日の記者会見で、北朝鮮が新たな核実験に向けた準備と受け取れる動きをしているという河野太郎外相の発言について、朝鮮半島情勢の緊張緩和に向け各国が努力している中で「足を引っ張ることのないように望む」と述べ、不快感を示した。・・・
副報道局長は、緊張緩和に向けて米国を含めた各国が努力し、一定の成果も出ていると強調。一方で「そうした過程の中で、日本は冷遇されているようだ」と述べ、北朝鮮を巡る各国の外交が活発化する中で取り残されたとして、日本を当てこすった。」
http://news.livedoor.com/article/detail/14527638/
私が何度も言ってるように、岡田君が政治家になったのが間違い。
そんな政治家不適格者にして安保音痴を連続当選させてきた、イオンと選挙民達が悪い。↓
「「愚直さ」が裏目に 「原理主義者」民進・岡田克也常任顧問へ渦巻く不満・・・
党幹部は、希望の党に対して「けじめ」を求める発言を繰り返す岡田氏について苦笑交じりに評した。
「政治経験が長いのだから懐の広さがほしいよ…」」
http://www.sankei.com/politics/news/180404/plt1804040005-n1.html
男性差別社会下、金の切れ目が縁の切れ目・・搾取できなくなったのでポイ捨て・・ってこと。↓
「・・・3組に1組は離婚している・・・
離婚の申し立て総数は6万6494件で、夫が1万8135件、妻が4万8359件と、妻からの申し立てが2.6倍超。・・・離婚件数が全体的に減少傾向にある中、同居期間が20年以上のいわゆる熟年夫婦の離婚件数は、全体の17%で3万7604組と、昭和60年と比較すると1.8倍強、中でも70歳以上の夫婦の離婚が増加している・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e5%a2%97%e3%81%88%e3%82%8b%e7%86%9f%e5%b9%b4%e9%9b%a2%e5%a9%9a%e3%81%ae%e8%83%8c%e6%99%af%e3%80%81%e5%a4%ab%e3%81%ae%e9%95%b7%e7%94%9f%e3%81%8d%e3%81%af%e6%83%b3%e5%ae%9a%e5%a4%96%e3%81%a0%e3%81%a3%e3%81%9f/ar-AAvqOuj?ocid=iehp#page=2
遺伝性疾患以外への強制断種の拡大は、差別大国米国発祥の考え方が、米占領下の日本で採用されたものであり、これを断罪するのは当然だが、それなら、同時に、(やはり占領下に起源を持つ)売春防止法も断罪し、廃止すべきだ。↓
’They stole my life away’: women forcibly sterilised by Japan speak out・・・
https://www.theguardian.com/world/2018/apr/04/they-stole-my-life-away-women-forcibly-sterilised-by-japan-speak-out
有名な話だが、オモロイ。↓
「豊臣秀吉の朝鮮出兵で断交した日朝間の国交回復をめぐる文書の改ざんという歴史的不祥事・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20180330-OYT8T50019.html?from=ytop_os1
使用されたノヴィチョクだけから製造元まで突き止めることはできないとさ。↓
Porton Down experts unable to verify precise source of novichok・・・
https://www.theguardian.com/uk-news/2018/apr/03/porton-down-experts-unable-to-verify-precise-source-of-novichok
パスタは、諸炭水化物の中で、最も、肥満をもたらしにくい、とさ。↓
Eating Pasta Linked to Weight Loss in New Study・・・
http://www.newsweek.com/pasta-weight-loss-869178
何でや?↓
「・・・ひとつの細胞から完全な耳や皮膚、骨、心臓弁も作れるようになる。若くて新しいものに交換することもできる。・・・だが、唯一作ることができないのが肝臓だ・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/ai%E3%81%8C%E9%80%B2%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8C%E3%81%B0%E3%80%81%E4%BA%BA%E3%81%AF30%E6%AD%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E8%80%81%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B/ar-AAvrd0B?li=AA4ZoD&ocid=ientp#page=2
ちょといいハナシ。↓
「ハチがなつくだとぅ!?羽のないマルハナバチを保護した女性、忘れられない友情を育むことに・・・」
http://karapaia.com/archives/52255771.html
それいけドンドン。↓
「対中制裁関税、産業ロボなど1300品目 米が原案発表 ・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28975670U8A400C1000000/?nf=1
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
こんな些末事にまで宸襟をお悩ましいただき・・。↓>
「日本、「ネットカフェ難民」が増加中 東京だけで4000人・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0403/c94689-9445234.html
<ビミョー。↓>
「日本のある友好団体のメンバー、33年間毎年訪中して「緑の贖罪」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0403/c94473-9445104.html
<ここからは、サーチナより。
おー、ついに、タイを押さえて日本がトップに。↓>
「・・・今日頭条はこのほど、米国の調査会社ニールセンとオンライン決済サービスを手がけるアリペイがまとめた調査結果を紹介し、中国人旅行客がもっとも好む渡航先は3位が韓国、2位がタイ、1位が日本だったと伝えている。・・・」
http://news.searchina.net/id/1656617?page=1
<恐れ入りやした。↓>
「・・・今日頭条は3月31日、京都で民泊を行う中国人に関する記事を掲載した。中国人は京都でどんな経営をしているのだろうか。
記事は、何人かの例を紹介しているが、いずれも、もともとは一階部分が店などの業務用部分で二階が住宅になっている、昔ながらの町屋を改装したものだ。今では法律が変わり新たに町屋を作ることはできないため、改装して宿にしているというが、いずれも元の造りをできるだけ残し、純和風を意識しつつもそれぞれ個性を出しているようだ。
ある宿は明治時代に建てられた建物を改装しており、畳の香りと入ってすぐにある茶室とキッチン、そして、お茶を飲みながら楽しめる日本庭園が特徴で、記事は、「ほとんど外国人が思い描く京都の生活感」と評した。さらに別の宿は、和風と北欧風の和洋折衷で、畳の部屋や和紙を使った壁、庭は和風だがベッドやシンプルな水回りは北欧のイメージだ。
また、中国人経営者のなかには、町屋の民泊施設を40件も所有し、オプションでさまざまなサービスを提供し、清掃は一括して業者に任せるなどチェーン展開している人もいると記事は紹介。外国人の需要に合わせて、花見や和服の体験、人気スポットのガイドなどのサービスを提供しているという。また、女将や朝ご飯を作ってくれるおばあさんのいる宿もあると紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1656529?page=1
<頑張ってねー。↓>
「・・・今日頭条は・・・中国の桜の美しさが世界で絶賛されていると伝え、「日本では外国人の花見客が中国に流れる可能性を危惧する声がある」と紹介する記事を掲載した。
日本の桜は世界的に有名で、咲き誇る桜を見るために毎年3ー4月になると世界各地から多くの外国人が訪日している。桜の名所で外国人を見かける機会が年々増えていると実感している人は少なくないだろう。
記事は、桜の起源は中国であることを強調し、春を迎えれば中国の桜の名所では美しい光景が見られると指摘したうえで、中国国内にある桜の名所の写真を複数掲載した。その写真を見て見ると、小高い丘一面に桜の木が植えてあり、花が咲き乱れていて、確かに日本の桜に劣らず美しい。
続けて、英国メディアなど世界の大手メディアがこぞって中国の桜の美しさを報じており、動画共有サイトでも中国の桜を撮影した動画が人気を集めたと紹介し、海外のネット上の声として「中国にこんなすばらしい桜があるとは知らなかった」、「これまでに見た桜で一番美しく、現地に行って見てみたい」といった声が寄せられていることを紹介した。
さらに記事は、もともと日本への花見旅行を計画していた中国人が、中国国内の花見旅行に変更するケースが増えていることを伝え、「桜」や「花見」という日本ならではものと思われていた観光資源が中国にもあることに対し、日本では外国人客を奪われるかもしれないと危惧する声もあると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1656574?page=1
<ここからは、今日頭条記事以外の引用。
そうなんだよー。↓>
「4月5日は二十四節気の1つである「清明」だ。中国では「清明節」の3連休となり、多くの人が先祖の墓を掃除し、祈りを捧げる。日本で言えばお盆やお彼岸のようなイベントだ。中国メディア・海外網は・・・「日本のお盆から、中国の清明節を守り伝えていく術を考える」とする記事を掲載した。
記事は、清明節が長い歴史を持つ伝統的な祭日として、中国の民族文化にとって極めて重要な役割を持っていると紹介。一方で「社会の現代化が加速するのに伴い、清明節が本来持つ深い中身が消えつつある。特に若い人は清明節を単なる連休だと考え、墓参りする人が少ないように思える。伝統的な風習が失われると危惧する学者もいるほどだ」と伝えている。
そのうえで、「中国よりも日本の方が伝統文化の保存と伝承をしっかりやっているとの意見が少なくない。日本の伝統的な祭日の多くは中国大陸から入ったものだが、彼らはそれをそのまま用いるのではなく、そこから自身特有の文化を形作ってきたのだ。そして、日本人は十分に伝統文化を重んじており、政府も民族文化、文化財、芸術などの発掘、保護、利用に取り組んでいるのだ」とした。
また、日本人は非常に「形」、「儀式感」を重んじる傾向があるとし、その例として毎年夏に迎える「お盆」を紹介。中国の清明節同様ご先祖様に思いを馳せる祭日であり、この時期には盆踊りをはじめ日本各地で盛大なイベントが開かれると説明している。
さらに、日本における伝統文化の保護と継承についてある中国のネットユーザーが「絶えず現代的な意味を与えることで、伝統文化を残し、伝承している」と評したことを指摘。「伝統的な祭日は時代の経過により絶えず変化し、その表現方法も変わっていく。どんなスタイルにせよ、われわれは清明節の『儀式感』を捨てるべきではなく、その中にある精神的な核をしっかりと保護したうえで、新たな時代において新たな活力を生み出さなければならないのだ」と論じた。」
http://news.searchina.net/id/1656607?page=1
<定番。↓>
「中国メディアの易車号は・・・中国車の近年の進歩は目覚ましく、販売台数でランキングに食い込む売れ行きの良い中国車も登場しつつあると伝える一方、中国車と日本車の基幹技術における差は「依然として大きい」と指摘する記事を掲載した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1656577?page=1
<これもだ。↓>
「香港メディアの鳳凰網はこのほど、中国人を驚かせる日本の街の清潔さと独特の風景について紹介する記事を掲載した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1656597?page=1
<ちょっぴり新しい角度からの、久しぶりのサッカーの話題。↓>
「・・・中国メディア・東方網は・・・日本は「キャプテン翼」を見てアジアから飛び出したが、中国人はそれを「青春の記憶」にしか使えなかったとする記事を掲載した。
記事は、4月より日本で新たにアニメ「キャプテン翼」の放送が始まったことを紹介。中国でも話題になっており「この作品には自分の青春が宿っている」、「サッカー好きにとっては特別な記憶」といった感想がネット上にあふれていると伝えた。
そのうえで、「このアニメが伝える『絶対にあきらめない』とう精神は、代々日本のサッカー選手を鼓舞し続けてきた。まさにこのアニメの影響で、実に多くの小学生たちがサッカーに熱中し、アニメの世界のようなサッカー選手になったのである」としている。
そして、1994年に始まった「ワールドユース編」から5年後、99年のワールドユース選手権にて日本が準優勝を果たして「キャプテン翼」の世界をもう一歩で現実化させる所まで行き、この時のメンバーが3年後の2002年日韓ワールドカップに欠かせない存在になったと紹介。「キャプテン翼は1つの時代を作るとともに、日本サッカーを世界へと歩ませる推進力になったのだ」と論じた。
一方で、「90年代以降、中国サッカーのレベルは徐々に落ちていった。国内リーグ旧体制の末期で八百長が横行する中、プロ選手たちは活路を見出せず、青少年たちは教室に閉じ込められた。校庭でサッカー禁止といった看板が出る学校すらあったのだ」と指摘している。
記事は、「日本のファンにしろ中国のファンにしろ、青春を共にしたキャプテン翼が再び放送されることに対して感慨を抱くのは同じだ。しかし違うのは、日本では各世代のサッカー選手を育てるのに役立ったのに対し、われわれはいまだに作者の高橋陽一氏が描いた『夢』の段階に留まっていることだ」とした。」
http://news.searchina.net/id/1656579?page=1
<なんでもかんでも、日本のことはリアルタイムで話題になるのね。↓>
「・・・中国メディア・東方網・・・記事は、同市が1日より、「市職員は喫煙後45分間、市庁舎のエレベーターを使用禁止」とし、密閉された空間内において喫煙者の体に残っているタバコの臭いによる「3次喫煙」を防ぐルールを設けたと紹介した。
また、「同市では2012年2月に市庁舎内が全面禁煙になっており、喫煙者は屋上でしか一服できない状況だ。しかし、喫煙後にエレベーターなどの密閉空間に入ってしまうと、残っているタバコの臭いが他人に不快感を与えるとの声があり、職員の意見を繰り返し聞いた後、新たなルールを設けて市庁舎内にポスター掲示することを決定した」と伝えている。
同市の広報担当者によれば、「人体の有害な揮発性有機物は、喫煙から少なくとも45分経過しないと人体から排出されない」という研究結果に基づき、「45分間」という時間を設けたという。
このルールづくりに対し、中国のネットユーザーからは、「公共スペースで歩きながらタバコを吸う人が本当に嫌い。他の人に受動喫煙させないで欲しい」、「エレベーターや列車、食事の席でタバコを吸う人は本当にモラルがないと思う。タバコを吸うのがかっこいいと思っている人さえいる。それなら家に帰ってから吸ってもらいたい」など、タバコの煙に対する嫌悪感を示す感想が見られた。
一方で「これ、どうやって45分経ったかどうかを判定して取り締まるのか」、「各個人が喫煙してからどれぐらい時間が経つかなんてどうやって監督するのか。まさか、エレベーター前に測定器でも設置するのか」といった疑問の声も出ている。」
http://news.searchina.net/id/1656619?page=1
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太田述正コラム#9743(2018.4.4)
<岸・安倍家三代の凋落記(その8)>
→非公開