太田述正コラム#9561(2018.1.3)
<私の現在の事情(続X104)>(2018.4.19公開)
1 始めに
本日は、久しぶりに・・というほどでもありませんが・・K.K作業があったのと、映画を都合1本半分くらいケーブルTVで鑑賞した・・ディスカッションに書いた『心の旅』のほか、『マトリックス リローデッド(The Matrix Reloaded)』(2003年。キアヌ・リーブス)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9_%E3%83%AA%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%83%E3%83%89
を、途中から途中まで・・ことに加え、一日延ばしにしていた、有料読者名簿の整理を行ったことから、時間がなくなり、表記に急遽切り替えました。
(コラム・バックナンバーの配布は、更に、明日以降に回します。)
決して珍しいことではありませんが、間違ってコラム配信を止めてしまっていたケースが発見され、斬鬼の念に堪えませんでした。
その一方で、配信されていないのなら、一言注意喚起してくれればいいのに、と愚痴ったりして・・。
2 次のオフ会「講演」のタネ本
堤克彦『肥後藩の教育 藩校「時習館学」入門–寺子屋・私塾・藩校の実情–』
https://www.amazon.co.jp/%E8%82%A5%E5%BE%8C%E8%97%A9%E3%81%AE%E6%95%99%E8%82%B2-%E8%97%A9%E6%A0%A1%E3%80%8C%E6%99%82%E7%BF%92%E9%A4%A8%E5%AD%A6%E3%80%8D%E5%85%A5%E9%96%80%E2%80%95%E5%AF%BA%E5%AD%90%E5%B1%8B%E3%83%BB%E7%A7%81%E5%A1%BE%E3%83%BB%E8%97%A9%E6%A0%A1%E3%81%AE%E5%AE%9F%E6%83%85-%E5%A0%A4-%E5%85%8B%E5%BD%A6/dp/4903638340
が、私の次のオフ会「講演」のタネ本です。
アマゾンでK.Kグッズを買った時に、安価なものばかりだったので、運送料を無料化するために急遽買った本であり、隔靴掻痒の感を覚えた個所もあったけれど、なかなかのスグレモノでした。
この種の本、というか研究、が、ネットに少々あたった感じでは余り見当たらなかったのはどうしてなのか、と思いましたね。
全国の大学に教育学部は多々あれど、その中の教育史のセンセ方は、一体、何をしてるのか、と首をひねった次第です。
どうして首をひねったか、を含め、後は、「講演」に譲ります。
3 大森駅ビル「丸善」で買った本4冊
買った話は前に書きました(コラム#9543)が、買った本は次の通りです。
(いずれも、一昨年ないし昨年に上梓されたもの。)
A:松本直樹『神話で読みとく古代日本–古事記・日本書紀・風土記』
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480068958/
これは、日本の古代史研究の最新状況を押さえておきたい、と思ったから買いました。
B:高田貫太『海の向こうから見た倭国』
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062884143
次の次のオフ会「講演」は再び朝鮮論ですので、その関連です。
C:天野郁夫『帝国大学–近代日本のエリート育成装置』
http://www.chuko.co.jp/shinsho/2017/03/102424.html
これは、次のオフ会「講演」でも活用することになりそうです。
D:大澤武司『毛沢東の対日戦犯裁判–中国共産党の思惑と1526名の日本人』
http://www.chuko.co.jp/shinsho/2016/11/102406.html
これは、日本フェチ人間、毛沢東、の理解を一層深めたいと思ったからです。
ベストセラー本である
https://bushoojapan.com/book/2017/03/08/95864
にもかかわらず、呉座勇一『応仁の乱–戦国時代を生んだ大乱』(コラム#9118)が、せっかく買ったというのに、少なくとも私にとっては使い物にならなかった、というようなこともあるので、上掲の4冊全てが使い物になるとは限りませんが、乞うご期待、といったところです。
4 その他のコラム材料
肝心の『學士會会報』
http://www.gakushikai.or.jp/magazine/bulletin/
や’Stanford Business Magazine’
https://www.gsb.stanford.edu/insights/about/stanford-business-magazine
では、このところ、余りこれといった記事に遭遇していないのですが、最近の、『NU7』(學士會が数年前から会報と一緒に送ってくるミニ雑誌)、
http://www.gakushikai.or.jp/magazine/nu7/index.html
‘Stanford Magazine’(大学本体の同窓会誌です)、
https://alumni.stanford.edu/get/page/magazine
及び、『東京大学大学院法学政治学研究科・法学部 Newsletter』(10年くらい前から、寄付してない同窓会員にも送付)
http://www.j.u-tokyo.ac.jp/alumni/news/newsletter/
には紹介に値しないでもない記事群があったものの、なかなか紹介する時間がとれていません。