太田述正コラム#9788(2018.4.27)
<皆さんとディスカッション(続x3690)>
<太田>(ツイッターより)
1942年から43年にかけて、英国が、カナダで、北極圏の氷で巨大な「不沈」空母を作って対Uボート作戦に投入する計画を進め、縮小モデルまで作った時点で、アイスランドが航空基地として使えるようになった、対潜哨戒機の航続距離が延びた、レーダーが開発された、ことで沙汰やみになったんだとさ。
https://edition.cnn.com/style/article/project-habbakuk-ice-aircraft-carrier/index.html
面白いのは、この空母(計画)の名前に預言者のハバクク・・奇跡を行った
https://en.wikipedia.org/wiki/Habakkuk
(邦語ウィキにはその話出てこない)・・を使ったが綴りが2か所も間違っていたこと。
仏系カナダ人に配慮して無理して余り読んでない旧約聖書上の言葉を使ったもののボロが出た?
「『火垂るの墓』…では「人間から見た、空襲による火垂るの風景」も、「蛍から見た、自分たちを不条理に扱うこの兄妹」も、等しく“残酷で美しい”というふうに描いてる…。
この作品のテーマは「戦争反対」…とか「貧しさが人の心を荒ませた」…などではない…
社会的なつながりを煩わしく感じる現代の若者<批判なのだ。>…」
http://news.livedoor.com/article/detail/14633529/
僕、このアニメ、実は見てないんだが、テーマが弥生性の徹底的な批判だっての鋭い評かもね。
但し、仮にそうだとすると、そりゃ、根源的な「戦争反対」なんであって、これまでの一般的なこのアニメ評は必ずしも間違ってないことになりそうだけどな。
<豊丘時竹>(2018.4.26)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20180426
–日本会議は9条に3項を加える改正だ–
日本会議は9条に自衛隊を書き加える憲法改正を認めるようだ。
こんな本の広告がファックスで送られてきた。5月1日から発送開始とある。
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百地 章著『これだけは知っておきたい「憲法9条と自衛隊明記」Q&A』(明成社、600円+税)
Contents
●なぜ「自衛隊の憲法明記」が必要なのか?
●「自衛隊明記」への疑問、批判について
●「自衛隊の憲法明記」によってどのような「効果」が期待されるのか?
●「主権者」としての自覚を、そして日本の「自立」のために
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どうも日本会議は太田述正コラムを読んでないようだ。
この改正は永久属国化を目指しているだけだという太田述正氏の指摘を読んでないように思える。
<zU3n0Up6>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
「マスメディア「セクハラの福田次官はとことん追い詰めるぞ。Metoo!」・・・」
http://majikichi.com/archives/9819400.html
メディアだけで世論操作するのって難しくなってるね。
⇒次のうちのどれが「世論操作」?↓
「・・・厚労省による2016年の調査・・・によるとフルタイムもしくはパートタイムで働く日本人女性の30%が職場においてセクハラを受けていると回答している・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E8%8B%B1%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E7%89%B9%E6%B4%BE%E5%93%A1%E3%81%8C%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E3%80%8C%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%82%82%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AEsupernumbermetoo%E3%81%8C%E9%80%B2%E3%81%BE%E3%81%AA%E3%81%84%E7%90%86%E7%94%B1%E3%80%8D/ar-AAwlrrN?li=BBfTvMA&ocid=ientp#page=2
「・・・福田氏<は、>テレビ朝日の記者と「少なくとも面会した事実までは認めている・・・。
このため「セクハラ行為は断定できない」ものの、「財務省の信頼を落とした、そのようなことに基づき退官すると発言している。そのような意味に基づいて処分をさせていただく」と説明した。
退職金の返納・減額の有無など、処分の具体的内容については今の段階で不明とした。
今後の調査に応じて追加の処分を行う可能性も「結果次第であり得る」とした。・・・
「はめられたとの意見」の発言、同調したわけでない<、とも。>」
http://news.livedoor.com/article/detail/14638270/
「「まるで昭和!」セクハラ次官に若者は絶望した・・・」
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20180426/biz/00m/010/026000c (太田)
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
だからどうしたん?↓
「麻生太郎副総理の東日本大震災時の行動が脚光を浴びる! 「はじめて知った」「マスコミは世間に知らせて」・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/gadget_2039598/
国会正常化、ちゅうか、自らの延命、のために、柳瀬君に人柱になるよう言い含めたか?↓
「柳瀬氏に説明促す 首相、愛媛文書巡り・・・」
https://mainichi.jp/articles/20180427/k00/00m/010/132000c
先覚者は苦難の道を歩むもんだよ。くじけるな。↓
「・・・希望・民進が合流する新党は、衆院で野党第1党には届かない情勢だ。参加する議員は衆参両院で計70人を下回る可能性が高く、立憲民主党が引き続き第1党を維持しそうだ。」
https://mainichi.jp/articles/20180427/k00/00m/010/135000c
日本フェチのBBC、さっそく山口「事件」を報道。↓
Tokio boy band member apologises for kissing schoolgirl・・・
http://www.bbc.com/news/world-asia-43904959
日本はストレスレス社会で、ヤク的なものが必要じゃなかったから?↓
「酒に弱い日本人が増えるよう「進化」 遺伝情報から判明・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASL4R6SXTL4RULBJ013.html?iref=comtop_8_08
これはニュースだろうか?↓
「量子コンピューターでも解けない 新暗号技術開発 NTT・・・」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180426/k10011418321000.html
当たり前やん。↓
・・・Both meditation and music listening are potentially powerful tools for improving overall health and well-being・・・
http://time.com/5254381/listening-to-music-health-benefits/
漢語に痴漢に相当する言葉はないはず
https://cjjc.weblio.jp/content/%E7%97%B4%E6%BC%A2
だが、これ、日本文明継受の「成果」の一つなんだろうか。
だとすりゃ、近い将来、「痴漢」という言葉自身も継受される?↓
「地下鉄で「痴漢です!」と声を挙げた女性が称賛の的に・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0426/c94475-9454009.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。
<使いまわし記事。↓>
「これが日本製品なのか! 27年前に輸入したバイクが今も現役、しかもトラブルなし・・・」
http://news.searchina.net/id/1658186?page=1
<定番。↓>
「中国人が日本で感動を覚えること、それはやっぱり日本のトイレ・・・」
http://news.searchina.net/id/1658252?page=1
<お気をつけあそばせ。↓>
「中国人の間で北海道が人気、中国人が中国人から暴利をむさぼる・・・」
http://news.searchina.net/id/1658271?page=1
<中共人民にとって耳タコなんだろが、習ちゃんは根気強い。配慮篇。↓>
「・・・今日頭条はこのほど、現代の中国社会でもっとも不足している要素の1つが「匠の精神」であり、「匠の精神」がもっとも反映された製品の1つが日本製品であると主張し、日本の「匠の精神」は「中国人の背筋を凍らせる」ほどだと伝えている。
記事は、日本には「匠の精神」を社風として持ち、ニッチな市場で圧倒的なシェアを獲得している中小企業が数多く存在すると紹介。また、日本では「匠の精神」を持つ人びとを「職人」と呼ぶことを強調し、多くの製品が機械で製造される現代において、日本にはまだ多くの職人が存在し、日本経済の発展と繁栄を支えているのだと紹介した。
さらに、日本の職人は仕事を「お金を稼ぐ行為」とだけ捉えているわけではないと強調し、利益にならなくても生み出す製品には一切の妥協をしないのが日本の職人だと指摘。また、こうした職人の精神は日本の企業にも存在すると紹介し、だからこそ日本の製造業の不良品率は中国より圧倒的に低いのだと指摘した。
また記事は、日本の「匠の精神」はお金のためではなく、「顧客」や「社会」のために仕事をすることでもあると伝え、こうした「匠の精神」は現代の中国社会でもっとも不足している要素であると強調。中国人のものづくりに対する考え方や仕事に対する考え方と日本の「匠の精神」には大きな隔たりがあり、その隔たりは「中国人の背筋を凍らせる」ほど大きいと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1658173?page=1
<ここからは、今日頭条記事以外の引用。
これもそう。自由篇。↓>
中国メディア・東方網は・・・「日本アニメが人びとから深く愛されるのには、理由がある」とする記事を掲載した。
記事は、「この現実の世界に生きていて、孤独を感じたり、心の拠り所がないと思う人がいるかもしれない。そこで他の手段に心の拠り所を求めるのだが、そこで知らず知らずのうちにアニメの世界にはまり込んでいく。アニメの世界が心の空洞を埋めてくれるのだ」とした。
そのうえで、「数多のアニメがあるなかで、一番多く見るのは日本アニメだ。ここ2年で中国アニメは成長を続けているのだが、多くの人が中国アニメを見たがらない大きな弊害を抱えている。それは、中国アニメが常に中国の武侠ものや古代史をベースにしていることだ。確かに中国には悠久の歴史があるが、その籠の中で雁字搦めになっているような感じを覚える。真の自由な世界にアニメが飛び出せていないのだ」と指摘している。
一方で、「日本のアニメは違う。空駆ける天馬の如く、拘束されるものがなく自由であり、現代社会の影響を全く受けないことさえある。SF小説よりもファンタジーなアニメの世界、例えばナルトやワンピースといった作品が深く愛されるのは、奇想天外なストーリーがあるからだ」と論じた。
記事の作者は、中国のアニメが日本に肩を並べるほど発展し、世界的に普及するようになるには、既存の枠や固定観念を取っ払うブレイクスルーが必要だと認識しているようだ。そして最後には、中国でも今後自由な発想による作品が出てくることを信じていると結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1658176?page=1
<テーマは定番だが、踏み込んでいる。↓>
「・・・中国メディアの捜狐は・・・中国サッカーが弱い原因は「青少年の育成に問題があるため」と分析し、「日本の青少年サッカーが強いのはなぜ?」と疑問を投げかける記事を掲載、日本からどのような点を学ぶことができるかを紹介している。
記事はまず、日本の中学校や高校の部活では「女子マネージャー」がいるケースがあることを紹介し、練習で疲れていたり試合の行方がはっきりしないときに、美しい女子マネージャーから笑顔で「がんばって」と応援されたら疲れなんか吹き飛んでしまうとしている。この点が本当に学ぶべきことかは不明だが、女子マネージャーから応援されて元気が出る部員がいるのは事実だろう。
続けて記事は、日本の高校サッカーを初めとする青少年サッカー界では技術やプレーだけでなく、選手として、あるいは人として必要な「礼儀」や「マナー」も教えていることを紹介。例えば、練習場で出会った先輩だけでなく、先生や他の大人に対しても挨拶することを教えられていることを紹介し、他の人を尊重する態度が培われ、感情のコントロールが可能になると指摘。
逆に中国では感情のコントロールができない選手が多く、試合中に乱闘騒ぎを起こす選手もいることを紹介。・・・
結論として記事は、中国の青少年サッカーに欠けている点として、サッカー理念や技術ではなく、1人1人のサッカー選手、そして各チーム、さらにはリーグとしての「姿勢」や「考え方」の問題であると主張し、サッカーを通じて「人として成長していくことを目指す」ことが中国サッカーに必要なことであると主張した。」
http://news.searchina.net/id/1658188?page=1
<同じ材料を別の角度から取り上げている。↓>
「・・・中国メディアの騰訊は・・・近年、日本サッカー界は男女ともに目覚ましい活躍を見せている。男子はワールドカップの常連国となり、女子はワールドカップで頂点を極めた。記事は、日本国民の多くがサッカーを愛しているは一目瞭然であると伝え、それは「多くのスポーツ用品点でサッカー日本代表のチームカラーである藍色を基調としたグッズが販売されていることから見て取れる」と論じた。
さらに、日本では放課後や週末に公園だけでなく、小学校の校庭も開放されているため、サッカーや野球をして遊ぶ子どもたちの姿を見ることが出来ると紹介している。男の子だけではなく女の子もサッカーをしていて、日本のサッカー界は男女ともにサッカーに親しめる環境を作り、多くの人にサッカーに触れる機会を作ることで、着々と力をつけてきたのだと主張した。」
http://news.searchina.net/id/1658231?page=1
<よー分かっとるよーね。↓>
「・・・中国メディアの快資訊は・・・中国を訪れる日本人は路上の屋台で販売されている軽食を食べたがらないと紹介する記事を掲載した。
中国では街のいたるところに屋台があって、肉の串焼きを始め、様々な軽食が売られている。北京には露天商がずらっと並ぶ有名な観光地もあるほどで、カエルやサソリなど様々な食材の料理が売られている。
記事は、多くの日本人は中国の伝統文化に興味があり、機会があれば中国を訪れたいと思っていると伝える一方、中国の観光地は人が非常に多いため、日本人からすれば「人が多すぎて秩序がない」と映ると紹介。さらに、観光地に限らず中国では路上で様々なものが販売されているが、日本人の感覚からすると「不衛生」に感じられ、路上販売の軽食に食欲をそそられることはないと伝え、特に食の安全問題が日本でも大きな注目を集めて以降は「日本人は中国の露店で売られている軽食は死んでも食べない」と考えているらしいと紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1658206?page=1
<敬意を持った客観記事。↓>
「日本のタクシー運転手は皆「制服姿で白い手袋を身に着けているが、追究しているのは外見だけではない」とし、サービスの水準も高く、笑顔があることが大きな特徴であると指摘した。中国のタクシー運転手は大体私服なので、日本のタクシー運転手の姿は清潔感を与え、また笑顔があることが中国のタクシー運転手との違いを感じさせるようだ。
タクシーで使われている車両については「日本は香港と似ている」と指摘し、「トヨタのクラウンが多く走っており、どちらも車両は左側通行」なので、中国人が利用すると「運転席が右側にあるのは中国と逆で利用した時に奇妙な感じがする」と伝えた。・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1658213?page=1
<プフフ。↓>
「・・・中国メディアの快資訊は・・・抗日ドラマを日本人向けに完全解説した「中国抗日ドラマ読本:意図せざる反日・愛国コメディ」という書籍が日本で出版されたことを記事で紹介した。
記事は、最近の日本で「中国抗日ドラマ読本」が発売され、店頭に並んでいると紹介し、本の内容を写真とともに掲載。気になる中身は「いくつかの抗日ドラマのストーリーを紹介するだけでなく、登場人物の関係を図解入りで解説」し、作品の評価や突っ込み所まで面白く伝えていると伝え、また中国語講座として抗日的な中国語の説明までされていると驚きを見せた。
この本の方向性としては表紙が謳う様に、「時代背景完全無視。反日プロパガンダどころかもはやギャグ」と、抗日ドラマを批判するのではなく、中国の「おもしろ作品」として紹介していると伝え、日本人が中国の抗日ドラマを「ギャグ」、あるいは、「B級エンターテイメント」と捉えていることに悔しさをにじませた。
記事に対して中国ネットユーザーからは「面白い」という声もあったが、その一方では「笑ってはいられない、これは中国の恥だ」との指摘や、中には「どんなものでも真面目に研究する日本人らしい」、また「このテーマをビジネスチャンスにしてしまうなんて敬服する」という驚きの声もあった。」
http://news.searchina.net/id/1658239?page=1
<やや違う意味で、プフフ。↓>
「日本で民進党が国民党になる・・・ジョークだろ? 台湾でどよめきが起こる・・・中国メディア・環球網・・・」
http://news.searchina.net/id/1658266?page=1
<使いまわし記事。↓>
「「日本人は中国人の末裔」って本当? 中国人がこの説を信じる理由・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1658258?page=1
<情報提供に感謝。↓>
「中国メディア・環球網は・・・今や中国の動画サイトでも普及している「弾幕」と呼ばれる動画コメントを生んだ日本の動画サイト・ニコニコ動画のオフィスを、中国の代表団一行が訪れて交流を行ったと報じた。
記事は、代表団一行がニコニコ動画の運営会社・ドワンゴの会長室エグゼクティブプロデューサーである吉川圭三氏と交流したと紹介。吉川氏からサイトの登録ユーザー数が5500万人、うち有料会員は250万人で世界で初めて黒字を実現した動画共有サイトであるとの説明があったことを伝えた。
また、同サイトは「弾幕の開祖」と呼ばれており、動画の画面にリアルタイムにコメントを流していく手法により、動画サイトから一種のSNSサイトへと変貌を遂げたと説明。・・・」
http://news.searchina.net/id/1658264?page=1
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太田述正コラム#9789(2018.4.27)
<眞壁仁『徳川後期の学問と政治』を読む(その50)>
→非公開