太田述正コラム#9802(2018.5.4)
<皆さんとディスカッション(続x3697)>
<太田>(ツイッターより)
「…外相が訪朝するのは2007年…以来、11…年ぶり<の>…中国の王毅外相<は、>…金正恩氏とも会談した<が、>…北朝鮮の李容浩外相…に対し「重要な成果を上げたことを祝福<し、>…全力で支持する」と<言明。
他方>…南北首脳会談の内容を…韓国の文在寅大統領が日米ロの首脳に電話で説明した<ものの、>…習近平<は、つれなくも>…電話協議<に応じていない。>…」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30121870T00C18A5FF2000/?nf=1
中共の朝貢国たる北に慶賀使が差し遣わされたことに焦りまくっているはずの韓国。
習ちゃんのご機嫌伺いに、南として、更に何をすべきか、思案中だろうな。
在韓米軍撤退の実現しかないわさ。
<W3aHOi+v>
「安倍晋三首相「いよいよ改憲に取り組むとき」 自衛隊明記で「正統性が明確化される」・・・」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180503-00000513-san-pol
バカもこれだけ飛び抜け過ぎたら、国民も不感症になるの?
こんな救いようのないあほなおっさんをなぜ国民は支持する?
銀河英雄伝のトリューニヒトをリアルに見ているようだ。吐き気がする。
<太田>
でもねえ。
「右」はこんな調子。↓
「橋下氏・・・安倍政権に対しては「安倍外交はすごく良いことをやっていると思うので、もっと前に進めるためにも、謝るところは謝ったほうがいいと思う」と指摘。・・・
日報問題を見て、自衛隊の組織は大丈夫なのかと思った。無いと言っていた報告書があった。隠していたとしたら、戦前の日本軍と同じじゃないか。このまま自衛隊にフルの自衛権を持たせるとか、能力を高めた武器を渡すということが心配になってきた。・・・」
http://blogos.com/article/294589/
「左」はもちろん、こんな調子だからなあ。↓
「敗戦直前の日本は国の財政の85%を軍事費に投入=憲法9条改悪は私たちの暮らしを掘り崩すということ・・・」
http://blogos.com/article/294712/
<sMWl78Mt>
≫スウェーデンやフランスの侵攻を冬将軍によって撃退してきていたロシア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AC%E5%B0%86%E8%BB%8D
が、12月に、つい最近まで自国の領土であった、北緯の高いところに位置する隣接国に侵攻したというのに、「冬季の装備が十分ではなく、積雪下の戦闘も経験不足であった」部隊を投入する、などということがありえるとは思えません。≪(コラム#9481。太田)
→重装備の機械化部隊が逆に作用してしまったようです。
フィンランド軍も装備質も充分とは言えず、マンネルヘイム線を上手く使って防衛したようです。↓
『ソ連軍は当初戦争は数日で終わると想定して おり、冬季戦の準備も不十分な上、弾薬補給も10日前後分しかなかっ た。また、兵士達は抑圧されたフィンランド人民の解放のため進駐すると教えられていた。そのため、実際の戦闘は起こらないと考えている兵士も数多くいた。・・・その7割が原生林、1割が湖沼、・・開戦後、多数のソ連軍部隊が、各方面で湖沼と原生林の間を通る狭隘な道路に殺到した。この年12月は比較的暖かく湖沼は凍結しておらず、他方で降雪は2m程度になった。そのため、機械化されていたソ連軍も自由に身動きができない状態となった。また、圧倒的な戦力を誇る空軍の支援も悪天候のため期待できなかった。』
https://ci.nii.ac.jp/els/contents110007055987.pdf?id=ART0008986122
≫分からないのは、どうして、独ソ不可侵条約の秘密協定中で、フィンランドについてだけは、その全体ではなく、わずかに、カレリア地方だけの、ソ連による回復が謳われているのか、だ。
(まだ独ソ戦争が始まっていなかった、)冬戦争開始時には、ソ連は、事実上のフィンランド全体の回復を掲げたのだからなおさらだ。
ドイツ側が強く反対したのか、そうだとして、その理由は何だったのか。≪(コラム#9483。太田)
→ドイツが反対したのではないでしょうか。<ソ連によって>マンネルヘイム線や軍港<を>強化されドイツ側に侵攻される恐れを防ぐために。↓
『<1939年>10月11日、ソ連外相モロトフはフィンランド交渉団をモスクワに招き団長パーシキヴィに、以下の要求を伝えた。
・マンネルヘイム線(カレリア地峡に作られた長さ135km、幅90kmにわたる対ソ防衛線) の撤去。
・ ヘルシンキから100km、フィンランド最南端のハンコ半島の30年間租借と基地の建設。フィンランド湾に浮かぶ島々の30年間租借。・・・
・ カレリア地峡の国境線(レニングラードから32km)をフィンランド側に30km後退させること。
これらの要求だけ見れば、ソ連側の要求の主目的はレニングラード (現サンクトペテ ルブルク)及びクロンシュタット海軍基地の安全保障を図ることにあるとも考えられるだろう。 』
https://ci.nii.ac.jp/els/contents110007055987.pdf?id=ART0008986122 上掲
⇒そもそも、私の問いかけが、勘違いに基づいた、誤ったものでした。
独ソ不可侵条約の秘密議定書では、「フィンランドをソ連の勢力圏におくこととなっていた」(上掲)のですからね。
(となると、どうして、ソ連は、フィンランドに対し、相手が飲む可能性だってあったところの、中途半端な要求を突き付けたのかが疑問になってきます。)
にもかかわらず、「40年11月のヒトラー ・モロトフ会談に おいて、モロトフ<が>先の独ソ不可侵条約に基づいてフィンランドを完全に自国領土に編入することを要求した<の>に対し、ヒトラー<が>冬戦争中のフィンランドを見殺しにする態度を一変、既に膨大な軍事援助を同国に行っており、モロトフの要求を拒否した。」(上掲)のはどうしてなのか、いや、そもそも、冬戦争(1939年11月30日~1940年3月13日)終了後、ドイツがフィンランドに「膨大な軍事援助を・・・行っ」たのはどうしてか、といった問いかけにすべきでした。
なお、そうだとすると、ドイツ側が勝手に秘密議定書での約束を反故にしたわけですから、ヒトラー ・モロトフ会談の決裂は当然であり、「この会談の決裂は極めて大きな世界史的意味を有していた.すなわち、ヒトラーをして最終的に対ソ戦の決断をせしめることになったのである。」(上掲)というのは説明になっていませんね。(太田)
≫<フィンランド>政府は、モンゴルの軛的(な領土・勢力圏拡大症候群に憑りつかれた)ロシア観を抱いていたからこそ、ソ連の、フィンランドに係る、領土・勢力圏拡大要求に一切応じようとせず、来たるべきソ連との戦争への備えを怠らなかった、というのが私の見立てだ。 ≪(コラム#9483。太田)
→モンゴルの軛的観念は持っていたようです。↓
『・・・リュティ<は>, ソ連の侵略行動を,たんに 第二次大戦の時点における現象としてではなく. 過去 500年間の 90年間というもの断続 して同じ敵」から攻撃された,としづ表現が示すようにほとんど歴史的な宿命としてとらえていることであり,東方からのこの「常なる脅威Jを次代の者のために粉砕することを,この自衛戦争の目標として挙げている<・・・>』
https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/5052/1/KJ00000113014.pdf
≫ソ連の諜報網をここまで無力化できていたのはどうしてか、を、とりわけ、知りたいものです。
単に、スターリンが、フィンランドからのものを含め、ドイツのソ連侵攻の兆候に係るあらゆる情報を無視した、ということだったのかもしれませんが・・≪(コラム#9483。太田)
→バルバロッサ直前のスターリンは非常に弱気になっていて対独戦を引き延ばしするように厳命しており、バルバロッサ直前のドイツ軍による数百回に及ぶ領空侵犯や強制着陸させた飛行機から押収したカメラや地図スパイからの情報に何の対策も講じなかったようです。↓
http://wau.private.coocan.jp/wwtef/gaso/typhoon.pdf
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
この出来悪が、一応子孫であることに、さぞかし大久保利通、慨嘆してるだろな。↓
「<パワハラ?ご機嫌ナナメ?>記者を怒鳴りつける麻生大臣・・・」
http://blogos.com/article/294761/
去年の記事がネット上に公開されたものだが、気品・美しさ・知性・人間主義、を備えたところの、本来の日本の女性の理想像、を、かねてから(日本語も堪能な)彼女に見出している私。↓
「金賢姫が見た金正恩「彼は弱いから虚勢を張る」・・・」
http://blogos.com/article/294571/
「旗揚げ」の際、ついでに、ぜひ、折伏放棄宣言をしてくりゃれ。↓
「・・・初代会長の牧口常三郎(1871~1944年)から第2代会長の戸田城聖(1900~1958年)を経て池田氏へと至る「3代会長」を、学会は02年の会則改正で「永遠の指導者」と定めた。・・・
牧口は天皇中心の国体観念を支持していたし、中国大陸への拡張政策にも反対はしていなかった。満州事変後に入植した初期の会員に対しては最大限のエールを送っていた。「わが国は大東亜戦争完遂、世界新秩序建設のために、1億国民血みどろになって、獅子奮迅の勇猛戦を行っている」などと、太平洋戦争が始まると幹部からは戦争翼賛的な発言が次々と飛び出した。『価値創造』はヒトラーの『我が闘争』の紹介に大きく紙面を割いてもいた。・・・
戸田は・・・40年に創刊した小学生向け雑誌『小国民日本』では海軍特集を組み、少年航空兵の募集に一役買っていた。・・・
昨年10月の総選挙で公明党は全国で700万票を切る惨敗を喫した・・・
創価学会は「日蓮世界宗」を商標登録し、世界宗教へ脱皮する構想を温めてきた。すでに会則の前文でその名を謳っており、いよいよ正式な旗揚げが近いと見られる。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14663745/
信心深さの一点からでも、米国の恐るべき未開性が分かる。↓
・・・69% of the country’s adults consider religion an important part of their daily life, more than twice the share in Britain, France or Japan. A new survey by the Pew Research Centre shows that young Americans, though less devout than their elders, are still much more so than their peers in Europe.
Five-sixths of those aged 18 to 29 believe in some kind of deity, but their generation is the least likely to worship God as described in the Bible (43%). This is not because they have switched en masse to another mainstream religion: only 8% of them follow non-Christian faiths, just slightly above the national average of 6%. Rather, a large share of young people profess to believe in another higher power (39%), whatever that may mean.
God, as young Americans see her, is a bit less likely to be all-knowing and all-powerful than the God their parents worship. However, compared with their elders, young people see God as less likely to protect them and more likely to punish them. ・・・
https://www.economist.com/blogs/graphicdetail/2018/05/daily-chart-1?cid1=cust/ddnew/email/n/n/2018053n/owned/n/n/ddnew/n/n/n/nap/Daily_Dispatch/email&etear=dailydispatch&utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=Daily_Dispatch&utm_term=2018053
オランダによる植民地統治が一番ひどかった、というのは覚えておいてもよさそうだ。↓
・・・the worst atrocities against populations in the colonies were not committed by Spaniards, but by the Dutch and the Belgians, but nowadays these nations seem nice and pleasant and we don’t remember what they did.・・・
https://www.haaretz.com/world-news/europe/.premium-hasbara-for-spain-ngo-spins-spanish-inquisition-genocide-1.6054052
着々と、南北丸ごと支那再属国化を目指して前進中の文政権。↓
「【社説】「自由」と「大韓民国」を否定した新教科書を作った人々・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/05/03/2018050301054.html
「【社説】北朝鮮抑留中の米国人は釈放間近、韓国人拉致被害者はどうなるのか・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/05/04/2018050400667.html
我らがトランプもそれに全面協力中。↓
Trump Orders Pentagon to Consider Reducing U.S. Forces in South Korea・・・
https://www.nytimes.com/2018/05/03/world/asia/trump-troops-south-korea.html?hp&action=click&pgtype=Homepage&clickSource=story-heading&module=first-column-region®ion=top-news&WT.nav=top-news
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。
<人民網より。
日中交流人士モノ。↓>
「日本の市民団体が横浜で「戦争の加害展」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0503/c94473-9455993.html
<ここからは、サーチナより。
日本文明総体継受宣言みたいなもの。韓国も継受してきたことを示唆。↓>
「・・・今日頭条はこのほど、現在の中国から見て日本人は成功しているように映るゆえに、「なぜ日本人は現在の成功を掴むことが出来たのか」と疑問を提起する記事を掲載した。
中国の経済成長は目覚ましく、それに伴って人々の生活水準も向上してきている。記事は「以前と比較すると豊かさを感じられる中国人は多いものの、一日中厳しい管理のもとで不満を感じながら働いても、生活を保証してくれるものはないという情況」にあると主張。こうした現状に対し、「中国人は果たして成功した」と言えるのだろうかと疑問を投げかけた。
中国で誰もが認める成功者については、近年人気のネット通販サイト「京東」のCEOである劉強東氏のような人を成功者ということができるとする一方、「こうした成功を掴む人はごく一部であり、成功者は秀でた才能や能力を兼ね備えていなければならない」と分析した。また、日本人の誰もが成功者となっているわけではないが、仕事上で中国人と同じようなストレスの多い状況下に置かれていたとしても、中国人には欠ける「勤勉な態度で仕事に取り組める要素」があるため、全体として一定の豊かさを実現しており、日本人全体として成功を収めることができていると指摘した。
それは日本人には「忍耐力を持って物事にあたり、何事も追求し極めようとする姿勢」があり、それが「日本人を成功させている要素だ」と指摘した。また「韓国は日本の良い部分を評価し学ぶことによって成功を収めている」とも主張した。
また記事は、中国の人口の多さを考慮すると「ただ日本の方法をそのまま取り入れたら成功する訳ではない」としつつも、日本人が成功を収めたセオリーから学ぶことは出来ないかと、中国が現在模索を続けていることを伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1658650?page=1
<時々登場する話題。前にも書いたことあると思うが、スタンフォード留学当時、政治学科の近現代支那専門家のHarding教授に提出したペーパーでこのことを指摘したことが懐かしく思い出される。中共当局がここまで言わせるようになったとは!↓>
「・・・今日頭条は・・・中国語の国際化には日本人も一役買っているとする記事を掲載した。中国語がここまで国際的になったのは、日本人のおかげと言える部分があるとまで言い切っている。
では何が日本人のおかげなのだろうか。記事は、「日本では明治維新後、外国の言葉を翻訳する必要があったが、適切な日本語がなかったため、漢字に置き換えて新たな単語を作り出した」と紹介。そのため、優れた外国文化が漢字を使用した日本語として導入され、その後に中国へと逆輸入されたという。記事はこれを「和製中国語」と呼び、日本人の功労を惜しみなく称賛した。
例えば、「〜化」、「〜主義」という言い方は中国語にはもともとはなく、今の意味での世界という言葉も、中華人民共和国の人民、共和国という単語も日本人が作ったものだと紹介。さらには、自由、科学、芸術、哲学、社会、客観、経験など、いずれも日本から来た言葉で、今ではこの和製中国語を使わずには生活できないほどであり、和製中国語があるからこそ中国語は現代において必要な単語をカバーできているのだと論じた。
そしてこれは、近年になっても変わらず、今でも日本から新たな単語が入ってきていると指摘。そのなかには、「オタク、萌え、オネエ」などがあると紹介した。これに対して、中国では反感の声もあるという。しかし記事は、これは文化の侵入というよりは「漢字の偉大さ」とみるべきだと指摘、日本人が生み出した単語が中国語の世界化の一助になっているのであればその功労を認めるべきだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1658661?page=1
<定番。↓>
「日本旅行の前は日本嫌いでも「日本好き」になって戻ってくる中国人、一体何があったのか・・・」
http://news.searchina.net/id/1658668?page=1
<定番だが、熱がこもっている。↓>
「・・・今日頭条は・・・「日本のトイレはどれだけきれいなのか」と題する記事を掲載した。日本人が毎日中で何をしているか知っても「多くの中国人は信じられないだろう」としている。
記事は、トイレというのは昔も今も排泄の場所であり、中国人にとっては「不潔な場所」であると紹介。そのため、水を流す際にも手を使いたくない潔癖な人のために、足で踏むレバータイプまで登場したほどだとした。
それはともかく、そんな「不潔であるはずの場所」で日本人は何をしているのだろうか。記事は、日本人はなんと「トイレで食事をしている」のだと、非常に衝撃的なこととして伝えた。ある調査では、5人に1人の学生がひとりで食べるぼっち飯を回避するため、トイレで食事をしたことがあると答えたという。
記事は、日本人にとってトイレという場所は「ひとりで食べる聖地」また「天国」にまで昇格している、と中国人との感じ方には大きな開きがあることを指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1658626
<ここからは、今日頭条記事以外の引用。
毎度の日本への美辞麗句シャワーだが、これはとりわけ情熱的なので・・。↓>
「・・・中国メディアの東方頭条は・・・「日本は控えめな国だから良く分からないが、アジアで最も発展した国だけあってその実力は震撼させられる水準にある」と論じる記事を掲載し、日本の実力について紹介している。
記事はまず、日本の国土は中国のわずか25分の1に過ぎないが、人口密度は2.4倍もある国だと強調。しかも天然資源も少なく、食料自給率も低いなど、置かれた環境は決して良くないにも関わらず、「現在の中国人が夢見ている数々のことを数十年前に実現させている国」だと指摘。たとえば法治国家であること、ノーベル賞を多数獲得していること、世界一と呼べるほど治安が良く、食の安全が確保されていて自然環境が良いこと、医療水準が高く、国民の寿命が長いことなどを挙げ、しかも「中国と50年も差があると言われるほどに国民の民度も高い」と論じた。
続けて、国のGDPこそ大きな差がついたものの、1人あたりGDPを見れば日本は中国より圧倒的に多く、日本はバブル崩壊によって経済成長を失ったものの、製造業などを見れば中国が今目指している高度化に成功していることが良く分かると紹介。家電などコモディティ化が進んだ分野から、医療や素材などの付加価値の高い分野に転換したメーカーは多いと強調し、「失われた20年」は日本がバブル崩壊からのソフトランディングに成功させ、経済構造の転換に成功し、各企業が底力を蓄えてきた20年であったと論じた。
そして記事は、力を蓄えてきた日本は「したたかに次の機会を狙っている」と主張し、バブル崩壊後の日本が衰退していると思っているようでは本当の日本について理解していないと主張。日本は中国や米国のように主張しない国であり、控えめな国であるため一見しただけでは良く分からないとしつつも、アジアで最も発展した国だけあってその実力は今も失われていないと主張している。」
http://news.searchina.net/id/1658652?page=1
<納得。大阪をことさら取り上げた日本へ行けキャンペーン↓>
「大阪が楽しい! 中国人がイメージする「日本人像」を良い意味で裏切ってくれる・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1658620?page=1
<定番。↓>
「日本では人身売買や誘拐などないのに! 中国では「人さらい」が頻発・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1658651?page=1
<同じく。↓>
「日本の警察は「中国とあまりに違い過ぎてツッコミたくなる」・・・中国メディアの快資訊網・・・」
http://news.searchina.net/id/1658674
<またも同じく。↓>
「スキーやスノボするならやっぱり日本! 中国人が日本に来る理由・・・中国メディアの中国経済網・・・」
http://news.searchina.net/id/1658676?page=1
<客観記事。↓>
「中国メディアの東方頭条はこのほど、「なぜ日本では漢字能力検定が人気なのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1658667?page=1
<これもまあそう。↓>
「これが日本の「お米」の食べ方、生卵と納豆だけでは「理解不能」・・・中国メディアの快資訊網・・・」
http://news.searchina.net/id/1658693
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引き続き、休日の臨時一人題名のない音楽会です。
今回は、洋物、という以外に共通点のない諸曲・・1曲を除き、原曲は歌・・ですが、名曲揃いですよ。
Yiddish Mamma(1925年より前)(注a) 作詞:Jack YellenGypsy 作曲:Jack Yellen、Lew Pollack そのオケ編曲版 Philharmonic Orchestra ~05:00 それに続く、Hevenu ShalomとHava Nagilaは、かつて紹介済み。
https://www.youtube.com/watch?v=zdqTHE4BySY
(注a)https://en.wikipedia.org/wiki/My_Yiddishe_Momme
Jack Selig Yellen(1892~1991年)は、ポーランド生まれのユダヤ人で5歳の時に家族と共に米国移住。NYに住み、ミシガン大を優等で卒業。
https://en.wikipedia.org/wiki/Jack_Yellen
Bei mir bist du schejn(1932年)(注b) 歌唱:? バンド:budapest klezmer band.
https://www.youtube.com/watch?v=ZUVEq6NC7mM
(注b)素敵なあなた。「1932年にイディッシュ語のミュージカルでのショロム・セクンダ (Sholom Secunda) が作曲した曲が元の曲である。なお、ショロム・セクンダは「ドナドナ」を残している。・・・1937年に サウル・チャップリン (Saul Chaplin) がリフレンを加え、サミー・カーンが英語の歌詞を作り、コーラスグループのアンドリュー・シスターズ録音のレコードをリリースして、アメリカでヒットする。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%A0%E6%95%B5%E3%81%AA%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F_(%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%AE%E6%9B%B2)
Capricho árabe(1892年) 作曲:Francisco Tárrega ギター:David Russell
https://www.youtube.com/watch?v=y_goHl-GuNk
Yesterday When I Was Young(1964年) 作詞(仏語)・作曲:Charles Aznabour、Georges Garvarentz 英語歌詞:Herbert Kretzmer 歌唱:Matt Monro
https://www.youtube.com/watch?v=ANREWPNeqTg
If I Never Sing Another Song(歌ある限り)(1977年) 作詞(独語);アレキサンドラ 作曲;ウド・ユルゲンス 英語歌詞:ドン・ブラック 歌唱:Matt Monro
https://www.youtube.com/watch?v=0-tjMqhCMVM
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太田述正コラム#9802(2018.5.4)
<皆さんとディスカッション(続x3697)>
→非公開