太田述正コラム#9595(2018.1.20)
<映画評論52:否定と肯定(その5)/私の現在の事情(続X107)>(2018.5.6公開)

 (3)証明責任
早な瓦解を自ら招くことになってしまった、という論議が英国内で起きることを、アーヴィングは期待したのであろう、ということです。
 このアーヴィングの期待は完全に裏切られたところ、この映画は、この期待を再度裏切る内容のものになってしまった、というわけです。

(完)
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            –私の現在の事情(続X107)–

 「ダイソー200円イヤホン、ひと手間で「3万円クラスと戦えるようになる」説が話題・・・
 iTunesを起動し、メニューバーにある「表示」を右クリックすると、「イコライザを表示」という選択肢が出てきます。右クリックでこれを開くと、イコライザ設定画面が表示されます。ここで音質が調節できます。左端の「32Hz」が一番低い音で、右端の「16KHz」に向かってだんだんと高い音になっていきます。
 では、このイコライザをどう調節すれば音質がよくなるのでしょうか。
 このダイソーの200円イヤホンに関しては、いわゆる中間音とされる「250 Hz」「500 Hz」「1K Hz」の数値を下げて、高音とされる「4K Hz」「8K Hz」「16K Hz」を上げるのがよいという意見が主流のよう。」
https://woman.infoseek.co.jp/news/neta/20180119bgmania20182231470
という記事を本日目にしましたが、iTunesならぬ、Windows10標準装備の諸機能で、役に立つにもかかわらず、気付かず、宝の持ち腐れになっているものが、沢山ありそうです。
 昨日、見つけて重宝した機能が二つありました。
 どちらも、IE上の機能ですが、一つはBing翻訳機能であり、もう一つは現在の位置(自宅)の情報を元に周辺情報の検索ができる機能です。
 後者については、スマホ等では類似のことができるのは常識なのでしょうし、パソコン上でもできることをご存知の方が大部分なのでしょうが、前者については必ずしもそうではないのでは?
 IEに限らず、ブラウザ上で、翻訳サイトにアクセスすれば、入力した外国語の文章を日本語に翻訳してくれることはもちろん知っていたのですが、邦訳については、相手がいかなる言語であれ、およそ使い物になどならない、という認識をこれまで持っていました。
 ところが、昨日、IEで独語のウィキペディアを開いた時に、間違えて、マウスを右クリックしたら、Bing翻訳、という項があったので、クリックしてみたところ、選択された部分が英語に翻訳され、私はほんのちょっぴりですが独語が分かるのですが、英語をチェックしてみたところ、ほぼ完璧に翻訳されているではありませんか。
 パソコン上で、印欧語系の言語を英語に翻訳する、というのは、私にとってはコロンブスの卵でした。
 同じ語系で翻訳が容易ゆえ、使い物になる翻訳ができて当然なわけです。
 これで、今後は、独仏伊西語のウィキペディア群も活用することができることになったので、大変喜んでいます。