太田述正コラム#9810(2018.5.8)
<皆さんとディスカッション(続x3701)>
<太田>(ツイッターより)
習ちゃんは、安倍改憲を阻止しつつ⇒「中国首相…来日=7年ぶり、関係改善に意欲…」
https://news.infoseek.co.jp/article/180507jijiX212/
日本の攻撃能力⇒「「日本だけ例外」の北朝鮮、その意図は?…」
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_598261/
と前方展開能力強化を図っている。⇒「中国が南シナ海にミサイル配備か…」
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_598069/
<太田>
関連記事だ。
習ちゃんが北朝鮮を泳がせてる証拠。↓
「・・・中国を拠点に中国・ロシア・東南アの工作を総指揮<の>・・・北の保衛省幹部、不正発覚で・・・英国亡命、正恩氏は暗殺要員派遣・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/05/07/2018050701433.html
<h47yjEAw>
≫彼の思考過程の問題点を指摘してみよ。≪(コラム#9808。太田)
『・・「戦前の国体」は1945年の敗戦で壊されながらも、米国を頂点にする「戦後の国体」として再建された。』
→国体に関して戦前と戦後じゃ別物にすり替わったという考えがオカシイ。また戦前の天皇崇拝なんて無いに等しい。
・天皇陛下を「てんちゃん」と呼んだ昭和の軍人
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13118838553?__ysp=6Zm46LuN44Gv5aSp55qH44KS5aSp44Gh44KD44KT44Go5ZG844KT44Gn44GE44Gf
<太田>
なーるほど、私の唱える、天皇・縄文性・弥生性からなる広義の国体を持ち出すまでもないってワケね。
その後だけど、そもそも、日本は「敗戦」などしてなかったよ、とも、私、言ってるんだが・・。
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
昨日の藤井-屋敷戦
< 「藤井聡太六段、王座戦で屋敷伸之九段に勝利 準々決勝進出・・・」
http://www.sankei.com/life/news/180507/lif1805070018-n1.html >
を見損ね、下掲でおさらい。
藤井六段、居玉で通して勝っちゃったことが話題になってるが、定跡や金言などが意味あるのは初心者までってことだな。↓
<アユム氏「番組」、まだ生き残ってるね。↓>
https://www.youtube.com/watch?v=wAnmEL3H1eQ
<棋譜全体のおさらいはコレで。↓>
https://www.youtube.com/watch?v=jIxX8vkg11k
<アユム氏のに代わって、この久保氏のが人気出てるみたいだが、一、どうしてアユム氏だけが棋譜全面紹介をやらなくなったのか、二、どうして、久保氏のが人気あるのか、がさっぱり分からんわ。↓>
https://www.youtube.com/watch?v=BN9BWbHELS0
キミらはエライ!↓
「大塚・玉木氏共同代表、希望26人合流し62人・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180507-OYT1T50037.html?from=ytop_main1
<キミらはもっとエライ!↓>
「「希望の党」の党名を継承した新党結成<を行った>松沢成文参院議員・・・」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180507-OYT1T50053.html?from=ycont_navr_os
そもそも、かつての日本は靴じゃなくわらじだったんだし、そのわらじ、それを冠した料理や料理店、日本にいくらでもあるで。
物議をかもした連中、中東での靴のイメージをそのまま日本に投影してるな。↓
「イスラエル、「靴のデザート」で物議=安倍首相との夕食会で提供・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14682880/
https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2018/05/07/netanyahu-puts-wrong-foot-forward-by-serving-japans-abe-dessert-in-a-shoe/?noredirect=on&utm_term=.a341bab9e886
どうして、いまだに神経の再生ができないんだ?↓
「仮面女子–猪狩ともかさん、脊髄損傷で車いすに 作詞などで活動継続・・・」
https://mainichi.jp/articles/20180508/spn/00m/200/003000c
防衛庁が六本木にあった当時、昼休みにたまに行ってたなあ。↓
「青山ブックセンター六本木店が閉店へ 38年の歴史に幕・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASL575FY6L57UCLV00X.html?iref=comtop_8_05
この事件、知らんかったー。↓
「日本船の慰霊碑、英で再建へ 第1次大戦末期、独潜水艦が撃沈・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018050801000920.html
ホンモノのサックスってメンテだけでも大変そうね。
ピアノって、たまに調律すりゃいいだけだから、えーね。↓
この前も、バニラ・エッセンス買ったばっかしだが、高くなってたっけ?↓
「バニラ価格高騰、銀より高く アイスクリーム業界に打撃・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/14679503/
その調子だ。↓
「【社説】韓国大統領の6年5カ月ぶり訪日、懸案解決の契機にせよ・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/05/08/2018050800679.html
Isisの動向如何にかかわらず、スンニ派、シーア派とも、その原理主義の勢力伸長は着実に続いている。↓
Islamist terrorism wanes in Pakistan, but religious fervor threatens national unity・・・
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/islamist-terrorism-wanes-in-pakistan-but-religious-fervor-threatens-national-unity/2018/05/07/60acfe4a-51ff-11e8-a6d4-ca1d035642ce_story.html?utm_term=.1b829920ff24
Lebanon election: Hezbollah leader declares ‘victory’・・・
http://www.bbc.com/news/world-middle-east-44027973
習ちゃんが、インドと「冷戦」を続けるのも、アジアの一体的復興という「事実」から欧米諸国の眼をそらすためなんだろな。↓
Xi unlikely to reach out to Modi・・・
http://www.taipeitimes.com/News/editorials/archives/2018/05/08/2003692690
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。
<人民網より。
日中交流人士モノ2篇。↓>
「程永華駐日大使 中日関係の一層の改善・発展を呼びかける・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0507/c94474-9457145.html
「中日韓財務大臣・中央銀行総裁会議 共同声明「保護貿易主義に反対」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0507/c94476-9457175.html
<レコードチャイナより。
店主になりかわり、ご愛顧に感謝。↓>
「日本の料理人が中国の大学の食堂でとんこつラーメン販売、あまりの人気ぶりにビックリ仰天!・・・中国新聞網・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_242213/
<ここからは、サーチナより。
日本へ行けキャンペーンの現到達点。↓>
「・・・今日頭条は・・・「中国人はどうして日本旅行へ頻繁に行くのか」と題し、訪日中国人へのインタビューを紹介する記事を掲載した。その理由を聞くと、中国人としては「少し傷つく」という。
記事はまず、中国では相変わらず日本が人気の旅行先であると紹介。ある調査では、これまで中国人の理想の訪問国で1位だった米国が日本に追い抜かれたという。この調査対象になった中国人の6割以上は日本に行ったことがある人で、88.9%の人が日本へ行きたいと答えたそうだ。
記事によると、最近では日本旅行の目的も様変わりしているという。ショッピングが主な目的だった時代と違い、遊園地やテーマパークが1番で、2番目に日本の美食を楽しむこと、3番目にショッピング、4番目は桜鑑賞だという。この結果からも、爆買いは一段落してきており、体験型の旅行を好む人が増えていることが見て取れる。
そのうえで記事は、中国人旅行者の声を紹介。「日本の空が青く、空気も水もきれい」で好きだと答えた人がいると伝えた。他にも、日本に残された「伝統的な祭りや風習、1000年前の長安の名残」が見られること、「世界随一のサービス」、「化粧品がブランド物でも中国製品よりも安く、偽物の心配がない」など、日本旅行を好むさまざまな理由が挙げられ、「日本の良いところを挙げたらきりがないほど絶賛している」と紹介した。
記事は、中国人が日本を称賛するのを聞くと胸が痛む、と正直な感想を述べているが、同時に「中国人が旅行に対して理性的になり、日本をよく知ったうえで日本旅行に行くようになっているのは良い傾向だ」と同胞を評価した。」
http://news.searchina.net/id/1658833?page=1
<これだって、日本へ行けキャンペーン。↓>
「・・・今日頭条はこのほど、中国人が中国国内で何気なく取る行動のなかには、「日本では時に違法になる行動もある」と伝え、注意を呼びかけている。
まず記事が挙げたのは、「正当な理由なくハサミを持ち歩くこと」だ。確かに日本では刃渡りが大きいハサミや正当な理由のない所持は銃刀法で禁じられている。また、処方薬を他人に譲渡することも日本では場合によって違法となる可能性があることを強調したほか、個人が決闘を行うことも法律で明確に禁止されていると伝えた。中国では決闘とまではいかなくても、ケンカが街中で発生する頻度は日本より多いと言えるだろう。
さらに、中国では日常的に見られる「列への割り込み」も日本では軽犯罪とされていることを紹介し、「もし中国で割り込みを犯罪にしたら、世界有数の犯罪大国になってしまうだろう」と論じた。
また、中国では大気汚染が深刻なためか、ところ構わず痰を吐き捨てる人が大勢いるが、日本では痰を吐くこともルール違反であり、同時に軽犯罪に該当すると強調。中国と日本では法律が違うため、何気ない行動が日本では違法になることがあることに注意すべきだと伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1658855?page=1
<殆ど目新しい話はないし、日本を理想化し過ぎているが、日本に学べ記事。↓>
「・・・今日頭条は・・・「日本人の真の姿」という記事を写真とともに掲載し、日本に興味を持っている中国人に対して日本を紹介している。まず記事は、地下鉄構内の天井からの水漏れが起こった際の対処の仕方を紹介している。天井をビニールで覆い、通行人に水が掛からないようにしているだけでなく、水漏れの真下にある点字ブロックに影響がないよう配慮がなされていることを紹介。中国では少しの水漏れであれば放置されていたり、点字ブロックなど関係なくバリケードが置かれているのが普通だ。
続けて記事は、スーパーの肉類の販売コーナーの写真を掲載している。パックに入れられた肉には生産地が記載されていたり、肉の部位や用途まで記載されている。中国でも肉は市場やスーパーで販売されているが、市場の肉は冷蔵管理されることなく、塊で販売されていることが一般的だ。
さらに、日本ではゴミを分別して捨てなければならないと紹介している。中国でも分別制度がないわけではないが、リサイクル可能なゴミとそれ以外の分別しかされていない。だが、マンションのゴミ置き場では資源を回収して生計を立てている人たちがいて、業者がゴミを回収する前に資源ごみだけを抜き去っていく。
他にも記事は、「マンホールの蓋まで凝ったデザインになっている」ことなどを写真と共に紹介し、日本は中国と違って生活のあらゆるところに配慮があり、しかも、細かいところまで抜かりがないのだと強調した。これに対して中国のネットユーザーからは、「歴史的背景や政治的摩擦が無ければ日本が好きだ」といった複雑な感情を吐露する声や、「良い点は積極的に学ぶ必要がある」といった意見が寄せられていた。」
http://news.searchina.net/id/1658791?page=1
<ここからは、今日頭条記事以外の引用。
日本に学べ記事。↓>
「新時代の小売形態よりも、やっぱり日本の小売サービスが好きだ!・・・記事は、「新しい小売形態にしろ、従来の形態にしろ、顧客は単に商品だけではなく、サービス体験も求めているのだ。提供する側は、2つのうち1つでも欠かしてはいけないのだ」とした。・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1658830?page=1
<これも日本に学べ記事。日本に係る事実は必ずしも正しくないが、気持ちは分かる。↓>
「中国では希望する学校に子どもを入れるために、その学区に家・・学区房・・を買う親が後を絶た<ないが、>・・・中国メディアの快資訊は・・・日本にはどうしてこの「学区房」がないのかと題する記事を掲載した。
記事はまず、「学区房」の生み出す皮肉な現実を指摘した。たまたま学区房になった家は、どんなに古くて価値がなくても不動産価格が吊り上がるという。学区という概念は日本も中国も同じだが、日本では学区内に住んでいれば持ち家でなくても良い。それに対し、中国の学区制は、地元の子どもたちを受け入れるシステムのため、家を購入しその土地の戸籍を取らなければ学区内に住んでいてもその学校に入ることはできないのだ。
また、公立学校であっても学校によって優劣があるというのも日本と中国の大きな違いだろう。記事によると、中国では同じ公立学校であっても教師の質や設備の点で格差が大きいという。この点、日本の公立学校では政府が一定の基準を定めているため、どの学校でもほとんど同じだと紹介した。また、日本では教師の移動があることも中国とは違う。さらに、日本の公立学校には「入学試験がない」ことも指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1658782?page=1
<現在でも新概念は日本から。↓>
「・・・中国メディア・東方網は・・・「日本からやってきた、五月病とは一体何なのか」とする記事を掲載した。
記事は、「5月に入って『五月病』という言葉が中国のSNS上でよく見られるようになった。この言葉は実は日本からやってきたもので、4月の入学や就職が一般的な日本では、この時期に新しい環境に適応できず、心のバランスを崩すケースがあるのだ。正式な医学用語ではないが、日本では広く浸透している言葉なのである」と紹介した。
そのうえで、「この言葉が海を渡って中国にやって来ると、たちまち働く人の間で強い共感が生まれた。中国のサラリーマンや学生たちにも、気分が落ち込み、夜に眠れず昼間に眠くなり、仕事や学習に身が入らなくなる時期があるのだ。ネット上では『季節性怠惰症候群』と呼ばれているが、医学的には『季節性うつ病』と呼ぶべきものである」と説明している。
その症状について記事は、朝早く目が覚めるものの起き上がれない、髭剃りや化粧が面倒になる、食欲が沸かず朝食を抜く、怒りやすくなる、おはよう・ありがとうといった簡単な挨拶が口から出てこない、誰とも話したくない、あらゆる物事に興味が持てない、作業効率が低くミスをしやすいといった現象を挙げた。そして、「季節性うつ病」を防ぐ方法として適度に運動する、十分に睡眠をとる、悲観的な人と接する時間を減らすといった点を紹介した。
中国では、9月が新学期のスタートになる。」
http://news.searchina.net/id/1658836?page=1
<定番の話題で、中身もほぼ定番。↓>
「日中サッカーのレベルの差は大きい・・・日本でのプレーを選択した青少年・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1658829?page=1
<かなり前ののだが使いまわし記事。↓>
「品質重視なはずの日本の家屋、どうして寿命が30年と言われるのか・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1658832?page=1
<客観記事。初耳だわ。↓>
「中国メディア・東方網は・・・2020年の東京五輪に向けて世界196カ国をそれぞれイメージした着物の制作プロジェクトが進んでおり、このほどすでに完成した100着のお披露目が行われたと報じた。
記事は、このプロジェクトが「196カ国それぞれの特色を表した着物を作ることで東京五輪への参加を歓迎するとともに、日本の伝統文化をPRする」という趣旨のもとで福岡県久留米市の呉服店が4年前に立ちあげたものであると紹介。
活動は全国に広がり、70人の着物職人がプロジェクトに参加、現在までに、すでに約半分の100カ国分が完成しているとした。そして、4月29日に地元の高校生や専門学校生がモデルとなって、完成した着物の披露が行われたことを伝えた。
記事は中国のデザインについて「牡丹、祥雲、万里の長城などがあしらわれており、黒をベースに赤や黄色という中国の特色あるカラーが採用された」と紹介。中国のネットユーザーの多くは良いデザインだと評価しており「色も柄も中国文化の特徴にマッチしている。素晴らしい」「日本はやっぱり中国の伝統文化をとても理解しているんだな」といったコメントが寄せられたとしている。
一方で、中国のネット上では「個人的には、あまりいいとは思わない。日本の和服はあくまで日本のもの。その和服に、中国の歴史やシンボルあれやこれやと詰め込もうとするのは、何か違和感がある」といった意見も見られた。」
http://news.searchina.net/id/1658800?page=1
<客観記事。ま、そんなところか。↓>
「・・・中国メディアの快資訊はこのほど、米国で人気のQ&Aサイト「Quora」に「中国人は韓国人と日本人のどちらに似ているのか」という質問が寄せられたことを紹介し、その質問に対して集まった欧米のネットユーザーからの答えを紹介している。
質問に対して寄せられた欧米のネットユーザーの見解について、記事は「行動や性格から言うと、中国人は韓国人と似ているが、日本人とは違っている」という意見を紹介。日本人は「穏やかで礼儀正しく、社会的ルールを尊重するからだ」というのがその理由だと伝えた。
また、「家族の絆を非常に重んじる点でも似ている」ことも、欧米人から見て中国人と韓国人が似ていると感じる理由だと伝えたほか、中国人と韓国人の「豊かさを追求する姿勢」も共通のものがあると感じられるようだと紹介した。
一方で記事は、中国人と一言で言っても「中国は国土が巨大であるため、地域によって特徴が違う」という指摘もあり、「中国の東北部の人は韓国人に似ていると言えるが、中国南部の沿岸部は日本と共通点があり日本人に似ていると言える」ので、一括りには言えないとの主張を伝えた。
このように様々な見解が寄せられたが、それぞれの国の文化に幾らか精通している人から見れば、「共通する部分はあっても、それぞれの国に独自の文化や気質がある」と見て取れるが、そうでない欧米人からすると依然として「日中韓は同じアジアの国であり、大した違いはない」と感じているようだ。」
http://news.searchina.net/id/1658828?page=1
<確かにそれもあるかもね。↓>
「日本人が中国に旅行に来ないのは「もしやトイレが汚いから?」・・・中国メディアの環球時報・・・」
http://news.searchina.net/id/1658827
———————————————————————–
太田述正コラム#9811(2018.5.8)
<眞壁仁『徳川後期の学問と政治』を読む(その61)>
→非公開