太田述正コラム#9884(2018.6.14)
<皆さんとディスカッション(続x3738)>
<太田>(ツイッターより)
ギリシャとマケドニアとの国名交渉が決着し、後者を北マケドニアにすることで合意。
但し、前者は議会承認、後者は国民投票での承認が必要。後者は、既に、アレクサンドロス大王空港とアレクサンドロス大王高速道路を、それぞれ、スコピエ空港、友情高速道路へと改称済。
https://www.bbc.com/news/world-europe-44401643
これで、これまでギリシャが反対していた、後者の、NATOとEUへの加盟への道が開ける。
後者に、アルバニア人が多数いる(25%)ことは知っていたが、イスラム教徒も多数(29%)いるんだね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B1%E3%83%89%E3%83%8B%E3%82%A2%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD
とにかく、旧ユーゴを含め、東欧諸国にいつか行ってみたいものだ。
ロシアもだけど・・。
<太田>
関連記事だ。
両国とも反対勢力が喚いてしっちゃかめっちゃかに。↓
Macedonia and Greece: Backlash over name deal・・・
https://www.bbc.com/news/world-europe-44475192
<太田>(ツイッターより)
「…約5000年前~約7000年前の間にアジア、ヨーロッパ、アフリカに住む男性の大半が死亡している時代があり、17人の女性に対し、1人の男性しかいなかったことがわかっています。…
集団間で戦争が行われており、負けた集団の男性が皆殺しにされた…が、女性は勝利した集団に移動することで生き延びられ<た、という>…仮説…<が>最も有力<です。>…」
http://news.livedoor.com/article/detail/14861359/
これ、狩猟採集時代についての私の人間主義仮説が根底から覆された、と受け止めるべきじゃなく、農業時代の到来が、いかに非人間主義をもたらしたかの証左、と受け止めるべきじゃないのかな。
それにしても衝撃的だね。
<r1sF411v>
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=283075
寿司職人は凄いですね
<uFWORe2Y>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
「太田コラム読者に女性が少ないワケだ。↓」(コラム#9882)って、男性は友達が少ないから太田コラムを読むってことかな?
⇒プラトンが『饗宴』で主張したことの一つが、欠乏感が知的探求を生むということ。
私がそれに付け加えれば、知的探求を通じて、類似の知的探求を行っている他人と友情を育むことも大いにありうる、ということを『饗宴』を読むと実感する。
(そもそも、原題のシュンポシオン=英語のSymposiumの原意は宴会/酒宴で、それが転じて、討論会、だもんな。
https://ejje.weblio.jp/content/Symposium )
でも、女性の場合は、友達が多いからそもそも欠乏感が生じにくいし、また、知的探求なんて面倒なことをすることなく友達を容易に更に増やすことができるって趣旨。
「関連」記事だ。↓
<以下、前も指摘したことだが、女性の名演奏家はいくらでもいるけど・・。↓>
「レッド・ツェッペリンを完コピする、8歳児の天才日本人ドラマー・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%83%ac%e3%83%83%e3%83%89%e3%83%bb%e3%83%84%e3%82%a7%e3%83%83%e3%83%9a%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%92%e5%ae%8c%e3%82%b3%e3%83%94%e3%81%99%e3%82%8b%e3%80%818%e6%ad%b3%e5%85%90%e3%81%ae%e5%a4%a9%e6%89%8d%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%81%a8%e3%81%af%e4%bd%95%e8%80%85%e3%81%8b/ar-AAyAccv?ocid=iehp#page=2
<女性の名作曲家は殆どいない。↓>
Female composers largely ignored by concert line-ups・・・
https://www.theguardian.com/music/2018/jun/13/female-composers-largely-ignored-by-concert-line-ups (太田)
<豊丘時竹>(2018.6.13)http://d.hatena.ne.jp/toyotoki11/20180613
–北朝鮮の核の(ICBM一歩手前での)現状凍結さえ確保できりゃ–
・・・?つきで習ちゃんの力によるとしながらも、太田さんが6月2日に述べたとおりになっている。
それについては、本項の末尾のリフレーンの前にURLと共にさわりの部分をコピペする。
URL;https://www.ohtan.net/blog/archives/10720
・・・
6月2日の太田述正コラムのコピペ
URL;https://www.ohtan.net/blog/archives/10641
日本はカネを拠出させられ、北の核は維持され、在韓米軍は撤退へ?
ここまでトランプを「追い詰め」た習ちゃん。
スゴイだわねえ。
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
重層構造の日本型経済体制の、金融層(銀行群)とマーケティング層(商社群)であったものが、前者は没落気味、後者は「人間主義」(私の言葉)を無意識の「ミッション・ステートメント」(記事中に登場)とする全層的存在へと生まれ変わったってことか?↓
「ソフトバンクが誕生するはるか以前、前回の東京オリンピック(1964年開催)の頃から実に半世紀以上にわたって、男子大学生の就職人気ランキングのトップ10の常連と言えば、総合商社である。・・・
商社は、長らくこの「川上」と「川下」をつなぐ「川中」の存在であった。物流、あるいは金融などの役割で需要と供給をつなげており、「ラーメンからミサイルまで」の様々な川の「川中」として存在価値を発揮し、そこでの「中間搾取」で利益をあげていた。
しかし、1980年代の「商社不要論」の時代、そしてインターネット時代が到来し、その存在価値そのものに疑問符がつくようになると、商社は自ら「川上」と「川下」に手をつけるようになるのである。・・・」
https://diamond.jp/articles/-/171618?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor
日本フェチのBBC、さっそく、日本の成人年齢引き下げを報道。↓
Coming of age: Why adults in Japan are getting younger・・・
https://www.bbc.com/news/world-asia-44465196
イギリス人識者、誰一人として、中共を完璧なまでに分かっちゃないね。↓
The threat to liberalism is not from China’s ideas but its focus on self-interest, says Kerry Brown of King’s College, London・・・
In that sense, China is a threat to an intellectual consensus.・・・
https://www.economist.com/open-future/2018/06/13/chinas-exceptionalism-rewrites-the-western-political-playbook?cid1=cust/ddnew/email/n/n/20180613n/owned/n/n/ddnew/n/
ほう。↓
「眠気の正体は脳内タンパク 筑波大チームが発表・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018061301002248.html
アブラハム系宗教群は、いずれも選民思想を伴ってるから、生来的に人種主義的なんだわさ。↓
「アインシュタインが東洋人を差別、日記公開で明らかに・・・
中国人を「仕事ばかりで汚く鈍い人々」と形容し、「子どもたちまで活気がなく鈍い」と書いた。そして、「彼らは馬のように働くが、理性的に悩んだりしない。まるで人間ではなく機械のようだ」と続けた。また、「中国人は椅子に座って食事せず、欧州人が草むらで用便するようにかがんで食べる。食事の時には静かで女のように食べる」とも記した。東洋人を女のようだと考える当時の人種差別的な見方をあらわにしたものだ。
アインシュタインは中国人が子だくさんであることについて、「中国人があらゆる人種は取って代わるとすればとても悲しいことだ。考えただけでも憂うつだ」と書いた。そして、「中国の女にはいったいどんな致命的な魅力があって、男を興奮させ、子どもを産むことができるのか理解できない」とも記した。アインシュタインはスリランカを「悪臭がする汚い場所」、日本を「気質に比べ知的欲求が弱い場所」と表現した。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/06/14/2018061400994.html
・・・The physicist describes arriving in Port Said in Egypt and facing “Levantines of every shade… as if spewed from hell” who come aboard their ship to sell their goods.
He also describes his time in Colombo in Ceylon, writing of the people: “They live in great filth and considerable stench down on the ground, do little, and need little.”・・・
the famous physicist reserves his most cutting comments for Chinese people.
According to a piece in the Guardian about the diaries, he describes Chinese children as “spiritless and obtuse”, and calls it “a pity if these Chinese supplant all other races”.
In other entries he calls China “a peculiar herd-like nation,” and “more like automatons than people”, before claiming there is “little difference” between Chinese men and women, and questioning how the men are “incapable of defending themselves” from female “fatal attraction”.・・・
https://www.bbc.com/news/science-environment-44472277
<これが元記事。↓>
https://www.theguardian.com/books/2018/jun/12/einsteins-travel-diaries-reveal-shocking-xenophobia
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<新しい材料見っけ?↓>
「日本の「卵焼き」って、ものすごくシンプルなのに、どうしてこんなにおいしいの? しかも奥が深い!・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1661234?page=1
<さよかい。↓>
「日本のトイレがさらなる進化・・・「ノーベル賞の理論まで応用していた」・・・中国メディアの快資訊網・・・」
http://news.searchina.net/id/1661273?page=1
<材料は定番ではあるが・・。↓>
「世界中で爆買いしているのは「日本じゃないか!」、日本が海外に持つ莫大な資産・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1661280?page=1
<材料は単なる定番。↓>
「日本人と中国人の違いをもたらすもの、それは「心の中にあるもの」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1661252?page=1
<これもだ。↓>
「その後の人類に影響を与えるものを、次から次と発明してきた日本人・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1661294?page=1
<これもよー。↓>
「・・・中国メディア・東方網は・・・「日本は実は領土大国の部類に入る国だった」とする記事を掲載した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1661313?page=1
<少し前の記事の使いまわし。↓>
「中国サッカー代表はなぜダメなのか、それは岡田武史氏の言葉を聞けば分かる・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1661315?page=1
<新材料での客観記事。↓>
「中国人が日本で「神前式」に驚愕、「お葬式」と勘違いした理由とは・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1661274?page=1
<習ちゃんの日本移民指令。↓>
「日本はもはや移民大国だ! そしてもっとも多い移民者は中国人だ・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1661246?page=1
<何だかヘンだなあ。↓>
「・・・今日頭条はこのほど、中国と比較すれば、日本の不動産や自動車の価格は決して高いわけではないと指摘する一方、「それでも日本人が大きなストレスを抱えながら生きているのはなぜなのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
中国都市部の不動産価格は異常な水準で高止まりしており、政府の講じる抑制策も奏功しているとは言い難いのが現状だ。中国では一般的に「結婚をするためには家がなければならない」という考えが広く浸透しているため、いくら価格が高くても多くの人が不動産を購入しようとする。しかし、その代わりに莫大なローンを抱え、新婚生活が破綻してしまう人も少なくないとされる。
中国では、確かに不動産をはじめとする物価高騰によるプレッシャーは非常に大きいと言えるだろう。記事は、日本の不動産価格は中国ほど高くはなく、また結婚するにあたって不動産を所有している必要はないと指摘する一方、日本と中国に共通しているのは「生き抜くことだけでもプレッシャーにさらされていること」だと指摘。
日本人の場合は仕事が忙しすぎるうえに、「仕事のストレスが非常に大きい」と指摘したほか、「仕事が終わっても、同僚や仕事上の付き合いもある」と紹介。また「日本は結婚すると女性が子育てをして仕事を一時的に辞めるケースがあるため、男性の肩にのし掛かる責任と負担は非常に大きい」と論じた。
それゆえ日本では負うことになる責任と圧力の大きさを考え、結婚することを躊躇うとし、それは結婚を人生の重要なイベントと考える中国人から見ると「可哀想な状況」で、中国人とは違ったストレスを抱えていると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1661306?page=1
<ガス抜きにセヨ、言うことにことかいて、バッカもん!↓>
「列に並ぶ行為から国民性が見える! 韓国人は騒がしく、日本人は「怠惰」・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1661224
<同じく。↓>
「日本に物乞いがいない理由・・・それは、日本では犯罪だからだった!・・・」
http://news.searchina.net/id/1661277?page=1
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太田述正コラム#9885(2018.6.14)
<『岡正雄論文集 異人その他 他十二篇』を読む(その2)>
→非公開