太田述正コラム#9986(2018.8.4)
<皆さんとディスカッション(続x3789)>

<太田>(ツイッターより)

 「韓米中日の大学生に聞く「高校ってどんな所?」–韓国「死活かけた戦場」81%…中国・日本・米国…それぞれ41.8%、13.8%、40.4%…日本「共に集う広場」76%…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/03/2018080301158.html
 日本文明から2度も離脱した朝鮮民族。
 少なくとも、その南部の人々にはもう矯正可能性なし?
 いや、僕は諦めんぞ。

<太田>

 他方で、同一文明時代の名残(?)も?↓

 「・・・日本で婚外子は全体の2.3%しかおらず、国際的に見ても韓国(1.9%)に次いで最も低い部類に入ります。・・・
 <ところで、これ、ホント?↓>
 人間は免疫機能を十分に発揮するためにも他者とのふれあいが必要なのです。・・・」
http://blogos.com/article/315574/

<Q6GJHSaz>

 元在日僑胞の会長の不正判定&横領疑惑で大騒ぎの日本ボクシング界
http://koreannews.sblo.jp/article/184066143.html
 ボクシング界は在日韓国人の選手も多く影響力が強い印象が有るが、会長もそうだったのね。

<5VR2xCT2>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 「「僕ほど優しい男はいない」山根会長が反論…一番のパワハラ被害者は“右腕”か・・・」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180803-00010010-fnnprimev-soci&p=1
 スケールが全然違うけど、毛沢東と周恩来の関係がこんな感じやったんやろうね。

<komuro>

≫アマとプロの区別、そろそろ(囲碁将棋も含めて)全ての競技で廃止したら?↓≪(コラム#9984。太田)

 どういう競技でアマとプロの区別を廃止と言っているのか、太田さんの趣旨が判りません。
 もし「団体トップの腐敗が進んでいる」という意味なら、囲碁・将棋は無関係でしょう。
 本当に全ての競技団体というのなら、野球・サッカー・ゴルフ・相撲といった人気の競技名を出すくらいケンカを売るのが「太田流」だと思いますよ(笑)。
 それはさておき、私の考えです。
 プロになったからには、それなりの義務が生じます。
 それはその競技における「普及」「(良い意味で)知名度アップ」「技術力の向上」「後に継続」などです。
 そういう意味で囲碁・将棋は、江戸時代から続く成功事例だと思います。
 逆にこれらが出来ないようなら、プロの意味はあまり無いと感じます。
 時には腐敗も起きるでしょうが、カネや権力が集まれば腐敗が起きるのは人間の性(さが)なので、それから対処していけば良いと考えます。

<太田>

 私は、より根本的な問題提起をしているんですよ。
 そもそも、アマチュアとプロフェッショナルという2値的概念は、近代スポーツ生誕地にして階層社会のイギリスで生まれた特異なものであり、今や、全球的には、消滅に向かっています。
 日本においても、基本的には同じですが、日本の野球、ボクシングは、この潮流に乗り遅れています。
 ゴルフは、これは日本に限らないと思いますが、多くのプロトーナメントにアマチュアも出場できるけれど、賞金はもらえない、という特異な仕組みです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A2
 (ゴルフについてだけは、私の知見を加味。)
 将棋と囲碁については、以下、将棋で代表させますが、かつては実力名人制じゃなかったところ、実力名人制移行時に、上記、アマチュアとプロフェッショナルに倣った区分が成立したわけですが、「1年に1回以上将棋を指すいわゆる「将棋人口」は、1985年度の1680万人から、2005年度840万人、2013年670万人、2015年530万人と<急速な>漸減傾向が続いている」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%86%E6%A3%8B#御城将棋と家元
・・藤井七段の出現も中長期的には焼け石に水でしょう・・上、AIに最強プロが負かされる時代となり、プロが「実力」を競うことを鑑賞する興味が大幅に薄れ、もっぱら興行的効果を狙った持ち時間極少等の棋戦群が新たに出現しつつありますが、こういったものの興行的効果も長続きはしないでしょう。
 現在、将棋は、既に、コーチが完全にAIに取って代わられつつある上、いくらAIコーチに鍛えてもらったところで永久にコーチを凌駕できない状態になっており(、コーチとしてのプロ存在の意味もまた既にほぼなくなっており)、将棋におけるプロ制度が崩壊、消滅に向かうのは避け難い、と言っていいでしょう。
 それどころか、将棋人口自体が、従来の趨勢に拍車がかかる形で存続が危うくなりつつある、と言ってもいいでしょう。
 ほぼ同じことが囲碁についてもあてはまる、と思います。
 既に、チェスについては、ワールドチャンピオン戦の話題すら全く耳にしなくなったことを想起してください。(私の知見)
 というわけで、プロセスこそ異なれど、囲碁将棋も、一般スポーツ同様、というか、一般スポーツ以上のペースでアマ/プロ概念の消滅に向かっている、と私は見ている次第です。 
 
<太田>

 関連記事だ。
 囲碁界にも藤井的七段登場?↓

 「【囲碁】井山裕太七冠陥落 碁聖戦、許家元七段が最速タイトル・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15109767/

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 政策的理由じゃないらしいねえ。
 それにしても、青木、石破両議員とも二世議員。↓

 「自民党竹下派の青木一彦参院議員は・・・青木幹雄・元党参院議員会長の長男<だが、>祝電で・・・、2016年参院選の「鳥取・島根」選挙区で石破氏に支援されて当選したことに触れ、「合区選挙でお世話になった恩義に報いるためにも石破先生を全力で支える」と明言した。」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20180804-OYT1T50032.html?from=ytop_main1
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E6%9C%A8%E4%B8%80%E5%BD%A6

 別段、「不当」だと思わないが・・。↓

 「栃木小1女児殺害、弁護団「無実の勝又さんを殺人犯とした不当な判決だ」、即日上告・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15109602/
 「【栃木女児殺害】録音・録画での信用性判断「強い疑問」「直感的な判断になる可能性」 冷静な熟慮求める・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15107747/

 そりゃないよー。↓

 「小林麻耶、芸能界引退「家族のために」主婦業専念へ・・・」
https://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/Cpettp01808049074.html?iref=comtop_list_andm_f01

 私なんぞにゃ、全く通じない機転。↓

 「「ガンダムは搭載していません」 英海軍揚陸艦「アルビオン」入港で大使館が粋なツイート・・・」
http://www.sankei.com/world/news/180803/wor1808030021-n1.html

 これも、日本じゃあんまり聞かないね。↓

 「女性を憎悪する「インセル」とは? モテない男性の心の闇をネットが加速させる。アメリカなどで殺人事件に発展したケースも・・・」
https://www.huffingtonpost.jp/2018/07/26/incels-looksmaxing-

 金正恩坊やは我が世の春ならぬ夏。↓

 「ロシアも対北制裁破り、北朝鮮労働者1万人を雇用=WSJ–ウォールストリート・ジャーナル「ロシア内務省の資料を入手」–米財務省、新たにロシアの銀行など3機関を制裁・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/04/2018080400345.html

 トランプ攻勢をやり過ごすことができれば、いよいよ中共の時代へ。↓

 「中国叩きにふける余地を作ったトランプ大統領・・・」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53695?utm_source=editor&utm_medium=email&utm_campaign=weekendemail&utm_content=20180804
 Japan retakes title of second-largest stock market from China–Chinese equities have seen $2.29tn in valuation wiped off since January・・・
https://www.ft.com/content/19fa375a-96cf-11e8-b67b-b8205561c3fe
 「【コラム】中国の液晶パネルはどうやって韓国を超えたのか・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/03/2018080301550.html
 「中国は知っている。今に「ハイテク産業」で米国を倒し覇権を握ることを・・・」https://www.mag2.com/p/money/498987?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000115_sat&utm_campaign=mag_9999_0804&l=lya063889f

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 日本に学べの定番。↓>
 「高齢者が起業・再就職 日本は「人生100年時代」へ・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0803/c94476-9487576.html
 <日中交流人士モノ?↓>
 「王毅外交部長が日本の河野太郎外相と会談・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0803/c94474-9487594.html
 <仰せの通り。↓>
 「領有権・平和条約問題が未解決 露日関係の根本的改善は困難・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0803/c94474-9487658.html
 <台湾だけ蚊帳の外。↓>
 「危険な暑さ続く日本と韓国・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0803/c94689-9487566.html
 <ここからは、サーチナより。
 お馴染みのハナシについてのまあまあのまとめ。↓>
 「中国メディアの快資訊はこのほど、米国のQ&Aサイトで「日本人と中国人の違い」について議論するスレッドが立てられ、多くのユーザーがコメントを寄せらたことを紹介した。
 記事が紹介しているコメントを見てみると「日本人は礼儀正しく接してくれて、細かいところにも気を配るが、自分から率先して行動することはあまりない」、「日本人に比べて中国人は感情をストレートに表現し、話し声も大きい。また、中国人は大局に気を配り、日本人のように細部にはあまりこだわらない」という意見が見られた。
 また、日本人は個人より集団や団体、組織を優先する傾向にあるのに対し、中国人は個人主義という考え方が強いという意見もあった。また、中国人が考えることは規模が大きいとし、中国政府が推進している「一帯一路」構想がその最たる例だと主張、中国は高速鉄道だって必要なことならばコストなどを度外視して建設すると主張。逆に、日本人は1つのことを突き詰めるのに長けており、それは中国高速鉄道に採用されている緩まないネジという製品に現れているという意見を紹介した。
 さらに記事は、日本人にとって「他人に迷惑をかける」ことを嫌い、また、他人から迷惑をかけられることを嫌うが、中国人はあまりこのような考え方はしないと強調。日本人と中国人は外見は似ているが、外国人から見ても「考え方やこだわる点などは大きく違っている」ことを紹介している。」
http://news.searchina.net/id/1664573?page=1
 <ヒッヒッヒッ。↓>
 「悔しい! 日本人はミャンマーにビザなしで入国できるのに、中国人は「日韓に劣る待遇」・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1664582?page=1
 <こいつは、靖国問題「解決」の地ならしか。↓>
 「中国メディア・東方網・・・記事は、「南宋の歴史人物である岳飛と秦檜について、中国の歴史教科書では、かたや偉大な民族の英雄、かたや悪名が後世に長く残る奸臣という位置づけで定まっている。無実の罪で岳飛を殺した秦檜は、中国人が決して許すことのできない存在であり、秦檜とその妻の石像は今もなお跪いて800年前の罪業に対する贖罪を行っている」と紹介した。
 また、日本では「今もなお杭州の秦檜像の前では、市民らが像を叩いたり踏みつけたり罵ったり唾を吐き捨てたりする」と伝えられているとしたうえで、「すでに像の周囲は鉄柵で囲われており、今や唾を吐いたり踏みつけたりということはない。しかし、中国人が異民族の侵略から祖国を守った岳飛を尊敬し、秦檜夫婦を恨むという状況は今も変わっていないのだ」としている。
 そして、日本の一部学者が「秦檜夫婦に900年あまり土下座させ続けていることから、中国人は非常に根に持つ民族であることがわかる」と評していると説明。これに対して「中国人は根に持つのではなく、愛憎に対してはっきりしているにすぎないのだ」と指摘した。
 記事はさらに、秦檜像から日本人が「中国人は根に持つタイプ」と思う大きな理由として、日本人の死生観について言及。「日本の神道や仏教では、死んでしまえば善人悪人を問わずみな仏や神になる。日本の歴史を見ると、謀反を起こしたり売国行為に及んだりした人物に対しても、死者に鞭打つような仕打ちはしない。死んでしまえばすべての罪が無になるのだ。秦檜がもし日本に生きていたら、死後に土下座させられることもなく、逆に威武を示す像が建てられていたかもしれない」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1664589?page=1
 <酷暑のさ中にも、日本へ行けキャンペーン。↓>
 「中国メディア・東方網は・・・中国人観光客による夏の日本旅行の大きな目的の1つが花火大会であるとする記事を掲載した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1664601?page=1
 <一応そういうことに・・。↓>
 「中国人は海外で「日本人に間違えられることがある」、ただ気分が良いものでない・・・中国メディアの環球時報・・・」
http://news.searchina.net/id/1664621?page=1
 <本文からの引用部分を除き定番。↓>
 「日本で地下鉄を利用するなら「油断するな」、さもないと迷子に・・・
  記事は、日本の地下鉄の空間のなかでは様々な人間模様が凝縮されているので、ストレスの多い日本人の生活の様子を観察することができ、「世界で最も孤独な地下鉄と感じる」と主張している」
http://news.searchina.net/id/1664622?page=1
 <ウービミョー。興味あったら本文をお読みあれ。↓>
 「西洋人が空港で「日中韓のツアー団体を見分ける方法」とは・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1664624?page=1
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<K.K>(昨日。以下同じ)

 太田さん、ノートパソコンの希望スペックを確認したいです。
 添付したExcelファイルを開いて下さい。
 OSが「Windows 10 Pro」かつ「SSDの容量が1TB」という条件で購入候補を絞ると、Excelファイルに挙げた5機種ぐらいしか購入候補がありません。
 Excelファイルに挙げた5機種が悪い候補だと言うわけではありませんが、OSが「Windows 10 Home」、SSDの容量が「256GB」でも良ければ、購入候補となり得る機種がグッと増えます。
・太田さんにとっては、Windows 10 ProとHomeとの違いは、ほぼないと言って良いと思います。ただし、細かな設定をしようとした時、Proは出来るけれど、Homeでは出来ないということがあり得るので、可能であればProにしておいて方が良いと思います。
・パソコンに取り込んだ音楽CDの容量が約500GBあるわけですよね。この取り込んだCD音源を新ノートパソコンにも置きたい場合は、SSDの容量が1TB必要ですが、置かない場合、SSDの容量は256GBで十分です。
・富士通新・富士通旧・NECパソコンの内蔵ストレージを換装しましたが、最近のノートパソコンは内蔵ディスクの換装は不可能の場合がありますので、将来的に1TB必要かもしれない場合は、購入時に1TBにしておくべきだと思います。
・「USB DAC」のドライバーが新しく購入したノートパソコンにもインストール出来ず、更に富士通旧パソコンも故障したと仮定して下さい。この場合、新しくもう一台パソコンを購入せざるを得ないので、今回は20万円程度の製品にしておいた方が良いのではないかと思います。
 (余談:「USB DAC」のドライバーがインストール出来なかったパソコンでも、「USB DAC」を接続した状態でWindowsのクリーンインストールをやり直せば、ドライバーがインストール可能になる可能性もあります。)
・頑丈なノートパソコンが希望とのことで、頑丈さで選ぶのであれば、Panasonicの製品になると思います。ところが、「Window 10 Pro」かつ「1TB SSD」という条件ですと、ExcelファイルのB列に挙げた製品しかなく、価格が40万円以上してしまいます。「Windows 10 Home」かつ「256GB SSD」でも良ければ、Panasonicの製品で、20万円台の製品も存在します。
・私としては、Excelファイルの「C列からF列」のいずれかの製品で良いと思います。頑丈さも、最近のノートパソコンは筐体がアルミですので大丈夫ではないかと思います。

 上記の点を考慮されて、下記の2点を教えて下さい。
1.Windows 10 Homeでも良いか?
2.SSDの容量は256GBでも良いか?

[添付文書](省略)

<太田>

 あげられた諸候補を見りゃ、どっちもノーで行きなさいってことですよね。
 そうしましょう。
 どれを選んでも、国内を移動する分なら、スマホ・テザリングをしつつ・・その際、スマホをUSB接続してスマホへそこから電気を供給しつつ・・パソコンを使用しても大丈夫そうなのが何よりです。
 これで、コンセント付きの席を確保する必要がなくなりそうです。
 もとより、パナソニックやMicrosoft製じゃなくて結構です。
 一番新しいASUSのが、駆動時間がやや短いけど堅牢性を勘案すると良さそうに見えますが・・。
 (「タブレット」と「グレア」と「センサー」のところは、チンプンカンプンです。)

<K.K>

 Excelファイルに挙げた5個の候補の内、Pnasonicの製品は価格的に除外、Dellの製品はAsusの製品の方が良さそうという理由で除外して、HP・Asus・Microsoftの3製品に絞ってもう少し調べてみますので、少し時間をください。
 (各スペックに関しては、後ほど説明したいと思います。)
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 一人題名のない音楽会です。
 ロシアのクラシック的歌謡曲を選曲している際に遭遇した色物小特集です。
 結果的に、極めて充実した内容になりました。

●舞踊篇(ロシア)

〇Beriozka

Chaîne(注) 舞踊:Beriozka(注) 演奏:Birch これには深く感動させられた。新しい舞踊ジャンル・・高級着エロ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9D%80%E3%82%A8%E3%83%AD
(後出)の前段としての女性の集団飾り窓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%BE%E3%82%8A%E7%AA%93
とでも形容すべきか・・を創造したと言ってよい。
https://www.youtube.com/watch?v=lp2FqZjqRbU

(注)Chain。曲については調べがつかなかった。
(注)ベリョースカ。
http://karapaia.com/archives/52262655.html

曲:ロシアの伝統民謡「白樺は野に立てり」 舞踊:Beriozka 演奏:? 上のより更にこの舞踊団の特徴が良く出ており、あたかも、舞台上を滑っているように見える。
https://www.youtube.com/watch?v=bU2on24sI1s

〇Smuglyanka War Army

曲:Katyusha 舞踊:Smuglyanka War Army solo この踊りは新しい舞踊ジャンルでもなければ既存の(タンゴ等の)舞踊型と異なるものでもなさそうだが、素晴らしい踊りであることから、踊りの最中はダンサーが絶世の美人に見えるけれど、終わった瞬間・・。踊りってのは高級着エロだってのがよく分かるというものだ。なお、興味深いことに、ロシアじゃあ、踊りと軍事が密接に結び付いている印象を受ける。
https://www.youtube.com/watch?v=YoB4Vkvceo0&index=4&list=RDz1Rs7Yw3vUc

曲:Dancing with the Stars  舞踊:Smuglyanka War Army 演奏・歌唱:Zdob Si Zdub よく見ると、上でソロで踊っていた女性が、ここでも踊っていることに気付く。戦争って、そもそも、性的オルギー
https://kotobank.jp/word/%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC-41533
的な側面もありそうだ。戦争に集団強姦がつきものであることを想起せよ。
https://www.youtube.com/watch?v=6VfnHhO2pdw&index=3&list=RDYoB4Vkvceo0

●ソ連圏篇(除くロシア)

〇ウズベキスタン

曲:RAIN 作曲:Sulton Ali Rahmatov
https://www.youtube.com/watch?v=2cmOvfE_1C0&t=74s

〇ウクライナ

曲:Kiss, Kiss 歌唱:? 舞踊:Band ODESSA これは、舞踊篇でもあるが・・。この舞踊も、新しい舞踊ジャンルとは言えないものの、新しい舞踊型・・タンゴよりも直截的な社交ダンス・・男女のからみの様式化・・。曲名も参照・・とは言えるのではないか。
https://www.youtube.com/watch?v=bmgjZz4cE5Y

曲:SMOYLANKA(?) 歌唱:Made in Ukraine(?)(注) これも、映像は舞踊入り。上のもこれも、ロシアの舞踊とは違って、全く軍事色がないのが妙に気になる。
https://www.youtube.com/watch?v=tjaWr5WGuzQ

(注)https://uk.wikipedia.org/wiki/Made_in_Ukraine

〇ポーランド

Wojciech Kilar(注) Walz(映画Trędowataより)(1976年)
https://www.youtube.com/watch?v=PDU3O4ZloZo

(注)ヴォイチェフ・キラール(1932~2013年)。「ポーランドの現代音楽・映画音楽の作曲家。・・・ルヴフ(現:ウクライナ・リヴィウ)生まれ。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AB
(注)ポーランドのメロドラマ映画『らい病患者』
https://pl.wikipedia.org/wiki/Tr%C4%99dowata_(film_1976)

Waldemar Kazanecki(注) 映画Noce i dnie walc(Nights and Days)テーマ(1975年) これも映像に舞踊が入っているが、オーソドックスな社交ダンスだ。
https://www.youtube.com/watch?v=qdkguiAp-js

(注)ヴァルデマール・カザネツキ(1929~1991年)。ポーランドのピアニスト・指揮者・作曲家。ワルシャワ生まれ。
https://en.wikipedia.org/wiki/Waldemar_Kazanecki

その歌唱版 作詞:? 歌唱:Natasza Urbańska
https://www.youtube.com/watch?v=bTXwjx1Rwt8

〇チェコ

FRED RAYMOND(注) czardasz from the operetta Die Perle von Tokay(注)(1941年) 歌唱:Grażyna Brodzińska 指揮:Tomasz Chmiel オケ:Krakow Young Philharmonic 振り付きの歌唱。こんな名曲をこれまで知らなかったなんて・・。長生きはするもんだ。作曲者は両親がチェコ人とはいえ、オーストリア人と言うべきかもしれないが、お許しを。
https://www.youtube.com/watch?v=WVU6j-eLPEM&list=RDqdkguiAp-js&index=4

(注)フレッド・レイモンド(Friedrich Raimund Vesely。1900~54年)。チェコ系オーストリア人。
https://pl.wikipedia.org/wiki/Fred_Raymond
 タンゴ曲「小さな喫茶店」(1938年)の作曲家として有名。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%AA%E5%96%AB%E8%8C%B6%E5%BA%97
(注)https://pl.wikipedia.org/wiki/Fred_Raymond 前掲
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太田述正コラム#9987(2018.8.4)
<井上寿一『戦争調査会–幻の政府文書を読み解く』を読む(その12)>

→非公開