太田述正コラム#10038(2018.8.30)
<皆さんとディスカッション(続x3815)>

<太田>(ツイッターより)

 現在のアフリカのベニン近辺に、王国が、18世紀から19世紀末にかけて存在。
 女性だけの部隊もあって、欧米諸国による奴隷狩りで男性が少なくなったこともあり、大活躍することとなり、侵略してきたフランス軍と戦った最後の戦闘では、彼女達434人中生存者は17人だけだったとさ。
http://www.bbc.com/travel/story/20180826-the-legend-of-benins-fearless-female-warriors

<HBUq22UY>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

≫日本人の美人の美人度アップしてない?≪(コラム#10036。太田)

 化粧技術が過去に比べて劇的に向上したのが原因では?

 「【化粧マジック】すっぴんからのメイク技術でここまで変わる!その一部始終がすごいと話題に!・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=b7keV3E0Ga8

 「【コメ付き完全版】伝説のニコ生化粧配信 ケミーキラー・クサカアキラ legend Japan makeup tutorial・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=xy8-7T0zhDs

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 アカン。
 スポーツ団体役員に定年制を!
 人間、広義の認知症に、多かれ少なかれ、年とりゃかかるんだよ。↓

 「池谷幸雄、体操の“引き抜き”疑惑「村上茉愛も」・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15231196/
 「森末慎二氏、体操協会の闇明かす「30年前からウワサはいっぱい…表に出て欲しいと思ってました」・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15231086/
 「・・・宮川は会見で速見氏の暴力行為は認めた上で、改めて師事を表明。処分を下した日本協会の意図を「コーチと私を引き離そうとしている」と述べた。塚原千恵子・女子強化本部長(71)の関与を指摘し「権力を使った暴力。パワハラだと思う」と告発した。
 ・・・塚原本部長の夫で塚原光男副会長(70)・・・は宮川の告発について「今日午後にでもプレスリリースします。ちょっと、なぜ彼女があんなウソ言うのか、ちょっと分からないんでね」と明かした。
 ・・・記者から・・・記者会見を開くかどうかを聞かれると「必要だったらします」と答えた。ウソはどの部分かを問われると「全部」と断言。」
http://news.livedoor.com/article/detail/15231031/

 ちびまる子ってホントに私小説の漫画版だったのね。↓

 「さくらももこさん死去–「ちびまる子」ケンタ誕生秘話語る・・・」
https://mainichi.jp/articles/20180830/spn/00m/200/003000c

 背景分析がないぞー。↓

 「中国、産経の取材拒絶…日本メディアは取材中止・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%80%81%e7%94%a3%e7%b5%8c%e3%81%ae%e5%8f%96%e6%9d%90%e6%8b%92%e7%b5%b6%e2%80%a6%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%83%a1%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a2%e3%81%af%e5%8f%96%e6%9d%90%e4%b8%ad%e6%ad%a2/ar-BBMBf0S?ocid=ientp

 朝鮮日報の人民網化記事。↓

 「「カワイイ文化」伝道師・増田セバスチャンさん来韓–「韓国でインスピレーション得たい」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/29/2018082900889.html

 朝鮮日報のおかげで勉強になっただ。↓

 「「日本のCIA」のトップ、北村内閣情報官ってどんな人?・・・
 北村氏は「日本のCIA」と呼ばれる内閣調査室のトップを兼任している。400人余りの精鋭で内外のデリケートな情報を収集、分析する内閣調査室を6年8カ月にわたり率いている。
 日本国内のあらゆる情報を掌握している北村氏は毎週金曜日午前の定例報告以外にも随時安倍首相と会い、懸案事項に関する報告を行っている。
 東大法学部出身の北村氏と安倍首相の関係は日本人拉致問題がきっかけだった。2004年に警察庁外事課長を務めていた当時、北朝鮮との実務協議に出席し、安倍首相と面識を得た。安倍首相は2006年に首相に就任すると、北村氏を秘書官に抜てきした。12年12月の第2次安倍内閣発足時には、前年の民主党政権下で内閣情報官となった北村氏を留任させた。政権が交代しても情報機関トップは変えなかったのだ。
 現在の安倍内閣で北村情報官の役割は絶大だと言われる。朝日新聞は今年7月、安倍首相が昨年の解散総選挙で大勝した背景には、内閣調査室が全国289選挙区の動向を綿密に分析したからだと指摘した。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/30/2018083000883.html

 参考になるようなならないような・・。↓

 「女性医師は「迷惑な存在」なのか?女性医師率45%ドイツのキレイゴトではない妥協・・・」
http://blogos.com/article/321217/

 ところで、血液型性格判断、最近はやらなくなってるねえ。↓

 「血液型をO型に変換、腸内細菌の酵素で カナダ研究・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15227161/

 無理やり載っけたが、ヒマなら、この書評全文を読んでごらん。
 評された本にしても評者にしても、いかに空疎か、分かるぜ。↓

 Lords of the Desert by James Barr – review–James Barr has written an illuminating account of the United States’ efforts to supplant the British empire in the Middle East・・・
https://www.theguardian.com/books/2018/aug/28/lords-of-the-desert-britain-struggle-america-dominate-middle-east-james-barr-review

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 しっかりと、日本の軍拡歓迎を表明。↓>
 「日本防衛白書の中国「拡張」は日本の軍拡の口実・・・
 日本側が自らの軍備拡充のために様々な口実を探し求めないことを望む。地域の平和・安定及び中日関係の大局の観点から、両国の相互信頼と安全の強化、地域の平和・安定維持に資する事をするべきだ。」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0829/c94474-9495183.html
 <こういう記事書く記者に敬意だ。↓>
 「日本建築の遺伝子を探る 森美術館で「建築の日本展」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/0829/c94476-9495059.html
 <ここからは、サーチナより。
 三島まで絶賛しちまっていいのかい?↓>
 「中国人に最も親しまれている、日本の著名作家はこの5人だ・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1666225?page=1
 <驚くってより呆れる、じゃないの?↓>
 「中国のキャッシュレス社会、体験した日本人は「誰もが一様に驚く」・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1666234?page=1
 <基本的に定番。↓>
 「日本での食事でやってしまうと、周囲から白い目で見られる中国人の習慣とは?・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1666249?page=1
 <これもだ。↓>
 「日本の青少年サッカーはなぜ強い? 日本の子どもとバルサジュニアとの試合を見て気づいたこと・・・中国メディア・東方網」
http://news.searchina.net/id/1666263?page=1
 <これもやん。↓>
 「アジア大会で中国サッカーが敗退した直後、日本はまた新たな「世界一」を手に入れていた!・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1666283?page=1
 <これもまたそうやねん。↓>
 「日本の「屋内で靴を脱ぎ、そして履き替える文化」は複雑すぎる・・・中国メディア快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1666310?page=1
 <結構なことじゃん。↓>
 「・・・中国メディアの快資訊・・・記事は、「日本から中国へ帰国する華僑の数は増加し続けており、その多くは男性」と指摘。さらに、経済状況やビジネス面だけでなく、日本で暮らしていても結婚相手を探すのが難しいという問題のほか、「日本社会の規則の多さは仕事でも生活でも大きなストレスをもたらす」ことなどが、中国に帰国する男性が増えている要因として挙げた。」
http://news.searchina.net/id/1666256?page=1
 <無理やり、日中友好に「加油」しとる記事やな。↓>
 「・・・中国メディア・東方網は・・・卓球チェコオープン女子シングルス決勝で、中国の文佳選手と対戦した日本の石川佳純選手に対し、中国の応援団が「加油」と大声援を送ったことを伝えた。
 記事は、試合中に中国のファンが「石川佳純がんばれ」と叫んだほか、ネット上でも「石川が文佳を下して女子シングルスで優勝して欲しい」とのコメントが飛び出したと紹介。中には文佳選手が失点した際に「もう文の負けは決まりだ」などとヤジる人もいたと伝えている。
 そのうえで、「石川はプレーやマナーが相当よく、中国に多くのファンがおり、彼女を応援するファンがたくさんいることは理解できる」とする一方、「文佳をヤジるというのは全く必要のないこと。二軍選手とはいえ、わが国に勝利をもたらすべく頑張っているのだから、リスペクトされて然るべきだろう」と評した。
 試合は石川選手が文佳選手を4-2で下して優勝している。記事は、「文は今年30歳になるベテランで、限られた体力の中で最後まで頑張った。名誉ある敗戦だ。一方、石川の勇気溢れる戦いぶりには、中国選手が見習うべき点もあった」としている。」
http://news.searchina.net/id/1666273?page=1
 <見出しに係る部分は定番だが、付け加えている部分が・・。↓>
 「製造業や格差の小ささ、そして国民の素養・・・日本が先進国である理由が何となく分かる・・・中国メディアの快資訊・・・
  一方で記事は、日本は経済が発展しているものの、若者が将来の夢を描きにくい社会であることや少子高齢化が非常に大きな問題となっていると指摘し、日本の将来は決して楽観視できるものではないと指摘している。」
http://news.searchina.net/id/1666280?page=1
 <うーむ、力作アル。↓>
 「・・・中国メディアの快資訊は・・・中国における人気の秘密を探る記事を掲載した。
 記事の中国人筆者もくまモンが大好きなようで、「日本から来た、ちょっと間の抜けた熊」が、独特の「ゆるい可愛さと意味不明のばかばかしいイメージで、あっという間に世界へと進出した」ことに、驚きを込めながら敬意を表している。中国でも、くまモンが熊本を宣伝しているゆるキャラであることはよく知られている。熊本地震の際には、日本の災害に対して比較的冷たかったこれまでの中国人の反応と違って、くまモンを応援するメッセージが広く見られたことも、中国におけるくまモン人気をよく示していると言えるだろう。
 では、くまモンの「爆発的な人気」にはどんな理由があるのだろうか。記事は、ゆるキャラらしからぬ「ゆるくない戦略」が3つあったと指摘している。1つは「メッセージ性を付けすぎないこと」。08年の北京オリンピックのマスコットと比べるとそれがよく分かるとしている。森林から来たパンダの晶晶(ジンジン)や、オリンピック聖火の歓歓(ホワンホワン)はそれぞれ強いメッセージを発信しているため、使用できる場面が限られるが、くまモンのデザインにはメッセージ性が強くなく中性的で、「間の抜けた可愛いさ」を前面に出すことでいつでもどこでも使用できるキャラクターになっていると分析した。
 2つ目は「デザインがシンプル」でグッズが作りやすいこと。3つ目は、会えるゆるキャラとして「親近感を持たれている」ためと分析している。イベントにも積極的に出かけ、ネット上でもファンとこまめに交流しているので、親近感を持たれるのだという。
 このように、くまモンが世界で人気となっているのには十分な理由があったようだ。記事は、熊本地震の時にも地元の人を勇気づけ、海外からの旅行客もその姿を一目見たいとやって来ている、とその影響力をに感心している。」
http://news.searchina.net/id/1666286?page=1
 <とにかく、日本ヨイショってカンジ。↓>
 「・・・中国メディアの快資訊は・・・「同じく先進国である日本とドイツはどちらが強いのか」と題する記事を掲載した。
 記事はまず、ドイツが強くなったと言われるゆえんを振り返った。東西ドイツが統一した時の経済状況は厳しかったが、中国の経済発展に伴い輸出が増え、自動車や重機の分野で強くなったと主張。また、反日感情により中国で日本製品離れがあったことも、中国国内にドイツ製品が増えた一因となったとした。しかし、「工業分野では日本に差を付けられている」という。
 記事は、「実際のところ、ドイツの技術は神話になっている」と主張。中国の人気車種、アウディでさえ日本企業の製品を多く使用していると指摘した。日本がドイツより進んでいる分野は数多く、ナノテクノロジー、宇宙飛行、工作機械、計器、半導体など多岐にわたり、経済面でも多くの面で日本のほうが優勢だとしている。また、老舗企業の数と寿命でも日本のほうが優れていると論じた。
 ・・・<もっとも、この>記事も、精密機械ではドイツが強いが、電子産業では日本が強いと指摘しているように、得意分野の違いもある。記事は最後に、匠の精神という面では中国人はどちらも見習うに値すると両国を称賛した。
 記事では、全体的に見ると日本の方に勢いがあるとして日本を称賛している」
http://news.searchina.net/id/1666302?page=1
 <ホントかいな?↓>
 「・・・中国メディアの快資訊はこのほど、中国は弁当の分野では日本に負けているが、旅客機の機内で提供される機内食においては「中国の方が日本を上回っている」と主張する記事を掲載した。
 どの国の航空会社でも機内では食事が提供されるのが一般的で、それは日本も中国も同様だ。しかし、航空会社によって機内食の美味しさやレベルに違いがあるのが普通であり、中国の航空会社としては四川航空の機内食が美味しいと評判となっているようだ。
 記事は、「四川航空の機内食は主食から副食まで種類が豊富で味も良い」と称賛したほか、近年は中国の他の航空会社も機内食のレベルを高めて来ており、「何より素晴らしいのは、中国各地の美食を機内食に取り入れていることだ」と主張。中国は国土が広く、地域によって食文化が大きく異なるが、そうした地域ごとの特産品や料理を取り入れた機内食が中国人に支持されていることを伝えた。
 続けて、日本の航空会社が提供する機内食について「作りが非常に精緻で、寿司のような日本ならではの美食が提供されることもある」と紹介する一方、「問題は量が少ないことだ」と主張。また、見た目こそ綺麗だが、中国人としては味も物足りないと主張し、高速鉄道の弁当では日本に完敗ではあるものの、中国人の観点で言えば「機内食では中国の方が優っている」と主張した。」
http://news.searchina.net/id/1666318?page=1
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太田述正コラム#10039(2018.8.30)
<井上寿一『戦争調査会–幻の政府文書を読み解く』を読む(その37)>

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