太田述正コラム#10176(2018.11.7)
<皆さんとディスカッション(続x3884)>
<太田>(ツイッターより)
「…今春、米国の有権者を対象に世界7か国の首脳について国際問題に対する手腕を尋ねたところ、「信頼できる」ではマクロン仏大統領が59%でトップ。
安倍首相は57%と僅差の2位で、3位のメルケル独首相が55%、トランプ氏は4位で48%だった。
「信頼できない」ではプーチン露大統領が74%で、トランプ氏は52%のワースト2位。一方、安倍首相はこの項目では27%と7人中最も低<かった。>…」
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e5%9b%bd%e9%9a%9b%e5%95%8f%e9%a1%8c%e8%a7%a3%e6%b1%ba%e3%80%81%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%97%e6%b0%8f%e3%82%88%e3%82%8a%e5%ae%89%e5%80%8d%e9%a6%96%e7%9b%b8%e2%80%a6%e7%b1%b3%e8%aa%bf%e6%9f%bb/ar-BBPnFbY?ocid=ientp
さすが、トランプを大統領に選出するような見識ある米国の有権者達は違うね。
少なくとも、米国においては、我らの安倍チャンは、歴史的大宰相への道を着々と歩んでおられるようだわ。
<PuSqatKg>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
米国だけじゃなく日本でも安倍さんは大宰相でしょ
https://www.sankei.com/politics/news/171225/plt1712250031-n1.html
<太田>(ツイッターより)
「米中間選挙、民主党が下院<だけ>を奪還…」
https://blogos.com/article/337089/
「…政策が通りにくくな<るので>、トランプ大統領は自らの権限でできる外交・通商政策<をより強硬化し>、2020年の大統領選に向けてアピールするとみられている…」
https://blogos.com/article/337096/
だとさ。
おのおのがた、心の準備を。
<l4Jtd6BQ>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
「ダライ・ラマ「後継者は民主的に決める」 中国を牽制か・・・
ダライ・ラマは「ダライ・ラマ制度は古い制度」と指摘。「私は民主主義の信奉者だ」と述べた上で、「制度を存続させるか否かは、チベットの人々が決めるべきだ」と語った。さらに、「多数の人々が存続したいとなれば、次の問題は後継者をどう選ぶかだ」とし、「ローマ法王が枢機卿らによって選ばれるような制度も可能だ」と話した。」
https://www.asahi.com/articles/ASLC55HG3LC5UHBI02K.html
欧米に尻尾を振るくらいしかできないんだから、「生まれ変わり」として自身を指導者にしたこと自体が失敗だって認めたようなもんだ。
ダライラマが何を言おうと「チベットの人々次第」なのは変わらないんだが。
⇒「生まれ変わり」システムを維持することは、チベットが中共支配下にある以上できない、という現状とその現状を踏まえた暫定的代替システムについての示唆を、いかに韜晦した形で行うかってことだよ。
これよりうまい韜晦の仕方があるか、キミに聞きたいもんだ。(太田)
<猫魔人>
<HHさんと太田さん>お二人からのお話を聞いた上で検討させていただいた結果、変わり映えせず申し訳ないですが、懇親会の場所を考慮して、以前の関西オフ会と同様、jr六甲道の勤労福祉会館にてオフ会を開催するのが良いと思いました。
オフ会会場としては、費用は安くつきますし、jr六甲道には快速電車は止まりますので交通の便は悪くないと思います。
何より、懇親会の場合として、六甲道開催が相応しいかと。
オフ会の後の懇親会としては、観光目的ではなくコンビニの持ち寄りでも問題ないくらいとのことですが、それでしたら、六甲道から少し歩いて阪急六甲駅の直近に六甲苑という見晴らしの良い中華料理店があるので、そちらにて夜景を楽しみつつ懇親会を行うというのが適当ではないでしょうか?
(ただし、六甲道から阪急六甲は距離は短いですが少し急な坂が続きますので、もし八幡市での公演帰りで太田さんの体力が厳しいようでしたら、別の懇親会会場を提案可能いたします)
<太田>
神戸ならJR<(新幹線)>の駅も(最寄りじゃなくてもいいんですが)利用できたんだったですかね。
だとしたら、東京から姫路(だったかな)まで乗車券を往復で買うと安上がりになるはずですし、六甲道でいいと思います。
そう先の話でもないので、もし現時点で予約ができるのであれば、予約してしまって
下さい。
前日の夜の懇親会については、京都で予定を入れることになる可能性があるので、取敢えずは、ご心配いただかなくて結構です。
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
財務官僚にせよ文科官僚にせよ、どうしてこんなに世事に疎いんだろ。↓
「文科局長、全国立大に寄付依頼 病死した職員の遺族向け・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASLC56DBVLC5ULBJ01D.html?iref=comtop_8_01
「覚醒」した88%に属する私。↓
「4K「ぜひ視聴したい」12%…認知度高まらず・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20181105-OYT1T50084.html?from=ytop_ymag
エライである。↓
「人血判定の新手法を確立し福岡大から博士号を授与された福岡県警科学捜査研究所の松村さん・・・」
https://mainichi.jp/articles/20181106/k00/00e/040/302000c
「イニエスタが覚えたJリーグへの「良い意味の驚き」…日本での生活に「感動」とも・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15554077/
だとすると、「不倫」の「公表」は、3人目の男性との「恋愛」を円滑に行うための「演技」だったのね。
本能のまま、しかし、見事に生き抜く能力。さすが、五倫金メダリスト。↓
「北村弁護士、岩崎恭子さんのダブル不倫騒動に「本件は不貞行為ではないということになります」・・・」
https://www.hochi.co.jp/entertainment/20181106-OHT1T50082.html?from=ytop_ymag
日本のアニメ50選だというんだが、私の知らないのがこんなにあるとは。↓
Ranked: The 50 Best Anime Movies, According to Critics・・・
https://www.newsweek.com/ranked-50-best-anime-movies-according-critics-1202907
ご参考まで。↓
米国が民主主義じゃないってのはまさにその通り。
筆者は、米憲法のかつての5分の3条項に言及し、黒人差別のことをもっぱら指摘しているが、憲法を作ったことや3権分立だってそうよ。↓
The United States isn’t a democracy — and was never intended to be・・・
Since the founding of the nation, a minority of wealthy white men has always ruled, using legal and extralegal strategies to deny representation to women, people of color, immigrants, poor people and indigenous Americans. ・・・
https://www.washingtonpost.com/outlook/2018/11/06/united-states-isnt-democracy-and-was-never-intended-be/?utm_term=.01f68c7c2c14
なかなか読ませる。↓
「文在寅政権よ、非難ばかりしていないで自分でやってみろ・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/07/2018110700937.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
前段は?だが、後段はあたっているかも。↓>
「・・・日本の学校では、他の生徒と異なるという理由でいじめの対象になる。・・・
日本の文化には他人に迷惑をかけないという習慣がある。いじめられている人は、それが公になって、不必要に注目されることを心配することもある・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1106/c94473-9515610.html
<これは問題なきパクリ。↓>
「「イタズラなKiss」を映画化した「一吻定情」がバレンタインデーに封切りへ・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1106/c206603-9515609.html
<日中交流人士モノ。↓>
「第18回日中友好中国大学生日本語科卒業論文コンクールの論文審査会が天津で開催・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1106/c206603-9515574.html
「日本企業復活の道 「中国からスピード・効率を学ぶべき」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1106/c94476-9515584.html
<ここからは、サーチナより。
そだよー。↓>
「・・・今日頭条は・・・中間層の存在は社会全体に与える影響が大きく、日本社会が安定しているのは中間層が多いからだと論じる記事を掲載した。
記事は、中国全体に占める中間層の割合について述べ、各統計によって開きはあるものの「中国では中間層の人口は全体の20%ほどに過ぎない」と指摘し、これは社会の安定という意味では大きなリスクであると強調。一方、日本では人口の70%ほどが中間層であるとし、これが社会や国の安定につながっていると指摘し、ひいては経済成長にもつながった要因であると論じた。
続けて、日本では1950~60年代から企業に雇用され、給料をもらうサラリーマンが急増し、当時の企業が提供する終身雇用と安定した昇給制度が将来に対する安定をもたらし、経済成長を遂げる大きな推進力となったと指摘。入社当時は給料が少なく、きつい仕事をこなす必要があっても、会社から雇用と給与の保証を得られたために、多くの日本人男性がサラリーマンになったと指摘した。
また、サラリーマンの増加は家族構造や価値観にも影響を与えたとし、地方から離れ、都市部で生活する核家族が増加し、サラリーマンと結婚した女性は家庭に入って育児や家事をするとようになり、日本の一般家庭の家族構成や収入、生活スタイルが平均化されたことが、日本の中間層の拡大に寄与したと主張。ひいては日本社会の安定にもつながったのではないかと考察した。」
http://news.searchina.net/id/1670619
<殊勝な・・。↓>
「日中はそろそろ高速鉄道での競争をやめないか? 互いに傷つくだけだから・・・」http://news.searchina.net/id/1670625
<定番と言っていいだろう。↓>
「日本はさすが「職人の国」だ! ただのお菓子を「芸術的な点心」に昇華させた・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1670644
<これもだ。↓>
「実際に使ってみて、日本の鉄道はとても発展していると感じた! 気になることも・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1670649
<これもまただ。↓>
「世界の高価な果物トップ5、4つが日本の果物だった!・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1670664
<これもまたまただ、とは必ずしも言えない。極めて辛口だからだ。↓>
「・・・今日頭条はこのほど、「ODA終了に対する中国人の捉え方と、日本人の捉え方には大きな相違がある」と指摘する記事を掲載した。
記事は、安倍首相の訪中に先立って、日本では「ODA終了を表明するにあたって、中国側が承諾してくれることを期待する」という報道も見られたと伝え、「これでは、まるで中国が日本からの支援が受けられなくなることを惜しんでいるかのようではないか」と反発した。
続けて、1979年から約40年間にわたって中国が日本から総額で約3兆6500億円の支援を受けてきたと認めつつも、この金額が大きいと見るか、小さいと見るかに関して、中国人には「これまでの日中関係を含めた考え方がある」と主張した。それは1972年の日中共同声明によって国交正常化された時に遡り、中国は「日本に対して戦争賠償を放棄した故に、日本に大きな貸しを作った」と考えていると主張した。
日本側からすれば「戦争の間接的な謝罪という意味を含めてODAを開始した」と捉える人もいるが、日本のODAは中国人から言わせると「日本が米国に倣って行った、支援の形をとった商業行為である」と主張した。なぜなら、ODAには、日本から機械や原材料を購入しなければならないという条件も含まれ、「これによって日本の電機メーカーや自動車メーカーが中国に参入する機会を得た」ためであり、結果的に日本側の利益につながったためであると主張した。
記事は、日本の対中ODAについて、「もし、日本側に、中国は日本からの巨額の支援のおかげで経済成長を実現できた」という考え方があるなら、「それは間違いだ」と反論し、ODA終了によって日中が対等のパートナーになるのは「日本が戦争責任に対して徹底的な反省を示してからの話だ」と主張、中国人の心の中には今も深く刻まれた想いが存在していると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1670671
<続報。↓>
「中国で人気の「柴犬」はなぜオークションにかけられたのか・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1670645
<例によって、韓国を揶揄。↓>
「中国メディア・東方網・・・記事は、韓国の・・・日韓の女性12人からなるアイドルグループIZ*ONEが先月末に正式にデビューしたが、メンバーのカン・ヘウォンさんが番組の自己紹介で「私はアニメが好きです。進撃の巨人3が出たので、みんないっぱい見てね」と発言したところ、一部の韓国ネットユーザーが激しく反発したと紹介した。
その理由として記事は、「進撃の巨人」の作者である諌山創氏がかつて反韓国的な発言をし、日本の帝国主義を崇拝しているからだと説明。「一部の韓国ネットユーザーは、この作者を右翼主義者だと批判しており、それゆえ、カン・ヘウォンが進撃の巨人をPRした後でこれらのユーザーの砲撃を受けてしまったのだ」と伝えている。・・・
記事はまた、同グループに関するいざこざはこの件だけにとどまらず、アルバムに収録されている曲「好きになっちゃうだろう?」について、歌詞全体が日本語で構成されていることから放送関連規定に反すると判断され、KBSテレビで放送禁止となったことも併せて伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1670651
<まあそんなところだな。↓>
「・・・今日頭条・・・記事は、日本と中国の間には共通する文化も多く存在し、漢字も中国から日本に伝わったものであると指摘し、日中で同じような意味で使われる漢字もあれば、全く異なる意味で使われるものもあると説明。そして、「馬鹿野郎」という日本語は、抗日ドラマのように「日本人が頻繁に口にする言葉なのか」と素朴な疑問を問いかけた。
続けて、「馬鹿野郎」という言葉を中国語に訳すなら「愚か者、まぬけ」といった罵りの言葉で、「中国人が使う罵りの言葉と比較すれば、最も初歩的なレベルの意味に過ぎない」と説明した。しかし、日本人にとってはこの言葉は軽口を叩いて使うものではなく、「言う人自身の品格を落とすような言葉なので、そう簡単に口にしない」と伝えた。一方、中国人は、程度はあるものの罵りの言葉を日常的に使っているが、「目上の人に対して使ったり、自分の先輩に対して使われるのは決して許さず、非常な怒りを引き起こす」と指摘した。
一方、罵りの言葉に関する日本と中国の大きな相違点として、「中国では性的にふしだらな事を表す言葉が一番のタブーとされている」と主張した。この点は日本でも同じように思うが、中国人のほうが冗談としても決して言ってはいけないという感覚があるようで、日本人はそこまで罪悪感を感じないで使っていると主張した。
ほかにも、中国人は人目をはばからず大声で喧嘩をするが、日本人の喧嘩は独特で「声を荒げたり興奮することなく、表面的に冷静さを装って語り、最後に自分の中で相手をブラックリストに登録して処理している」と論じた。こうして見ると、怒りの表し方や、意見の主張の仕方にも国民性による違いが表れるが、「抗日ドラマ」に登場する「馬鹿野郎」という言葉は「罵りの言葉としては、さほど強い意味ではない」ことを伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1670682
<対日歴史認識見直しの一環。↓>
「中国が誇る<長春の>アジア一の大通り、日本人がパリを模して作ったモノだった!・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1670684
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太田述正コラム#10177(2018.11.7)
<木村光彦『日本統治下の朝鮮』を読む(その12)>
⇒非公開