太田述正コラム#10202(2018.11.20)
<皆さんとディスカッション(続x3897)>
<太田>(ツイッターより)
「日産のカルロス・ゴーン会長逮捕へ…」
https://www.asahi.com/articles/ASLCM5QBXLCMUTIL02C.html
レバノン人でルノー/日産の頂点まで上り詰めた男、ついに立志伝も突然の暗転で終幕へ。
ちなみに、フランス人とレバノン人は、ローマ帝国時代以来の地中海世界人意識を共有しているほか、一時、宗主国人と委任統治領人の関係でもあった。
「…経済産業省幹部…は「どんな手を使ってでも阻止する」と語っ<てい>た。
経営統合に反発する日産・三菱自と「仏自動車大手NISSAN」誕生に警戒を強めた経産省が手を握り、ゴーンの追い落としを画策したのではないか。…」
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e3%82%b4%e3%83%bc%e3%83%b3%e9%80%ae%e6%8d%95%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%e4%bb%8a%e3%81%aa%e3%81%ae%e3%81%8b%e2%80%94%e2%80%94%e3%83%ab%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%bb%e6%97%a5%e7%94%a3%e3%81%ae%e7%b5%8c%e5%96%b6%e7%b5%b1%e5%90%88%e3%81%a8%e3%81%ae%e9%96%a2%e4%bf%82%e3%81%af/ar-BBPT1p7?ocid=ientp#page=2
外人2人だけを生贄にするなんて手は酷過ぎだぞー。
<太田>
関連記事だ。↓
当然、外国からはそう言われるだろな。↓
「ゴーン氏逮捕に至った責任追及に疑問も 米メディア・・・」
https://www.sankei.com/world/news/181120/wor1811200008-n1.html
その他の関連記事だ。
「日産のケリー代表取締役も逮捕・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15619151/
「日産、ゴーン氏解任へ 数カ月前から社内調査・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15618840/
「日産・ルノー・三菱束ねる要 カリスマ失墜は大打撃 ゴーン容疑者逮捕・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15619237/
「三菱自CEO「信じられない思い」 ゴーン容疑者逮捕に・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15619963/
「・・・三菱<も>カルロス・ゴーン会長を解任へ。・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15620750/
「ゴーン容疑者、海外の住宅を無償利用か・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15620830/
「役員報酬虚偽で立件は異例 ゴーン容疑者、高額で悪質・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%bd%b9%e5%93%a1%e5%a0%b1%e9%85%ac%e8%99%9a%e5%81%bd%e3%81%a7%e7%ab%8b%e4%bb%b6%e3%81%af%e7%95%b0%e4%be%8b-%e3%82%b4%e3%83%bc%e3%83%b3%e5%ae%b9%e7%96%91%e8%80%85%e3%80%81%e9%ab%98%e9%a1%8d%e3%81%a7%e6%82%aa%e8%b3%aa/ar-BBPSF4C?ocid=ientp#page=2
「ゴーン逮捕と捜査の行方と問われる罪・・・」
https://blogos.com/article/339853/
英米での取り上げ方はさほどでもないね。↓
<ところで、このハナシ初耳だわ。↓>
・・・his 2016 marriage at Versailles with actors dressed in 18th-century costume.・・・
https://www.nytimes.com/2018/11/19/business/nissan-carlos-ghosn-misconduct.html?action=click&module=Top%20Stories&pgtype=Homepage
<通り一遍。↓>
Nissan Chairman Carlos Ghosn Arrested for Underreporting Salary・・・
https://slate.com/business/2018/11/nissan-chairman-carlos-ghosn-arrest-japan.html
<長いだけで通り一遍であることに変りなし。↓>
Renault/Nissan: Ghosn, Ghosn, gone・・・
https://www.ft.com/content/de13cf72-ebd7-11e8-8180-9cf212677a57
<二編載せたFTだが、上記評価変わらず。↓>
Ghosn faces removal at Nissan after arrest・・・Hubris is a risk for high-flying chief executives・・・Ghosn arrest sparks fears for global car alliance・・・Globe-hopping executive bridged cultural divide between Renault and Japanese groups・・・Carlos Ghosn reshaped the car industry and helped build an international alliance but now is set to be ousted as chairman of Nissan・・・
https://www.ft.com/content/d007e42e-ec1b-11e8-8180-9cf212677a57
<綾部>
お久しぶりです。こんにちは。
太田さんが選挙に出た時の公約は「個人の自立なくして、国の自立なし」でした。
たまに自立は何だろうと考えるのですが、太田さんに教えてほしいです。
「自立」とはなんですか?
<太田>
>たまに自立は何だろうと考えるのですが
じゃ、まず、考えたことを聞かせてください。
<八幡市>
<太田さんのセミナーの1回目への>申し込みは150名となり、定数どおりです。
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
ちゃうちゃうちゃう!そんなんありえんわさ。↓
「実は兄以上の英傑?西郷どんイジメた上司の素顔・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20181116-OYT8T50024.html?from=ytop_os1
その通り!↓
The American Dream Is Alive. In China.・・・China has risen so quickly that your chances of improving your station in life there vastly exceed those in the United States.・・・
https://www.nytimes.com/interactive/2018/11/18/world/asia/china-social-mobility.html?rref=collection%2Fsectioncollection%2Fworld&action=click&contentCollection=world®ion=rank&module=package&version=highlights&contentPlacement=2&pgtype=sectionfront
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
日中交流人士モノ。↓>
「クイズを通じて日本への理解深める笹川杯全国大学日本知識大会 ・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1119/c94473-9520063.html
<頑張ったねー。↓>
「AI特許出願件数、トップ3は中米日・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1119/c95952-9519992.html
<ここからは、サーチナより。
珍しく、日本のサッカーに辛口。↓>
「日本サッカー代表の欠点は「国民性」だ! 我の強い個人プレーができない・・・」http://news.searchina.net/id/1671420
<雑多な話が盛り込まれているが、間違っている話や、やや辛口気味の話も。↓>
「・・・ 東方網は・・・中国人から見て日本人が知らず知らずのうちに身につけている特徴的な習慣について紹介する記事を掲載した。
最初に挙げたのは、ゴミの分別を細かくすることだ。「ネット上では日本のゴミ分別は外国人から好評を博している。しかし、実際のところ少なからぬ日本人がこの体系を煩わしく感じているのだ」とした。
続いては、日本人が朝から米飯を食べること。中国でも米飯を食べる習慣はあるが、朝ごはんにはお粥を食べる習慣が広まっており、朝から普通の白米を食べるのは不思議だ感じるのだという。記事はまた、日本では一般的に「お粥は病気になった時に食べるもの」と考えられていることを紹介している。
さらに、「日本では多くの会社員が、退勤時間になっても仕事を終わりにしない。みんな郊外から電車通勤しており、定時に帰ろうとすると電車が混雑して仕方ないからだ。そしてまた、残業代や夜食が支給されるのも、彼らが定時に退勤しない理由の1つなのである」とした。
このほか、日本では女性がどんなに面倒であっても必ず化粧をして外出すること、新品の書籍の価格が比較的高いので、古本市場が非常に発達していて、多くの人が古本を購入する習慣を持っていると紹介している。
記事は最後にもう1つ、日本人が自覚しにくい習慣を指摘。「日本では大人が子どものようないじめをする。オフィスの中で嫌われた人は、机の筆記具やコップが忽然と姿を消したり、誰からも話しかけられなくなり、飲み会にも呼ばれなくなったりして、孤立させられるのだ」と伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1671430
<定番。↓>
「日本の長寿の企業は、中国企業に欠けているものを持っている・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1671461
<定番だが詳しい。↓>
「・・・中国メディア・東方網は・・・「日本の空港は、どうやって利用客をおもてなししているのか」とする記事を掲載した。
記事は、「空港に着陸した飛行機から降りた瞬間、その国の状況を感じ取ることができる」としたうえで、日本の空港に初めて降り立った際には「全て明るく清潔で、まるで喧騒がない」という印象を覚えたと紹介した。
また、日本の空港では案内の矢印が途中で「行方不明」になることは決してなく、たとえ、日本語ができなかったとしても安心して飛行機から到着口まで移動することができると伝えている。その例として、成田空港の第3ターミナルの写真を紹介し「出発は青、到着は赤の床で示されており、建物が大きく複雑であっても乗客は迷わないで済む」と解説した。
そして、日本の清潔さが最も表わされているのはトイレであり、日本の空港のトイレも非常に清潔で悪臭が全くしないと指摘。ターミナルビルはシンプルな構えである一方、広々としているほか、さまざまな色彩によって冷淡さを感じさせないとしている。
さらに「シンプルな設計ながらも、寝っ転がれるようにひじ掛けが省略されているソファなど、空港内部には思いやりのある細やかな設備が用意されている。空港内には様々な飲食店が入っており、中国の空港のように市価の倍くらいといったぼったくり現象もないのである」とした。また、預けた荷物の扱いの丁寧さ、行方不明になった際の迅速な賠償体制についても言及し、日本の空港における「おもてなし」の質の高さを評価した。」
http://news.searchina.net/id/1671466
<ほぼ定番。↓>
「日本人が運転する車の寿命、中国人より長いのはなぜ?・・・」
http://news.searchina.net/id/1671436
<同じく。↓>
「日本の「天ぷら」は格別だ! 生モノが苦手な中国人でも「抵抗なく」・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1671490
<意外にこういうの少なかったかもしれないが、無難な内容。↓>
「寿司だけじゃない! 日本を訪れたら食べるべき美食はこれ!・・・鳥の唐揚げ・・・焼肉・・・カレー・・・中国メディアの捜狐・・・」」
http://news.searchina.net/id/1671458
<定番になりつつある。↓>
「190カ国・地域でノービザ滞在OK、日本はどうやって「世界最強パスポート」保有国になったのか・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1671462
<中共の最も豊かな村の登場は初めてだが、後は定番。↓>
http://news.searchina.net/id/1671483
<自分とこと比較しなよ。↓>
「・・・中国メディア・東方頭条は・・・「日本と韓国の潜水艦のパワーを比較したら、日本が全面的にリードしていた」とする記事を掲載した。
記事は、「日本と韓国は同じ米国の盟友だが、両国間の関係は微妙だ。島の領有権をめぐる問題もあり、軍事力の発展という点で両国は一定の競争をしている。近ごろ、韓国は『国産』の通常動力型潜水艦を進水させたが、将来の装備や技術レベルいずれにおいても、日本の潜水艦と比較すれば基本的に勝ち目はない」とした。
そして、戦前にアジアで右に出る者はいないほどの海軍の強さを誇った日本は、第2次世界大戦の敗戦によって一定期間「休み」を強いられたが、国際情勢の変化を利用して先進的な潜水艦の研究開発を積み重ね、今や世界で有数の大規模な潜水艦開発経験を持つ国になったと説明している。
一方で韓国については「日本に比べて、潜水艦の研究開発において明らかに基盤がない」と指摘。商船の建造では確かに数の面でも質の面でも大きな成果を収めてきたが、潜水艦の建造は商船よりも複雑であるうえ、ドイツなどの国から潜水艦に関する重要な先進技術を得ることは難しいとし、「このような状況では、日本の潜水艦に比べて技術レベルでの強みがないのは自然なことだ」と評した。
記事はさらに、潜水艦の建造技術だけではなく、長期的な潜水艦の使用経験や、配属隊員への訓練レベル、作戦配備レベルでも韓国は日本になおのこと及ばないと説明。「それゆえ、日韓の潜水艦のパワーを比較すると、韓国に何のアドバンテージもないことが一目瞭然になるのだ」とした。」
http://news.searchina.net/id/1671459
<日本に学べキャンペーン、依然、健在。↓>
「・・・今日頭条は・・・中国の親たちは子どもに自らの一生を捧げて疲れ切っているが、なぜ日本の親は中国人ほど疲れないのかと疑問を投げかける記事を掲載した。
記事は、「中国人の親たちは子育てを終えた後も、子どものために自分の人生を捧げ疲れ切っている」と指摘し、これは「中国人の家庭に対する概念」が深く関係していると述べた。中国人は日本人と比べると家族の絆を重視し、家族間では「あなたの物は私の物」という考え方があるが、これに対して日本人は「あなたのものは必ずしも私のものではない」という考え方を持っていると紹介した。
たとえば、中国の親たちは常に子どもに対して「パパやママが毎日こんなに苦労しているのはすべてあなたのためなんだ」と語るので、子どもは自然と「親のものは全て自分のものだ」と考えるようになると主張。そして、中国人の親は子どもに最高のものを与えたいと考え、生まれてすぐ英才教育を開始し、良い幼稚園に入れ、さらに良い学校へ通わせることを目指して仕事に打ち込み、なかには子どもが良い学校に入れるよう、その学区に家を買う人もいるが、こうした犠牲も中国では決して珍しいことではないと紹介した。
また、子どもが大学を卒業しても親の心配は続くとし、「子どものために仕事を探し、結婚相手を探し、住む家を購入し、子どもが生まれれば孫の世話の責任を持つ」と紹介、中国人の親は「子どものために休むことなく働き続けるので、疲れ切っている」と主張した。もし、親が子どものために高級車や家を買い与えない場合、「子が結婚できないのは親のせいだと周囲から白い目で見られる」ことがあるほど、親の抱えるストレスは大きいという。
それゆえ、日本の親子関係は「子どもが独立してからは経済的にも時間においても、非常にはっきり分かれている」と指摘し、こうした関係性を冷たいと感じる中国人もいれば、合理的だと感じる人もいるようだが、こうした関係だからこそ日本の親は中国人ほど疲れないのだと主張。また、日中両国の家族に対する概念の違いから「依存した親子関係がない日本人は子どもが独立すると第二の人生を楽しむことができる」と主張し、「自分の苦労の末に勝ち取る幸福にこそ価値がある」という日本人の考え方は学ぶ価値があると指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1671496
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太田述正コラム#10203(2018.11.20)
<木村光彦『日本統治下の朝鮮』を読む(その18)>
→非公開