太田述正コラム#10206(2018.11.22)
<皆さんとディスカッション(続x3899)>
<太田>(ツイッターより)
棄てる神あれば拾う神あり。↓
「ゴーン容疑者に公正な裁判を=国籍持つレバノンが要請 …」
http://www.msn.com/ja-jp/money/news/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%AE%B9%E7%96%91%E8%80%85%E3%81%AB%E5%85%AC%E6%AD%A3%E3%81%AA%E8%A3%81%E5%88%A4%E3%82%92%EF%BC%9D%E5%9B%BD%E7%B1%8D%E6%8C%81%E3%81%A4%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%81%8C%E8%A6%81%E8%AB%8B/ar-BBPUI4d?li=AA4Zju&ocid=ientp
「ホリエモン、日産ゴーン会長へ座布団の差し入れ検討「今の時期の東京拘置所は寒い」…」
https://blogos.com/article/340288/
ただ、レバノンさんよ、もっとやるべきことが沢山あるんじゃないの?
<太田>
関連記事だ。
<昨日分。↓>
「「日産自動車」上場廃止の危機! 会長・ゴーン容疑者の銭ゲバ露呈…強欲ぶりは外国人社員にも影響 「日産は外国人の食い物にされていた」・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/00fujisoc1811210003/?p=2
<本日分。↓>
「・・・ルノー株の15%を持つ大株主であるフランス政府は徐々に日産とルノーを統合させて、ルノーの経営を盤石にしたいと考えるようになり、2014年ごろから揺さぶりをかけ始めた。2015年には2年以上保有する株式の議決権を2倍にする「フロランジュ法」が制定され、フランス政府が30%の議決権を行使し、ルノーと日産の経営に強く関与する構えを見せた。・・・
今年の2月、フランス政府はゴーン氏に3つの条件を提示し、CEOの任期を2022年まで延長することを認めた。3つの条件とは以下の通りだ。
(1)ルノーと日産の関係を不可逆的なものにする
(2)ゴーン氏の後継者を育てる
(3)ルノーの中期計画を達成する
「密約」というのはこの3条件に加え、2022年までにルノーと日産の統合を進めるという内容だった、というのだ。・・・」
https://blogos.com/article/340353/
<FTは、引き続き、ルノー対日産、の構図の記事。↓>
Nissan plans to use Ghosn exit to take power from Renault・・・
https://www.ft.com/content/04ea6d68-ed86-11e8-8180-9cf212677a57
「過去数十年の日産の歴史を振り返ると、クーデター(未遂も含む)が何度も起きたほか、強権を握った上に会社のカネで豪遊しまくった労組会長がいたなど、今回のゴーン氏追放劇が決して珍しい出来事ではないことが分かる・・・」
https://diamond.jp/articles/-/186136?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor
「日産など3社連合、岐路に 基幹部品すでに3割共通化・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38058240R21C18A1EA2000/
「・・・日産自動車は・・・ルノーと、持ち株比率などの提携関係を見直す検討に入った。日産側にルノーに対する議決権がないなど「不平等」な関係に対する不満があり、今回の事件を機に解消を目指す。・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e3%82%b4%e3%83%bc%e3%83%b3%e4%bc%9a%e9%95%b7%e9%80%ae%e6%8d%95%e6%97%a5%e7%94%a3%e3%80%81%e3%83%ab%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%81%a8%e6%8f%90%e6%90%ba%e8%a6%8b%e7%9b%b4%e3%81%97%e6%a4%9c%e8%a8%8e/ar-BBPXSav?ocid=ientp
「高額報酬に車メーカー幹部「すごいと目が点に」・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181122-OYT1T50004.html?from=ytop_top
「ゴーン会長が虚偽記載を指示 側近へのメール押収か・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASLCP5QVWLCPUTIL03P.html?iref=comtop_8_04
「“報酬隠し”あわせて80億円 高級すしや家族旅行も・・・
新たに直近の3年分についても、およそ30億円分の報酬を有価証券報告書に記載していなかった疑いがあることがわかった。・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/money/news/%E2%80%9C%E5%A0%B1%E9%85%AC%E9%9A%A0%E3%81%97%E2%80%9D%E3%81%82%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%81%A680%E5%84%84%E5%86%86-%E9%AB%98%E7%B4%9A%E3%81%99%E3%81%97%E3%82%84%E5%AE%B6%E6%97%8F%E6%97%85%E8%A1%8C%E3%82%82/ar-BBPWGyv?li=AA4Zju&ocid=ientp#page=2
「志賀氏「統治のあり方反省」 日産、ゴーン会長22日解任・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38060440S8A121C1000000/?nf=1
「・・・ルノー出身の取締役らはゴーン会長解任を支持しない可能性があるため、全会一致で解任を決定することは難しいだろうと、事情に詳しい関係者は話した。・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e3%82%b4%e3%83%bc%e3%83%b3%e4%bc%9a%e9%95%b7%e8%a7%a3%e4%bb%bb%e5%8b%95%e8%ad%b0%e3%80%81%e6%97%a5%e7%94%a3%e8%87%aa%e5%8f%96%e7%b7%a0%e5%bd%b9%e4%bc%9a%e3%81%a7%e6%84%8f%e8%a6%8b%e5%88%86%e3%81%8b%e3%82%8c%e3%82%8b%ef%bc%8d%e9%96%a2%e4%bf%82%e8%80%85/ar-BBPX8nv?ocid=ientp#page=2
「・・・「アライアンスで失った信頼は、アライアンスで取り返すという手段もある」(日産幹部)。例えば、戦略パートナーである中国・東風汽車や三菱自動車などの出資を仰ぐことで、ルノーが保有する日産株式のダイリューション(希薄化)を図れば、ルノー支配を排除できる一つの有効手段となるはずだ。」
https://diamond.jp/articles/-/186352?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor
<いつも、英国メディアのダジャレには感心させられる。今回、記事の中身はさしてないが・・。↓>
Going, going, Ghosn・・・
https://www.economist.com/business/2018/11/21/a-giant-of-the-car-industry-is-accused-of-financial-misconduct
<太田>(ツイッターより)
「慰安婦合意:韓国政府、合意破棄の代わりに財団解散…」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/22/2018112280007.html
日本での、慰安婦だった元日本帝国臣民達全員に対する感謝碑の設立と売春防止法の廃止、が実現しない限り、慰安婦「問題」の根本的解決はないさ。
カジノ法成立で賭場解禁になったというのになぜ遊郭解禁にはならんの?
<太田>
関連記事だ。
頑張る朝鮮日報。↓
「慰安婦財団解散、「文在寅式解決法」とは一体何なのか・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/22/2018112280008.html
<N8fWfyOk>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
国自体が博物館みたいなものって表現わかりづらい。
どゆこと?
アップデートされてないってこと?
⇒という受け止め方でいいんじゃないかな。
本件についてのフランス政府の対応見てても、重商主義の時代、ないし、フランス流社会主義の時代、かよって感じじゃない?(太田)
<NHG80BY2>(同上)
やろうと思えば、ルノーの支配を崩すことはできるわけですね。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58561?page=4
<TVyZZEJy>
バックナンバーのPDFですが、これもアクセスできませんね。↓
https://www.ohtan.net/report/pdf/ohtan-blogtitle.pdf
<念>年のために報告しておきます。
<太田>
「本日付のディスカッションがホームページから閲覧できません。ツイッターからは出来ます。」と2ちゃん(5ちゃん?)の方に投降したのもあなただったというわけか。
確かめてみたら、問題なく閲覧できたので、勘違いだと思って、<昨>日のディスカッションでも取り上げなかったけど、今回のあなたの指摘については、HP/ブログ管理人の山本さんが対応してくれるんじゃないですかね。
<TVyZZEJy>
>2ちゃん(5ちゃん?)の方に投降したのもあなただったというわけか。
いえ、それは人違いですね。
今回の件では初投稿です。
今確認したらバックナンバーPDFにアクセスできました。
ちなみに、2ちゃん(5ちゃん?)の方に投降された指摘は、私のPCでも発生してましたので、その人の勘違いではないと思います。
<太田>(昨夜)
USさん、<八幡市レク原稿中に出てくる人間主義の定義ですが、>
人間主義とは、人は他の人々との関係性において初めて人たりうるのであって、常に他の(過去から未来に至るありとあらゆる)人々(や動植物にいたるまで)の気持ちを汲んで言動を律するのが人としての本来のありかたである、という考え方
<を、下のように修正してください。>
人間主義とは、人は他の人々(等)との関係性において初めて人たりうるのであって、常に他の(過去から未来に至るありとあらゆる)人々(を含む生きとし生けるもの)の気持ちを汲んで言動を律するのが人としての本来のありかたである、という考え方
理由:動物でも植物でもない生命体(菌類)が存在するから。
で、文十郎さんにもお伝えしたいのですが、私が、これまで、支那の儒教の「仁」=人間主義、としてきたのは間違いであり、仁は、対象が人だけではないかと思う・・検証を擁する・・に至っています。
<US>
直しました。
依頼の通りにしましたが、菌はよろしいのでは? とちょっと思いました。
<太田>
いやいや、日本で発酵食品づくりをする人は、酵母菌や麹菌と対話しながら作業をしてますよ。
<US>
今、新幹線で東京に向かっている途上ですが、東京着後、22:00-23:00 に社内打ち合わせがあるため手を動かせません。
22時にいただいた最終の原稿を配布資料に落とす作業は、24時以降になる見込みです
よって<太田さんからいただく>最終稿は24時ぐらいでも構いません。
私の方は、遅くとも明朝07:00ぐらいまでには八幡市に提出するスライド、配布資料をお返しできると思います。
<太田>(今朝)
USさん、八幡市・・・宛に、PP資料とPDF資料を先ほどメール添付(2通)送付しました。
ありがとうございました。
他の皆さんにも、御礼申し上げます。
2回目と3回目のレク資料作成に向けて、引き続きのご協力をどうぞよろしく。
<七兵>
まずは第1弾お疲れ様でしたー!
<太田>
本日昼、J:COMから電話がかかってきて、セットトップボックスを4K放映対応のものに取り換える作業が、12月3日に決まった。
(TVの4K放送は12月1日から始まる。)
これはTV放映じゃないが、もともとTVでYoutube動画も視聴できるわけだが、Youtubeには既に4Kで流してる動画もあって、それも視聴できるようになるらしい。
(そう言えば、パソコン上で、動画を4Kで見る方法をK.Kさんが以前言ってたような・・。)
で、これにアマゾンFireが付け加わると一体どういうことになるんだろう。
何だか、もーよー分からんわ。
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
日本における外国人労働者受け入れ問題を紹介。↓
Japan wakes up to exploitation of foreign workers as immigration debate rages・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2018/11/21/japan-wakes-up-exploitation-foreign-workers-immigration-debate-rages/?utm_term=.06298f16525d
羽生データ集の趣。↓
「羽生善治竜王が公式戦通算2000対局・・・
羽生はタイトル99期(史上1位)、1417勝(同2位)という偉大な数字を打ち立てているが、対局数もそれに劣らぬ、プロ棋士の実績を示す評価値となる。
過去に公式戦で2000局を達成したのは大山康晴十五世名人、加藤一二三九段、中原誠十六世名人、有吉道夫九段、内藤國雄九段、谷川浩司九段の6名(達成順)である。・・・
ここで改めて羽生の数字を見てみよう。2000局達成時における1417勝、勝率0.709はいずれも歴代1位。達成時の年齢48歳1ヵ月は史上最年少、四段昇段時からの年数32年11ヵ月は史上最速。これまでの1位が大山の1326勝・勝率0.664、谷川の52歳5ヵ月・37年8ヵ月ということから見ても、圧倒的である。
また年度別の対局数を見てみると2000年度の89局(68勝)、1988年度の80局(64勝)、1992年度と2004年度の78局(61勝と60勝)が、自身の年間対局数ベスト3だが、これは全棋士中の記録としても第1位、第6位、第8位タイとなっている。・・・
羽生の対局相手としてもっとも多かったのは、数多くのタイトル戦で好勝負を繰り広げた谷川浩司九段の166局(104勝62敗)。次いで同世代の佐藤康光九段(160対局、106勝54敗)、森内俊之九段(136対局、78勝58敗)が続く。2000対局のうち、5回に1回以上はこの3人と対局してきた計算になる。なお、羽生が10回以上対局している相手は37人いるが、そのうち負け越しているのは佐藤天彦名人(20対局、8勝12敗)のみである。
現在、史上最多の対局数を誇るのが加藤一二三九段の2505局。これを羽生は更新できるだろうか。・・・」
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E7%BE%BD%E7%94%9F%E5%96%84%E6%B2%BB%E7%AB%9C%E7%8E%8B%E3%81%8C%E5%85%AC%E5%BC%8F%E6%88%A6%E9%80%9A%E7%AE%972000%E5%AF%BE%E5%B1%80-%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%9C%A7%E5%80%92%E7%9A%84%E8%A8%98%E9%8C%B2%E3%81%AE%E5%86%85%E8%A8%B3%E3%82%92%E5%88%86%E6%9E%90%E3%81%99%E3%82%8B/ar-BBPWXZH?li=BBfTjut&ocid=ientp#page=2
なんで、人民網に教えてもらわにゃならんの?↓
「・・・日本の・・・、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支が4493億円の赤字だった。分析によれば、原油価格の上昇により輸入額が増加したため、貿易収支が2ヶ月ぶりに赤字に転じ、日本経済は年末を控えて下ぶれ圧力が増大することになった・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1121/c94476-9520758.html
中性化がとどまるところを知らない日本。↓
「大学生–デート経験割合が過去最低 「草食化」進む・・・」
https://mainichi.jp/articles/20181122/k00/00e/040/188000c
NYタイムスがこんなトランプ「擁護」コラムを載せちゃダメじゃん。↓
Trump Is Crude. But He’s Right About Saudi Arabi.・・・
https://www.nytimes.com/2018/11/21/opinion/trump-saudi-arabia-khashoggi.html?action=click&module=Opinion&pgtype=Homepage
米国も急速に出生率が落ちつつあるのね。↓
What explains America’s mysterious baby bust?–Hispanic Americans are having fewer babies, as are city-dwellers・・・
https://www.economist.com/united-states/2018/11/21/what-explains-americas-mysterious-baby-bust?cid1=cust/ddnew/email/n/n/20181121n/owned/n/n/ddnew/n/n/n/nap/Daily_Dispatch/email&etear=dailydispatch&utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=Daily_Dispatch&utm_term=20181121
その米国で、行政権と司法権が、場外バトルを開始。↓
US Supreme Court Chief Justice John Roberts has taken the extraordinary step of rebuking President Donald Trump’s criticism of a federal judge.・・・
https://www.bbc.com/news/world-us-canada-46294734
宇宙ロケットのイオン推進の話を大昔に読んだ覚えがあるが・・。↓
「ジェットもプロペラもない「夢の飛行機」 MITで実現・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASLCP51N5LCPULBJ00D.html?iref=comtop_latestnews_03
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
日中交流人士モノ。↓>
「中日平和友好条約締結40周年記念し、広州でタイムカプセルを再び埋設・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1121/c94473-9520718.html
<ここからは、サーチナより。
定番。↓>
「日本の「ブランド品のリサイクルショップ」はなぜ充実した品ぞろえが可能なの?・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1671590
<これもだ。↓>
「日本の市場を訪れて「感心した!」、日本人の衛生観念の高さも実感・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1671642
<まあ、これもだ。↓>
「食べられない! 日本でまたとんでもない金額の果物が出現した!・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1671674
<タイトルはともかく、中身は定番。↓>
「貿易戦争に巻き込まれた中国企業、「やっぱり学ぶべきは日本企業だ」・・・」
http://news.searchina.net/id/1671621
<もう定番と言っていいだろ。↓>
「日本が中国の最大の支援国だったことを「多くの中国人は知らずにいた」・・・中国メディアの一点資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1671636
<案外、新しい内容だ。↓>
「・・・今日条頭は・・・中国の教育現場においても「いじめ問題」が存在することを紹介しつつ、「わが国の教育に欠けているのは、日本で行われているような命の教育である」と主張する記事を掲載した。
近年の中国でも学校でいじめが明るみに出たり、未成年による犯罪が増加したりなど、子どもを取り巻く問題が増えている。なかには残虐な事件もあって、記事は「子どもが命を尊ぶ態度や正邪の基準を持っていたら、恐ろしい事態を防げたのではないか」と主張、「青少年に対して命の大切さを教える教育が欠けていることは明らか」と指摘した。
つい最近も、中国の未成年の少年たちが知的障害を持つ老人を暴行するという事件が起き、犯行理由が「新鮮で刺激のある遊びを求めて」であったことは、中国の人々に大きな衝撃を与えた。また、未成年という理由で保護され、罪に問われないことを疑問視する声もあがっているという。
続けて、学校でこうした子どもたちを更生させる教育が行えるかと言えば、それも疑問が生じると指摘し、中国でも「命に関する授業」はあるが、形式的な知識に留まり、「子ども達がそこから命の尊さを学び取るまでには至っていない」と訴えた。
ゆえに、中国人が日本の教育を見て、「子ども達が命に触れ合い、その尊さを理解させるための一連の教育が行われていること」は、多くの中国人が関心を寄せる点であると主張。例えば、「幼稚園の頃から菜園で作物を育てたり、昆虫や小動物と触れ合う機会を与え、後に授業を通してその仕組みを理解し、自分たちが生き物の命を食べて生きていることを実感させている」と指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1671638
<宿坊のお勧めも、案外、新しいかも。↓>
「民泊がダメ、ホテルもいっぱい・・・ならば、日本らしさを味わえるここに泊まれ!・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1671676
<工作機械の話題は前にも出たが、今回のは事実上新しい内容。↓>
「・・・今日頭条は・・・「中国で最高レベルの工作機械と日本の工作機械を比べたらどうか」と題する記事を掲載した。
記事はまず、日本の工作機械は輸出が多く、中国以外にもドイツ、米国、イタリアなどに輸出しており、海外市場において大きなシェアを占めていると紹介。日本の工作機械は国内外から高く評価されていると言えるだろう。それはなぜだろうか。
記事は、例えば工作機械の主軸の回転数では、日本の一般的な工作機械で2万回転、高性能のものは4万回転に達するものまであると紹介。それに対し、中国の平均的な工作機械は1万2000回転にとどまると残念そうに伝えた。回転数を上げることもできるが、これ以上上げると精度が落ちてしまうという。
記事は、精度の高い工作機械として日本企業のナガセインテグレックスを紹介。第2回ものづくり日本大賞の内閣総理大臣賞に選ばれたほどの実力を持ち、研削盤による加工だけで大型望遠鏡用の鏡を高速で仕上げる超精密工作機械を開発・実用化したことで知られる。記事は、この企業の、誤差をナノメートル単位に抑えるという精巧さを称賛。製造業で最も重要なのは精度であり、そのためには精密な工作機械がどうしても必要であると感心している。
一方の中国における「最高レベルの工作機械」はどうだろうか。記事は、ある企業が7年前に中国の工作機械を1000万元(約1億6000万円)で購入したことを紹介。2年ほど使用しただけで故障し、修理に100万元(約1600万円)以上かかると言われたという。しかも、この2年間ずっと調子が悪く、3日使用して2日使えないような状態だったとしている。記事は、中国の一流企業は中国製でなく、オーストリア製など海外の工作機械を使用していると指摘し、中国製工作機械のレベルの低さを指摘した。
記事は、「中国の工作機械はステルス戦闘機J-20を製造した国とは思えないレベルだ」と驚き、「個人的には、日本と最も差を付けられている分野ではないかと思う」と感想を述べている。」
http://news.searchina.net/id/1671639
<ケイスケ・ホンダに代わって御礼申し上げる。↓>
「本田圭佑が指導者として初勝利! 彼はきっと名指導者になる・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1671667
<前にも似たような記事があったようななかったような・・。↓>
「中国メディア・東方網は・・・「日本人はどうして曹操を熱狂的に崇拝するのか」とする記事を掲載した。
記事は、「中国では曹操を奸雄扱いするのに対して、日本では曹操は優秀な政治か、文学者として評価を得ている。曹操は東アジア文化に対して卓越した貢献を果たし、孫子の兵法に評注をつけたほか、彼がいなければ邪馬台国の歴史を探る手掛かりである『魏志倭人伝』も誕生しなかったとされている。さらには、曹操を日本人だとする熱狂的なファンまでいるのだ」と紹介した。
そのうえで、曹操はいささか日本の文化に適合していないように思えるが、深く日本文化を理解することで、実は日本人の思考方法にマッチしていることが分かると指摘。「まず、三国時代の歴史は日本人にとっては客観的な外国史であるため、曹操と劉備の対立についても日本人はどちらかを贔屓しようという意識にはならない。それゆえ、劉備や諸葛亮を愛すると同時に曹操を好むことに対して、心理的な障害がないのだ」と説明している。
<ロシア人じゃあるまいし、日本人には強いものを崇拝する習慣なんてねーぞ!↓>
また、日本の文化には強い者を崇拝する習慣があり、しばしば道に背くようなやり方を繰り出しても曹操が成功者であることは間違いなく、日本人が曹操を崇めるのも決して不思議なことではないと分析。そして、「欠点はあるが、それを覆い隠すに十分な長所がある」とした横山光輝氏をはじめ、吉川英治氏や北方健三氏、陳舜臣氏など、日本における三国志の著名な作家、マンガ家たちが曹操に対してネガティブなイメージを持って来なかったことを伝えた。
記事は、「日本では一般的に、劉備は政治家として自ら目指すものに向けて努力した理想主義者、曹操は実際の状況把握に長け、限りなく広い思考を持つ現実主義者の先駆けと認識されているのである」と結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1671599
<私がコメント能力のない分野の話だな。↓>
「中国メディア・東方網は・・・「どうしてアジアのeスポーツは中国と韓国が主導していて、日本では盛んに行われないのか」とする記事を掲載した。
記事はまず、日本には中国や韓国ほどパソコンゲームが普及していなかった点を挙げた。「20世紀のゲーム界は、日本のメーカーどうしの戦いだった。日本のゲーム市場はゲーム機が主力になっていて、パソコンゲームはあくまでも補完的な役割に過ぎなかった。それゆえ、パソコンを使ったeスポーツに興じるゲーマーが日本には少ないのだ。自宅にあるゲーム機でさえ遊び尽くせないのに、eスポーツに関わる時間などないのである」と説明した。
また、eスポーツはもともとゲーム文化に源を発するものの、ゲーム業界が最も発達していると言える日本では、今やゲーム文化が「オタク文化」の方向に進んでいると指摘。「ゲームから派生したフィギュアや娘文化に夢中になっている彼らが、どうしてeスポーツなどやりに行くだろうか」としている。
一方で、日本にも得意なeスポーツのジャンルがあり、アーケードゲームの種目では超一流の選手が数多く存在すると紹介。しかしこの分野においても「あくまでも日本の『オタク文化』の延伸にすぎないのだ」とし、中国のプロゲーマーには全く歯が立たない状況だと伝えた。
記事は、「今の日本は、古くからのゲーム機大国であるがゆえに、そして、オタク文化の氾濫によって、もはや大規模なeスポーツイベントを開催するような基盤や雰囲気を備えられていない。eスポーツに関しては、中国も韓国も確かに日本を笑うことができるのである」とした。」
http://news.searchina.net/id/1671611
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太田述正コラム#10207(2018.11.22)
<吉田裕『日本軍兵士–アジア・太平洋戦争の現実』を読む(その9)>
→非公開