太田述正コラム#10212(2018.11.25)
<皆さんとディスカッション(続x3902)>
<太田>(ツイッターより)(昨夜)
八幡市から東京に戻り、外食し、2か所で買い物をして先程無事帰還。
無料の講座なので150名超の申し込みがあったものの実際に集まったのは100名超だったけど、市長挨拶から始まり、終了後の質疑応答は前回より活発。
でも相当疲れたな。
年齢からしてそろそろ日帰り関西行なんてのは年貢の納め時かもね。
「台湾与党 地方選で惨敗 民進 蔡氏、党首辞任を表明…」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201811/CK2018112502000139.html
親日反中の民進党v.反日親中の国民党、という対立図式で来たわけだが、中共自体が親日だということが次第に明らかになってきたことに、無党派層が反応したってことでは?
KYの民進党、国民党、が共に消滅する日近し?
<豊丘時竹>(2018.11.23)http://toyotoki11.hatenablog.com/archive/2018/11/23
太田さんの<人間主義についての>考えは私にはちょっと遠大すぎる。
私には、他人との間合いをはかって生活するのが「人間主義」である、ぐらいが、身の程に合った定義のような気がする。
でも、これでは定義にならないのである。
URL;https://www.ohtan.net/blog/archives/11798
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
まず、昨日分から。
日産問題。↓
<あ、そーゆーことだったのね。↓>
「ゴーン容疑者、開示義務化前の報酬は20億円・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181124-OYT1T50034.html?from=ytop_top
<この話はビミョー。(本日分の方の日産問題の冒頭コラム参照。↓>
「退任後の報酬50億円隠蔽か 日産、ゴーン容疑者と契約・・・」
https://digital.asahi.com/articles/ASLCR5K9ZLCRUTIL00T.html?_requesturl=articles%2FASLCR5K9ZLCRUTIL00T.html&rm=646
<この話は明白。↓>
「ゴーン容疑者 家具代まで… 会社に購入させた住宅・・・」
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00406200.html
<SOSUSで全部視聴されてるってのに気にしないのかよ。
とにかく、ルノー側が旧態依然、かつ、やる気なさ過ぎだよ。
それじゃ、休憩時に、それぞれが手持ちの資料を見せ合ったひそひそ立ち話さえ、(フランス参加組の誰かと日本集合組の誰か間じゃ)できんだろが。↓>
「ルノー出身2人に「陰謀ではない」説得4時間・・・
ルノー出身のベルナール・レイと、ジャンバプティステ・ドゥザンの両取締役はフランスからテレビ会議で参加した。・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20181123-OYT1T50107.html?from=ytop_main1
<見てきたようなウソをつき。↓>
「安倍政権見殺し ルノーにしゃぶり尽くされる日産の末路・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_504455/
<自由・「平等」・博愛。↓>
「ゴーン容疑者いる拘置所「地獄だ」 仏メディアが同情?・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/15639575/
SOSUSに日本を入れくれりゃあ考えてやってもええでえ。↓
「ファーウェイを「使わないで」日本などに米要請・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20181124-OYT1T50043.html?from=ytop_ylist
お褒め戴き恐縮。↓
「自衛隊「洗練され高い技術」国連事務次長が感謝・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20181122-OYT1T50110.html?from=ytop_ylist
そんなん、分かっとりますわ。↓
「日本の消費税引き上げの影響緩和はたやすくない・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2018/1123/c94476-9521519.html
何度も言ってるように、彼が政治家やってることそのものがジョークなんだよ。↓
「岡田克也氏、八方塞がり 野党結集、立民合流、政党化…展望なく・・・」
https://www.sankei.com/politics/news/181124/plt1811240009-n1.html
いかんねえ。↓
「藤井聡太七段、叡王戦本戦1回戦 斎藤慎太郎王座に敗れる・・・」
https://www.sankei.com/life/news/181123/lif1811230037-n1.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<定番。↓>
「日本のトイレは「一度座ったらその場を離れられなくなる」ほど快適だ・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1671778
<これもだ。↓>
「日本の建設現場を見ると「中国はやはり途上国だと痛感させられる」・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1671781
<前に取り上げられたことがある話題だが詳しい。↓>
「・・・人民日報は・・・日本のイヌ飼育に関する充実した法制度を紹介する日本駐在記者による記事を掲載した。
記事は、日本の街を歩いていると縄に繋がれたイヌを散歩している人をしばしば見かけ、飼い主は常に排泄物を処理するための袋と水入りボトルを携帯していると紹介。現在日本には892万頭の飼いイヌがおり、その飼育にあたっては政府が非常に厳格な法規を設けていると伝えた。
そして、実際に東京の目黒区に問い合わせたところ、飼い主には飼育開始から60日以内に届け出をする、出生91日以降は毎年1回狂犬病ワクチンの注射をし、実施済みのイヌには首輪にタグを付けるといった義務が課せられるほか、イヌが人を噛んだ場合には24時間以内に役所に報告し、48時間以内に狂犬病の検査をして役所に報告しなければならないといった規定があるとの説明を受けたと紹介している。
そのうえで、日本政府が1950年に狂犬病予防法を制定し、真剣に取り組んできたことで狂犬病の撲滅、再発防止に成功していること、1973年にはペットの適切な飼育方法について定めた「動物愛護管理法」を制定、2002年には同法を踏まえて「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」を制定し、飼いイヌの飼育場所の規定、散歩時のロープ使用の義務化、散歩をする場所や時間への配慮の必要性などを明文化したことを説明した。
記事は最後に、記者の実体験として「日本で長年仕事をしているが、放し飼いにしているイヌも、未処理の排泄物も見たことがない。多くの日本の知人が、日本では国から地方に至るまで様々な法律や条例を制定し、厳しく実施しているので、日本人のイヌの飼育マナーが保たれていると教えてくれた」と伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1671749
<同じく。↓>
「・・・今日条頭は・・・「日本人はなぜこんなにパンダを愛してやまないのか」と問いかける記事を掲載した。
記事は、安倍晋三首相が10月に訪中した際、新たなジャイアントパンダの貸与に向けて基本合意がなされた。中国はこれまでも「パンダ外交」を各国と展開してきたが、記事は「日本人はこれまでもパンダに対して熱烈な歓迎を表してきた」と指摘し、中国人は「日本人はどれだけパンダが好きなのか」と驚きを隠せないと主張した。
たとえば、上野動物園で17年に生まれたシャンシャン(香香)の一般公開に当たって、多くの人が押し掛けることを予期して事前に抽選を行ったことを紹介。結果、平日にも関わらず約1万8000件の応募があり、45.8という倍率を記録し、週末には144倍にまで跳ね上がったと指摘した。
また、かつて日本に初めてパンダが贈られた際の日本の熱狂ぶりは更に激しかったとし、1972年にカンカンとランランが羽田空港に着いた際、一目見ようと多くの人が詰め掛け、羽田空港から上野動物園までの間を警察車両と警官によって警備が敷かれ、まさにアイドル並みの「パンダブーム」が巻き起こったと伝えた。
そして、この年、上野動物園の入場者数は過去最高の920万人に達したと指摘し、後に上野動物園で一時的にパンダがいなかった年の入場者数が約300万人まで減少したことが示すように、「日本人はとにかくパンダが大好きだ」と主張。パンダ好きという点では中国人以上であるとの見方を示した。
中国四川省にあるパンダ保護センターは、パンダ幼稚園があることから観光地としても有名だが、中国だからと言って各地の動物園に必ずパンダがいるわけではなく、生でパンダを見たことのない中国人のほうが実際は多いと思われる。パンダは愛くるしい動物だが、中国人からすれば「日本人は異常なまでにパンダを愛している」と感じられるようで、「パンダはその可愛さで日本人を楽しませ、立派に日中の親善大使の役割を果たしている」と評価し、今後の活躍にも期待を示している。」
http://news.searchina.net/id/1671779
<定番化しつつある。↓>
「日本のラーメンはうまい! 中国人をも唸らせる料理に昇華した・・・中国メディアの一点資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1671777
<意外に新しい材料?↓>
「・・・中国メディアの捜狐は・・・「日本人が缶コーヒーをこれほど好きなのはなぜか」と疑問を投げかける記事を掲載し、「それは安くて美味しいから」と伝えている。
全日本コーヒー協会のデータによれば、2016年における日本人の週間あたりのコーヒー平均飲用杯数は11.90杯だった。そのうち缶コーヒーは1.75杯となっており、計算上では日本人は1週間に1本以上の缶コーヒーを消費していることになる。
記事は、全日本コーヒー協会のデータを紹介しつつ、これだけ日本人が缶コーヒーは飲んでいるのは「安いのに美味しいからだ」と主張。100ー200円ほどでという価格で、学生からごく普通のビジネスパーソンまで誰でも気兼ねなく購入することができるのが日本の缶コーヒーだと紹介。さらに、現在の日本では非常に多くのメーカーが多種多様な缶コーヒーを販売していることを強調し、企業間の競争により缶コーヒーであっても非常に質が高いと指摘し、こうした要因があるからこそ日本では安くて美味しい缶コーヒーを飲めるのだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1671782
<オモロイ話題をありがと。↓>
「中国メディア・新浪は・・・「日本の科学者が、宇宙で『日本刀』・・・材料である玉鋼・・・を使って<小>惑星のサンプルを採集しようとしている」とする記事を掲載した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1671783
<いや、それだけじゃなく、旧ローマ帝国諸国の紐帯って要素もあるんよ。↓>
「・・・今日頭条は・・・アフリカ初の高速鉄道計画で、日本も中国も締め出されたとする記事を掲載した。・・・フランスは、モロッコのかつての宗主国で歴史的な結びつきが強く、モロッコ国鉄<は>フランスの技術で建設されて<おり>・・・、フランスのTGV方式が採用された・・・」
http://news.searchina.net/id/1671780
<ほーそーかい。↓>
「広州恒大も上海上港も消える!? 中国協会、日本に倣ってクラブ名称の変更を要求か・・・中国メディア・捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1671785
ここからは、本日分。
日産問題。
<およよよよ。↓>
「日産の株主総会では確定額金銭報酬と未確定額金銭報酬とでは別々に株主総会の承認決議をとっています。・・・
つまり、インセンティブ受領権による報酬については29憶9000万円という「上限枠」は関係ない、ということになります。・・・」
https://blogos.com/article/340914/
<バッカじゃないの。↓>
「・・・仏政府が必死になるのは、経済は「国家管理」が伝統だからだ。ルノーなど大企業には「国策」の重しがかかる。政府からの干渉は、日本や米国とは比べものにならないほど強い。・・・」
https://www.sankei.com/world/news/181125/wor1811250003-n1.html
<三つ子の魂百までってことか。↓>
「・・・<ゴーンが生まれて6歳まで育ったブラジルの>リオデジャネイロの会社員男性(44)は「中南米では政財界の腐敗は珍しくない。ゴーン容疑者も潔白ではなかったということだ」と憤った。」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20181125-OYT1T50008.html?from=ytop_top
<検察はどうしてすぐ逮捕せずにこんな手間をかけたんだろ。↓>
「日産前会長逮捕–ゴーン容疑者、説明求め数時間 羽田で・・・」
https://mainichi.jp/articles/20181125/k00/00m/040/129000c
<ケリーの動向が注目される。↓>
「ケリー容疑者「報告するな」 隠蔽工作か・・・」
https://mainichi.jp/articles/20181125/k00/00m/040/047000c
<司法取引に応じたがってるってカンジだもんな。↓>
「役員報酬「適切に処理」 ケリー容疑者、認否は留保・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201811/CK2018112502000122.html
我らが桜田大臣、引き続き、国際的名士の地位保つ。↓
Japan cybersecurity minister who doesn’t use computers now admits he doesn’t get cybersecurity either・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2018/11/23/japan-cybersecurity-minister-who-doesnt-use-computers-now-admits-he-doesnt-get-cybersecurity-either/?utm_term=.5b39d804cd27
パチパチ。↓
「・・・ドイツ人が規則を守るのは、日本語的なマジメさゆえではなく、規則を破った人には徹底して厳しく、規則を守ることが絶対正義とされているからだ。・・・
著者も当初は、公共交通機関はキッチリ時間通りだろうと思っていた。残念ながらドイツの交通機関はまったく信用できない。日本ではありえない事態に著者も翻弄された。ドイツは何ごともしっかりしている、というのは幻想だった。エコ・環境に配慮している、というイメージがあるドイツだが、日常レベルではエコというより、無駄や捨てるのが嫌いな、ただのケチであった。・・・」
https://www.mag2.com/p/news/376833?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000125_sat&utm_campaign=mag_9999_1124&l=lya063889f
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<定番。↓>
「ここは観光地か? 日本のサービスエリアは「休憩すれば疲れもすぐに取れそう」・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1671786
<同じく。↓>
「日本の中華料理は「本場とは随分異なる」、「それはさておき美味しそう」・・・今日条頭・・・」
http://news.searchina.net/id/1671787
<定番化? カラスの勝手でしょ。↓>
「メイクしなければ外出できないなんて! 「日本人女性の生活はなんと窮屈」・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1671788
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一人題名のない音楽会です。
再び、ロシア歌謡を取り上げることとし、2回にわたってお送りします。
例によって、キリル文字の壁等に阻まれ。十分な解説はつけられませんでした。
Sinij Platochek “Blue Handkerchief” (1942年映画Concert for the Frontより) 歌唱:Claudia Shulzhenko
https://www.youtube.com/watch?v=VWSlJwP_xaE
Oh, why was this night so good 歌唱:?
https://www.youtube.com/watch?v=7m9Ti8556_w
Someday 歌唱:Nadezhda Kadysheva 既出
https://www.youtube.com/watch?v=yrZdjE3juvQ
Flowered bird cherry 歌唱:Viktor Koroolev
https://www.youtube.com/watch?v=drl6rP1e-LY
Blooming May 演奏:Blooming May
Father’s letters 演奏:? (本来の歌唱?:Yuri Cooper)
https://www.youtube.com/watch?v=SZ_zs9aeSag
Autumn leaves 歌唱:Alla Pugacheva
https://www.youtube.com/watch?v=yU1HH9PP-2E
K.Molchanov Waltz “And dawns are quiet here” 演奏:Red Army Band
https://www.youtube.com/watch?v=nqE5FzQSnSw
Michail Obychayko (1862-1944) Waltz “Toska”(1908年) 演奏:Band of Ministry of Defence of USSR
https://www.youtube.com/watch?v=NfUSaJDouW8
Waltz”Blue Night” 歌唱:Vasily Agapkin 演奏:Separate Orchestra of the Ministry of Defense of the USSR
https://www.youtube.com/watch?v=tls6AcRKCJ0
Eugene M. Dreizin(歌詞:Alexander Bezymenskii) Beryozka (Russian Waltz) 歌唱:?
https://www.youtube.com/watch?v=5neBWiJSiRs
(注)作曲:Eugene M. Dreizin 作詞:Alexander Bezymenskii(上掲)
Nikolai Bakaleinikov(注) Waltz “Sorrow” 歌謡が入っていませんがワルツ並びでここに収録しました。
https://www.youtube.com/watch?v=YdWtGR5zYEU
(注)1881~1957年。
http://composers-classical-music.com/b/BakaleinikovNikolay.htm
(続く)