太田述正コラム#10302(2019.1.9)
<皆さんとディスカッション(続x3947)>
<太田>(ツイッターより)
やつれたゴーンと報じながらもそれを如実に示す似顔絵を日本の主要メディアは掲げていないが、BBCとCNNは、そんな似顔絵(同一)を掲げている。
https://www.bbc.com/news/business-46790079
https://edition.cnn.com/2019/01/07/business/carlos-ghosn-tokyo-court-appearance/index.html
それがゴーンの心中の疚しさを示していると思うな。
日本語読み上げじゃなく英語で陳述したのも愚かだよ。
<太田>
関連記事だ。
ワル小物、ゴーン。↓
「日産資金で<ジャファリ側に>30億円貸し付け、ゴーン被告が計画・・・
https://news.infoseek.co.jp/article/20190108_yol_oyt1t50135/
<太田>(ツイッターより)
「徳川家光が描いた“ゆるカワ”水墨画が話題、学芸員の評価は「うまくはないが、唯一無二の存在」…」
http://news.livedoor.com/article/detail/15843748/
三枚とも笑ってしまう。
剣術を好んだ家光
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E5%AE%B6%E5%85%89
、絵も一流だった武蔵
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E6%9C%AC%E6%AD%A6%E8%94%B5
の顰に倣ったのかもしれないが、剣術並みの絵の技量と見た。
<globalyst>
≫東南アジアじゃ、道義では日本、力では中共、≪(コラム#10300。太田)
権威と権力の分立だったりして。
⇒なるほど。(太田)
≫<この材料は意外に初物?↓>
「中国メディアの一点資訊は・・・「日本ではなぜビルの壁にエアコンの室外機を設置しないのか」と、疑問を投げかける記事を掲載し、「日本の設置方法のほうが合理的だった」と伝えている。・・・」≪(コラム#10300。太田)
いえいえ、コラム#9952で「中国人は羨ましく思ってる・・・「日本の建物の壁面にはエアコン室外機がない」=中国メディア」
http://news.searchina.net/id/1663390?page=1
を取り上げてます。
⇒ギャフン。(太田)
<arQqOt5x>
≫「好景気の30年サイクル」や「一つの体制は大体、270年位しか続かない」の典拠は?≪(コラム#10300。太田)
エリオット波動の基礎一(概要)
http://elliottwave225.com/archives/36
エリオット波動の理論を基にして、上昇波と下降波の合計の約30年を一つの経済サイクルと考えます。
ラビ・バトラ・・・恩師・サーカーの階級循環論を歴史に適用している。端的に述べると社会は戦士(Warrior)、知識人(Intellectual)、資本家(Acquirer)が順別に支配することによって歴史が展開されるというものである。これによって革命前のイランと崩壊前のソビエトは戦士によって支配されている社会であり、次には知識人により支配させる社会が生まれるであろうと予言した。一方の西側先進国は資本家が支配しており、崩壊後は戦士(軍人)が支配する社会が生まれるであろうと予言した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%93%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%88%E3%83%A9
それにサーカー氏の社会循環論を応用して、30年の3倍(武人支配+知恵者支配+富裕者支配)の90年をスーパーサイクルとし、更にその3倍の270年をグランドスーパーサイクル=体制の寿命と見るわけです。
文明史には1600年の盛衰周期が存在する。800年の準備期と800年の文明期である。
http://bunmeihousoku.com/
村山節氏の800年周期による東西文明移行説も、270x3=810年で説明できます。
F分の1ゆらぎの謎にせまる
https://www.athome-academy.jp/archive/mathematics_physics/0000000230_all.html
勿論、揺らぎの多い世界では、完全なフラクタル形を求める事は不可能です。
あくまでも近似的な世界を想像するのみです。1/f 揺らぎは何処でも顔を見せます。
<太田>
説明は多とするけれど、鰯の頭も信心から、と言っちゃおしまいなんで、せめて典型的な宗教的教義という意味でのドグマだな、と言わせてもらいましょう。
<山本>
アポロ計画を否定して「人類の月面着陸は無かったろう論」を上梓し「第14回日本トンデモ本大賞」「トンデモ本ベスト・オブ・ベスト」を同時受賞した副島隆彦の「私は税務署と闘う 恐ろしい日本の未来」が図書館にあったので立ち読み。
副島隆彦は自身が主催する政治研究会の会計をドンブリ勘定していました。
ある日、脱税の臭いを嗅ぎつけた税務署がやって来てこう言いました「経費の申告してね、領収書だしてね」副島隆彦は碩学かつ日本最高位の Libertarian であるぞ、副島隆彦に脅迫など笑止千万!税務署との全面戦争に突入する。
手始めに税務署の前で反税金の演説、税務署署長の自宅前で反税金の演説、近代法学と近代経済学における所有権の絶対性を説いたが「署長の自宅に押しかけるのは、ただの嫌がらせではないのか」などとぬかす知性と教養のない土人どもの猿には理解できませんでした。
最終的に会計士、税理士をつけて手打ちしたようだが、この事件が1600万円盗まれても現金決済を続ける副島隆彦の税務署に対する憎悪の原動力だった。
副島隆彦は税制と税金に文句つけてたが、税務署や役人がいちばん嫌がるのは「本人提出できるから会計士、税理士の免許廃止」
学問的にも結論でてるし、免許廃止されると仕事の単価が下がるかつ権威も下がるが、新規参入されて仕事の質は上がる。会計士、税理士は頭のいい人間がする仕事ではない。
https://amzn.to/2FfuZVc
https://amzn.to/2C6rZqW
<太田>
太田コラムとは袖すり合うくらいの関係しかないけれど、ま、山本さんだから・・・転載しましょう。
なお、その伝で行けば、「本人訴訟できるから弁護士の免許廃止」なんですよね。
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
おー。↓
「【将棋】藤井聡太七段、新年初対局で白星 順位戦デビュー後18連勝で1位タイ・・・」
https://www.sankei.com/west/news/190108/wst1901080033-n1.html
<対局を振り返った。↓>
https://www.youtube.com/watch?v=Wo4s9DXN7EA
<この時点より、藤井七段、更に有利に。師匠と同時昇級の可能性も更に高まる。↓>
「藤井聡太七段、C級1組順位戦で8連勝!昇級条件、残り対戦相手等徹底検証・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=qC0WE2laqX0
SPA!の見出しだけしか見てなかったハナシが取り上げられてるー。↓
Japanese magazine apologises over university ‘sex listing’・・・
https://www.bbc.com/news/world-asia-46794476
受験生がドーピング検査を受ける時代が来る?↓
「忘れた記憶を薬で回復 東大など世界初、認知症治療目指す・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/sankein_lif1901080033/
セキュリティーソフト調達する必要がなる時代早くこい。↓
「Windows 10に実装される新セキュリティ機能、Tamper Protectionの実力 ・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/windows-10%E3%81%AB%E5%AE%9F%E8%A3%85%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%96%B0%E3%82%BB%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%80%81tamper-protection%E3%81%AE%E5%AE%9F%E5%8A%9B/ar-BBRZtgr?li=AA4ZoD&ocid=spartanntp
コラム#10279関連。↓
「・・・主題歌賞 ★「Shallow」(「アリー/スター誕生」)・・・」
https://www.asahi.com/and_w/articles/SDI2019010777621.html?iref=comtop_list_andw_n03
政府は早く具体的対抗策をとりなよ。↓
「強制徴用:新日鉄住金の資産差し押さえ、大邱地裁浦項支部が認める・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/01/09/2019010980011.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
出国税などモノともせず、日本へ行けキャンペーン。↓>
「・・・人民元に換算して約64元(1元は約15.8円)の「出国税」が、中国人観光客の日本旅行代金に上乗せされる形となるものの、旅行代金全体に占める割合からするとわずかで、中国人観光客の日本旅行に対する熱意がそがれることはほとんどない・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0108/c94689-9535538.html
<習ちゃんも声援。↓>
「見通せない19年の日本経済 戦後最長の景気回復達成か・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0108/c94476-9535537.html
<日中交流「人士」モノ。↓>
「中国のダイコン、四川省成都から海を越えて日本人の食卓へ・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0108/c94473-9535672.html
<ここからは、サーチナより。
ヨシッ。↓>
「・・・中国メディアの快資迅・・・記事は、中国人の多くは日本人の気質について「何事も細部までおろそかにせず、何事も追求して極めようとする」気質であると認識していると紹介する一方、日本の高級ホテルは「まさにその精神を体現している」と指摘した。
何処まで細かな気配りがされているのかと言えば、たとえば「ドアマンは常にお金を所持していて、海外からのゲストが日本円を持っていなかったり、タクシードライバーがつり銭がない時に対応できるようにしている」と説明。どんな小さなことでもゲストを煩わせることを徹底して排除し、満足につながる心配りがされていると称賛した。
他にも、客室に残されたごみ箱の中身も一定期間は保管し、「万が一大切な書類が残されている可能性」まで配慮していると紹介した。こうした心配りは必ずしも毎回必要とされるものではないとしても、1人でも「助かった」と感じる客のために行われ続けているのだと指摘した。」
http://news.searchina.net/id/1674387?page=1
<あーら、そうなの。↓>
「・・・今の日本は、特に電子業界で世界の最先端を行っていると記事は指摘したほか、日本のエンジン技術も世界有数の水準にあるのだという。日本の最新型のエンジンタービンは、米軍のステルス戦闘機F-22のエンジンよりも温度が50度も高く、この種のエンジンを50度高くするということは一流品であると手放しで絶賛した。
記事は、日本が中国よりも進んでいる技術は多くはないとしながらも、この分野で中国は今の日本に「10年遅れている」と称賛。日本という国は、ぼろぼろになった時期もあったが、この起死回生には目を見張るものがあり、日本を見くびらずに日本の進歩から学ぶべきだと読者に訴えた。」
http://news.searchina.net/id/1674321?page=1
<次元が違うが同じく。↓>
「中国メディア・東方網・・・記事は、寒い今の季節の温泉は格別の体験であり、温泉との長い付き合いの歴史を持つ日本では温泉旅館という宿泊施設が存在するなど、独特の「温泉文化」が存在すると紹介。そのうえで「部屋に用意されているちょっとしたお菓子は単なるおまけではなく、実は利用客の安全を守る役割を果たしているのだ」とした。
そして、日本のテレビ番組で先日放送された内容として「宿泊客は旅館にやってくる道のりの中で知らず知らずのうちに多くの血糖を消耗しており、チェックインを済ませてからすぐに温泉に入って旅の疲れを癒そうとするは、健康上非常に大きなリスクがある」と伝え、温泉のお湯に浸かることで運動時と同じように大量の血糖を消費するため、空腹状態で温泉に入れば急速に血糖値が下がって眩暈や手足のしびれなどの症状が発生する恐れがあると説明した。
そのうえで記事は「日本では、温泉施設を持つ多くの飲食店や旅館では、係員が丁寧な応対でチェックインの手続きを済ませると同時に、客にお茶とお菓子を提供する。それは、客が空腹状態で温泉に入るのを防ぐためなのだ。ほんの小さな物の裏には、非常に大きく奥深い道理が隠されていたのだ」としている。」
http://news.searchina.net/id/1674347?page=1
<一部新しい話が含まれているような・・。↓>
「中国メディア・東方網・・・記事は、・・・日本では一般住宅にしろ、公衆トイレにしろ、窓が設置されていないトイレが多く存在すると指摘。日本のトイレは中国とは異なり浴室と完全に分離されていることが多く、トイレで多くの雑菌が繁殖する心配が少ないとし、窓がなかったとしても清潔を保つことができ、悪臭が立ち込めないと解説している。
記事はまた、中国とは異なる日本の「トイレ文化」の一つとして、日本の水洗トイレを流れる水の勢いが中国よりも強いとも伝えている。「ハイスピードかつ短時間で便器の異臭や汚れを一気に流してしまうので、清潔を保つことができるのだ」と説明した。」
http://news.searchina.net/id/1674323?page=1
<同じく。↓>
「・・・中国メディアの一点資訊はこのほど、日本やドイツの企業が製造した工作機械は「長年使用しても、加工や工作の精度が落ちない」と伝え、どうすればこれだけ質の高い機械を生産できるのだろうかと疑問を投げかけている。
記事は、中国産の工作機械も「精度や安定性で大きな進歩を遂げた」と指摘する一方、中国産の工作機械は最低限のニーズは満たすことができても、一定期間使用すると「精度が低下してしまう」と指摘し、日本やドイツの工作機械のような安定感はないと強調した。
続けて、日本の工作機械が「ずっと高い精度を保ち続けることができる理由」として、工作機械の「設計」を挙げた。「精度を左右するのは設計であり、日本の工作機械は外観からは分からない凄さが詰まっている」と主張し、使いやすさ、故障のしにくさ、そして長期にわたって高い精度を保ち続けられるのは全て「優れた設計があってこそ」だと論じた。
さらに、正しい設計の工作機械を正しく組み立てるための「部品の製造能力」も重要であるとし、これは金属の鋳造や加工能力と大きな関わりがあると指摘。中国の場合は「価格が安く、使い物になれば良い」という考えがはびこっているが、日本の場合はこうした曖昧さがないために、正しい設計の工作機械を正しく実現できるのだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1674339?page=1
<これもまたそう。↓>
「・・・今日頭条は・・・「日本人はなぜ冷や飯が好きなのか」と題する記事を掲載した。・・・
<理由>の1つが「生活習慣」だ。日本には寿司やおむすびなど冷めても美味しい日本食があるため、温め直さずに食べる習慣が定着したと分析した。2つ目の理由は「マナー」にあるという。昼食時に会社で温めて食べればにおいが広がり、同僚の食事や休息の妨げになるので、あえて冷たいまま食べているとしている。
最後には、「食品の安全」が確保されていることを指摘。家の中も公共の場所もきれいな日本では、蛇口から出た水がそのまま飲めるほどで、食品も汚染されていないので、加熱しなくてもお腹を壊すことはないからだと論じた。中国人にとって、食品を加熱することは殺菌の意味も兼ねており、つまりそれだけ衛生的ではないといえるだろう。記事は、日本と中国との違いには「食品の安全性」の差が表れており、この点で中国は頑張らなければいけないと訴えている。」
http://news.searchina.net/id/1674367?page=1
<テーマは定番だが、かかるシチュエーションの中で取り上げたのは初めて?↓>
「・・・中国メディアの快資訊は・・・「中国人観光客が日本で食べないもの」に関する記事を掲載した。
バイキングの良さは、自分の好きなものが好きなだけ食べられることだ。多くの人は自分の好きな料理のほかに、できるだけ高級そうな料理を選ぶものだろう。多くの中国人旅行客も同じで、「高級なものを多く食べて、安価なものは食べない」傾向があると言う。
記事によると、中国人が高級だと思うものは「海鮮類と刺身」であり、安いと感じてあまり手を出さないのは「果物」だという。なかでもスイカは、中国人の中で最も安い食べ物と認識されているため、バイキングで食べる人はほとんどおらず、日本人を不思議がらせていると伝えている。」
http://news.searchina.net/id/1674368?page=1
<定番。↓>
「偽札が流通しない日本と今も存在する中国、「民度が関係しているのではないか」・・・中国メディアの快資迅・・・」
http://news.searchina.net/id/1674333?page=1
<同じく。↓>
「日本で支持を集める軽自動車が「中国では受け入れられない理由」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1674371?page=1
<これもや。↓>
「「おひとりさま」が認められる日本の風潮に驚き、中国だったら・・・中国メディアの信息時報・・・」
http://news.searchina.net/id/1674399?page=1
<サンクス。↓>
「中沢佑二の引退、中国メディアも「往年のアジア3大センターバックの1人が引退」と注目・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1674375?page=1
<知らんかったわ。↓>
「日本の電車内で最も嫌われる行為、「大声でしゃべる」かと思ったら違うらしいぞ・・・手荷物の携帯方法や置き方・・・中国メディア・新華網・・・」
http://news.searchina.net/id/1674405?page=1
<それこそ、交通事故ってこと。↓>
「中国人が日本で「ひき逃げ」の被害「日本人の民度は高いのではなかったのか」・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1674409?page=1
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太田述正コラム#10303(2019.1.9)
<謝幼田『抗日戦争中、中国共産党は何をしていたか』を読む(その29)>
→非公開