太田述正コラム#10368(2019.2.11)
<皆さんとディスカッション(続x3980)>
<太田>(ツイッターより)
「JCOMは…AI…スピーカー<で>声で家電を操作するサービス<を>今夏に始める。…
<また、>高速通信網<を>まず首都圏から整備し、家庭に設置するCATV向けの新型受信機を年内に投入<し、>…遠隔医療サービス<の提供等>…を計画している。…」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41132710Z00C19A2MM8000/
私、多分全部やることに。
「『日本国紀』百田尚樹…」
https://webronza.asahi.com/culture/articles/2019012400012.html?iref=comtop_fbox_u04 …
百田は江藤淳の戦後日本米属国論に立脚してるんだね。江藤淳批判と併せ、百田のそれとその共産主義観、の批判を試みる人、いませんか?
もちろん福嶋某(上掲)の視点からではありませんよ。
<豊丘時竹>(2019.2.10)http://toyotoki11.hatenablog.com/entry/2019/02/10/153624
–韓国政府が日韓関係悪化を望んでる–
・・・隣国と親密な関係を結ぶのは本来難しいのではないか。そう思っていればいいのである。・・・
URL;https://www.ohtan.net/blog/archives/12355
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
仰せの通り。↓
「・・・安倍晋三首相が自民党大会の演説で、自衛隊の新規隊員募集に対し、都道府県の六割以上が協力を拒否していると発言したことについて、防衛相経験者の石破茂元幹事長は十日、記者団に「『憲法違反なんで自衛隊の募集に協力しない』と言った自治体を私は知らない」と語った。・・・」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201902/CK2019021102000137.html
これを希望的観測と言う。↓
「疎通のない韓日関係、李首相-菅官房長官のナンバー2が突破口開く?・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/16003978/
それこそ、統合会社の取締役会で議論すりゃいいだろが。
仏政府/政府、アタマおかしいんちゃう?↓
「仏ルノー、ゴーン事件の内部調査に・・・弁護士らが・・・「重大な懸念」 日産に書簡 仏紙報道・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%BB%8F%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%80%81%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%81%AE%E5%86%85%E9%83%A8%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%81%AB%E3%80%8C%E9%87%8D%E5%A4%A7%E3%81%AA%E6%87%B8%E5%BF%B5%E3%80%8D-%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%81%AB%E6%9B%B8%E7%B0%A1-%E4%BB%8F%E7%B4%99%E5%A0%B1%E9%81%93/ar-BBTom3U?li=BBfTvMA&ocid=spartanntp
<これだって、背景にあるのは、日産とルノーの確執だろ。↓>
「スト頻発に日本超えの賃金、競争力失ったルノーサムスン工場の今後は–ルノー本社は生産割り当ての停止を警告–「第2のGM状態か」 恐怖におびえる協力会社–釜山工場では部分ストが常態化–協力会社は実質週2-3日勤務–「もはや正常な会社運営は不可能」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/02/10/2019021080030.html
<とにかくワルいゴーン。
いちいち紹介しないが、証拠隠滅を防ぐためにも確かにゴーンの勾留を続ける必要があるわー。↓>
「ゴーン被告 追起訴1か月 「オマーンへ39億円」焦点…地検 送金の目的 捜査・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190211-OYT1T50045/
まこと、不思議な不思議な事件。↓
「・・・心愛さんの母・なぎさ容疑者(32)(心愛さんへの傷害容疑で逮捕)とは沖縄で出会った。なぎさ容疑者の実家がある糸満市で結婚生活を始めると、なぎさ容疑者の行動を管理。暴言を浴びせることもあり、なぎさ容疑者の両親に、どんな育て方をしたのかと詰め寄ることもあったという。
08年9月に心愛さんが生まれた後、なぎさ容疑者の両親の意向でいったん離婚したものの、17年に復縁。勇一郎容疑者はより支配的になり、自分のもとに戻ってきた心愛さんへの「しつけ」と称した虐待行為は、この頃から始まったとみられる。なぎさ容疑者が「やめて」と頼むと、「俺が保護者だ」とすごんだという。
なぎさ容疑者の親族が、DV(家庭内暴力)や虐待の恐れがあると糸満市に相談した直後の17年8~9月、一家は野田市へ。同年11月、心愛さんが小学校のいじめアンケートで虐待被害を訴え、千葉県柏児童相談所が一時保護した。
<市教委、児相は父親に論破されたんだね。とにかく、彼らを追及するのは止めよう。↓>
児相職員との面談で、虐待を全面否定しながらも、聞き取りに素直に応じていた勇一郎容疑者。しかし翌12月下旬、心愛さんが親族宅で暮らすことなどを条件に一時保護が解除されると、野田市や学校、児相に「家庭を引っかき回すなら職員を訴える」と迫った。
18年1月15日、アンケートの開示を巡り、市教委の担当者を追いつめた。ネームプレートをじっと見て、担当者の名前を声に出して確認するなどしながら、「なぜ渡せないのか」と繰り返す。口調は威圧的でも、大声は上げない。アンケートのコピーを渡してしまった担当者は「どなり散らす保護者への対応経験はあるが、理詰めだった。刑事や検事の取り調べを受けているような気持ちになった」。
その後、心愛さんは市内の別の小学校に移り、自宅に戻った。市や児相が直接関わらなくなると、勇一郎容疑者の「敵意」も消えた。転校先の校長の印象は「腰が低く、物言いも丁寧な保護者」だった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190211-OYT1T50039/
<母方の祖父母から父親を悪し様に言われたことが心愛ちゃんのPTSDの出発点?↓>
「・・・小4年の栗原心愛さん(10)が自宅浴室で死亡し、傷害容疑で両親が逮捕された事件で、県柏児童相談所が心愛さんを一時保護した際、医師が心的外傷後ストレス障害(PTSD)の疑いがあると診断していたことが10日、野田市への取材で分かった。児相職員が父、勇一郎容疑者(41)について尋ねると「泣きだすことがあった」という。・・・
https://www.sankei.com/affairs/news/190210/afr1902100008-n1.html
ノーベル賞も受賞できず、結局、無冠の帝王で終わりそう。↓
「村上春樹が「直木・芥川賞」を受賞できない理由 今年デビュー40周年迎える国民的作家の謎・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/toyokeizai_20190210_264622/
男の方も頑張ったねー。↓
「宇野昌磨、魂の大逆転V! フリー世界最高197.36点、演技後は膝から崩れ落ちた・・・」
http://news.livedoor.com/article/detail/16001887/
珍しく英ガーディアンがこんな日本の話題を記事に。↓
For many, pressure to avoid causing offence by spending thousands of yen on treats for coworkers is becoming intolerable・・・
https://www.theguardian.com/world/2019/feb/11/japanese-women-push-back-against-valentines-tradition-of-obligation-chocolate
なにせ、文明の衝突だもんね。↓
「英FTA、貿易の7割→1割未満に 合意なき離脱なら・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41135480Q9A210C1MM8000/
やっぱ、大牧場諸国だな。↓
Which countries eat the most meat?・・・
https://www.bbc.com/news/health-47057341
いよいよアカンわー。
私はアルコール飲料と手を切らざるをえなさそう。↓
ほほう。
タイは絶対王政へ回帰中、という見立てが・・。↓
A Military Dictatorship Like No Other–In Thailand, the army proposes and the king disposes. Not the other way around.・・・
https://www.nytimes.com/2019/02/09/opinion/thailand-election-king-sister-junta.html
カタロニア(カタルーニャ)問題が「進展」していたとは。↓
Thousands Protest in Spain Against Catalonia Talks・・・
https://www.nytimes.com/2019/02/10/world/europe/madrid-protest-spain-catalonia.html
本人は対日「外交」のおかげだと思ってる可能性が・・。↓
「文大統領の支持率50.4% 11週ぶり5割回復・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/02/11/2019021180030.html
しかし、韓国を巡る周辺情勢は激変中。↓
「・・・2年前の春節までは中国人観光客の好きな海外旅行先のトップ3に入っていた韓国が、今年は上位15カ国・地域にすら入らなかった・・・」
http://news.searchina.net/id/1675497?page=1
気が付かなかったけど兼務してんだねえ。
これで、中共に外相が2人いた問題は当面解消だな。↓
「王毅<外交担当>国務委員兼外交部長が語る2018年の中国外交・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0203/c94474-9544106.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<新しい材料による日本へ行けキャンペーン。↓>
「中国メディア・東方網・・・記事は日本旅行の魅力について、美しい自然風景を鑑賞し、刺身や寿司をはじめとするグルメの数々に舌鼓を打ち、日本独特な民俗文化を知るほかに、さまざまなスタイルの建物を鑑賞する価値も大いにあるとした。
その例として鉄道駅を挙げ、中でも、1874年開業とすでに140年の歴史を持ち、都度改修を繰り返してきた魅力的な駅として大阪駅を紹介。現在までに5回リニューアルを経てきたその駅舎は現代的な雰囲気に満ちるとともに、ますます商業施設としての機能が強化されつつあると伝えている。
そして、大阪駅にはショッピング店舗や飲食店舗のほかに映画館やフィットネスジムなども入っていると説明。「多くの娯楽、レジャー施設があるがゆえに、多くの観光客がこの駅で列車の発車時間を忘れてしまうほど遊んでしまうのだ」とした。
また、しばしば話題にのぼる東京の新宿駅同様、駅の出入り口が非常に多くなっていることからなれない利用客が出口を間違えるケースも頻発すると伝えている。そのうえで「たとえ列車を逃しても、出口が分からなくなっても利用客たちは大阪駅に好感を抱く。今の大阪駅はもはや単なる鉄道駅ではなく、みんなが喜んで行くスポットになっているのでだ」と評している。」
http://news.searchina.net/id/1675498?page=1
<定番を膨らませる形での日本へ行けキャンペーン。↓>
「・・・今日頭条・・・記事はまず、この「おもてなし」という言葉は中国でも有名になったと紹介。日本人の言うおもてなしとは、無条件で客をもてなす精神のことだと解説し、日本のサービス業の基礎になっていると伝えた。相手が誰でも同じく細やかなサービスを提供する日本のおもてなしは、VIP待遇に感じるのかもしれない。
記事が紹介したおもてなしの1つは、「細かなところまで気をまわしてくれること」だ。記事の中国人筆者は、友人の体験談を紹介。誕生日に日本の旅館に泊まった友人のカップルは、夜が遅かったために、起床したのが11時のチェックアウトを過ぎてお昼になってしまったそうだ。慌ててフロントに電話すると、焦らなくていいと言ってくれ、怒られたり超過料金を取られるどころか、なんと「誕生日のプレゼント」をくれたという。パスポートか何かで誕生日に気が付いたのだろうが、この友人はホテルの粋なサプライズにすっかり感動してしまったそうだ。
2つ目は、「良くしゃべるサービス」で、服を買うときに店員が流行りの服などを教えてくれることがあるが、それを「日本流のおもてなし」として紹介。3つ目には逆に「しゃべらないおもてなし」もあると紹介した。客がその日の気分でサービスを選べるように、話しかけて欲しい人、一人でゆっくり見たい人、急いでいる人とそれぞれに色別のブレスレットを用意して、個々の客の需要に対応していると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1675499?page=1
<正統派の日本へ行けキャンペーン。↓>
「・・・今日頭条は・・・「多くの中国人が関西を旅行先として選ぶ」という主題の記事を掲載し、その理由は「遊ぶ場所がたくさんあって、魅力的だからだ」と伝えている。
中国では近年、旅行がブームとなっていて、以前であれば多くの人が国内旅行を選んでいたが、ビザ緩和などで国外に行きやすくなったこともあって多くの中国人が国外旅行を楽しむようになった。中国から距離的に近い日本は人気の渡航先の1つとなっていて、北海道や関西は特に人気となっている。
では、中国人にとっては関西のどのような場所が人気なのだろうか。記事は、「大阪城」や「通天閣」、「黒門市場」、「アメリカ村」、「道頓堀」、「心斎橋」などを挙げ、その魅力とともに紹介した。そして、関西の魅力は現代化が進んだエリアと歴史を堪能できるエリアが隣接していて、一度に様々な日本を味わえることであると強調した。
一方で、中国人が日本を訪れる際に気を付けなければならない点として「マナー」を守って観光を楽しむ必要があると強調。写真を撮影する場合は日本人を勝手に撮影せず、どうしても撮りたい場合は一言声をかけるなどのマナーを守る必要があると紹介。」
http://news.searchina.net/id/1675502?page=1
<中身はあんまりないね。↓>
「レアアースの自給を目指す日本、「焦っている」のは日中のどちらか・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1675500?page=1
<後一声。↓>
「中国メディア・東方網・・・記事は、「日本の男性は社会において確実に重視されており、経済の主力と見なされている。かたや女性は就職面で多くの制限があるなど、先進国であるにもかかわらず、・・・日本は男女の出生比が105:100の水準を維持し続けていると指摘し、「日本では家庭における女性の地位は必ずしも低くなく、妻が経済的な決定権を握っているのである」と説明した。」
http://news.searchina.net/id/1675501?page=1
<ホントかね?↓>
「わが国の「レンタル恋人」以上? 日本では両親や上司、部下も「レンタル可能らしい」・・・中国メディアの環球網・・・」
http://news.searchina.net/id/1675504?page=1
<新材料での日本に学べキャンペーン。矢じり牛>
「中国メディア・参考消息は・・・「環境保護効率が極めて高い日本人が、また世界を驚かせた」として、ロシアメディアが2020年の東京五輪に向けて日本国内で古い携帯電話をリサイクルのために回収する活動が進んでいると報じたことを伝えた。・・・」
http://news.searchina.net/id/1675505?page=1
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旗日ですが、通常の一人題名のない音楽会です。
ワルツの第2回(最終回)をお送りします。
ロシアのと思しきものばかりにしたつもりです。(既紹介のものもあるかもしれません。)
ロシアの音楽は私にはしっくりくるものが多いですが、ロシア文明は欧州文明の延長であり、取柄がクラシック音楽を生み出したことくらいの欧州の出店ならでは、といったところです。
Waltz “Herald” (V. Davinhoff)
https://www.youtube.com/watch?v=BK3Fo_kw2c8
Waltz “Expectation” (Herold Kittler)
https://www.youtube.com/watch?v=RDxb2sfj9hc
Waltz “Blue distance” (Isaak Tchernetsky)
https://www.youtube.com/watch?v=Rv1RWnOIIyU
Waltz “A Forest Fairytale” (Vasily Bekker)
https://www.youtube.com/watch?v=-jVpwN3H6Xs
Waltz “Daydream” (Benno Ebann) 演奏:Separate Orchestra of the Ministry of Defense of the USSR
https://www.youtube.com/watch?v=TsIUmpqnouM
Waltz “Sonia”(Pzrepiękny?) 演奏:Russian Orchestra “Moskva
https://www.youtube.com/watch?v=b-0oMZcw06c
Old Waltz “La Vie Brisée”(Max Avelevich Küss)
https://www.youtube.com/watch?v=usXAM5rM8PU
Waltz “Broken Strings”(1916年)(Peter Gapon)
https://www.youtube.com/watch?v=v-88cDmc_gM
Waltz “Homesickness(M. Smuzikov)
https://www.youtube.com/watch?v=rS5AnTJy78Y
Waltz “Sadness”(1957年)(Nikolay Bakaleynikov)
https://www.youtube.com/watch?v=9l0ygPZLdnU
Waltz “Sorrow”(M.Obychayko)
https://www.youtube.com/watch?v=s25YBiN4zKk
Waltz “Blue Night” (V. Agapkin)
https://www.youtube.com/watch?v=1g9M4oy-T-4
Waltz “The Birch”(1911年?)(Eugen Dreizin) 演奏:
Separate Orchestra of the Ministry of Defense of the USSR
https://www.youtube.com/watch?v=WsTmx97h0aw
(完)
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太田述正コラム#10369(2019.2.11)
<杉山元と日本型政治経済体制(その2)>
→非公開