太田述正コラム#10625(2019.6.19)
<皆さんとディスカッション(続x4108)>

<太田>(ツイッターより)

 犬の目つきは、人間が世話をしたくなるところの、幼児が何かを訴えるかのようなものへと進化してきたんであって、犬は人間に見られている時には一層その目つきを強調するんだとさ。
https://www.bbc.com/news/education-48665618
 犬って、そもそも、オオカミから人間がネオテネー(コラム#10617)で「家畜化」したものでは?

 北朝鮮はこの1年間で核弾頭を10個作った。
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2019/06/18/2019061800908.html
 「国連安保理委、北朝鮮への石油禁輸先送り 中露が異議申し立て…」
https://mainichi.jp/articles/20190619/k00/00m/030/041000c
 「習主席 訪朝前に北朝鮮紙へ異例の寄稿「…共同で…地域の平和に寄与」…」
https://news.livedoor.com/article/detail/16642142/
 日本再軍備に向けて頑張る習ちゃん。

<7n9DlxvR>

≫広義の精神障害者がらみの物騒な事件が続いてる≪(コラム#10623。太田)

 マインドコントロールっぽいと感じるのは私だけだろうか。
 日本にテロを仕掛けるとしたら、戦闘員を潜入させるよりも、日本人をマインドコントロールした方が楽だろうし。

<太田>

 関連記事だ。
 
 「「ドラクエやめたら心臓から声が聞こえる」と警察に相談 飯森容疑者5年前・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%8C%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%9F%E3%82%89%E5%BF%83%E8%87%93%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A3%B0%E3%81%8C%E8%81%9E%E3%81%93%E3%81%88%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%81%A8%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E3%81%AB%E7%9B%B8%E8%AB%87-%E9%A3%AF%E6%A3%AE%E5%AE%B9%E7%96%91%E8%80%85%EF%BC%95%E5%B9%B4%E5%89%8D/ar-AAD32np?li=AA570j&ocid=spartanntp
 「同級生狙った?大阪拳銃強奪 「飲み会開催」断られ腹いせか・・・」
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2019/06/19/kiji/20190619s00042000054000c.html

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 NYタイムスは日本についてのこういうオリエンタリズム的記事を垂れ流し続けて、米国と共に最期を迎えるんだろな。
 (その間、中共当局は、懸命に日本文明総体継受に邁進してるってのに。)↓

 In Japan, It’s a Riveting TV Plot: Can a Worker Go Home on Time?・・・
https://www.nytimes.com/2019/06/18/business/japan-work-overtime-tv-show.html?action=click&module=Top%20Stories&pgtype=Homepage

 (今に始まったことじゃないが、)ワシントンポストの方は比較的まとも。↓

 Japan wraps everything in plastic. Now it wants to fight against plastic pollution.・・・
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/japan-wraps-everything-in-plastic-now-it-wants-to-fight-against-plastic-pollution/2019/06/18/463fa73c-7298-11e9-9331-30bc5836f48e_story.html?utm_term=.5549ca6c4b72

 そもそも、生まれ変わり(輪廻)も否定されなければ・・。↓

 「・・・女性は修行しても仏になれないとする「女人五障(にょにんごしょう)」、女性は親、夫、子に従うべきだとする「三従(さんしょう)」の教えのほか、女性は男性に生まれ変わって成仏できる「変成男子(へんじょうなんし)」思想・・・」
https://www.asahi.com/articles/ASM693C2VM69PIHB001.html?iref=comtop_8_02

 日本の宗主国サマの正体だな。↓

 「「ファーウェイの特許はいくら侵害してもOK」アメリカでとんでもない法案が提出される・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/16638247/

 完璧な失敗作。↓

 「100年前の「未完の遺作」をAIが引き継ぎ完成へ、新曲として発表されYouTubeで公開中・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/16639288/
 <Youtube↓>
https://www.youtube.com/watch?v=zsa9P4qkpzU

 ニッコリ。↓

 「・・・コーヒーに含まれるポリフェノールの一種であるクロロゲン酸には抗酸化作用があります。また、カフェインは覚醒作用を持っていますので、脳にも何らかの良い影響を与えると考えられています。・・・
 また、・・・『香りで慢性疲労の予防と恢復を図る』等の論文で報告されています。・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/allabout_37354/

 カースト制もヒンドゥー教自体、英領インド当局が作り出したフィクションだった、というのは結構知られている話だが・・。↓

 ・・・What is now widely accepted as Hinduism was, in fact, an ideology (or, more accurately, a theory or fantasy) that is better called “Brahmanism”, that existed largely in textual (but not real) form and enunciated the interests of a small, Sanskrit-educated social group.
 There is little doubt that the religion categories in India could have been defined very differently by reinterpreting those same or other texts.
 The so-called four-fold hierarchy was also derived from the same Brahman texts. This system of categorisation was also textual or theoretical; it existed only in scrolls and had no relationship with the reality on the ground. ・・・
https://www.bbc.com/news/world-asia-india-48619734?intlink_from_url=https://www.bbc.com/news/world/asia&link_location=live-reporting-story

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 ひたすら日本から学ぶ習ちゃん。↓>
 「86歳で警備員 超高齢化の日本は「生涯現役社会」へ・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0618/c94476-9589214.html
 <日中交流人士モノ2篇。↓>
 「小柳行史さん「フリーマーケットで環境教育」・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0618/c94473-9589190.html
 「中国日本史学会年次会議、新時代の中日関係を議論・・・
 中国社会科学院―上海市人民政府上海研究院の趙克斌常務副院長は「中国の日本史研究を盛んにし、現在の中日関係の大局に役立つようにする面で貢献を期待する」と表明した。
 <「復興」というより、「日本文明継受」だけどね。↓>
 武寅・元中国社会科学院副院長は基調講演「新時代の日本史研究の理論的視点」で「歴史において中華文明はアジアだけでなく世界の文明史においても長い間前列に位置した。中華民族復興の核心は文明と文化の復興であり、自らの学術理論体系の構築はこれと緊密に関係する。新時代の中日関係は任重くして道遠しだ。われわれには使命感、責任感、実際の行動が必要だ」と指摘した。」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0618/c94474-9589125.html
 <ここからは、サーチナより。
 サーチナ版日中交流人士モノ。↓>
 「ジャパンOP戦い終えた中国卓球選手、日本人ファンから思わぬ質問受ける・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1679854?page=1
 <人間主義の何たるかを諭している。↓>
 「中国メディア・北京日報・・・記事は・・・日本では都市に多くの市民農園を設けることにより、都会で暮らす人びとが自然に触れる機会を増やす取り組みを進めていると紹介。「自然に触れてこそ理解があり、理解があってこそ愛が生まれ、愛することで感情が生まれ、自然や生態系が持つ法則や決まりごとを認識し、把握することができるのだ」と評している。・・・」
http://news.searchina.net/id/1679836?page=1
 <総集編的に日本に学べと叫んでいる。↓>
 「・・・今日頭条は・・・経済的に豊かになった中国社会が、真に「豊かな社会」になるために日本から学ぶべき点について論じた文章を掲載した。
 まずは、物質的に豊かな日本で根付いている環境保護意識を挙げた。資源を大切にすることを基本とした環境保護の意識は、大自然に感謝する心であるとする一方、現在の中国社会では経済的に豊かになるにつれて、豪勢さや浪費こそが生活の質であるとの誤解が蔓延していると指摘。生活の質に対するゆがんだ認識を防ぎ、改善するには、社会から環境保護や無駄遣いを避ける運動を起こすとともに、市民の価値観や態度、行動を高めていく必要があると解説している。
 次に挙げたのは、日本の公共サービス理念である。これは、日本の各地域に存在する大小さまざまな公共の図書館を例にとっている。日本の図書館では身分証があれば利用者登録が可能で、本を借りるのに費用は掛からないとする一方で、中国の図書館では手数料やデポジットを少なからず取られるほか、コピーを取ろうとすると市価の何倍もの金額を請求されると紹介。市民の利便性を考えた公共サービスを充実させなければ、生活の質や文化的な豊かさの向上につながらないとの考え方を示した。
 さらに、日本人が持つ他人への信頼意識も中国社会が身に着けるに値する点であると指摘。ホテルの例を挙げ、チェックインする際はデポジットを必要とせず、チェックアウトする際には客室のチェックが省略されることは、客に対する大きな信頼、信用の現れであり、このような状況が日本では随所にみられるとした。そして、相互信頼や互いに譲る精神は社会生活の質を高める基礎なのだと論じている。」
http://news.searchina.net/id/1679851?page=1
 <前段は新しいリクツ。↓>
 「中国メディアの捜狐はこのほど、日本の高級ブランド品を取り扱う中古市場がこれほど発達している理由について考察する記事を掲載した。
 記事はまず、個々の人で消費に対する概念は異なっているものの、「高級ブランドバッグを持ちたい」という欲求は多くの女性に共通していることだと主張。日本人女性も例外ではなく、以前の日本では、高級ブランドバッグを購入するために援助交際までする少女もいたほどであると伝えた。
 続けて、「日本で中古市場に活気があるのはなぜか」と疑問を提起。その理由として記事は、日本は高度経済成長からバブル崩壊までの約25年間にわたって高級品を大量に消費する国であったことが大きく関係していると指摘、高度経済成長の時は高級品を購入し、バブル崩壊後に高級品を売りに出す人が増えたことで、中古市場が発達・成熟したのではないかと論じた。
 また、もう1つ重要な要素は「日本では中古の商品であっても安心して購入することが可能」だという点を挙げた。日本では中古品を販売するには扱う商品によっては管轄する都道府県の公安委員会の許可が必要であり、偽物を販売した場合は厳しい罰則が存在することを強調。さらに高級ブランド品の中古を扱う店には鑑定士が在籍しているなど、消費者は偽物を掴まされる心配がなく、安心して良い商品を安く手に入れることができる環境が整っていると指摘し、それゆえ日本では中古市場が発達しているのだと論じた。」
http://news.searchina.net/id/1679862?page=1
 <定番。↓>
 「日本人にとってはごく当たり前のことでも、中国人にとっては理解不能なこと・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1679868?page=1
 <久しぶりのガス抜き記事?↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本人はどんどん暴力的になっている」と主張し、その理由を考察する記事を掲載した。
 6月8日、神奈川内の駅のホームでイヤホンの音漏れがきっかけとなり、見ず知らずの相手を線路へ突き落とし、ホームへ上がろうとするその人の顔面を更に蹴った40歳の会社員が逮捕された。記事は同事件を引き合いに、「日本では近年、些細な事がきっかけで怒りを爆発させる暴力的な事件が増加している」と指摘。
 こうした事件が日本人にとって身近なものとなっていることは、日本について「治安の良い旅行先」あるいは「調和のとれた理想的な社会」と考えている中国人に少なからず衝撃を与えたようだ。
 続けて、日本でこうした事件が増加する傾向にある理由について独自の分析をし、日本人の生活のリズムが速くなり、スピードや効率が重視されるようになったことで、ストレスが増加し、秩序を乱す行動に対して「辛抱や自制を働かせることが難しくなっていて、怒りが爆発してしまうのではないか」と主張した。
 また、他の先進国と比較し、生活と希望に対する調査を見ても「将来に対して希望を抱いていると回答した日本人は54.5%にとどまり、90%を超えた米国人に比べるとと非常に低い結果であった」とし、日本人の生活は中国人が思い描くほど理想的なものではないようだと主張した。」
http://news.searchina.net/id/1679847?page=1
 <残念でしたねー。↓
 「中国メディアの捜狐・・・記事は・・・日本人女性は美しい容貌と優しい性格を持っていて、思いやりがあって模範的な良妻賢母であり、家事も得意と称賛する一方、日本で働く中国人の独身男性たちの多くは日本人女性と結婚しないと指摘。それは一体なぜなのかと問いかけた。
 この問いの答えは、中国人男性は「不一致に耐えられないからだ」と説明した。たとえば、中国人は共働きを重視するが、日本人女性は専業主婦になることを望む人が多いこと、日中間の歴史認識の違いや、日本国民の教養レベルが高いため日本人女性は中国人男性にユーモアのセンスがないと感じることや、国民性の違いなど、多くの点で「不一致」があると指摘し、こうした不一致が障害になって結婚までは至らないケースが多いことを紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1679850?page=1
 <大した分析じゃあないが。↓>
 「中国人はなぜ「持ち家」に執着するのか、米国人教授の分析とは・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1679848?page=1
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<太田>

 昨夕、TVの音がでなくなった。
 ヤマハ・システムをいじってもダメ、TVと同システムを繋ぐHDMIケーブルを引っこ抜いて、TVの設定を外部スピーカーからTVスピーカーに戻してもダメ。
 それまでは、ヤマハのサポートに電話しようと思っていたのだが、受付時間が17:00までなので頭を抱えていたのだが、どうやら、TVの問題だと見極めがつき、TVのメーカーである東芝のサポートは24時間受付なのでそちらに電話をかけた。
 そうしたら、TVの左側にある・・そんなの知らなかった・・電源ボタンを長押しすればリセットがかかるのでやってみてくれと言われ、やったら、音が出るようになった。
 ところが、今朝、また、音が出ず、覚えたてのリセットをかけ、回復させた。
 こんな調子じゃ、TV買い替えか?
 そして、今度は風呂場スピーカーから音が出なくなった。
 USB-DACからはちゃんと音が出ているので、ダウンロード済音楽ファイルを用いず、Youtubeからならどうだろうと試してみたら風呂場スピーカーから音が出た!
 そこで、ダウンロード済音楽ファイルに戻したら、引き続き音が出てくれた。
 さっぱり原因が掴めず。
 現時点でIT時代に生きることは大変だ。
 それにしても、TVもヤマハシステムもファームウェアのアプデートは、端末の機種に応じて半自動でやってくれるようになっているというのに、単純な不具合の復旧まで人手に頼らなければならないというのはどういうわけだ。
 で、まだまだ続いた。
 今度は、パソコン部屋のkomuroスピーカーの左側のから音が出ていないことに気付き、Kumamotoアンプとそれを繋ぐコードの端子部分に問題があることを突き止めたが、ネジをいじくってもなかなか回復せず、しばらく苦戦してようやく解決。
 更に次には、ワシントンポストの記事をEdgeとFirefoxのプライベート・モードで開けなくなり、Chromeでようやく成功し、思いついて、NYタイムスの記事を同様に開けないかと試したら開けた。
 本日たまたま成功したのかもしれず、今後が心配だが、一つだけいいニュースだった。
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太田述正コラム#10626(2019.6.19)
<三谷太一郎『日本の近代とは何であったか』を読む(その55)>

→非公開