太田述正コラム#10805(2019.9.17)
<皆さんとディスカッション(続x4198)>

<太田>(ツイッターより)

 「平尾誠二を語る…ノーベル賞医師…山中伸弥…、友の墓前で我を忘れて…」
https://www.yomiuri.co.jp/rugbyworldcup/hiraoseiji/20190911/
 こんな、故平尾選手についてのシリーズ記事があったんだー。
 それにしても、この、山中教授と彼との友情話は、日本でのラグビーW杯
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97
直前ということもあり、ぜひとも読むべし。

<US>

 懲りずに。。。
 「re-conquest」:アラゴン王国およびカスティーリャ王国によるイベリア半島統一事業。
 「re-conquest」の再征服とは、イスラムが征服した自分たちの故郷を再征服し取り返すことを意図している。
 また、「re-conquest」の成功は、イベリア半島以外の土地(アジア・アフリカ)についてもイスリムを追い出す事業に着手することの動機付けとなった。
https://en.wikipedia.org/wiki/Reconquista
 さらには新大陸へ進出したスペイン人は、コンキスタドール(征服者)、つまりただの征服という言葉が使われている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/コンキスタドール)
 欧米時代は、大航海時代である。
 切り取り自由、早い者勝ちの気運でヨーロッパ各国が争って地球の果てまでを欧州各国が争って求めていった。
 一般的にはロシア人のチュクチ半島デジニョフ岬に到達した年までとなっている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%88%AA%E6%B5%B7%E6%99%82%E4%BB%A3
 欧米時代になった原因は、進出したアメリカ大陸では抵抗する勢力は全くなく、アジア・アフリカ各国でもヨーロッパを上回る近代的な軍隊がなかったため。

 どうでしょうか?

<太田>

>「re-conquest」の再征服とは、イスラムが征服した自分たちの故郷を再征服し取り返すことを意図している。

 そういう風に明確には書かれていませんよね。
reconquer=to conquer again
especially : recover by conquest
https://www.merriam-webster.com/dictionary/reconquer
というので、微妙なのですが、紛れをなくすのなら、前にも記したように、例文の中に登場する
recovery=the process of getting something back 
https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/recovery
を用いたはずだと思うのですがね。
reclamation=tak<ing> back something that was yours
https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/reclaiming
でもいいですよね。
 ちなみに、イスラム勢力がconquerした西ゴート王国も、ヒスパニア(イベリア半島)はconquerしていますよ。
 Visigothic Kingdom・・・was originally created by the settlement of the Visigoths under King Wallia in the province of Gallia Aquitania in southwest Gaul by the Roman government and then extended by conquest over all of Hispania. ・・・
https://en.wikipedia.org/wiki/Visigothic_Kingdom
 私は、レコンキスタという言葉は、西ゴート王国との繋がりを意識していたところの、スペインの支配者達があえて作り出した言葉なので、奪還ではなく、二度目の征服、という含意のある言葉、だと思いたいのです。

>アジア・アフリカ各国でもヨーロッパを上回る近代的な軍隊がなかったため。

 「1529年、スレイマン1世率いるオスマン帝国軍が、2ヶ月近くにわたって神聖ローマ帝国の皇帝にしてハプスブルク家の当主、オーストリア大公であるカール5世の本拠地ウィーンを取り囲んだ包囲戦。オーストリア軍の頑強な抵抗によりウィーンの陥落だけは免れた。・・・
 オスマン帝国はその後も攻勢を続け、カール5世は1538年のプレヴェザの海戦でオスマン帝国海軍に敗退し、<欧州>世界は地中海の制海権を失ってしまう。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%80%E6%AC%A1%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%8C%85%E5%9B%B2

<US>

 数うちゃそのうち当たる方式で恐縮ですが・・。
 レコンキスタ: 西ゴート王国滅亡後、イスラム諸国やフランク王国などに支配されたイベリア半島を、西ゴート王国の後継国を自認するアストゥリアス王国、レオン王国、カストゥーリャ王国、アラゴン王国らが、再度征服していく事業のこと。
 取り戻す、のではなく、西ゴート王国が征服していったように再度イベリア半島を征服していくため、再征服と称した。
 つまりイベリア半島は元々は自分たちの土地ではないという認識のもと、自分たちが生存するために征服して手に入れるべき土地と認めていた。
 レコンキスタの成功が、スペイン、ポルトガルに、アジア、アフリカ、アメリカに対する征服欲を目覚めさせた。
 大航海時代の当初、スペイン、ポルトガルが世界を2分する勢いだったが、欧州各国が追いつき、植民地主義、帝国主義の時代へ
 なぜ欧米の時代に<な>れた<かの>理由は、
・欧米の人々は民族として過去から誰かの土地を征服してきた人たち。征服行為が性分。
・それを自分自身に納得させるため選民思想(自分たちこそが神に選ばれた民族で、神の国を作らなければならないと信じていた)を持っていた。世界くまなく自分たちが行って支配しなければならないと考えていた
・非征服地の人々が人間主義者だったので征服者を簡単に受け入れた
ため

 どうでしょうか?

<太田>

 西ゴートに征服された頃にイベリア半島に当時居住していた旧ローマ人たる人々だって、(バスク人だけは微妙ですが、)「欧米の人々」のはずですが・・。

>非征服地の人々が人間主義者だった

 ほぼ人間主義者だけが居住していた(いる)ところの、近現代における世界唯一の地域である日本、は征服されていませんよ。

<US>

 では、毛色を変えて。。。
 欧米時代になった理由:「ヒトが目新しいものにぶつかった場合は、まず驚愕が先に立ち、それから好奇心が生まれるか恐怖が生まれるかのどちらかである」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%BD%E5%A5%87%E5%BF%83 (コラム#10339)
とのことなので、欧米人は、恐怖ではなく、好奇心が生まれる傾向があるのではないでしょうか。
 よって、好奇心旺盛な欧米人は、地理の分野でも、地の果てまで行かないと気が済まなかったから、欧米時代を迎えられたのではないかと。。。

<太田>

 方向性は間違っていないけれど、まことに失礼ながら、「解答」に行き着くのはまーだだね、という感じですねえ。
 ところで、征服欲を持った人も好奇心が旺盛な人も、risk-takers、として一括りにすることができそうですよね。
 話がズレるように思われるかもしれませんが、IQの高さとリスク選好度が正の相関をしているかどうかに関心があったところ、数週間前に、最新の論文を発見してその面白い結論に思わず頷いた記憶があるのですが、昨日、その論文のコピーも、ネット上にあったはずのその論文そのものも、捜しても見つかず、困ってしまいました。
 それはともかく、以上の話、一種のクセ玉的ヒントだとご理解ください。

<komuro>(昨日)

≫X299パソコンで、今朝、ブルースクリーンになり、%も進行しないという初めての症状が出て、強制再起動をしました。≪(コラム#10803。太田)

 ウチのPC(Win10pro 64bit)もここ1カ月くらい、不調になったり直ったりを繰り返しています。
 ブルースクリーンは出ていませんが、Windows起動後にソフトが異様に遅くなったりしました。
 それ以外では起動時のロゴが変わったり(これは戻った)、壁紙が変わったりしました。
 そこで気になるのが WindowsUpdate です。
 一昨日も「更新してシャットダウン」のメニューが出ました。最近だと4回目です。
 マイクロソフトが変なアップデートをしているんじゃないかと、邪推しています。

≫囲碁は記憶力と反応速度の戦いではないので女でも勝てる。≪(コラム#10803。山本)

 上野愛咲美女流棋聖の活躍には、目を見張るものがありますね。
 私が彼女を知ったのは2年前で、女流タイトル戦に登場したときだと思います。
 先日のNHK杯では、聞き手の女性棋士から「不思議ちゃん」と言われていて、かなりおっとりした性格とのこと。
 趙治勲先生の本はあのあと買って、全体を流し読みしました。
 この本の中には「自分と違う考えのプレーヤーもいる」と書いてあり、他の棋士とはだいぶ違う感覚の持ち主だと感じました。
 私が楽しめたのが、現代棋士についての評価です。
 昔の見たこともない名人より、TVや雑誌にいつも登場する人の方が、治勲先生の考えが分かって良かったです。
 ただ私の考え方が、治勲流になることは無さそうです。

<猫魔人>

 太田さんは大学受験では、受験勉強の必要ない科目が複数あるのが優秀な受験生とされ、
https://www.ohtan.net/blog/archives/13879
国語でさえ受験勉強が必要な学生は1浪、2浪しちゃうとおっしゃっています。
https://www.ohtan.net/blog/archives/13941
東大ご出身の学力をもってすればそうなのかもしれませんが、東大や早稲田の国語の問題を合格レベルにもっていくのはかなり困難だと思いますが、その点どうなのでしょうか?
例として、早稲田は、一説には合格最低点が8割弱要求されるようで、特に、問題が難しい早稲田政経・法あたりで国語の合格点を採るのはある種の才能が必要と思うのですが、どうなのですか?
https://ameblo.jp/center90-waseda/entry-11988948324.html
 また、早稲田(特に政経)への併願成功率は、旧帝大合格レベルでも厳しいようです。
 典拠はこれ以上探しても見つかりませんでした。
 その点、申し訳ございません。
https://matome.naver.jp/odai/2150428819307934301

<太田>

 高レベル校の大学受験において、国語(現代国語)で良い得点をとるためには、(授業はもちろん受けているという前提でですが、)<豊富な読書量があったとしても、>受験独特のテクニックを身に着けるための受験勉強が必要である、というご主張だとして、その理由が殆ど書かれていませんし、お示しの諸典拠を読んでも何も書かれていませんが・・。

<太田>

 それでは、その他の記事の紹介です。

 これも、カメラマンの勝利。↓

 「沢尻エリカ、小栗旬の“奥手ぶり”暴露・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/video/entertainment/%E6%B2%A2%E5%B0%BB%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%80%81%E5%B0%8F%E6%A0%97%E6%97%AC%E3%81%AE%E2%80%9C%E5%A5%A5%E6%89%8B%E3%81%B6%E3%82%8A%E2%80%9D%E6%9A%B4%E9%9C%B2/vi-AAHhSKv?ocid=spartanntp

 今後、趙治勲「理論」を裏づけることになるかも。↓

 「仲邑菫初段、男性棋士に初勝利 初参加の十段戦・・・」
https://www.sankei.com/photo/photojournal/news/190916/jnl1909160002-n1.html

 日・文カルト問題。

 <韓国に対する思いやりのない日本人が大勢いるってことだな。逆にこれで韓国人達が自分達の愚かさを自覚するに至るなんてことありえないもんね。↓>
 「訪韓日本人 関係悪化も増加ペース維持=6~8月は13.6%増・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/16/2019091680234.html
 <どうしてこう、いつまでも日本に同化できない人が多いんだろうねえ。↓>
 「在日コリアンの韓国伝統音楽家・閔栄治氏 「韓日関係に光となる公演に」・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190712001700882?section=japan-interviews/index
 <困ったちゃんねえ。↓>
 「韓国「福島原発の汚染水は国際問題」 IAEA総会で=日本は反論・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/17/2019091780036.html
 <これほどの時間と労力のムダはない。↓>
 「WTO韓日戦「一発勝負」の可能性…「1審で勝負を決めなければ」・・・」
https://japanese.joins.com/article/655/257655.html?servcode=A00&sectcode=A10&cloc=jp|main|breakingnews
 <まあ、せいぜい頑張ってくれたまえ。↓>
 「フッ化水素の国産化最も速い…LGD「今月中に100%達成」・・・」
https://japanese.joins.com/article/663/257663.html?servcode=300&sectcode=300&cloc=jp|main|breakingnews
 <いつまで、検察の「健闘」が続くか・・。↓>
 「法相の娘を事情聴取 不正入学疑惑=韓国検察・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190917001000882?section=politics/index
 <文教祖、発狂か。↓>
 「文大統領「韓国経済が正しい方向へ」…自信の根拠は何か・・・」
https://japanese.joins.com/article/684/257684.html?servcode=100&sectcode=110&cloc=jp|main|breakingnews
 <「大義」に挑戦しない日本会議は、安倍チャン同様、本来は韓国民のおトモダチなのに、彼らを攻撃しちゃったら、朝鮮日報も文カルトのシンパだということになっちゃうでー。↓>
 「右翼団体「日本会議」が安倍内閣を席巻、閣僚20人中15人–300人近い国会議員も所属、天皇制提唱、改憲を目標に活動–歴史教科書改訂・慰安婦問題など安倍政権と一心同体・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/17/2019091780034.html
 <ビールは買わなくてもダイソーは歓迎する韓国民。それだけ、アイゴーなんだろけど。↓>
 「不況の象徴「1000ウォンショップ」…スタバより好調なダイソー・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/16/2019091680240.html
 「2カ月の不買運動で気が抜けた日本産ビールの10年天下・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/17/2019091780007.html
 <で、アイゴーだよん。↓>
 「サムスン業績不振で水原・華城に「税収ショック」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/17/2019091780012.html
 「赤字累積のLGディスプレー、結局CEOを変更・・・」
https://japanese.joins.com/article/669/257669.html?servcode=300&sectcode=320&cloc=jp|main|breakingnews
 「悪材料が重なる韓国株式市場…当分は希望が見えない・・・」
https://japanese.joins.com/article/664/257664.html?servcode=100&sectcode=120&cloc=jp|main|breakingnews
 Moving to Seoul More Expensive Than to Tokyo・・・
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2019/09/16/2019091600720.html

 ホントに困ったこった。↓

 Tiny, cheap, unmanned and hard-to-detect aircraft are transforming conflicts across region・・・
https://www.theguardian.com/world/2019/sep/16/middle-east-drones-signal-end-to-era-of-fast-jet-air-supremacy
 「北も自爆型ドローン配備、全長1.4-1.8メートルでレーダー捕捉困難・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/17/2019091780061.html

 香港の英統治下のデモは親中共だった。↓

 In 1967, Hong Kong’s Protesters Were Communist Sympathizers・・・
https://www.nytimes.com/2019/09/16/world/asia/hong-kong-1967-riots.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 広義の日中交流人士モノ。↓>
 「「東京ゲームショウ2019」が幕張メッセで開催 中国のメーカーが活躍・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/0917/c94476-9615214.html
 <ここからは、サーチナより。
 応援ありがと。↓>
 「世代交代に失敗した中国を尻目に、日本は3人めの現役NBAプレーヤーが誕生しようとしている・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1682611?page=1
 <ご愛顧ありがと。↓>
 「中国で人気を集めるレクサス、値上げをめぐって中国人の声は・・・「質は上がらないのに値上げする中国の不動産と違ってレベルアップしているのだからレクサスが値上げするのは当然」という人や、「メンツを考えればレクサスは80万元(1200万円)したほうがいい、40万元(600万円)では高級車と言えない」と賛成する人も多かった。・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1682614?page=1
 <使い回し記事。↓>
 「日本で売られている食べ物に関する、おもしろい現象に気づいた!・・・」
http://news.searchina.net/id/1682621?page=1
 <定番。↓>
 「中国人が見た日本の地下鉄「わが国の地下鉄と違っている点は多い」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1682622?page=1
 <概ね定番。↓>
 「中国の農家が日本に学ぶべき点は「こんなにあった!」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1682624?page=1
 <まだ、こんなレベル?↓>
 「・・・中国人はゴミを平気でポイ捨てし、痰やツバを地面に吐き捨てる悪習があるが、こうした行為は日本滞在中は控えるべきであることを強調した。
 また、中国では所かまわず子供に小便をさせる人もいるのが現状だ。欧米を旅行で訪れた中国人がトイレではない場所で子どもに大小便をさせ、それが写真に撮影されてネット上で拡散する事例もあるが、こうした行為は中国人にとっては「中国という国のメンツを潰す行為」だ。・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1682625?page=1
 <結構新しい話題も・・。↓>
 「・・・今日頭条は・・・「日本で生活した人が忘れられない日本の習慣」を紹介する記事を掲載した。
 まずは、「お疲れ様」という挨拶だ。仕事が終わると日本ではお互いに「お疲れ様」と言ってねぎらうものだが、これは中国には無い習慣だ。記事は、日本では「こんにちは」くらいメジャーなあいさつで、いつでもどこでも誰にでも使える「万能」なあいさつだと利便性を強調した。
 2つ目は、「お金に対する態度」。日本ではどの店のレジにもトレーが用意してあり、店員も客もそこへお金を置くのが習慣だ。しかも、取りやすいように下にマットが敷いてある細かさで、記事は「お金と客への態度の表れ」と称賛している。中国ではモバイル決算が一気に進んだが、その一因は「お金が汚かった」ためともいわれている。日本では紙幣もコインも非常にきれいで、「お金を大切に扱う」のは日本の良い習慣と言えそうだ。
 3つ目は、「レストランのサービスが行き届いていること」。記事は、まずおしぼりと水が出てくることに中国人は感動するもので、チップの習慣もないのに店員の態度は非常に良く、「癖になる」と伝えている。中国に戻るとどうしてもサービスの質を比べてしまうのだろう。4つ目は、「風呂」で、温度が一定に保たれてリビングにいてもリモコンで給湯できる日本の風呂がたびたび恋しくなるものだ、と紹介している。
 中国では科学技術の発達で、モバイル決算をはじめ生活は確実に便利になっている。しかし、居心地の良い生活かどうかはまた別なのだろう。記事に対して、日本は住み心地が良いというコメントが非常に多く寄せられている。日本に3年住んでいたという人は、「帰国したら母国なのに慣れない。改めて日本人を尊敬している」と日本を懐かしく振り返っている。
 また、「日本で最も居心地が良い場所は店」だという人もいた。日本では客が神様のように扱われるが、「中国ではたくさんの店員が、客が盗みを働かないかどうか監視している」からだ。」
http://news.searchina.net/id/1682629?page=1
 <あーら知らんかったわ。↓>
 「中国メディア・東方網は・・・これまで25個の世界記録を作ってきた日本の105歳スイマーが、最後の戦いに挑むとする記事を掲載した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1682642?page=1
 <あったり前だろ。↓>
 「危険・・・中国のエアコン室外機が壁に「直掛け」になっている理由・・・」
http://news.searchina.net/id/1682648?page=1
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太田述正コラム#10806(2019.9.17)
<サンソム『西欧世界と日本』を読む(その22)>

→非公開