太田述正コラム#10872(2019.10.20)
<皆さんとディスカッション(続x4231)>
<太田>(ツイッターより)
ジョンソン・ブレグジット案が採決されるべく英下院で審議中。週末に議会が開かれるのは1982年のフォークランド戦争の時以来だとさ。
BBCならぬガーディアンが電子版でそのリアルタイム報道をしているが、やがて、ラグビーW杯の英豪戦が始まれば、両社共そのリアルタイム報道をするだろう。
お祭りだ。
<太田>
関連記事だ。↓
https://www.bbc.com/news/uk-politics-50104789
https://www.theguardian.com/politics/live/2019/oct/19/brexit-mps-vote-boris-johnson-deal-super-saturday-erg-tory-rebels-labour-live-news
<その後、こちらは暗転。悲喜劇は続く。↓>
Brexit: PM sends letter to Brussels seeking further delay・・・
https://www.bbc.com/news/uk-politics-50112924
<その後、こちらはハッピーエンド。とはいえ、相手は豪州なのでフクザツな気持ちだろうが・・。↓>
England beat Australia 40-16 to make Rugby World Cup semi-finals・・・
https://www.bbc.com/sport/rugby-union/50107655
<S7Spdup6>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
日本が没落していく理由については、コラムで毎日のように書かれているけど、イギリスが衰退していくのはどうしてでしょうか。
独立もしっかりしていて安全保障を軽んじている国には思えないし、日本文明の次に普遍性があるとおっしゃるアングロサクソン文明を生み出した人達だから、知性だって低くない筈ですが。
私は、コアな読者では無いので、もし、過去のコラムで言及されているようでしたら、どなたか教えてください。
⇒誰も教えてくれないようで・・。
相対的には米国の勃興のせい。
絶対的には、日本が大英帝国を瓦解させたせい。(太田)
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
本日の試合の結果、どうなるか?↓
「<ラグビー>日本代表が世界ランク6位に上昇 W杯準々決勝南ア戦を翌日に控え過去最高を更新・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/17257644/
その日本への激励記事。↓
Rugby World Cup: Japan ‘not planning to stop’ at South Africa quarter-final・・・
https://www.bbc.com/sport/rugby-union/50107523
ドイツはどうしたん?↓
「日仏がイラン金融支援 2兆円提案 核合意順守条件、対米対話働きかけ・・・」
https://mainichi.jp/articles/20191019/k00/00m/030/381000c
「銃殺」された服部君の話が再び取り上げられている。↓
Yoshihiro Hattori: The door knock that killed a Japanese teenager in US・・・
https://www.bbc.com/news/world-us-canada-50063364
御伽噺をえんえんと続けてるね。↓
「<昭和>天皇が<杉山>参謀総長を叱責!「太平洋はさらに広し」・・・」
https://special.sankei.com/f/society/article/20191020/0001.html
それが、この類の御伽噺を派生させている。↓
「大林監督、新作を語る 今だから伝えたい戦争のむごさ・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51133050Y9A011C1BE0P00/
哲学的というか、よくできているというか・・。↓
Brain seems to categorise death as something that only befalls other people・・・
https://www.theguardian.com/science/2019/oct/19/doubting-death-how-our-brains-shield-us-from-mortal-truth
日・文カルト問題。
<誤解を与えるような見出しをつけるな。↓>
「日本、立場を変えて「北朝鮮漁船取り締まりは適切だった」と映像公開・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258717
<見出しはともかく、中身を読むと、日本のインチキ学者達が韓国人達に誤解を与える話を依然垂れ流してることがよく分かる。↓<
「韓日過去史の「遠心力」大きくなり安保・経済の「求心力」消える・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258719
<一体いつの日本史学説に拠ってんだよ。前提の分析が間違ってんだから、結論が一見正しくたって、まるでダメよ。↓>
「・・・ 長年にわたって韓民族は、官吏を試験で選抜してきた。全国民を対象にしているわけではないにしろ、身分が個人の努力によって上昇する余地が同時代の他の国々よりも多かった。従って、古くから勉強の目的は立身揚名(社会的な地位や名声を得ること)だった。トップ合格が勉強する全ての人々の夢だったのだ。韓国のそうめん屋のオーナーは、子どもがそうめん屋を継ぐよりも、一生懸命に勉強して立身揚名するのを願う。
ところが、日本には一生懸命に勉強して立身揚名する体制がなかった。勉強するというなら、その道で大家になるのを望んでいるわけで、その勉強を足場に他の何かを期待するといった認識そのものがたやすいものではなかった。数千年にわたって王朝が一度も変わったことがなく、身分制度が引っ繰り返ったことがないため、侍の家系は代々侍になり、うどん屋の息子はより良いうどんを作るのが誇らしい生活だった。つまり、韓国ではとんカツ屋の息子が国家試験にパスして判事や検事になるのが誇らしい文化であるのに対し、日本は3代がとんカツを作るのが誇らしい文化なのだ。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/18/2019101880182.html
<親韓安倍チャンを反韓転向させることに成功したところ、次は親韓柳井サンを転向させようってのね。↓>
「ユニクロのCMが韓国で物議、元慰安婦を冒とくか・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/19/2019101980027.html
「慰安婦嘲笑議論のユニクロに重い一発食らわせた韓国の大学生・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258723
<無意味。↓>
「李洛淵首相、文大統領の親書携え安倍首相と面談へ・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/19/2019101980014.html
「「親書外交」メッセンジャーの李洛淵首相、ふさがった韓日対話の扉を開く?・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258714
「姜昌一韓日議員連盟会長「来月1日に安倍首相との面談調整中」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258718
<愚劣。↓>
「南北と日本 「東海・日本海」併記問題で非公式協議・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/20/2019102080009.html
<韓国の主要マスコミは、日本に関してはこのことだけを言ってりゃいいの。↓>
「強制徴用:外交関係者「日本企業の株式売却、韓日関係を破綻させる爆弾」–日本製鉄など関係する訴訟は12件以上–「早ければ年末には売却が決まる」との見方も・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/19/2019101980012.html
<アイゴー。↓>
「米大使館「韓国が外国公館保護を強化することを強く促す」–親北団体に侵入された米大使公邸–「urge」という強い表現を使用–文正仁特補、「米国大使館でデモしてこそ米国は変わる」と先月発言・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/19/2019101980017.html
「【社説】「米大使館でデモしてこそ米国は変わる」、文正仁特補の言葉通りになるか・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/19/2019101980019.html
「日本議員98人「靖国神社」集団参拝…昨年より27人増える・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258715
「韓国経済副首相「我々の経済体力では昔のように3%台成長難しい」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258716
「特許侵害vs合意違反…LG・SKバッテリー「傷だけの戦争」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258720
「物価高・不動産価格高騰で韓国30代20万人が「脱ソウル」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/18/2019101880177.html
<ワケ分からんぞー。↓>
「チョ・グクが私たちに残した教訓=韓国・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/258721
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<多くは定番の材料だが・・。↓>
「・・・今日頭条は・・・「中国人も恩恵にあずかっている日本人の10の発明」を紹介する記事を掲載した。
1つ目は、「胃カメラ」。東京大学附属病院の外科医が、胃の中に直接カメラを挿入して撮影するという画期的な構想で、1950年に世界で初めて成功している。2つ目は、「乾電池」。それまでの液体の電池に代わり屋井先蔵(やいさきぞう)氏が乾いた電池を発明したと紹介。ただ、残念ながら特許の申請ができなかったために、正式には同時期に発明したドイツのガスナーが発明者となっている。3つ目は、中国人も大好きな「インスタントラーメン」。毎日食べると飽きるものの、10日食べていないと食べたくなる、といかに中国人にとってなくてはならないものになっているかを伝えた。
4つ目以降は、1957年に江崎玲於奈氏が発明した「トンネルダイオード」、そして、日本が世界に先駆けて開業した高速鉄道である「新幹線」のほか、「青色発光ダイオード」、「自動改札機」、「カラオケ」、「DVD」、「炊電気飯器」が中国ばかりか、世界に広がり人々の生活を支えている日本の発明品だとした。
記事に対しては中国人ネットユーザーから多くのコメントが寄せられ、「発明者」に関する話題は多くの中国人の興味を引いていることが分かる。あるネットユーザーは、「ほかにもQRコードや絵文字、味の素、現代中国語、バーチャルシンガー、デジタルカメラ、三ツ口コンセント、全自動麻雀卓などたくさんあるはずだ」と指摘している。全自動麻雀卓の第1号は、ミシン部品メーカーの東和製作所(現在のTOWA JAPAN)が1976年に開発した「パイセッター」だそうだ。麻雀の大好きな中国では、個人の家に麻雀卓があることも珍しくない。中国人は、知らず知らずのうちに日本人の発明品の「恩恵にあずかっていた」ようだ。」
http://news.searchina.net/id/1683557?page=1
<目の付け所が・・。↓> 「
「目立たずに科学技術を進歩させてきた日本、「中国は才能を隠す点で日本に学ぶべき」・・・」
http://news.searchina.net/id/1683558?page=1
<使いまわし記事だがコメントが秀逸。↓>
「日本は謎だ! こんなにノーベル賞を獲得しているのに「喜ぶどころか、逆に危機感」・・・
この・・・今日頭条・・・記事に対し、中国ネットユーザーからは「謙虚な民族は必ず進歩する」というコメントが寄せられ、日本がノーベル賞受賞者を量産しているにも関わらず、改善の必要な点を分析してさらなる向上をはかろうとする態度を称賛した。」
http://news.searchina.net/id/1683559?page=1
<定番化しつつある。↓>
「日本にある斬新な高齢者介護施設が、楽しそうで羨ましすぎる!・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1683560?page=1
<テーマは定番だが、詳しい。↓>
「「歩きたくない!」ダダをこねる子どもを教える日本の母親の方法がすごい!・・・中国メディア捜狐・・・
1、 自分のことは自分で
日本人は子どもになるべく自分のことは自分でさせる。たとえば、自分で出したおもちゃは自分で片づける、ゴミも自分で片づけさせる、といった具合だ。こうすることで、幼いころから「自立心」を学ばせることができる。
2、 「3+2」の法則
子どもをほめるのは大切だが、どうほめるかも大切だ。日本人は、ただただほめそやしたりはしない。子どもをほめるのは3つまで、他に2つの改善ポイントを伝えることも忘れない、というのだ。こどもを甘やかなさないことで、向上心を育てることができる。
3、1歳の原則
子どもが1歳になれば、なるべく自分のことは自分でさせるようにする。例えば、ご飯を一人で食べさせるなど、年齢に応じて自分でさせることが大切。
4、 ガマンを学ばせる
何か欲しいものがあっても、まずはガマンさせることを教える。「ほしいものとは努力をして得るもの」ということを家庭内で教えることで、子どもはガマンを学んでいく。中国メディアは「日本のスーパーのおもちゃ売り場では、ダダをこねる子どもが少ないのはこのため」と論じている。」
http://news.searchina.net/id/1683561?page=1
<さあて。↓>
「・・・今日頭条は・・・日本には大量の空き家が存在しているのに、「なぜ日本人は家を買わずに家を借りて住むのか」と問いかける記事を掲載した。
中国では家を購入し、所有してこそ一人前とされる風潮がある。こうした考え方も、近年の住宅価格の高騰に拍車をかけた要因の1つと言えるだろう。記事は、中国と対照的に「日本では住宅を購入するのではなく、賃貸する人も多い」と伝え、空き家が増えていて簡単に家を購入できる環境にありながら「日本人はなぜ家を買わないのか」と疑問を投げかけた。
これに対して記事は、「日本でもかつて不動産価格が高騰した時期があるが、バブル崩壊によって不動産神話は一度崩壊している」と紹介し、これが不動産を所有することに対する意欲を減退させているのではないかと考察。さらに、住宅や土地を所有することで発生する「固定資産税」のほか、土地や家屋を相続した場合に生じる「相続税」を嫌い、親から不動産を相続せずに賃貸住宅で暮らし続ける日本人も少なくないと伝えた。
他にも記事は、日本では1日でも誰かが生活した住宅はたとえ新しくても「中古」扱いとなってしまい、価値がいっきに20%ほど下がってしまうため、投資の対象として考えられていないと紹介。住んだ瞬間に資産価値が急落してしまうことも、日本人が家を買わなくなった理由ではないかと主張した。」
http://news.searchina.net/id/1683562?page=1
<大昔に同趣旨の記事があったような・・。↓>
「・・・今日頭条は・・・「中国人は確かに観光地などで空き缶や空き瓶、コインなどを投げたがる。日本のような展望デッキの開放は現時点では非現実的なのだ。・・・この点において「日本より100年遅れている」とする記事を掲載した。
記事は、世界の中でも「空港観光」をうまくやっている国は日本だとし、その最たる例が、ほぼどの空港にも展望デッキが存在することだと紹介。展望デッキには無料で入ることができ、保安検査を通る必要もないとし、航空機ファン向けのみならず、飛行機に関する知識を学ぶ教育の場、リラックスをする場、出発前の暇つぶしの場など、さまざまな機能性を持つとしている。
また、各空港の展望デッキには「禁煙」、「風で帽子が飛ばされないよう注意してください」といった案内が掲示されていることもあって秩序が保たれており、近距離で何にも邪魔されることなく飛行機を観察したり撮影したりすることができると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1683563?page=1
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<太田>
寒くなってきたので、一昨日で朝シャワーは止め、夜風呂というかつてのパターンに戻した。
で、5カ月ぶりに無線イヤホンをつけて風呂に入りながら、音楽を聞こうとした。
ところが、左側のユニットから音が出ない。
そこで、本日朝、アマゾンの窓口に電話した。
(ネットで電話を申し込むと先方から電話がかかってくる方式。)
その結果、6カ月保証の製品ではあるが、製造会社に故障だと認定してもらって欲しいとのことで、下掲を、製品の製造会社のHPから同会社に送付することになり、実行した。
CTS-MB3 を2019/05/16に受け取った者です。
その折、ただちに充電の上、初期故障がないことを確認したのですが、昨日(2019/10/19)、充電の上、二度目の使用を行ったところ、左右どちらのユニットも、(発信機がオンの状態で)コネクテッドという音声を発するものの、左のユニットからは、流した音楽が聞こえてこない、という障害が発生しています。
取り換えていただけませんか。
それにしても、IT時代、就中、無線時代、を現時点で生きていくのはなかなか大変だ。
今までの風呂場スピーカーを用いる方式でも、うまくつながらないなんてことはしょっちゅうで、最近では、ダウンロード済み音楽動画ファイルではどうしても音が出ず、一旦、ネットでユーチューブ音楽動画をかけると音が出、再び、ダウンロード済み音楽動画ファイルをかけると音が出るようになる、という、不可思議なことが連日起こっていた。
また、スマートリモコンでは、「J:COM」と呼びかけてもTVとチューナーのうち片方しかつかなかったり、どちらもつかなかったりすることがしょっちゅうだし、一昨日だったかは、何も呼びかけていないのに、勝手にTVとチューナーがついた、ときたもんだ。
スマートコンセントだって、時々ストを起こす。
確実性が全く担保されていない、というわけだ。
ま、私の場合、Alexa相手に声を出すことで、声帯の健康を維持するのが、これらを使っている最大の目的だから、構わないと言えば構わないのだが・・。
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太田述正コラム#10871(2019.10.20)
<私の現在の事情(続X124)>
→永久非公開
太田述正コラム#10873(2019.10.20)
<サンソム『西欧世界と日本』を読む(その51)>
→非公開