太田述正コラム#10898(2019.11.2)
<皆さんとディスカッション(続x4244)>
<太田>(ツイッターより)
東電のガス料金プランはAmazonプライム年会費負担というバナー広告が目に入り、調べたら、ガス温水床暖房特約(東京ガス料金並)付のガス料金プランが昨年1月から始まっていて、それに入れば設置・購入から10年以内の全ガス機器無料修理特典も受けられることが判明。
心が動いたが、東電PR不足だね。<(昨日)>
東電の件は、結局、私の場合、床暖房等の無料修理は受けられるが、ガス合算料金は高くなることは変らず、Amazonプライム無料特典も受けられないことが判明し、今回も諦めることに。
かけた1時間がムダに。
なお、現在、太田ブログへのアップができなくなっており、まぐまぐへのアップも行っていない。<(本日)>
「今年だけで20発超、北朝鮮ミサイル「乱射」<は>… トランプにすがる…悲痛な叫び…」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%BB%8A%E5%B9%B4%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%A720%E7%99%BA%E8%B6%85%E3%80%81%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%80%8C%E4%B9%B1%E5%B0%84%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1/ar-AAJIjJ0?ocid=spartanntp#page=2
いや、金剛山観光施設撤去の話等もあり、習ちゃんの「指示」に基づく、韓国、就中その文教祖を標的にした、追い詰め作戦の一環じゃないか。
習ちゃんの対韓政策も常軌を逸しているしね。
<太田>
それでは、その他の記事の紹介です。
「英語試験延期で自民に賛否 「身の丈」発言の萩生田氏に怒りの声も・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E8%A9%A6%E9%A8%93%E5%BB%B6%E6%9C%9F%E3%81%A7%E8%87%AA%E6%B0%91%E3%81%AB%E8%B3%9B%E5%90%A6-%E3%80%8C%E8%BA%AB%E3%81%AE%E4%B8%88%E3%80%8D%E7%99%BA%E8%A8%80%E3%81%AE%E8%90%A9%E7%94%9F%E7%94%B0%E6%B0%8F%E3%81%AB%E6%80%92%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%A3%B0%E3%82%82/ar-AAJFTho?ocid=spartanntp
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51728890R01C19A1EA1000/
問題提起が遅過ぎる。↓
「ビル陰少ない札幌の方が直射日光浴びる時間長い…五輪マラソン札幌開催決定に記者が疑問・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/17322903/
現在進行形の2大ミステリーだなあ。↓
「電気系統の異常確認されず=不審者情報もなく-首里城火災・沖縄 ・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E7%B3%BB%E7%B5%B1%E3%81%AE%E7%95%B0%E5%B8%B8%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9A%ef%bc%9d%E4%B8%8D%E5%AF%A9%E8%80%85%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%8F%ef%bc%8d%E9%A6%96%E9%87%8C%E5%9F%8E%E7%81%AB%E7%81%BD%E3%83%BB%E6%B2%96%E7%B8%84/ar-AAJInrA?ocid=spartanntp
「道志・女児不明 県警「捜索全力で」 聞き込み続く /山梨・・・」
https://mainichi.jp/articles/20191025/ddl/k19/040/024000c
わざわざ聞かせていただかなくても・・。↓
World Cup ignites love affair between Japan and rugby・・・
https://www.ft.com/content/d7663c50-fbd0-11e9-98fd-4d6c20050229
フクシマを取り上げてくれるのはありがたいね。↓
Fukushima: How baseball and Tokyo 2020 are helping the region recover from 2011 disaster・・・
https://www.bbc.com/sport/olympics/50220295
あーらそうなの。↓
Japanese theme park・・・The Nijigen no Mori theme park on Awaji Island in Hyogo prefecture・・・opening Godzilla experience in 2020・・・
https://edition.cnn.com/travel/article/godzilla-theme-park-japan-intl-hnk/index.html
ご活躍のようでよろしおすな。↓
Takashi Murakami, Japan’s rock star artist, unveils 10-metre ‘stupid cat painting’ ・・・
https://www.theguardian.com/artanddesign/2019/nov/02/takashi-murakami-japans-rock-star-artist-unveils-10-metre-stupid-cat-painting
今で言えば、ネットで過激発言だけを集めたようなもんだろが。↓
「「戦前反戦発言大全」髙井ホアンさんインタビュー 落書きや投書に残された戦時下の庶民の本音・・・」
https://book.asahi.com/article/12831550?cid=asadigi_culture_book
本文を読めば、杉山元の有能なロボット木戸、有能な部下東條、無能な(杉山の真意を聞かされていない)ロボット近衛、と言われればそういう気がしてくること請け合いだぜ。↓
「究極の選択、 首相は東条英機に! 日米交渉継続の勅命が下った・・・」
https://special.sankei.com/f/society/article/20191102/0001.html
関連してないわけでもないので、ここで紹介する。
24歳のサッチャーにこう叫ばせたのが杉山元らだったってこと。↓
・・・Margaret Thatcher, in her very first election campaign, when she was just 24, said: “Britain’s prestige in the eyes of the world has gone down and down … it is our earnest desire to make Great Britain great again.” That was in 1950, just after the triumph of the second world war and before the shock of the Suez crisis. Yet here, in this proto-Trump rhetoric, there is already the notion of intolerable national decline: if British greatness has to be regained, it has by definition been lost.・・・
https://www.theguardian.com/books/2019/oct/30/island-stories-by-david-reynolds-review-brexit
日・文カルト問題。
<改めてツイートした(前掲)ように、習ちゃんの真意をもっと考えなきゃ(次の記事への私のコメントも参照)。↓>
「 韓国政府は2017年10月、「米国のミサイル防衛(MD)システムへの参加」「終末高高度防衛ミサイル(THAAD)追加配備」「韓米日軍事同盟」の3つをやらないとするいわゆる「三不」を中国と約束した。国の主権はもちろん、将来の軍事主権の侵害まで認めた国家的な恥さらしだったが、当時政府は「THAADによる経済報復を解除するための苦肉の策」と主張した。ところがそれから2年が過ぎた今に至るまで、産業、観光、公演、ゲームなどほぼ全ての分野で報復は続いている。実際は報復をやめさせることができないばかりか、自国の安全保障政策まで縛られるという異常な状態が今も続いているのだ。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/02/2019110280014.html
<あながち間違ってはいないが、より根本的には、朝鮮が、日本文明から支那文明に中途半端に乗り換えてしまった結果、依拠すべきアイデンティティを失ってしまったことだよ。↓>
「・・・実は、朝鮮人が考えていたのは、小中華こそ中華思想のエッセンスだということです。大国、中国になびく事大はあくまで形式上のことであって、本質ではない。事大についてさまざまな解釈はできるでしょうが、小中華こそが中華よりも中華的なるもの、あるいは、中華思想をより純化したものが小中華なのだ、と考えられていたのですよね。
日本など、朝鮮からみれば、これはとんでもない「蛮夷」の国だとなってしまう。日本という国は道徳もなければ正義もない。そういうイメージや意識が現代の韓国にも残っているんじゃないでしょうか。改めていわゆる「従軍慰安婦問題」とは何だったのかを見つめ直してみますとね、韓国人にとって「従軍慰安婦問題」とは、蛮夷である日本が典雅なる王朝、朝鮮の子女を陵辱したという、もう、どうにも許せないという感覚になってしまうのではないか。いくら日本が事実を積み上げて説明しても、彼らは全くと言っていいほど聞く耳を持たない。それは日本が蛮夷の国で道徳も正義もない国だからですよ。そうした発想は中華思想から導かれた小中華思想に由来する。中華思想がはらんでいる恐ろしさ、おぞましさだと感じます。・・・」
https://www.sankei.com/premium/news/191102/prm1911020005-n1.html
<日本の恥。↓>
「「ソウル便に乗って」は依頼?圧力? 県幹部に批判の声・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%8C%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%83%AB%E4%BE%BF%E3%81%AB%E4%B9%97%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%80%8D%E3%81%AF%E4%BE%9D%E9%A0%BC%ef%bc%9f%E5%9C%A7%E5%8A%9B%ef%bc%9f-%E7%9C%8C%E5%B9%B9%E9%83%A8%E3%81%AB%E6%89%B9%E5%88%A4%E3%81%AE%E5%A3%B0/ar-AAJHp5A?ocid=spartanntp
<てんでダメな「分析」。↓>
「韓日「ルーザーゲーム」…首脳間解決のゴールデンタイムは長くない・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/259184
<こんなコラムを掲載するのもアタマ、オカシイ。↓>
「ジャレッド・ダイアモンド「ドイツの指導者が示した姿は韓日関係改善の良い見本」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/259166
<そういう目的なら来ても仕方ないね。↓>
「韓国国会議長 G20議長会議出席へ3日訪日=韓日関係修復を提案・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/01/2019110180267.html
<勝手にしたら。↓>
「韓日・日韓議連が共同声明 首脳会談の早期開催促す=五輪特別委設置へ・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/01/2019110180272.html
<これで十分。↓>
「韓日・日韓議連総会 主張は平行線=安倍首相の祝辞なし・表敬も受けず・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/01/2019110180275.html
「韓日議員連盟東京総会、韓日間の懸案に隔たりのある認識・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/259178
<レクサスもOKのようね。↓>
「レクサスコリア、「クリエイティブ・マスターズ・アワード」開催・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/259164
<アイゴー。↓>
「・・・GSOMIAは11月22日までという撤回可能期限があるが、日本の輸出規制には撤回期限がない。日本としては急ぐ必要はないが、韓国ばかりが足元に火がついている状況だ。外交関係者の間では「性急なGSOMIA破棄決定が結局、韓国政府に不利に働くことになった」という声もある。・・・
外交消息筋は「韓日の政治家たちの態度は少し前と比べると完全に入れ替わったようだ。・・・」と述べた。」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/02/2019110280015.html
「北朝鮮メディア、韓国首相の「天皇即位式」出席に「背信」「恥」「屈従」非難・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/259189
「「失われた10年」の有力候補者、韓国経済・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/01/2019110180174.html
「韓国、10月の輸出467億ドル…前年比14.7%減少・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/259183
「韓国完成車メーカー5社、販売台数すべて「後退」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/11/02/2019110280005.html
Lotte Goes into Emergency Mode・・・
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2019/11/01/2019110101417.html
ふーん。↓
「IS指導者急襲、警備担当が情報 シリア民主軍に提供・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/kyodo_kd-newspack-2019110101002141/
これ、深刻なハナシだと思うね。↓
「モンゴル憲法裁判所長、機内で大韓航空女性乗務員にセクハラ容疑で立件・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/259168
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
広義の日中交流人士モノ2篇。↓>
「「匠の心の極致――日本伝統工芸展」が北京で開幕・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/1101/c206603-9628751.html
「武漢-東京と武漢-メルボルン直行便が2020年に就航へ・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2019/1101/c94475-9628562.html
<ここからは、サーチナより。
エヘン。↓>
「・・・今日頭条はこのほど、日本で生まれたQRコードを世界で最も使っているのは中国人であると伝え、「QRコードの世界における使用回数のうち90%が中国で使われている」と論じる記事を掲載した。・・・
QRコードは日本の自動車部品メーカーであるデンソーで開発されたコードだ。特許権はデンソーウェーブが持っているが、権利を行使せずにオープンソース化されており、これがQRコードの普及につながった」
http://news.searchina.net/id/1683963?page=1
<面白いね。↓>
「・・・中国メディアの中国日報は30日、この40年周期説について分析する記事を掲載した。
ここでいう40年周期は、江戸幕府に対する倒幕運動が活発化していた1865年を起点としている。ここから数えて40年後の1905年に日本は日露戦争で勝利しており、この期間は日本にとって近代化に成功し世界強国になった「建設」の40年だったと分析した。
しかし、この40年で大日本帝国を築いた日本は、次の40年間で衰勢し、1945年に「第二次大戦に敗戦して、明治以降の近代化をすべてふいにしてしまった」と指摘、この40年間は「破壊の40年」だったと分析している。
その後、日本は再び「建設」の40年となったと記事は分析。戦後は米国の庇護のもと、朝鮮戦争、ベトナム戦争という戦争特需や、冷戦という特殊な環境のもとで1945年から最初の10年間で経済回復し、その後の18年間の高度成長、さらに12年間の安定成長と長期にわたって経済成長を遂げ、1985年にピークを迎えたとしている。
そうなると、気になるのは残りの期間だ。この周期でいえば、1985年から2025年までは「破壊」の40年であり、2025年は再び振興の起点となる可能性がある。しかし記事は、日本人の多くはこのような「運命」を信じてはおらず、歴史を見ると日本の運命は勤勉さや賢さ、高い危機意識、戦後の平和の歩みなどによるものであることが分かり、2025年から再び振興してもそれは運命ではなく主体的なものであると結んだ。」
http://news.searchina.net/id/1683979?page=1
<よろしい。↓>
「・・・今日頭条・・・記事は日本留学中の中国人・・・は、日本人は他人に対して無関心であり、外国人からすると「冷淡」にも映ると主張。また、日本人はあまりに礼儀正しく、あまりに他人行儀で、本当の意味で心を通わせるのも難しいと伝え、こうした日本人の性格が生み出す日本社会は何となく重苦しく、中国とはあまりに違っているため「気持ちが滅入ってしまう」と<いう見解を紹介し>た。・・・
<この>記事に寄せられたコメント<で、>・・・日本に住んで1年になるという中国人のネットユーザーは「長く住むのに非常に適した国家」であり、それは日本人が誰に対しても友好的であるという要素も関係していると主張している。
さらに別の中国人ユーザーは、「記事の主張には軽々しく同意できない」と述べた後、日本社会の雰囲気は重苦しいのではなく、「静か」なのであり、日本人は何をするにしても周囲の人の気持ちを考えて行動するゆえに、中国のように広場で大人数でダンスをしたり、大合唱をしたり、大声で喧嘩するという類の「喧騒」がないだけだと反論した。」
http://news.searchina.net/id/1683980?page=1
<概ね定番。↓>
「日本を訪れるなら知っておきたい、中国と異なるマナーとタブー・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1683982?page=1
<定番。↓>
「これが日本のリサイクルショップ・・・「訪日したら行くべきだ!」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1683984?page=1
<同じく。↓>
「中国人が日本で漢方薬を買い漁っている事実は「ショックだ」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1683985?page=1
<これもそう。↓>
「中国は学ぶべき「世界の先端を走っている日本の農業に」・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1683996?page=1
<これもまたそう。↓>
「日本旅行の最大の魅力は、なんといっても「ぼったくり」に遭う心配がいらないことだ・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1683998?page=1
<常識。↓>
「・・・今日頭条・・・記事は・・・その気になれば日本は半年もあれば弾道ミサイルを完成させるのができるのではないか<と指摘した。>・・・」
http://news.searchina.net/id/1683995?page=1
<そうだねえ。↓>
「首里城の消失に中国の専門家「通常の火事とは感情的な意味合いが異なる」・・・中国メディア・澎湃新聞・・・」
http://news.searchina.net/id/1684000?page=1
<冒頭部分は日本人への叱咤であり、それに続く部分は、人民の論議させるのが目的か。↓>
「・・・今日頭条は・・・「日本は中国の模範ではない」と題する記事を掲載した。
記事はまず、「なぜ日本から学ばないのか」という人に対して、「日本が主権国家であるかさえ怪しい」と、日本は中国の目指すべき姿ではないと主張した。日本は先進国で一人当たりGDPも高く、世界をリードする分野も多いものの、理想の姿ではないとしている。
記事はその理由を、日本が「米国の犬」に成り下がっているからだと主張している。戦後、日本には米軍が駐留し、在日米軍駐留費も毎年2000億円という巨額を負担している。この駐留費に関しては、さらなる増額も要求される可能性があるほどだ。米軍が日本に駐留してからというもの、日本国内では米軍による犯罪が少なからず発生しているが、日米地位協定があるために処罰の面で国民の不満がたまり、「大国にあるべき尊厳」もないと主張した。
また、そもそも日本は「大国」ではないと指摘。国土が小さく資源も少ない国の場合、国内で産業チェーンすべてをまかなうことはかなわず「大国になることはできない」と主張。この点、中国は国土面積も人口も十分で、米国やロシアと並んで大国としての条件を満たしているとしている。
結論として記事は、中国は日本のような国を目指すべきではないと結んでいるが、多くの中国人は「やはり日本から学ぶことは多い」と感じているようだ。記事に寄せられたコメントを見ると、「日本人のまじめさや素養、科学、教育などから学ぶべき、国の大きさは関係ない」という人や、「良いことは学び、悪いことは学ばない」と正論を主張する人もいた。また、「権利と尊厳のある国は、国民にも権利と尊厳があるはず」と、自らを見つめなおすべきと諭す意見も見られた。」
http://news.searchina.net/id/1683997?page=1
—————————————————————————————-
一人題名のない音楽会です。
今まで取り上げたことのない、珠玉の名曲集といったところです。
(なお、マーラーの曲の第4楽章については、言及したことはある(コラム#7318)けれど、URLを添付したことはありません。)
選んでから気が付いたのですが、いずれも、作曲者が広義の恋愛真っ最中の作品ですね。
芸術家、とりわけ、作曲家って単純明快な人々だ、と思いますねえ。
Schubert Fantasy in F minor for Piano Four Hands, D940(1828年)(注a) ピアノ:Maria Joāo Pires & Ricardo Castro
https://www.youtube.com/watch?v=aO5fLLHj55k
(注a)「シューベルトは1818年夏、ツェレス(ウィーンの東480km、現在はスロヴァキアのジェリエゾフツェ)に滞在するハンガリーの貴族エステルハージ伯爵一家の音楽教師として雇われ、2人の娘マリーとカロリーネにピアノを教える。更に1824年の5月にもエステルハージ伯爵から招聘され、夏別荘のピアノ教師を務める。この2度の滞在を通じて、シューベルトは妹のカロリーネ(1824年当時18歳)に強い恋心を抱いてしまい、「かなわぬ恋」の思いを込めてこの曲を作り、1828年の発表時にカロリーネに献呈している。
初演は1828年5月9日、友人のバウエルンフェルトのための私的演奏として行われた。シューベルト自身と、友人の作曲家・指揮者フランツ・ラハナーとの連弾による。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%BB%E6%83%B3%E6%9B%B2D940
シューベルトは、その年の11月19日に31歳で死去した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%84%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88
Mahler Symphony 5(1902年) IV. Adagietto(注b) 指揮:Karajan オケ:Berliner Philharmoniker
https://www.youtube.com/watch?v=Les39aIKbzE
(注b)曲全体について、「1970年代後半から起こったマーラー・ブーム以降、マーラーの交響曲のなかで人気が高い作品となっている。・・・1901年11月に解剖学者ツッカーカンドル家のサロンに招待され、当時22歳のアルマ・シントラーと出会い、12月には婚約を発表、翌1902年3月9日に結婚した。この年の11月3日には、2人の間に長女マリア・アンナが誕生している。」
第4楽章については、「ルキノ・ヴィスコンティ監督による1971年の映画『ベニスに死す』(トーマス・マン原作)で使われ、ブームの火付け役を果たしただけでなく、マーラーの音楽の代名詞的存在ともなっている。・・・ハープと弦楽器のみで演奏される、静謐感に満ちた美しい楽章であることから、別名「愛の楽章」とも呼ばれる。『亡き子をしのぶ歌』第2曲「なぜそんな暗い眼差しで」及び『リュッケルトの詩による5つの歌曲』第3曲「私はこの世に忘れられ」との関連が指摘される。 中間部ではやや表情が明るくなり、ハープは沈黙、弦楽器のみで憧憬を湛えた旋律を出す。この旋律は、終曲でも使用される。休みなく第5楽章へ繋がる。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC5%E7%95%AA_(%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC)
Rachmaninov Symphony 2 Op. 27 (1907年)III. Adagio(注c) 指揮:Gennadi Rozhdestvensky
オケ:London Symphony Orchestra
https://www.youtube.com/watch?v=QNRxHyZDU-Q
(注c)曲全体について、「1900年から翌年にかけて作曲された《ピアノ協奏曲第2番》は大きな成功を収め、・・・1904年にはこの作品によりグリンカ賞と賞金1000ルーブルを授与された。私生活の上でも1902年にナターリヤと結婚、翌年には長女を、1907年には次女を授かった。《交響曲第2番》はこのようにラフマニノフが公私ともに充実した日々を過ごしていた時期の作品である。」
第3楽章については、「全4楽章の中で最も広く知られる、ラフマニノフならではの美しい緩徐楽章である。まずヴィオラによるスラヴ風の流れるような旋律が、儚い憧れを込めるかのように歌われる。続いてクラリネットのソロによるノクターン風の長閑な旋律がこれに代わる。中間部では第1楽章冒頭の序奏に出たヴァイオリンの動機が変形され、イングリッシュホルンやオーボエのソロがさらにそれを変容させる。その後、オーケストラ全体によってこの曲の情緒面での頂点が形成され、全休止ののち、最初のテンポへと戻る。
その後は、これまでに出た3つの素材が様々な楽器のソロによって出され、次第に組み合わさりながら曲は延々と流れる。そして楽章の結末では、統一動機が原形のまま(但しこの楽章の主調で)現れて第1楽章との結びつきを再び強め、静かに閉じる。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC2%E7%95%AA_(%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%8E%E3%83%95)
Shostakovich Piano Concerto 2(1957年) II. Andante(注d) 指揮:Maxim(子) ピアノ:Dmitri Shostakovich Jr(孫) 伴奏: I Musici de Montreal
https://www.youtube.com/watch?v=JlMHjo7Jwhk
(注d)曲全体は、息子マキシム(Maxim)への19歳の誕生日プレゼントで、マキシムがモスクワ音楽院の卒業の際に初演された。
第2楽章については、以下の通り。↓
The second movement is subdued and romantic.It presents two different themes that are in variation form. The mood can be considered tender with a touch of melancholy. Strings start gently in C minor, with a short introduction before the piano comes in with a gentle triplet theme in C major.This type of rhythm is also found in his other compositions such as the Prelude in C major Op. 87 No. 1. Although it remains slow throughout, and works within a comparatively small range, it is marked by the recurrence of two- or four-on-three rhythms.
https://en.wikipedia.org/wiki/Piano_Concerto_No._2_(Shostakovich)
———————————————————————————-
太田述正コラム#10899(2019.11.2)
<関岡英之『帝国陸軍–知られざる地政学戦略–見果てぬ「防共回廊」』を読む(その8)>
→非公開