太田述正コラム#10122005.12.21

<応援メッセージ(続々)>

 (本篇は、コラム#1004の続きです。)

1 始めに

「第回 まぐまぐBooksアワード」http://books.mag2.com/dynamic/m/0000101909/index.html

で、この「太田述正コラム」にご投票いただいた方々の応援メッセージの続きを、原文のまま、ご披露させていただきます。

21日の締め切りが来るまでぜひとも投票を! 11位になれば、文句なしです!

2 皆さんの応援メッセージ(逆順。原文のまま)

108:本当に勉強になります。これからも頑張って!

107:とても質の高いコラムです。その上、創造性・独創性が豊かで興味が尽きません。

106:縦しんば、11位以下となっても従来通りの配信体制を切に希望します。購読者の皆様是非最後の投票行動を起こしましょう。

105:ま、時々会心の一撃的な内容があるので(^^;

104:日本の未来のために、本コラムのさらなる継続を!!! 

103:太田さんは一人シンクタンクですね。これからも啓蒙活動がんばってください。応援しています。 

102:いつも楽しく、そして大変興味深く読ませてもらっています。ところで、今日コラムを覗いてみたら10位に入れなかったらコラムを有料にすると書かれていましたが、学生の自分としてはあまりに高くされると困るので、安くして下さいね、お願いします。 

101:良質な読者を持つのは大変だ 

100:他の娯楽系のコラムに比べて登録者数が少ないにもかかわらず、太田さんのコラムがランキング上位に位置していることはすごいことですよね。ただ、登録していても投票しない人がたくさんいることには、やっぱりちょっとがっかりです。私は毎日投票したのですが…日和見人口って多いんですね。有料化してもコラムの配信を受けたいと思います。これからもがんばってください! 

99:同意。投票数がMLの優劣を反映するわけでもありませんし、娯楽MLと支持者の数を競うことに意味があるとは思いません。私は有料化してもMLの配信を受けたいと思いますが、折角の貴重なご意見を囲い込むのではなく今まで通りに公開された方がよいのではありませんか。 

98:太田さんが書いているのは日本・世界の政経・哲学・文化論なのですよ。娯楽内容とするメルマガと投票の数を競ってどうするのですか。硬派の雑誌がどんなに頑張ったって娯楽雑誌の発行数に遠く及ばないのと同じです。太田さんが書いている分野のメルマガに限ってみれば,どのメルマガが一番得票をあげているかは一目瞭然ではないですか。 

97:深く鋭い切り口で語られる太田先生のコラムを毎号心待ちにしております。どうぞお体にもお気をつけください。では良いお年を。 

96:太田さんに期待しています。特にアングロサクソン論は出色。 

95:毎回楽しみにしておりますが、いささか#1009号はダダッコでしょうか()。つられて投票します。 

94:毎回大変勉強になっています。ぜひ今後ともがんばって続けてください。 

93:世界史を踏まえた現代への鋭い視点を提供してください。 

92:是非とも今の発行形態と発行頻度を続けて下さいとても勉強になりますので. 

91:話題が偏らないのでいい意味で、楽しめる。 

90:とても役に立っています。ありがとうございます。いつもご苦労様です。 

89:興味深いテーマで高質なコラムを高頻度で発信しているのは驚異。大いに参考にしています。 

88:「数の増大は陶酔である」ボードレール

87:海外に出て、日本の事が逆に良く見えるようになりました。自分の視野を広げる上で、太田氏のコラムは役に立っています。 

86:貧乏人なので有料になると悲しいです.でも,只ほど高いものはない? いつも配信を溜めておいて週末とか時間のあるときにじっくりと読んでいますので,太田さんの非常の通告に気づくのが遅くなってしまいました.あまり時間がありませんが,これからできるだけのことはやります.現在の出張先からPHSとあちこちの無線LAN経由で可能な限り,また,帰宅後に自宅にパソコンが8台あるので,それぞれから,ADSL,PHSで計16票,投票させていただきます(違反ではなく,問題ないと解釈していますが・・・

85:太田さんのコラムを読むようになってから、英米と西欧を区別して考えるようになりました。さらに、このコラムを読み続けることによって、単に知識だけではなく、情報を収集し、分析するということはどういうことなのかを学べたような気がします。今後も素晴らしいコラムを楽しみにしております。頑張ってください。 

84CMや有料セミナー案内ばかりがコピペされた金儲け情報やっているメルマガや、毎日「更新」が売りのメルマガとは段違い、格違い。歴史,政治、社会を教えてくれます。 

83:このコラムが有料化しても読む価値があると思うが,おそらく..だろうなあと思うので,投票します。そこらの全国紙の社説なんかよりず??と読みごたえあり! 

82:読んでない奴は馬鹿 

81:多岐にわたる深い知識とそれを基にした独特の分析。いつも勉強させていただいております。 

80:海外生活が基礎になっているから、外信のnewsのこなしが素晴らしいく、いろいろと気付くところが多くあり、勉強させて頂いています。今後ともご健康で益々のご活躍を願っています。 

79:非常に良質のコラムであると評価しております。 

78:防衛庁が省に昇格するようですね。どういう意図があるんでしょうかね。 

77:創価学会や統一教会のことを取り上げてくれたのは凄いことだと思いました。基本的にこれらはタブーとされ、誰も言及しませんからね。頑張ってください。 

76:有料出版物と比較しても傑出した内容を持つコラムです。 

75:これだけレベルの高いコラムを毎日書き続けられる人は、日本にもそう多くはいないのではないでしょうか。 

74:太田氏のコラムが10位以内に入らないとは、世に慧眼の士、少なきを嘆きます。しかし、賢は埋もれずと思います。頑張ってください。 

73:2年ぐらいになるのでしょうか? まずは読んでみて下さい。話はそれからです 

72:コラムが1000回を超えました。おめでとう御座います。次の目標は2000回ですね。 

71:質量とも圧倒的 

70:すごくためになります!! 

69:一言で言って該博、多産なマガジンです。多面的、多角的な見方を学べて、大へん感謝しています、ときどきご見解には肯きかねる点もありますが。そして博学なのに、とても人間くささをいつも感じています。 

68:しかしソウル大学の黄教授のES細胞の捏造問題に端を発した韓国の惨状を見つつ、かたや我が国に著者のような希有の存在を許容するだけの、知的な土壌ないしは風土がまだまだあることに、大いなる喜びと誇りを持ちます。 

67:日中韓がこれだけニュースで取り上げられるにも拘らず、国際関係について勉強される方が少ないのは残念です。いつか、このコラムが役に立つ日が来ます様に・・・ 

66:学がある。

3 感想等

 皆さん、結果がどう出ようと、投票、そして応援メッセージをありがとうございました。

 さて、お一人の読者の方が言及されている韓国の黄教授をめぐる問題も、もう一ひねりありそうな予感がしていますが、日本の構造計算偽造をめぐる問題は、どうやら倫理感覚が欠如していて無能極まる構造計算専門の一級建築士だった姉歯氏一人に、関係者及び日本人全体が振り回されただけのようですね。

 そんな姉歯氏の唯一の功績は、国土交通省の建築・土木行政の杜撰さを、改めて炙り出してくれたことでしょう。

 もう一人の読者の方が、遅きに失した防衛庁の省昇格に首をひねっておられましたが、カルロス・ゴーン氏も卒業した、フランスの理工系の最高学府であるエコール・ポリテクニークは、ナポレオンの手によって、軍事公共工事(建築・土木工事。civil engineering。その生命は構造計算!)を行う技師の養成学校としてスタートし、現在も引き続き国防省が所管していること(http://www.polytechnique.fr/institution/index.php等)を思い出すまでもなく、軍事という背骨を喪失した建築・土木行政が堕落するのは論理必然である、と私は思うのです。

 今回はこれくらいにしておきましょう。