太田述正コラム#10142005.12.22

<応援メッセージ(続x3)>

 (本篇は、コラム#1012の続きです。)

1 始めに

「第回 まぐまぐBooksアワード」で、この「太田述正コラム」は、おかげさまで10位になることができました(http://books.mag2.com/dynamic/rank001.html)。

皆さんの、投票と激励に心から感謝申し上げます。

皆さんの応援メッセージの残りを掲げさせていただき、最後に私の若干の感想等を申し上げたいと思います。

2 皆さんの応援メッセージ(逆順。原文のまま)

123:まぐまぐBooksアワードですから、あくまで目的は本の出版です。太田さんのコラムは趣味でやっているコラムではなく、日本人の意識の変革が最終的な目的の(手段の一つとしての)コラムなのですから、本を出版するということはその目標に大きく近づくことになります。太田さんの主張が広く世に知られるようになってほしいと思う読者がいるなら、自然に得票は伸びると思います。伸びないということは、所詮、コラムを無料で個人で楽しめればいい、と思う読者が多数を占めているということではないでしょうか。太田さんがあそこまで仰られる気持ちはよくわかるような気がします。

122:膨大な娯楽情報に埋もれることなく独自の政治的意見を広めるには、数を競うことも必要ではと思います。

121:私もこの方のご意見はもっともだと思いました。

> 投票の数を娯楽モノと競う事にどういう意味があるのかわかりません。しかし、そういった娯楽モノには無い「良さ」が、このコラムにはあると思っていますし、そこに惹かれています。

120:目指せトップ10で頑張ります

119:サイトを管理、運営することは大変なことであり、ある程度の目標や結果がなければ長期的に続けていくのは精神的にも時間的にもきついものです。確かに娯楽などのサイトと比べるのは少々、間違いのような気もしますが、太田さんがTOP10入りを目指すのも分からなくはありません。だから頑張ってください。

118:今後も購読できる事に期待。

117:投票の数を娯楽モノと競う事にどういう意味があるのかわかりません。投票数や上位が欲しいなら、規制ギリギリのポルノモノでもやられた方がよいでしょう。しかし、そういった娯楽モノには無い「良さ」が、このコラムにはあると思っていますし、そこに惹かれています。本来、情報とは有料ですが、無料でこのような良質なコラムを配信されている事に敬意を表します。

116:家族共々楽しみに読ませて頂いています。お陰で妻や息子達(高2・中1)も政治や歴史にすっかり興味を持ち,夕食時等,話の話題には事欠きません。これからも色々な話題を提供頂けますよう,お願いいたします。

115:歴史と国際情勢を学ぶのに本コラムは最適です。来年も期待しています。

114:毎日素晴らしいコラムを配信していただいてありがとうございます。もしよろしければ安全保障を学ぶための重要な参考文献を挙げていただけるとうれしいです。それでは、これからも頑張ってください。

113:適確な分析が行われ非常に参考になります。

112:さて投票をするのも最後となってしまいました。応援メッセージを拝見しつつまだまだ日本は捨てたモノではないな、との思いを持てた事。これが救いでした。どなたかが書かれていたように(比喩は悪いですけれど)私家出版物が週刊春や少年ジャプや週刊アキーとハンデなしの百メートル競走をやったようなものですから、この順位というのは実は驚くべきものだと存じます。安田講堂に立て籠もった一人として太田氏に『心からなる最大のシンパシーを贈り』(注:全共闘用語です。爆笑)応援投票を締め括ります。

111:質量ともにいつも驚嘆しています。更新がんばってください。

110:いつも新鮮で深い洞察力に富んだ観方を提供してくれています。最高です。

109:いつも楽しみにしています。近代の世界史の解説が面白かったです。

3 感想等

 (1)感謝

 最後の最後まで、素晴らしい応援メッセージをありがとうございました。

 しかも、最後の方のメッセージがぴったり決まっていましたね。

 皆さんに投票を呼びかけておいて、私自身は、投票を忘れそうになる日が何回かありました。

 こういう次第で、だんだん投票時刻が遅れ、7日の初日には午前10時過ぎに投票したのですが、最終日の21日には午後1040分頃に投票する羽目に陥りました。

 とまれ私は、昨年同様、(選挙じゃないのですから、)自分のホームページの掲示板やこのコラムで投票を呼びかけるだけで、親戚・友人・知人に投票を呼びかけることはしない、という方針を貫きました。にもかかわらず、自主的に投票呼びかけをしてくれた友人もいたようです。ここで、そういう方々にも御礼を申し上げたいと思います。

 コロンブスの卵ではありませんが、「ダイアルアップ接続であれば回線を繋ぎ直す度に投票できる可能性が高い」と21日の午後8時過ぎになって掲示板に投稿された読者の方がおられました。

 あえて最終日の、そんな時間まで投稿せずにいて、デッドヒートを演じていた局面で投稿されたという、その叡慮に感嘆しましたが、この際、御礼を申し上げておきます。

 最後までせりあって、最後の瞬間に10位を確定できた背景には、この投稿に記された手を使って、最後の一押しをしていただいた読者の方々の存在があるのかもしれませんね。

 (2)回答

「安全保障を学ぶための重要な参考文献を挙げていただけるとうれしいです」というご質問がありましたが、要は歴史を知ることであり、私のコラムを手がかりにしていただければ、それ以上の喜びはありません。

(軍事について学びたい、ということであれば、まず最低限の軍事用語を身につけなければなりません。「ミリタリーバランス」(IISS)の最新版の英語版と日本語版をお買い求めになり、米国や英国のところ等を、必要に応じ用語の意味をインターネット等で確認しつつ熟読されるところから始められたらいかがでしょうか。)

また、「アングロ・サクソン文明、欧州文明と日本に関する本をお書きになることは考えていらっしゃらないのでしょうか。英語で。」というご質問が掲示板に寄せられました。

「まぐまぐ」からでも、どこからでもいいので、まず日本で本を出すことが先決でしょうね。

 それに英語の本を出すとなると、私自身、英語で新たに書き下したり、自分の文章を翻訳したりする時間はないので、どなたかに翻訳をお願いしなければなりませんが、そのお金もありません。

 そのためにも、日本語の本をまず出し、それがある程度売れて私に印税が入らないと話になりません。

 (3)オフ会の開催について

 11位どころか、10位に入ったので、お約束通りオフ会を開催したいと思います。

 期日は、仮置きですが新年会を兼ねて、来年1月21日土曜日の午後2時から5時半まで、ということでいかがでしょうか。(希望者があれば、二次会に行ってもよいと思います。)

 ついては、お手伝いいただける方(複数)を募集したいと思います。

 場所(安くて交通の便の良い、都心・副都心周辺)決め・会費(会場代+飲料・つまみもの代見合い)設定・出席者数確認・会場設営・会費徴収等をお手伝いいただきます。

 ご連絡は、私宛(ohta@ohtan.net)にお願いします。

 なお、このオフ会についての、ご提案・ご要望等は、ホームページ(http://www.ohtan.net)の掲示板にご投稿下さい。