太田述正コラム#11391(2020.7.5)
<皆さんとディスカッション(続x4490)>

<c/eqI3XI>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 「愉快なアメリカを語る柴犬ちゃん・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=YiYdsX0yzQU

⇒すぐに画面の進行より説明が遅れ始めちゃって、でも最後は追いつくって構成にどうして、このユーチューバーしたんだろね。
 ところで、米国じゃあ、こんな連中が多数派を形成したり、そこまで行かなくても国家元首を選出したり、はたまたそこまで行かなくても多数派の有力構成員になったりしてきたんだから、民主主義って極めつきにやっかいな代物だよな。
 定番のおハナシだが、戦間期ドイツの民主主義がナチスに政権を獲らせたんだったよな。
 戦後の日本だってそうだぜ。
 民主主義米国の占領軍によって、日本は、戦前の民主主義拮抗制度を撤廃させられ、占領当局の目論見を遥かに超える勢いで、縄文人が圧倒的多数を占める戦後日本の選挙民達によって、世界の宝である日本の縄文的弥生人は絶滅させられちまった。
 香港は民主主義じゃあないが、民主主義だったら、いわゆる民主派が同じ派の行政長官を選出してたかもしれない勢いだったが、連中は、過激な活動を行うことでもって、香港の一国二制度は予定よりも大幅に前倒しされて事実上形骸化させちまった。
 習ちゃんが、中共への民主主義の導入に躊躇せざるを得ないの、当然だと思うでしょ。(太田)

<太田>

 コロナウィルス問題。

 <目出度い限り。↓>
 「・・・死者976人(+0人)・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55811680Z10C20A2I00000/
 <頑張れ。↓>
 「客足戻らぬカプセルホテル 感染対策”見える化”試行錯誤も・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%e5%ae%a2%e8%b6%b3%e6%88%bb%e3%82%89%e3%81%ac%e3%82%ab%e3%83%97%e3%82%bb%e3%83%ab%e3%83%9b%e3%83%86%e3%83%ab-%e6%84%9f%e6%9f%93%e5%af%be%e7%ad%96-%e8%a6%8b%e3%81%88%e3%82%8b%e5%8c%96-%e8%a9%a6%e8%a1%8c%e9%8c%af%e8%aa%a4%e3%82%82/ar-BB16jm0m?ocid=UE03DHP
 <「一部」って珍しく登場した東大のセンセのことだが、全面否定されちゃってるね。
 結局、まだ、新型コロナに関して疫学的に言えることは殆どないってことのようだな。↓>
 「「新型コロナで集団免疫はできない」免疫学者の警告・・・
  一部に、『日本では最初に病原性が弱い新型コロナウイルスが入ってきて、その後に病原性の強い新型コロナウイルスが入ってきた。日本人は新型コロナウイルスの免疫が出来ていたから、死者が少ないのだ』という説を唱える人もいますが、これまでのところ、病原性の強弱に明らかな違いのある変異は確認されていません。・・・」
https://digital.asahi.com/articles/ASN6Y7W47N6YUCFI002.html?pn=7
 <新説登場!↓>
 DNA Linked to Covid-19 Was Inherited From Neanderthals, Study Finds–The stretch of six genes seems to increase the risk of severe illness from the coronavirus.・・・
 The variant is now common in Bangladesh, where 63 percent of people carry at least one copy. Across all of South Asia, almost one-third of people have inherited the segment.
Elsewhere, however, the segment is far less common. Only 8 percent of Europeans carry it, and just 4 percent have it in East Asia. It is almost completely absent in Africa.・・・
https://www.nytimes.com/2020/07/04/health/coronavirus-neanderthals.html?action=click&module=Well&pgtype=Homepage&section=Science

 それでは、その他の記事の紹介です。

 いつまで経っても対処が遅れてるなあ。↓

 「熊本南部豪雨は「50~100年に1度のまれな大雨」・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/science/20200704-OYT1T50204/

 男達も「あそこまで否定」する女性に肩入れしてるの沢山いるけど?↓

 「・・・男性政治家に人望のない人がたくさんいる中で、小池さんがあそこまで否定されるというのは、女性による女性に対する嫌悪が見え隠れします。・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1574657/

 坂本龍一が、FTとのランチに登場!↓

 Ryuichi Sakamoto: ‘To create something is a strange thing to do’ The musician on Covid’s spur to creativity — and why it’s time for the Japanese to air their ange・・・
https://www.ft.com/content/166c867f-5b6b-4e7f-8be1-5f7036552c46

 ・・・。↓

 「ホットドッグ早食い、日本人女性が7連覇 記録も更新・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%83%9b%e3%83%83%e3%83%88%e3%83%89%e3%83%83%e3%82%b0%e6%97%a9%e9%a3%9f%e3%81%84-%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e5%a5%b3%e6%80%a7%e3%81%8c7%e9%80%a3%e8%a6%87-%e8%a8%98%e9%8c%b2%e3%82%82%e6%9b%b4%e6%96%b0/ar-BB16l3vU?ocid=UE03DHP

 ホントにホントに東大の政治学のセンセどもはアホばっかし、ちゅうか、国賊ばっかし、やね。
 いや、彼あたりの頃から、御用学者にすらなれなくなっちゃったおかげで、国賊と言えるほどの働きもないまま現在に至っとるが・・。↓

 「・・・私は小沢一郎さんの『日本改造計画』に関わりました。・・・御厨貴・・・」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14535186.html?pn=4

 日・文カルト問題。

 <日韓、がっぷり四つ。見ごたえある立ち合い。↓>
 「・・・死者は前日と変わらず計283人だった。・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200705000300882?section=society-culture/index
 <どっちもカルト使徒なんだからあったりまえだわよ。↓>
 「【朝鮮日報コラム】「選民DNA」を持つがゆえに悪事を働けない–尹美香・チョ国らを無条件で擁護…「運動圏は過ちを犯さない」という神話に盲従・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/07/03/2020070380115.html
 <教祖は意に介しておられましぇんよ。↓>
 「韓国の資産差し押さえ、日本の第2次報復…運命の8月4日近づく・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/07/03/2020070380099.html
 <おほほほほ。↓>
 「・・・ソウル市中区庁は「NO JAPAN」旗を1100枚発注し、韓国中に「ボイコットジャパン」や「NO JAPAN」と印刷された横断幕やポスター、ステッカーが氾濫したが、ソウルの中区で旗に印刷できる印刷機は日本製しかなく、ポスターやステッカーを印刷する機械もほとんどが日本製で、日本企業が印刷原料を供給している。
 日本企業の支援なくして、不買運動はできないのである。」
https://news.livedoor.com/article/detail/18523623/

 <宗主国サマに指示されたことをやってるだけよ。↓>
 「外国軍と「特定機密」まで共有…力育てる日本のターゲットは中国・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/267748

 昔昔の物語。↓

 ・・・How was an Indian elected to the British Parliament in 1892? What relevance could this historical event have for us today?・・・
 Dadabhai Naoroji (1825-1917) is an unfamiliar name these days.
 Yet, aside from being the first Asian to sit in the House of Commons, he was also the most important leader in India before Mahatma Gandhi, as well as being an anti-racist and anti-imperialist of global significance.・・・
https://www.bbc.com/news/world-asia-india-52829458

 研究者達もご苦労なこった。↓

 Paleo-spelunkers Were Mining Ocher 12,000 Years Ago in Mexico・・・
https://www.haaretz.com/archaeology/.premium-paleo-spelunkers-were-mining-ocher-12-000-years-ago-in-mexico-1.8968398

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <人民網より。
 日中交流人士モノ。↓>
 「「妍を競う-清代中日伊万里焼特別展」成都で開幕・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2020/0704/c94638-9707012.html
 <習ちゃん、日中韓提携という見果てぬ夢の追求を諦めず。↓>
 「中日韓著名書家オンライン書道展 北京で開幕式・揮毫式・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2020/0704/c206603-9707026.html
 <ここからは、サーチナより。
 あいよ。もっとも、私自身は、あんまし「よくわかっ」てないんだが・・。↓>
 「どうして高くて量が少ない日本料理が人気なのか・・・実際に食べてみてよく分かった・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1690753?page=1
 <よろちい。↓>
 「スパコン世界一で分かった日本人の賢さ「絶対に日本を侮ってはいけない」・・・中国メディアの百家号・・・」
http://news.searchina.net/id/1690754?page=1
 <でも、文科省があそこまで劣化しちゃってんじゃ日本の科学等の将来は真っ暗だよ。↓>
 「中国メディア・東方網・・・記事は・・・日本では「科学交流」が盛んに行われており、その形態は家庭における科学的な会話のほか、科学館における職員と来館者との対話、研究機関内における研究員どうしの討論、そして専門家と市民による科学に関する情報や意見の交換など多岐にわたっていると伝えた。
 そして、日本には「科学交流員」という職種が存在し、専門のトレーニングを受けた交流員たちが科学館、博物館、大学などで専門の知識や技能やコミュニケーション能力を生かし、展示や講座などの各種活動の企画、実施を通じて社会に科学の楽しさを伝えると同時に、社会の声を専門家に届けるという橋渡し的な役割を担っているのだと紹介している。
 また、日本では従来のセミナーやシンポジウムとは異なり、科学者と市民がカフェなどの小規模スペースでコーヒーを飲みながら科学について気軽に対話と行うサイエンスカフェの活動も盛んに行われており、市民の科学に対する理解や関心を深めることにつながっているとした。
 そして、文部科学省科学技術・学術政策研究所の関係者が「科学は専門家の所有物ではなく、全ての人が従事、参加できる活動である。市民が参加することにより、科学研究の透明性が高まり、社会における科学に対する信頼の増進につながる」と語ったことを紹介した上で、「日本では科学者と市民が一緒に科学研究を行うケースもある。『市民科学』は、科学交流における最高形態と言えるのだ」と評した。」
http://news.searchina.net/id/1690755?page=1
 <でも、厚労省があそこまで劣化しちゃってんじゃ日本の社会保障の将来は真っ暗だよ。↓>
 「日本がうらやましい! 社会保障がこんなに手厚いなんて驚きだ・・・今日頭条・・・」
http://news.searchina.net/id/1690757?page=1
 <今しばらくお待ちを。↓>
 「まだまだコロナウイルスの影響が続く日本に、中国人が今一番聞きたい事・・・
 いったい中国人はいつになったら日本に行けるのだろうか、と繰り返し疑問を投げかけている。というのも、中国には9月に入学予定の留学生が今でも入国を待っており、8月までに入国しなければ新しい学期に間に合わない。今後空港でのPCR検査の整備などが急務だ。
 今後の状況はまだ見通しが立たないが、記事は「秋には日本で紅葉を見ながら温泉に入りたいものだ」と結んでいる。・・・中国メディア新浪・・・」
http://news.searchina.net/id/1690756?page=1
 <ちょっと前の記事の使い回し。↓>
 「日本はもう「6G」の研究開発を進めていた! しかも、すでに一定の成果・・・中国メディアの百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1690758?page=1
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太田述正コラム#11392(2020.7.5)
<末木文美士『日本思想史』を読む(その70)>

→非公開