太田述正コラム#11489(2020.8.23)
<皆さんとディスカッション(続x4539)>

<dCx68aQY>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 「「日本を同盟国友人リストから外せ」という、米有名シンクタンク員論説の真意ーー10カ国をメッタ斬り・・・」
https://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20200820-00193884/
 この記事が韓国経由であって、日本の識者、メディアがおそらくは意図的に無視しているであろうことは想像に難くない。
 見たくない現実であり、韓国の狂信ぶりを揶揄していたほうが楽だからである。

<太田>

 コロナウィルス問題。↓

 <このまま減り続けて欲しいなあ。↓>
 「・・・死者1180人(+6人)・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55811680Z10C20A2I00000/
 <維新同士で提灯持ちは止めましょう!↓>
 「やっぱり効果あり!アメリカ感染症学会の学術誌に掲載された「うがい薬の殺新型コロナウィルス効果」・・・」
https://blogos.com/article/479811/
 <我が大田区も人口減ったのね。↓>
 「6月の東京で初の人口減 コロナ禍で転入低調、1400万人割れ・・・」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/50509

 それでは、その他の記事の紹介です。

 次の土曜日放映だというのにバラしちゃったらアカンじゃん。↓

 「藤井聡太二冠、王位獲得から中1日でも強い!超早指しトーナメントでも“軍曹”率いる「チーム永瀬」優勝に貢献&自身“3連覇”。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/sports/news/%e8%97%a4%e4%ba%95%e8%81%a1%e5%a4%aa%e4%ba%8c%e5%86%a0-%e7%8e%8b%e4%bd%8d%e7%8d%b2%e5%be%97%e3%81%8b%e3%82%89%e4%b8%ad1%e6%97%a5%e3%81%a7%e3%82%82%e5%bc%b7%e3%81%84-%e8%b6%85%e6%97%a9%e6%8c%87%e3%81%97%e3%83%88%e3%83%bc%e3%83%8a%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88%e3%81%a7%e3%82%82-%e8%bb%8d%e6%9b%b9-%e7%8e%87%e3%81%84%e3%82%8b-%e3%83%81%e3%83%bc%e3%83%a0%e6%b0%b8%e7%80%ac-%e5%84%aa%e5%8b%9d%e3%81%ab%e8%b2%a2%e7%8c%ae-%e8%87%aa%e8%ba%ab-3%e9%80%a3%e8%a6%87/ar-BB18gnuv?ocid=UE03DHP

 かつて切腹の文化があった日本で、どうして死ぬ権利を積極的に認める人が出てこないんだろ。
 答え:縄文的弥生性の消滅。↓

 「「人とのつながりが絶望防ぐ」 ALS作家が語る社会的孤立 京都嘱託殺人・・・」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/50496

 どうして、そこで思考停止するんだよ。
 じゃ、彼ら、何のために戦争を始めたのさ。
 どうせ、そう親父が言ってたってだけだろ。(三世政治家の安倍チャンよりはマシだが、)二世政治家の石破クンの限界だな。↓

 「・・・石破茂は、安倍とは異なり靖国神社にA級戦犯を合祀(ごうし)することに反対している。「勝てないという事実を明白に理解しても戦争を始めた国家指導者たち」だからだ。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/21/2020082180186.html

 脳死国会議員達の代表例。↓

 「証人買収罪「第一号が国会議員とは」 反社想定…法整備で立件可能に・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/18775263/

 日・文カルト問題。

 <だけど、日本とは逆に今後死者増えそう。↓>
 「・・・新型コロナによる死者は前日と変わらず、計309人。・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200823000500882?section=society-culture/index
 <そもそも、離陸したことがないのにどうやって墜落するん?↓>
 「安倍の墜落・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/21/2020082180187.html
 <ブーメランどころか、そして誰もいなくなった、になるぜ。↓>
 「親日追い込みのブーメラン・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/21/2020082180192.html
 <こういう日本の引き合いに出し方はよろしい。↓>
 「笑ってばかりはいられない、日本の「はんこ議連」騒動・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/21/2020082180193.html
 <現在・・過去もだが・・の日本の分析は、太田コラムにお任せを。ウェッヘン。↓>
 「・・・グロッサーマン氏は・・・インタビューに応じ、「本で取り上げた日本の失敗を韓国が繰り返さないことを望む」と語った。ピーク・ジャパンは日本が2008年から金融危機、政権交代、中国との領土紛争、東日本巨大地震という大きなショックを経験しても変化することに失敗し、今後下り坂を歩むという見方を示している。グロッサーマン氏は米戦略国際問題研究所(CSIS)パシフィックフォーラムの上級顧問として長年北東アジアを研究した。現在は日本の多摩大でルール形成戦略研究所(CRS)の副所長を務めている。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/21/2020082180194.html

 何で、みーんな、トランプが当選する前にしゃべらなかったんだよー。↓

 In secretly recorded audio, President Trump’s sister says he has ‘no principles’ and ‘you can’t trust him’・・・
https://www.washingtonpost.com/politics/maryanne-trump-barry-secret-recordings/2020/08/22/30d457f4-e334-11ea-ade1-28daf1a5e919_story.html?hpid=hp_hp-banner-main_trumptapes809pm%3Ahomepage%2Fstory-ans

 確か、トランプの米国だけじゃなく、プーチン・・邪魔者は毒殺する・・のロシアも民主主義国だったな。↓

 Why poison is the weapon of choice in Putin’s Russia・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2020/08/21/why-poison-is-weapon-choice-putins-russia/
 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <定番。↓>
 「腐っても鯛だと? 「バカ言うな、日本企業は腐ってすらいない」・・・中国メディアの愛範児・・・」
http://news.searchina.net/id/1692108?page=1
 <ハイよくできました。↓>
 「中国のポータルサイト・百度・・・記事は、充電速度という点で見ると水素エネルギー車が電気自動車に比べて一定の優位性を持っているとする一方で、「現状では水素エネルギー関連技術の発展レベルはまだまだ高いとは言えないうえ、水素が可燃性の気体であることから、これから水素エネルギーを推進するうえで直面するであろう課題はまだまだ多い」と評している。」
http://news.searchina.net/id/1692105?page=1
 <軽いガス抜き記事。↓>
 「わが高速鉄道は凄いが「日本の新幹線もなかなか凄い」、ではどちらがより凄いのか<・・中国・・>・・・中国メディアの百家号・・・」
http://news.searchina.net/id/1692106?page=1
 <韓国の先を越した?↓>
 「・・・ある中国企業は、最大15億元(約230億円)を投資して、フォトレジストの実験室での研究開発段階に入っていると記事は紹介。KrFフォトレジストは来年に、ArFフォトレジストは再来年にも少量の販売を始め、それぞれその1年後には量産を目標としているという。・・・中国メディアの百家号・・・」
http://news.searchina.net/id/1692107?page=1
 <裁判になってないところを見るとオリジナルなんだろさ。↓>
 「中国高速鉄道の「技術」はオリジナルなのか?・・・
 中国のQ&Aサイトの知乎・・・に寄せられたコメントを見ると、やはり中国人ネットユーザーたちも「購入した技術と自ら開発した技術は完全に別物であるがゆえに、中国高速鉄道には知的財産権をめぐる問題は存在しない」と考えているようだ。」
http://news.searchina.net/id/1692109?page=1
 <健闘を祈る。↓>
 「中国メディア・騰訊網・・・記事は、日本車が米国市場に進出し、激しい抵抗を受けながらも克服した過程は「一見簡単そうに思えるが、細かく成り行きを見てみると、約20年に及び日本側が奮闘し続けたことでようやく米国人に日本のブランドを受け入れさせることに成功したことが分かる」とした。
 そして、当時の自動車を含む日本製品が米国で経験した多くの問題は、現在の中国企業も同じように直面していると指摘。さらに、当時の日本よりも問題は一層複雑化しているため、日本の自動車メーカーのように確固たる品質を確保することはあくまで第一歩にすぎず、そこからいかにして米国の消費者に安心してブランドやブランドが持つバックグラウンドの文化を受け入れてもらうか、という問題を長い時間かけて解決していく必要があると論じている。」
http://news.searchina.net/id/1692110?page=1
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<太田>

 しばらく前から東大法のニューズレターが時々送られてきており、寄付を行ったこともないのに有難迷惑だな、という思いだったのだが、最新のニューズレター(2020年8月(No.26))についても、いつも通り読まずに捨てようと思って所定場所にかなり前から置いてあったものを、一昨日、ちょっと魔が差して(?)手に取って斜め読みしてみたところ、少し時間が経ってから気になってきた。
 退職教官達の挨拶短文集の中に外国人がいたのは、ああ、そういう時代に随分前になっていたのだな、と頷き、次いで新任教官達の挨拶短文集の方に目が向いたところ、慶應卒が1名、女性が2名いて、多様性が確保されつつあるな、これも結構なことだわ、とその時は思った。
 しかし、次第に、こういった現象は、官僚機構の脳死の一環かもしれない、という気がしてきたからだ。
 (この4名の教官達自体を「猫」(後出)だと言っているわけではないので、くれぐれも誤解なきよう。)
 どういうことかというと、昨日紹介したように、(国会議員達に引き続き、官僚達もまた脳死してしまっており、官僚の魅力が低下し、その結果、)法学部等の東大卒で官僚になる者が減ってきているわけだが、公法人化しても、依然、意識は基本的に変わっていないと想像しているところ、私の東大法時代は、東大の教官達も国家公務員であって、東大法の場合、トップクラスの学生を法学部と一流官庁が奪い合う関係にあった、ということをまず知って欲しい・・つまり、一流官庁≧法学部(教官)>二流三流官庁/法曹界>民間企業等、という卒業生配分だったわけだ・・が、それが、現在では、高給民間企業等≧一流官庁≧法学部(教官)>二流三流官庁/法曹界>非高給民間企業等、という感じに変わったのではないか、その反映ではないか、と言いたいのだ。
 付言すれば、これに、東大法の学生そのものの東大文系学生中の偏差値の相対的低下があるし、更には、日本の少子化の進展に伴う、偏差値上澄み層の絶対的減少もあるのだから、東大法の教官にすら猫の手も借りざるを得ない、という悲惨な状態に陥りつつあるのではないか、とね。
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太田述正コラム#11490(2020.8.23)
<高橋昌明『武士の日本史 序・第二章以下』を読む(その42)>

→非公開