太田述正コラム#11537(2020.9.16)
<皆さんとディスカッション(続x4563)>
<太田>
コロナウィルス問題。↓
<また10名超えかよー。↓>
「・・・死者1487人(+13人)・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55811680Z10C20A2I00000/
それでは、その他の記事の紹介です。
上京のいきさつに絞れば、正論だな。↓
「菅氏は「生い立ち」国会で明らかにすべき? 発言物議の立憲・小川淳也氏、ツイッターで「真意」説明・・・」
https://www.j-cast.com/2020/09/15394435.html
政治屋でも気遣いのできない者はカネ使いに頼るって例だな。↓
「河井前法相が公判後に弁護団を突然解任・・・
明日からの証人尋問の予定は中止。弁護士がいないと法廷は開けない。解任は引き延ばし作戦としか言いようがない。あれだけ時間をかけて打ち合わせしたのが水の泡だ。法相までやった人がこんなことをするとはね」(検察関係者)
自民党のある幹部は、「(克行被告は)出馬準備のため弁護団に保釈を訴えていたようだ」と話す。菅政権が誕生することで、解散も近いという観測が出ている。克行被告は無所属でも選挙に出るつもりだったようだ。・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%b2%b3%e4%ba%95%e5%89%8d%e6%b3%95%e7%9b%b8%e3%81%8c%e5%85%ac%e5%88%a4%e5%be%8c%e3%81%ab%e5%bc%81%e8%ad%b7%e5%9b%a3%e3%82%92%e7%aa%81%e7%84%b6%e8%a7%a3%e4%bb%bb-%e8%a1%86%e9%99%a2%e8%a7%a3%e6%95%a3%e3%81%ab%e5%82%99%e3%81%88-%e5%87%ba%e9%a6%ac%e6%ba%96%e5%82%99%e8%a8%b4%e3%81%88%e3%81%a6%e3%82%ad%e3%83%ac%e3%82%8b/ar-BB193vO6?ocid=UE03DHP
ケリーさんよ、ゴーン本人が、保釈中にとんずらしたんだから、自分の利益のためには法を犯すのもへいちゃら、という人間であることが証明されてるんじゃねえ。↓
「・・・ケリー被告、検察と全面対決・・・
ゴーン元会長、ケリー元役員は大沼敏明・元秘書室長らと共謀。2010~17年度の元会長の報酬は計約170億円だったのに、うち約91億円を退任後に後払いする「未払い報酬」にして開示しなかったとされる。・・・
ケリー元役員は11年3月、ドバイの子会社からの迂回(うかい)払いや、退任後に相談役報酬として支払う方法など4案を元会長に提案。退任後払いの案は、志賀俊之・元COO(最高執行責任者)と小枝至・元相談役も提案しており、元会長はこれを採用した。・・・」
https://digital.asahi.com/articles/ASN9H6K5LN9GUTIL041.html?pn=6
「・・・ケリー元役員側は15日の初公判で「未払い報酬と検察側が呼ぶ報酬についてゴーン元会長と日産の間で合意は成立していない」として無罪を主張した。元会長への報酬の支払いについては、あくまでも合法的な方法を模索していたと強調した。
一方、法人として罪に問われた日産は起訴内容を認めたうえで、ゴーン元会長の個人的な動機に基づく犯行だったと位置づけている。
検察側は冒頭陳述で、志賀俊之最高執行責任者(COO、当時)も退任後の報酬支払いを提案した一人だったと指摘した。ただ、報酬の過少記載が目的だとは具体的に認識していなかったと判断し、立件を見送ったとみられる。・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63888730V10C20A9CC1000/
男性差別社会日本を、在日中共女性達の力でぶち壊してチョーダイ!↓
「なぜ2人の中国人女性はDMMグループ4000人のトップに立てたのか・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%e3%81%aa%e3%81%9c2%e4%ba%ba%e3%81%ae%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e5%a5%b3%e6%80%a7%e3%81%afdmm%e3%82%b0%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%974000%e4%ba%ba%e3%81%ae%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e3%81%ab%e7%ab%8b%e3%81%a6%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%8b/ar-BB194C8Q?ocid=UE03DHP
真理は、通説とこの説との中間にあり?↓
「石田三成に徳川家臣・本多忠勝はなぜ頭を下げたのか・・・」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62093?utm_source=editor&utm_medium=mail&utm_campaign=link&utm_content=list
日・文カルト問題。↓
<大災害的敗北を喫した日本。↓>
「・・・死者は前日から変わらず計367人・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200916001300882?section=society-culture/index
<その後、韓国は文カルトに席捲されちまったんだから、事情は根本的に変わったんだよ。↓>
「日本の菅時代に新戦略…朴智元・二階の20年ライン復元に注目・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/270252
<そんなん、人間主義文明と非人間主義文明の違いに他ならない。特段、韓国だけじゃないよ。↓>
「日本人「みんな仲良く」、韓国人「俺が俺が」、違いはどこから?・・・」
https://www.mag2.com/p/news/245753?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000003_tue&utm_campaign=mag_9999_0915&trflg=1
<トランプの米国が金王朝とねんごろになったことを、文カルト信徒やシンパが歓迎してるってだけのことよ。★(後出)掲載のグラフを見りゃ、韓国で米国人気が高まったのは最近だって分かるで。↓>
「韓国人59%「米国に好意」…先進国13カ国の中で米国支持率1位・・・
<最も興味深いのはココ。
占領下でマッカーサー信仰が一世を風靡したことを思い出すな。
日本人は、権力者が人間主義統治を行うと信じ切ってるんだろうな。
で、その権力者が何人であれ、肌の色がどうであっても、気にしないってこと。
それにしても、米大統領が日本の最高権力者であることを、日本国民はちゃんと分かってるワケだ。↓>
トランプ大統領を最も信頼する国は日本ということが分かった。日本人4人に1人(25%)はトランプ氏が国際社会のために正しいことをすると信じていると答えた。韓国は17%で、13カ国の中間(16%)水準だった。・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/270255
<久しぶりの主役登場。↓>
「慰安婦被害者の李容洙さん「尹美香起訴、誰が残念だと言ったのか」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/270246
<カルトに論理は通じないさ。↓>
「「慰安婦被害者の吉元玉さん、寄付するとき心神耗弱状態」 医師が確認・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/270253
ホントに一ヵ月後には出るんだろうか?↓
What Apple didn’t announce: An iPhone 12–The watch is cool, the iPad is powerful. But where is the new phone?・・・
https://www.washingtonpost.com/technology/2020/09/15/iphone12-apple-event/
ベラルーシまで回復しつつあるプーチンには、どっちみち勝てんさ。↓
「ロシア野党指導者“回復”をインスタに投稿・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/other/%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a2%e9%87%8e%e5%85%9a%e6%8c%87%e5%b0%8e%e8%80%85-%e5%9b%9e%e5%be%a9-%e3%82%92%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%81%ab%e6%8a%95%e7%a8%bf/ar-BB194uKm?ocid=UE03DHP
いやなに、現在の、米国のパワー(ハード+ソフト)が、国際世論調査に的確に反映されるようになったってこと以上でも以下でもないさ。↓
・・・The global popularity of the US has shrunk significantly since Trump took over the White House from Barack Obama in January 2017, but the downward slope has become even steeper during the pandemic.・・・
https://www.theguardian.com/us-news/2020/sep/15/trump-and-us-global-image-plunge-during-pandemic-survey-finds
<とにかく、信頼度が、WHO>EU>中共>米国、メルケル>マクロン>ジョンソン>プーチン>習>トランプ、だってんだからねえ。↓>
https://www.washingtonpost.com/world/2020/09/15/global-views-united-states-trump-coronavirus-pew-poll/?hpid=hp_hp-top-table-main_645p-tues-poll%3Ahomepage%2Fstory-ans ★
イギリス人の歴史感覚も鈍ったもんだ。↓
Churchill’s critics have a point. Does that mean his statues should come down?・・・
<日本をナチスドイツ、ファシストイタリア、ソ連、と、同列に並べただけでペケだよ。↓>
The northern tier of Eurasia, from Iberia in the West to Tokyo in the East, was dominated by Nazi Germany, fascist Italy, Imperial Japan and the Soviet Union, the latter of which was observing a nonaggression pact with Berlin.
Totalitarians thus held sway over about a third of the world’s 2.3 billion people, plus a similar percentage of global economic output.・・・
<言い訳を並べ立てるな。↓>
Churchill now stands accused of imperial crimes, from advocating the use of chemical weapons in the Middle East just after World War I to countenancing mass starvation in Bengal during World War II.・・・
The multiple causes of the Bengal famine include not only Churchill’s failure (or refusal) to supply aid, while fighting a global war, but also disruptions due to Japan’s occupation of neighboring Burma.・・・
<「人種」を「文明」と読み替えりゃ、そうべらぼうな諸発言でもないさ。↓>
His reference, in 1937, to White settlers of North America and Australia as “a higher-grade race” than the Indigenous people they displaced is one of several comments ・・・
<最大のポイントはここ。大英帝国を維持しようとして、それを失ったんだから、チャーチルは日本との戦争に負けたの!↓>
Winston Churchill was a British imperialist to his core, with all the prejudices and bellicosity that implies. It is also true that Churchill, defying long odds and much conventional wisdom, waged uncompromising war on the worst, most dangerous, racist regime there ever was.・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/yes-churchill-was-racist-does-that-mean-his-statues-should-come-down/2020/09/14/f75cf2ca-f6a1-11ea-be57-d00bb9bc632d_story.html
イギリス人の国際情勢分析能力も落ちたもんだ。↓
<「イラクの石油を掌握する」目的もあった、程度のハナシ。イラク侵攻の結果起きたことは、米国の占領統治が失敗しただけ。↓>
「2003年の米軍イラク侵攻の米国の本当の動機は、世界第2位の確認埋蔵量を誇るイラクの石油を掌握することだったと、侵攻を批判する人たちは常に考えてきた。「イラクの自由」作戦をたくらんだ者でさえ、イラクは復興を石油収入で楽にまかない、米国に有利な形で中東情勢を書き換える従属国になると信じていた。
<『孫子』が有効になってる昨今、『孫子』を生み出した国がうまく立ち回ることができるのは当たり前。↓>
だが、イラク戦争の目的がもし石油と中東への影響力を得ることだったとすれば、その後の戦いに最終的に勝ったのは、米国ではなく、砲弾を1発たりとも撃たなかった中国のように思える。
世界最大の原油輸入国である中国は今、イラクにとって最大の貿易相手国になっている。イラク以上に中国に石油を売っているのはロシアだけだ。今年上半期、イラク産石油の対中輸出は前年同期比で30%近く増加し、イラクの輸出全体の3分の1以上を占めた。・・・
米国史上最も長い戦争が終わろうとしているアフガニスタンでも、似たような力学が働いている。・・・中国政府が事実上、和平プロセスを仕切っており、反政府武装勢力タリバンに対し、米軍が完全に撤退した暁には莫大なエネルギー・インフラ投資をすると約束している・・・
<欧米の、新疆ウィグル地区/香港に係る対中共人権抑圧批判は、根っこからナンセンス。↓>
中東における中国の影響力が増していることを示す最も強力な兆候は、イスラム教徒が過半数を占めるほぼすべての国が、中国西部の「再教育施設」で200万人ものイスラム教徒が収容されている状況を支持したことだろう。・・・
<オバマのは、世界の全地域からの撤退のイチジクの葉っぱだし、トランプは、全地域からの撤退意欲を隠そうともしてないで。相対的衰亡した米国は全面撤退しか選択肢なし。↓>
米国が地域の警官役となることを拒むなか、他国、とりわけ中国が米国不在の恩恵を受ける事態はしばらく前から明白になっている。そのきっかけを作ったのはオバマ前政権で、米国の外交力と軍事力の焦点をアジア太平洋地域に移し、地域覇権国としての中国の台頭に対抗する「アジア・シフト」を提案した。トランプ大統領はこの戦略を加速させた。
だが、説得力があるようにみえていた米軍の中東からの撤退が今、中国の急激な中東進出によって難しくなっている。もし米国の目標が、アジアにおける中国の野望を封じ、日本、韓国、台湾といった緊密な同盟相手を支援することだとすれば、中東からの撤退は絶対にやってはならないことだ。・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63843720V10C20A9TCR000/
着実にスコットランド分離に向っているようで何より。↓
Boris Johnson and the coronavirus are pushing Scotland to break up with the United Kingdom・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/2020/09/14/boris-johnson-coronavirus-are-pushing-scotland-break-up-with-united-kingdom/
韓国の日本産品ボイコットじゃあるまいし、つまみ食い的な国際機関脱退とか国際機関無視、国際機関決定無視、はアカンで。
国連脱退から、とにかく始めなくっちゃあ。↓
「WTO、米の中国製品への制裁関税「不当」・・・
アメリカが不服の場合、上訴できますが、最終審にあたる機関はアメリカが委員の選出を拒み人員不足で審理が行えない状態が続いています。・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/18904456/
Trump’s China tariffs violate global trade rules, WTO says–Ruling isn’t expected to have immediate impact on U.S. policy but shows how White House moved on its own terms to try to crack down on Beijing.・・・
https://www.washingtonpost.com/business/2020/09/15/wto-trump-china-trade/?hpid=hp_world1-8-12_125pm-0915-trump-trade%3Ahomepage%2Fstory-ans
No previous administration has been as hostile to the ICC as this one.・・・
Trump’s war against the ICC places the Trump administration once again at odds with America’s closest allies. Sixty-seven nations — including Australia, Canada, France, Germany and the United Kingdom — have condemned Trump’s sanctions and expressed support for the ICC.・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/2020/09/14/trump-joins-worlds-worst-human-rights-violators-waging-war-icc/
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<結構新しい。↓>
「・・・中国メディアの百家号は・・・日本の製造業がドイツと肩を並んで世界トップになった理由について、「匠の精神以外に3つの要因がある」と主張する記事を掲載した。中国はもちろん、現時点では米国でさえ真似できないと称賛している。
日本の製造業がここまで強くなった理由として記事は、1つには「製造業の心臓」、つまり、「教育」が関係していると分析している。中国では教育というと学歴の高さを指すが、ここで言う教育とは大学進学率のことではなく、「技術ある人材を教育すること」だという。日本では早くから教育を重視しており、江戸時代にはすでに全国に寺小屋があって「驚異的な識字率」をたたき出しており、蘭学を通じて世界最先端の医療を学んでいた国だと称賛している。
2つ目は、「保守的」であると指摘。保守的であることこそが最大のイノベーションだとしている。これは、中国では地味で好まれない製造業が日本では高く評価されていることに示されていると分析。日本の製造業は収入も社会的地位も決して低くはなく、安心して仕事できる環境が整っているのだという。長く働く人が多いので、皆が経験を積んで熟練工になり、日本でしか作れない多くの精密部品が生産されているとした。
3つ目は「学び方の違い」をあげている。日本は、中国からは文化を学び、ドイツからは製造業を学び、英国からは政治を、米国からは経済や金融を学ぶというように、各国からその国の得意とする分野を謙虚に学ぶ姿勢があり、しかも「教師を超える」まで極めていると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1692718?page=1
<概ね定番だが・・。↓>
「・・・日本では「鬼」に悪い意味はなく、子どもの名前に「子」を付けるのも普通なので、日本人は「日本鬼子」を罵倒とは受け取らないと・・・中国メディアの騰訊・・・記事は紹介。それどころか、「日本鬼子」という可愛らしいキャラクターまで作ってしまうほどだと閉口している。さらに、日本を指す別の蔑称「小日本」も、「日本鬼子」の妹という設定で萌えキャラになっていると紹介」
http://news.searchina.net/id/1692734?page=1
<概ね定番。↓>
「なぜだ! 日本に定住したがる中国人は多いのに「中国に定住したがる日本人が少ない理由」・・・中国メディアの百家号・・・」
http://news.searchina.net/id/1692738?page=1
<定番。↓>
「日本に「老舗ブランド」が多いのはなぜ? 共通する4つのポイント・・・中国メディア・澎湃新聞・・・」
http://news.searchina.net/id/1692735?page=1
<同じく。↓>
「冷淡に見える日本人、だがいずれ「実は日本人は優しかった」ことに気付くだろう・・・中国メディアの環球網・・・」
http://news.searchina.net/id/1692743
<いや、明治維新の前から日支間には差があったのさ。↓>
「・・・洋務運動は清朝内部における運動にとどまり、徹底的な改革ができなかったのに対し、明治維新は「衰えた政権を立て直すのではなく、政治体制をひっくり返した革命であった」・・・中国メディアの百家号・・・」
http://news.searchina.net/id/1692737?page=1
<そうだよ。↓>
「・・・「日本人は模倣に長けている」と評価されるさ!・・・中国の模倣はあくまでもパクリであり、他者の権利侵害にとどまっている点が日本と違う・・・中国のQ&Aサイトの知乎・・・」
http://news.searchina.net/id/1692725?page=1
<習ちゃんに聞きなさい!↓>
「1人当たりGDPがわが国の4倍なのに、どうして日本人は倹約を好むのか・・・日本の生活コストが非常に高いこと・・・中国のポータルサイト・百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1692724?page=1
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太田述正コラム#11538(2020.9.16)
<大津透『律令国家と隋唐文明』を読む(その13)>
→非公開