太田述正コラム#11545(2020.9.20)
<皆さんとディスカッション(続x4567)>
<2sFd6k7I>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
」
≫ついでに言えば、軍オタ連中についても、私は見誤っていた。・・・自衛隊をまともな軍隊にしたいという殊勝な考えを持った連中だと誤解していたのだ。だから、彼らが、私の、ミリバラに依拠した記述等を取り上げて攻撃を仕掛けてきた時に、迷える羊を善導すべく、目を細めて、最後まで優しく対応したわけだ。しかし、彼らはそうじゃなかった。・・・そうと知っておれば、もっと厳しい対応をすべきだったと悔やんでいる。≪(コラム#11378。太田)
ミリオタは自衛隊というオモチャを棚に飾ってあーだこーだ、言い合ったり、ただ眺めるのが好きな連中ですから自衛隊が軍隊として使えるとかどうでもいいんです。
だからガゼルだの本来の趣旨と関係ない重箱の隅をつつく議論になったんでしょう。
結局オタクはオタクなんです。
⇒私が「目を細めた」理由は、実はもう一つあって、あの「議論」、全く連中の無理筋なんだよな。
ところが、連中、(いや、当時、コラムを時々寄稿させていた読者や、勝手に私に掲示板を作ってくれていた読者、まで、それが分かんなかったようだけど、)要するにリクツはどうでもよくって、感情の赴くままに攻撃を続けてるだけなんだから、感情面でも知能面でも幼児並みの発達障害者的な輩ばかりだと見ていて、まんざら幼児が嫌いでもないもんだから、「目を細めて」遊び続けてあげたって部分もあるのよね。
思い返せば懐かしいねえ。(太田)
<SVr6Py/k>(同上)
<shJU1PO6クン(コラム#11529)、>FRBがリーマンショック以降続けてきた金融緩和に大して円安を維持するために合わせてたわけで、コロナでもはやFRBは永久に金利上げられない状態に陥った以上、日本だけ出口なんか模索できるわけないでしょ
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htm
株式市場にあぶく銭が流れ込むと株価が吊り上がって景気がいいフリできるから二重に止められない。
<太田>
コロナウィルス問題。↓
「・・・死者1502人(+4人)・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55811680Z10C20A2I00000/
<もっと素直に賞讃しろい!↓>
As infections ebb, Japan hopes it has cracked the covid code on coexisting with the virus–In a country where fear of standing out is almost as intense as fear of the novel coronavirus, most people in Japan respect the guidelines designed to prevent the virus from spreading. ・・・
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/as-infections-ebb-japan-hopes-it-has-cracked-the-covid-code-on-coexisting-with-the-virus/2020/09/17/4742e284-eea2-11ea-bd08-1b10132b458f_story.html
それでは、その他の記事の紹介です。
藤井二冠、竜王戦予選で丸山九段に負けたこと等も、将棋人気が早く収束しないよう、いわんや、永久に収束してしまわないよう、考えた上でのことなんだったんじゃないか、と思い始めている。↓
「羽生善治九段、<丸山九段に勝利し、>タイトル100期挑戦へ会見「大きな舞台にふさわしい将棋を」2年ぶりのタイトル戦・・・」
https://blogos.com/article/485844/
「藤井聡太二冠「自作PC」の値段にパソコンマニアもびっくり・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/18926899/
菅おじさん、上出の軍オタ的人物だと思っていいかも。↓
「ふるさと納税に反対「飛ばされた」・・・」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/56604
<隔靴掻痒の感ある記事。↓>
「・・・「叩き上げの苦労人」説の真相–
菅氏の父・和三郎氏は名産いちごの出荷組合長で、「(組合は)いちごだけで年三億円の売上があったほど」(菅氏の友人の由利昌司・元湯沢市議会議長)だった。
〈和三郎はいちご組合を率いるかたわら、雄勝町議会の選挙に出馬し、町会議員にもなる。地元の名士として、頼りにされる存在でもあった〉(同書より)
暮らしも余裕があり、「(菅氏の)家は小学校のときから羨ましがられていた」(同前)という。・・・
<でも、>農業を継ぐのも嫌で・・・、ある意味、逃げるように(東京へ)出てきた・・・」
https://blogos.com/article/485894/
羊頭狗肉記事。↓
「国交相はなぜ「公明党」が独占しているのか 小泉政権から11年…自民が「ずぶずぶ」のポスト手放した理由・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/20200919jcast20202394785/
本件に係る韓国各紙に対する私のコメント(後出)参照。↓
Yasukuni Shrine: Japan’s ex-PM Abe visits controversial memorial・・・
https://www.bbc.com/news/world-asia-54216632
おー、廓出現、遠くないわ!↓
「歌舞伎町に「大人のテーマパーク」来月オープン 目標は「お客様を半勃起で帰らせる」・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/18923444/
なんかしらんけど、買うもん増えたわー。↓
「「PS5よりこっち」 FBの新型VRゴーグル発表に「本気」「VR元年来た」とネット民興奮–
フェイスブックが16日(現地時間、日本時間の17日)、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)をテーマにしたイベント「Facebook Connect」をオンラインで開催し、新型VRゴーグル「Oculus Quest 2」を発表した。2019年に発売された前身にあたるモデル「Oculus Quest」が発売当時の約5万円という価格設定だったのに対し、性能、機能ともに大幅に強化しながら3万円台の価格を実現したことに、ネットでは驚きの声が広がっている。・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/18924645/
日・文カルト問題。↓
<日本の大勝利。↓>
「・・・死者は前日から5人増え計383人。・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200920000400882?section=society-culture/index
<戦前の日本の諜報能力は高かったのねえ。↓>
「安重根を助けた独立運動の「代父」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/09/18/2020091880149.html
<習ちゃんが何も言ってないってことを報道しなくっちゃあアカンで。↓>
「安倍前首相が靖国神社参拝 韓国政府が遺憾表明・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/09/20/2020092080003.html
「首相退任するや靖国神社に行った安倍氏…韓国外交部「深刻な遺憾」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/270393
<国内向けとはいえ、安倍ヨイショとは気持ちワルイわ。↓>
「・・・安倍政治の基本は経済的成果をまず収めてこそ、政治的目標も達成できるという「回る政治」だ。安倍は政権初期の政治イベントをやめ、経済再生に全力を傾けた。・・・
<55体制の下で米国から中共へと宗主国を変更する路線において、旧民主党も自民党も違いはないで。↓>
安倍外交は対米関係が本論であり、他の外交は付録だという要点主義だ。米国とは適当に距離を置き、中国には接近することを核心とする民主党政権の雲をつかむような「東北アジア共同体構想」とは正反対だ。民主党政権の米国との「距離外交」は安全保障上の対立に加え、輸出の足かせとなる円高圧力を生み、領土問題を巡り、中国と武力衝突直前の事態に追い込まれ、ロシアとの北方領土返還交渉は玄関の敷居を超えられずに空転した。
<日本国民とはオレらのことかと日本国民言い。↓>
李明博(イ・ミョンバク)大統領が独島を訪れたのはそのころだった。日本の政治家だけでなく、日本国民も独島訪問を対米外交という礎が揺らいだことによる副作用の一つだと認識している。
<中共のことが全く分かってない、支那事大主義の韓国朝野。↓>
安倍の対米偏重外交はそうした事態に対する安倍流の解決策だった。外交の逆説はそうした偏重外交が中国との関係をむしろ安定させたことだ。日本が中国に対する幻想から覚めると、中国も日本を米国の垣根から引っ張り出そうと期待しないようになり、相互の利益を得ようとする実務外交に転換した。・・・
<閣議で議論なんか行われるワケないで。誰だ、そんなヨタ話を韓国人記者に吹き込んだのは?↓>
安倍は閣議で発言を控えていたという。相反する立場による活発な討論を促した後、最終的に成功可能性が高い政策に賛成した。安倍時代は「成功した機会主義の時代」と言ってよい。民生を安定させられないままで扇動的な政治スローガンに頼ることや、外交の礎が揺らぐ中で安全保障の強化を期待することが愚かだという事実を気づかせるものであれば、そうした機会主義を一度振り返ってみても損はないだろう。」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/09/18/2020091880160.html
<日本語版になんで載せないんだよ。↓>
Japan’s new Prime Minister Yoshihide Suga began his tenure in the boorish style to which South Korea has become accustomed by failing to acknowledge the congratulations of both President Moon Jae-in and Prime Minister Chung Sye-kyun.
The snub bodes ill for relations between the two neighbors, which already reached their lowest ebb in decades under Suga’s predecessor Shinzo Abe.・・・
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2020/09/18/2020091801002.html
<そんな「可能性」あるワケないだろが。↓>
「韓国と特別な縁と友好を強調した二階幹事長…菅首相の横で韓国チャネルの可能性・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/270390
<フン。↓>
「韓国順天市「土着倭寇か」議論で…朝鮮侵略した「日本の武将の銅像」結局撤回・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/270394
<日本のシンブンか?↓>
「「西日本首都」大阪都構想、11月に光見るか
https://japanese.joins.com/JArticle/270374
ポンドの次はドルの暴落かあ。そりゃそうだな。↓
Dollar doomed as China shifts to consumption–A changing US-China relationship means a forex correction is the only way to rectify the imbalance・・・
https://asiatimes.com/2020/09/dollar-doomed-as-china-shifts-to-consumption/
英国に憲法なしってのがよく分かる、小文字のconstitution。
(ちなみに、これ、FTの記事なんだけど、読者諸氏が教えてくれた、FT方式でもNYタイムス方式でも読めず、結局、その記事が転載されてたサイトのにアクセスしなければならなかった。)↓
The UK’s constitution is not working・・・
https://www.reddit.com/r/ukpolitics/comments/ivwut7/the_uks_constitution_is_not_working/
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<人民網より。
日中交流人士モノ。↓>
「京都国際マンガ・アニメフェアに中国で人気の「小林漫画」が出展・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2020/0919/c94475-9762290.html
<ここからは、サーチナより。
定番。↓>
「中国が日本の幼児教育から学ぶべきは「時に子どもの手を放す」こと・・・中国のポータルサイト・百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1692841?page=1
<概ね定番。↓>
「日本人は「食べ残し」を持ち帰らないらしい! 万が一のリスクを考えているのか?・・・中国のQ&Aサイトの知乎・・・」
http://news.searchina.net/id/1692840?page=1
<同じく。↓>
「「日本の意外な事実」 そこから見える日本と中国の文化の違い・・・中国メディア百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1692845?page=1
<ホント?↓>
「中国のポータルサイト・百度・・・記事は、中国の骨董品コレクター・馬未都氏のエピソードについて紹介。歴史的な理由などにより日本や日本人のことを些か軽視していたという馬氏が、招待を受けて東京の骨董品品評会に出席した際、同行のカメラマン数人とともにラフな格好で現場を訪れたとした。
そして、品評会に先立って行われた顔合わせの会で、馬氏の一行も来賓として着席したところ「自分たちの側だけみんなラフな格好で、座り方もバラバラだった。向かいの列の人たちはスーツをピシッと来ていて、座り方もピンとしていた」と伝えた。また、馬氏の向かいに座っていた74歳の参加者が高齢にもかかわらず特に背筋がまっすぐ伸びていたと紹介している。
さらに、「中国人のメンツを潰すわけにはいかない」として馬氏も姿勢を正して座り直したものの、15分も立たないうちに腰や背中が疲れてしまったのに対し、向かいの日本人たちは全く姿勢を崩すことなく、イベントが行われた2時間ずっと姿勢を保ち続けていたと伝えた。
記事はその上で、馬氏が当時「日本人を見くびってはいけない。品評会前の顔合わせというオフィシャルではない場でもこんなにピシッとしていられるのは、平時からきっとそのような姿勢を保っているからだ」と感慨を覚え、日本に対して様々な感情を持っている中国人も、日本人に見られる優れた点については謙虚に学ぶべきだとの思いに至ったとしている。」
http://news.searchina.net/id/1692843?page=1
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太田述正コラム#11546(2020.9.20)
<大津透『律令国家と隋唐文明』を読む(その17)>
→非公開