太田述正コラム#11577(2020.10.6)
<皆さんとディスカッション(続x4583)>
<REO34ITk>(「たった一人の反乱(避難所)」より)
天皇による総理大臣任命を持ち出して批判が出てきたよ。↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/f34e15ceb1fc00fee0b1f1c7e787f5a42a7a348b
⇒憲法学者や行政法学者等の意見を聞きたいね。(太田)
確か最高裁判事や検事総長も下から上がってきた書類に判子を押す方法だったと思うけど、こっちも拒否権やら内閣が本当に誰かを名指して任命するのは駄目という考えなん?
⇒「確か」と言ってるヒマに、調べよう。(太田)
<太田>
関連記事だ。
この個所は、まことにもってその通り。↓
「・・・1983年に会員の公選制から任命制に変更した際は、私も衆議院文教委員として審議に携わり、委員会での強行採決にも出くわした。変更の理由は「選挙に出る科学者が減少した」とか「選挙において不適切な行為が見られた」と記憶している。当時答弁に立った丹羽兵助・総理府総務長官や高岡完治・内閣官房参事官も、「学会の方から推薦していただいた者は拒否しない」「推薦者は拒否しない形だけの推薦制」「形式的な任命制」と口を揃えていたことを覚えている。この時の答弁が、直近まで有権解釈として政府が受け継いできたはずだ。
しかしなぜ今回のような任命拒否が行われたのか。 加藤官房長官の発言などからすると、最近任命制のあり方について内閣法制局と内閣府が詰めの議論を行い、「学会の推薦を拒否しない」との解釈から、「学会の推薦の中から任命する」「法律上は推薦された人の中から選ぶことができる」という解釈の「確定」をしたという。しかし過去の経緯からして、これは明らかに解釈の「変更」であり、事前に国会や与党に周知すべきだが、我々には何も知らせず、結果として闇討ちのような形になってしまったのは残念だ。・・・」
https://blogos.com/article/488964/
それにしても、これ読んでも、日本学術会議のイメージ、さっぱり湧かないなあ。↓
「日本学術会議、いっそ改組されたら?–老人会・蛸壺温床・政策提言僅少の「日本ガス抜き会議」・・・」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62372
<Vf7LeVnI>(同上)
「NYで日本人ピアニスト重傷 地下鉄駅構内で暴行される・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/075f021482d4425fda24897d21997d60eac9eadf ★
NYTでは記事が見つからなかった。
https://www.nytimes.com/section/nyregion
⇒「新型コロナウイルス感染拡大による社会不安や景気低迷で、同市は治安が悪化している。」(★)米国に対するに、「犯罪が大幅に減少している」日本、
https://news.yahoo.co.jp/byline/haradatakayuki/20200830-00195630/
という背景の下、この被害者、同情を禁じえないが、間違った時に間違った国にいたってことのようで・・。(太田)
<太田>
コロナウィルス問題。↓
<まあまあ。↓>
「・・・死者1603人(+4人)・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55811680Z10C20A2I00000/
それでは、その他の記事の紹介です。
自殺の多くは鬱が原因で、その鬱はフツーの病気で、日本の場合は、自殺に対する禁忌がない、ということ以上でも以下でもないさ。
相も変わらぬオリエンタリズム的愚論を書きやがって。↓
The Pressure to Be Perfect Turns Deadly for Celebrities in Japan–A succession of suicides has shown the burdens of a society where many feel that they must conceal their personal struggles.・・・
https://www.nytimes.com/2020/10/05/world/asia/japan-suicide-celebrities.html
当時、社外取締役がサボッてた、ということのようで。↓
「ゴーン体制の日産、浮かぶ統治不全 元秘書室長証言・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64644990V01C20A0CC1000/
データを持ち合わせていないだろうに、こんなことを言っちゃあアカンで。↓
「『毒親』中野信子が明かす「東大卒の女性には親と葛藤がある人が多かった」 “東大女子”・・・」
https://blogos.com/article/488857/
ギャー。↓
「認知症の原因物質 歯周病によって蓄積する仕組みを解明・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/19006695/
あらあら。↓
「・・・男女を問わずアスリートの性欲は一般人より強く、特に一流アスリートになればなるほど強いと言って良いでしょう。その謎を解く鍵は、筋肉量や筋力の成長を高め、闘争心や性欲を上昇させる男性ホルモンの一種『テストステロン』。この値がアスリートは一般人より高いのです・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1600998/
日・文カルト問題。↓
<日本、久しぶりに天文学的敗北。↓>
「・・・ 死者は前日と変わらず計422人・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201006001500882?section=society-culture/index
<それが何か?↓>
「日本経団連会長、トランプ大統領の新型肺炎感染に「自業自得」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/270862
<同じく。↓>
「NEC、欧州最大金融ソフトウエア企業のアバロック買収・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/270867
<もっともな手紙。↓>
「「大統領様、父が殺されているとき、国は何をしていたのですか」 北に射殺された公務員の息子の手紙・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/270860
<アイゴー。↓>
「韓国は米中対決の消耗品? ポンペオ氏が来なければ王氏も来ない・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/270858
アルメニア側に露・欧州・イラン、アゼルバイジャン側にトルコ・イスラエル、というの、なんだかんだ言っても、キリスト教/シーア派連合、対、スンニ派/ユダヤ教連合、の紛争だろ。
どっち側の野合度の方が高いかを、考えてみよう!↓
The war in the Caucasus could turn into a regional calamity・・・
Turkey’s staunch backing of Azerbaijan in the conflict has introduced a new edge to the tensions. ・・・
French President Emmanuel Macron accused Erdogan’s government of crossing a “red line” by sending “jihadist groups” into the fight, a reference to reports of detachments of Turkish-affiliated Syrian rebels appearing on the front lines against Armenian forces. Suleymanov and other Azerbaijani and Turkish officials vehemently deny these claims, insisting that Turkey’s support for Baku is mostly political. He also cited apparent evidence of Kurdish separatists and Lebanese-origin militiamen joining the fight on the Armenian side, which officials in Yerevan also reject.・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2020/10/05/azerbaijan-armenia-clash-turkey-russia/
見出しの前段もさることながら、後段は、(英国、フランスも含めた、地理的意味での欧州諸国、ということのようだが、)英独仏が太平洋国家でもあった時代への黄禍論的ノスタルジアだろ。
欧米の総体的没落もいよいよ最終フェーズに入りつつある、ということだろ。↓
「中国包囲網は日本の国益。なぜ親中ドイツは習近平を見捨てたのか?・・・」
https://www.mag2.com/p/news/468620
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<定番。↓>
「これこそ日本が先進国である理由なのだ! そして中国との「差」でもある・・・中国メディアの百家号・・・」
http://news.searchina.net/id/1693199?page=1
<同じく。↓>
「日本に「失われた20年」なんてあったのか? 驚くほど強い科学技術力・・・」
http://news.searchina.net/id/1693205?page=1
<これもそう。↓>
「日本製がトップシェアの半導体材料 日本はなぜハイエンド産業への転換に成功できたのか・・・中国メディア百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1693226?page=1
<これもまたそう。↓>
「日本が羨ましいよ・・・日本は中国と違って「深刻な交通渋滞が発生しない」・・・中国メディアの百家号・・・」
http://news.searchina.net/id/1693231?page=1
<概ね定番。↓>
「中国サッカーに対する日本メディアの見方は、実に正確で公正だ・・・中国メディア・東方網・・・」
http://news.searchina.net/id/1693216?page=1
<一応新しい。↓>
「日本は中国と違い、なぜ「出稼ぎ労働者の子ども」が社会問題にならないのか・・・
中国で出稼ぎする親が、子どもを田舎に置いてくる理由には「生活環境」と「教育」がある。大都市に出てきて働くとしても、とても子どもを育てられる環境ではないそうだが、記事は日本の戦後の出稼ぎ労働者の環境は悪くなかったと指摘している。政府は彼らを「金の卵」と大切にし、職業安定所を設置して仕事をあっせんし、公営団地を建設して住まいを確保したほか、従業員用に宿舎を提供する企業も多かったため、地方から家族を連れてくる人もいたと紹介した。
また、中国の戸籍制度は日本と異なっており、農村戸籍の子どもは基本的に都市部の学校には入学できない。しかし、日本にはこの問題はなく、住民票を移動するだけで移転先の学校に入ることができ、急増する子どもを受け入れるため学校を建設したりクラスを増やしたりして対応したと伝えている。
記事はさらに、そもそも日本では「出稼ぎ率は高くなかった」とも指摘している。中国の田舎では仕事が見つからず自給自足をしても現金が手に入らないのだが、日本の農家は兼業農家が多く、出稼ぎも短期の場合が多い。日本列島改造計画の一環で「田舎に工場が建てられた」日本では、都会に出ていかなくても地元で仕事を見つけやすく、出稼ぎに伴う問題が回避されたと伝えている。・・・中国メディアの新華網・・・」
http://news.searchina.net/id/1693200?page=1
<その通り。↓>
「日韓の政治は…米国に操られているという噂は本当・・・中国のQ&Aサイトの知乎・・・」
http://news.searchina.net/id/1693215?page=1
<でき悪。↓>
「日本人は「勤勉すぎる」のか? なぜ欧米人のように「ゆったり」と暮らせないのか・・・中国メディアの百家号・・・」
http://news.searchina.net/id/1693218?page=1
<最大の理由が出てこないが、太田コラムに書いてあるぜ。↓>
「日本人は、トランプ大統領についてどう思っているのか・・・中国メディア・瀟湘日報・・・」
http://news.searchina.net/id/1693219?page=1
<ホントのことを書かせた習ちゃんの真意は?
「日本には到底不可能だ! 日本が「核兵器」を開発できない4つの理由・・・
その1つが「原料」の問題だ。日本の原子力発電所ではプルトニウム240を使用しているが、核兵器の原料となるのはプルトニウム239であるため異なっていると指摘した。2つ目は「人材不足」。米国の支持で経済や工業面では飛躍的な進歩を遂げたものの、日本には核兵器を作るだけの知識とノウハウを持つ人材がいないとしている。
3つ目は「核実験場がないこと」。小さな日本で実験場を確保するのは無理であり、シミュレーションするにしても実際のデータを基にする必要があるので無理だとしている。4つ目は「小型化と積載道具」の問題だ。小型化は高い技術が必要で、積載するミサイルも大きな推進力のほか耐高温能力などの技術も必要で、今の日本のレベルでは難しいと論じた。
それで記事は、「これらの問題を解決しない限り、材料があっても実戦能力がないので、かえって日本に面倒をもたらすことになる」と結んだ。・・・中国メディアの百家号・・・」
http://news.searchina.net/id/1693233?page=1
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太田述正コラム#11578(2020.10.6)
<大津透『律令国家と隋唐文明』を読む(その30)>
→非公開