太田述正コラム#11703(2020.12.8)
<皆さんとディスカッション(続x4646)>

<QEc9hUZY>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 過去にTwitterのツイートの仕方について書きこんだ者です。
 自分で非公式アカウントを作って、ブログのコピペツイートをしても大丈夫ですか?

⇒意味、意義、がワーカリマセンが・・。(太田)

<Lj4kY5pM>

 「中国に付け入る隙…菅首相・茂木外相の危険な“思考停止”外交、日本の国益を損ねる・・・」
https://biz-journal.jp/2020/12/post_195270.html
 何の信念もないことがあっさりばれてしまったようです。

⇒「・・・日豪円滑化・・・協定の合意直前になり、菅政権になって日本側が急に慎重になったため、豪側が激怒し、トップのモリソン氏自らが乗り込んできたというのが真相です。この協定は安倍政権が推進してきた外交方針『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて、安全保障関連の条約としては珍しく外務省が防衛省をリードするほど乗り気でしたが、菅政権が誕生してからいきなり後ろ向きになった。
 菅氏が外交の素人なのはよく知られていますが、協定締結で豪軍人が日本に来て、『第二の米軍を招き入れる』と批判が起き、支持率低下につながると考えたようです。今回の協定は対中国包囲網を敷く上で死活的に重要ですから、豪側としては合意せざるを得ない。そんななかでパートナーとして巨大な敵である中国と一緒に戦う覚悟があるのかとモリソン氏が問いただした。さすがに国家元首が乗り込んできたので、菅氏も恥をかかすわけにはいかず、大筋合意に踏み切ったというわけです・・・
 <また、>今回の<日中>外相会談をめぐる動きについて、「大人の対応をとった」とする評者が多い。この会談では新型コロナウイルスで停止していたビジネス往来の11月中の再開が決まるなど、経済面での実利をとったとする見方だ。」・・・
 <ここまで引用した範囲での日本政府批判は悪くないが、こっから先、この筆者も、自らが「何の信念もないことがあっさりばれてしまったようです」。↓>
 少なくとも軍事上の安全保障において、日本は欧米豪と組む以外にこの大国と渡り合うのは不可能であると再認識すべきだ。」(上掲)(太田)

<太田>

 関連記事だ。↓

 「菅首相、言葉なき「しどろもどろ会見」で広がる絶望・・・」
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00118/00106/?n_cid=nbpnb_mled_mre

<globalyst>

≫老衰死も入ってんじゃない?≪(コラム#11693。太田)

 「感染した人の死をすべて新型コロナによる死とカウントする自治体と、新型コロナが直接の死因の時のみカウントする自治体とに分かれていた。しかし、今年6月18日付の厚労省の事務連絡により統一され、「新型コロナウイルス感染症の陽性者であって、入院中や療養中に亡くなった方については厳密な死因を問わず、『死亡者数』として全数を公表する」ことになった。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8638e735b3ff1aaa728153aae16f5af1b72de997
 従って、コロナに感染して入院中または療養中であれば、老衰死も新型コロナによる死亡者にカウントされるはずです。

<太田>

 コロナウィルス問題。↓

 <関連記事でもある。うち、コロナ主因死じゃない数をさっぴてくれー。↓>
 「・・・死者は39人増えて計2397人となった。・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL250V00V21C20A1000000
 <ますます、わが脳死政府、直進あるのみだろね。↓>
 「7~9月期GDP、年率22.9%増に上方修正・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20201208-OYT1T50117/

 それでは、その他の記事の紹介です。

 このNHタイムス記事、オリエンタリズムを抑え気味なところは、評価してあげよ。↓

 This Time, a Cartoon Depiction of Naomi Osaka Is More True to Life–
 Last year, the tennis champion was shown with light skin in an instant noodle ad. Now, she’ll be portrayed as a manga character, and illustrators insisted on getting details right.・・・
https://www.nytimes.com/2020/12/04/world/asia/naomi-osaka-manga-mari-japan.html

 あー面白い。↓

 「「逆学歴詐称」で東大卒ひた隠す年収230万円警備員の気苦労・・・」
https://blogos.com/article/502349/

 こういう鉄砲玉がうようよしてた帝国海軍もおだてて使って目的を遂げた杉山元ら。↓

 「三国同盟は「米への宣戦布告」 知米派海軍将校の訓示発見・・・」
https://www.sankei.com/life/news/201208/lif2012080004-n1.html

 (とりあえず、イスラム教のことは置いといて、)キリスト教の害悪は凄まじい。
 反キリスト教のイギリスにすらビクトリア朝偽善性道徳をでっちあげさせ、キリスト教徒ほぼゼロの日本にまで女性による男性搾取をもたらし、ひいては韓国にけったいな慰安婦神話まで創造させた。↓

 「実はエロ歌だった童謡「ずいずいずっころばし」・・・
 当時の西欧近代主義を背景とした北村透谷や平塚らいてうの性的純潔思想は、いまも、なおいくらかの説得力を保ちながらも、その間、社会事情は激変し、昭和の終わりには既に風前の灯火となっていた感もある。・・・」
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/63164?utm_source=editor&utm_medium=mail&utm_campaign=link&utm_content=list

 日・文カルト問題。↓

 <額面じゃあ、韓国の大大大大勝利。↓>
 「韓国の新型コロナ感染者594人増・死者3人増・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/12/08/2020120880026.html
 <朝鮮語ってそもそも意味不明なのかしら。↓>
 「福島汚染水の情報不足 月城原発の海洋放出との比較は「無理」=韓国外交部・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/12/07/2020120780210.html
 <その言語を産んだ人々のアタマの中がそもそも問題。ほぼ全員が、その歴史を通じて広義のカルトメンバーであり続けてきたんだもんなあ。↓>
 「ベルリン少女像とアンネ・フランク・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/273118
 <あらー、うれしそうね。↓>
 「「米国通」冨田駐韓日本大使、1年で駐米大使に内定・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/12/08/2020120880005.html
 <アイゴー。↓>
 「韓国の労働損失日数は日本の209倍、ドイツの10倍・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/12/07/2020120780243.html
 「今年に入り日本の株式市場で102社が新たに上場(IPO)したと東京証券取引所が7日に発表した。金融危機直前である2007年の121社以降で最大値だ。・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/273128

 トヨタの出先の言をBBCサマがお取り上げに。↓

 Brexit: Toyota says no-deal outcome will be ‘very negative’・・・
https://www.bbc.com/news/business-55220840

 ちゃうだろー、利己主義がアメリカを産んだんだよ。↓

 「・・・ トランプ大統領は、アメリカンドリームが生んだ「利己主義」の象徴に見える。・・・
 <フリードマンは模範的米国人なのさ。↓>
 株主至上主義は、ノーベル賞経済学者であるミルトン・フリードマン・・・が打ち出した概念だった。フリードマンの思想が大ヒットしたため、すべてのビジネススクールが学生たちに『常に利益を上げることだけを考えよ』と教え込んだ。これは、かなり壊滅的な流れだった。
 新しい時代における最高の会社とは、自分たちは社会のため、人のために活動しているとの姿勢を明確にし、それこそを目的とする。・・・」
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00123/00076/

 ムダムダ。
 聖書も、生身のイエスも、ただただ捨てさりゃいいだけだよ。↓

 The Godless Gospel by Julian Baggini review – Jesus as a moral teacher–Christ without the supernatural … reflections on a divisive preacher who speaks to our times but was no personal therapist・・・
https://www.theguardian.com/books/2020/dec/06/the-godless-gospel-by-julian-baggini-review-jesus-as-a-moral-teacher

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <新しくはないと思うのだが・・。↓>
 「親日家が多い台湾、人びとに支持される車はやっぱり・・・中国の動画サイト西瓜視頻・・・」
http://news.searchina.net/id/1695000?page=1
 <角度が新しい。↓>
 「・・・疾病の治療方法という点では日本が必ずしも中国より先を行っているわけではなく、例えば腫瘍の治療についても基本的に中国と同じであると指摘。末期がんの治療ではさすがの日本でも他国に比べて大きな強みを持っていないとする一方で、手術によって治療可能な患者に対する治療では確かに優れていると伝えた。そして、主な理由として日本の医師が様々な角度から勘案して患者にとって最も有利な治療プランを決定し、手術も非常に細やかである上、投与される薬剤の用量も的確で、術後のケアもしっかりしていることを挙げている。・・・中国のポータルサイト・百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1695002?page=1
 <正真正銘、新しい。↓>
 「・・・韓国で古くから「東海」が使用されていたことは、国際的に見て変更の理由にはならないと論じた。また、19世紀の始めには欧州で「日本海」が広く使用されているが、韓国が日本に併合されたのは20世紀に入ってからであり、それ以前に「日本海」を用いるよう強制してはいないと指摘。そもそも、「日本海」の呼称はロシア人が命名しており、日本は後にこの呼称を受け入れたに過ぎないと説明している。・・・中国メディアの快資訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1695007?page=1
 <同じく。↓>
 「・・・中国の動画サイト・西瓜視頻・・・は、・・・海外に進出している飲食店<について、>・・・日本は「地元の消費者」を主な顧客ターゲットとしているのに対し、中国は「現地の中国人」を主な顧客ターゲットとしていると分析。実際に、海外で人気の日本のラーメン店に並んでいる客層の多くが地元住民で、日本人客はあまりいないが、海外の中国火鍋店は客のほとんどが中国人だという。
 なぜこのような違いがあるのだろうか。動画では「人口」が主な理由だと分析。どの国に行っても中国人は多くいるため、海外進出した中国の飲食店は、やはり中国人客をメインとし、地元の需要をおろそかにする傾向があるという。しかし、海外に住む日本人は多くなく、日本人だけを相手に商売をしても長続きしないことが分かっているので、日本企業は地元の消費者に合わせた戦略を取っているのだと説明した。
 この動画に対し、中国のネットユーザーからは「外国人からすると、中国料理はおいしいけど衛生や食品安全に問題があるとのイメージがある。だから外国人をターゲットにしても儲からない」、「中国人は客のことを考えて商売している人は少ない。独善的な店が多い」など、別の問題点を指摘するコメントが寄せられた。
 また、「日本の中華料理店は客のほとんどが日本人だ」との指摘もあった」
http://news.searchina.net/id/1695041?page=1
 <新しいが、何とやらは、エセ学者。唐より前に既に漢人「中国」は滅んでいたからだし、日本は唐からは遊牧民の軍事とインド人の仏教しか基本的に学んでいないからだ。↓>
 「中国のポータルサイト・百度・・・記事は、清朝末期から中華民国期に活躍した学者・辜鴻銘氏がかつて東京帝国大学の講堂で「中国文明の復興と日本」という講演を行い、「日本人こそ本当の中国人だ」という考え方を披露したと紹介。この発言に対して多くの中国人留学生が反感を覚えるとともに、日本人もその意味を理解しかねる様子だったと伝えた。
 その上で、辜氏が語った内容は「この話をすると皆さん驚くかもしれないが、実は日本人も本当の日本人ではなく、今の日本人は本当の中国人というべきなのである。すなわち、唐代の中国人の精神は今、日本で継続されている一方で、中国ではすでに大部分が失われてしまった」というものだったと説明。その要点は、唐代の中国人の精神こそ伝統的な意味合いでの中国人の精神であるにもかかわらず、中国では異民族の侵入によって多くのすぐれた文化が伝承されることなく途絶えてしまったのに対し、唐代に使者を数多く派遣して先進文化を学んだ日本は、これらの文化をしっかりと保護し、異民族からの侵略を経験しなかったこともあって今にいだるまで伝承されている、日本の文化の多くは唐代の「遺伝」なのである、ということなのだと解説した。
 記事は、当時日本に留学していた中国人学生からは辜氏に対して「日本人におもねるためなら、どんなことでもするのか」などと罵声が飛び出したとした上で、当時の学生たちはその意味を誤解していたと指摘。「辜の学識の深さを感じざるを得ない。当時の外国人は彼を東洋の賢哲の一人を見なし、『中国で故宮の三大殿を観なくてもいいが、辜鴻銘を見ないわけにはいかない』と称されるほどだったのだ」と評している。」
http://news.searchina.net/id/1695012?page=1
 <テーマは定番だが岡野工業を取り上げたのは新しい。↓>
 「誰もできないことをやり続けてきた、日本の偉大な小工場・・・中国のポータルサイト・百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1695020?page=1
 <新しいがいささか眉唾。↓>
 「日本車に負けない競争力を持つ中国車だって存在する・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1695013?page=1
 <まあこんなものか。↓>
 「・・・中国の動画サイト・西瓜視頻<は、>・・・日本と英仏独を比べたら・・・国家として強いのは・・・「短期的には、強い順に独、仏、日、英となり、長期的に見れば日本は最下位」と主張している。これに対して、中国人ネットユーザーから多くの反論が寄せられた。最も多かったのは、「一番強いのは日本」というコメントだ。特に、経済と科学技術、それに軍事の強さを指摘する声が目立った。日本の弱みとして国際的な地位と米国の干渉を挙げる意見も散見されたが、それさえなければ日本が一番だと指摘するコメントが圧倒的に多かった。
 その他には、「日本とドイツは同じくらい」という意見や、「経済力では日本、政治力は英国、軍事力はフランスが一番強い。総合的には英仏が日独よりも強い」という主張もあった。」
http://news.searchina.net/id/1695021?page=1
 <間歇的定番のこの記事とはニュアンスがかなり違うけど・・。↓>
 「日本は欧州にあれば「トップを取れる。そういう国だ」・・・中国メディアの捜狐網・・・」
http://news.searchina.net/id/1695037?page=1
 <間歇的定番。↓>
 「中国庭園とは「似て非なる日本庭園」、・・・水・・・まで取り払うとは!・・・中国メディアの澎湃号・・・」
http://news.searchina.net/id/1695023?page=1
 <定番だがデータが面白い。↓>
 「日本の富裕層はなぜ中国と違って「富をひけらかさない」のか・・・
 中国メディアの捜狐・・・記事は、「日本の富裕層は生活が派手ではないから」と分析。意外と手堅い生活をしており、「3割は会社員で、4割は年収1000万円未満」だと伝えた。メンツを重んじる中国で、富裕層が地道に働くなど考えにくいことである。
 また、日本の富裕層は「貯金が好きで、昼食は手作り弁当」という統計結果も紹介。浪費せず堅実で、「生活費と家賃は中間所得層と大差ない」と伝えている。中間所得層との支出の違いは、教育費とレジャー費、つまり自分への投資にあるようだ。
 記事は、日本の富裕層は「生活にメリハリがある」と結論付けている。そのため社会に溶け込んでいて目立たないが、あえて悪目立ちしないようにしているのかもしれないと分析している。」
http://news.searchina.net/id/1695042?page=1
 <定番。↓>
 「広東省は日系車が多いって本当? 「日系車ばかりで恐ろしくなる」・・・中国の動画サイト・西瓜視頻・・・」
http://news.searchina.net/id/1695047?page=1
 <ひねった饅頭怖い記事。↓>
 「中国のポータルサイト・百度・・・記事は、北洋水師の惨敗はまさに装備も実力も劣っていたからであるとした上で「日清戦争の誤った説明により多くの中国人が日本海軍に対し深い恐れを抱くようになり、これに第2次世界大戦における日本の暴行、戦後の日本の技術発展、そして、現在の海上自衛隊の先進的な装備が加わることで、いまだに中国海軍は装備でも実力でもすでに日本を超えたと口にすることができないのである」と論じた。
 その上で、この状況は次に海戦が起こって日本に勝利するまで変わらないかもしれないとの見方を示すとともに「その日は、もう遠くないかもしれない」とした。」
http://news.searchina.net/id/1695028?page=1
 <コロナを見切った、と言って欲しかったね。↓>
 「新型コロナへの抵抗を諦め始めた日本人・・・中国メディア・騰訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1695029?page=1
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<太田>

一、windows

 東京オフ会の翌日はのんびり過ごしたいので、ピアノは、従って、(日曜日のルーティンであるところの、)ピアノ部屋行きは、従ってまた、ピアノ部屋のパソコンを始めとする、(X299パソコン以外の)4パソコンのメンテナンスをするのも、翌々日(月曜)に回すのが通例なのだが、昨日、一日遅れのそれをやったところ、全てのパソコンのwindows画面が青だったのが赤に変わった。
 戻ってきてX299パソコンを見たら、勝手に赤に変わっていたので、(windowsの小アップデートを含む)メンテナンスのせいでないことが分かったのだが、ブルーライトが健康に良くない・・ブルーライトってのはそういう意味ではないのだろうが・・ので赤に変えたのかしらん。
 それにしても、いつまで経っても、ASUSパソコンのwindowsの抜本的アップデートがなされない(ような気がする)のは不思議だ。

二、ヤマハシステム

 リアスピーカーの一つの電源が勝手にオフになっていて、電源をオンにしても、アプリ上でそれがシステムに統合されない状態のままだったので、8月以来のヤマハ・サポート詣でを行った。
 私が、電源ケーブルだのアプリだのをいじくりまわしている過程でこの異常が解消されていたらしいのだが、解消されないと思いこんでサポート詣でをしたために話がこんがらかってしまい、「解決」まで随分時間を要した。
 それにしても、無線ITの世界は、スマホ決裁にしても、ヤマハシステムから音を出すにしても、いつ何時、突然使えなくなるか分かったもんじゃないってのはホント困ったものだ。