太田述正コラム#11867(2021.2.28)
<皆さんとディスカッション(続x4728)>

<KmMJVnpo>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 動画
< https://youtu.be/7LxkAWZK_ZA ←コラム#11861>
の人は無自覚に共産党の手のひらの上なのが駄目なのかな?

⇒腐敗批判に関しては共産党と同じだが、共産党は反安保・反自衛隊、だから違うぞ。(太田)

<C3n4HxF0>

≫「ノーベル経済学賞受賞の実在の天才数学者、ジョン・ナッシュの半生を描く物語。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89 ←ぜひ干渉しなくっちゃ(太田)≪(コラム#11459。太田)
                             ↑

<太田>

 さっそく、ブログで「干渉」を「鑑賞」に訂正しておきました。

<太田>

 コロナウィルス問題。↓

 <ついに50の壁を逆突破!↓>
 「・・・死者は41人増えて計7867人となった。・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL250V00V21C20A1000000/
 <日本も大したことないとも言える。また、豪州も、そして韓国まで、掲載図を見ると超過死亡がマイナスみたいだねえ。↓>
 「・・・日本は超過死亡でも、マイナス2万1000人と逆転し、死亡数が減ったことを裏付けた。フィリピンでもマイナス2万2000人、台湾は同5600人など東アジアで超過死亡が少ない。・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210225-OYT1T50200/

 それでは、その他の記事の紹介です。 

 2世政治家じゃなくても脳死には変わりがなかったな。↓

 「長男問題、会見先送り…「菅政権の終焉」がいよいよ現実味を帯びてきた 「俺は総理のガラじゃない」・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/19767687/

 悪い悪い悪いゴーン。↓

 「ゴーン被告逃亡支援親子、日本へ 米に検事派遣、逮捕方針・・・」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/88604

 (4)天皇をほぼ無視、(5)キリスト教教義に好意的、かつ、仏教(宗派)教義に無関心、とりわけ日蓮宗無視、が抜けてるな。
 また、「現代の価値観」じゃなく、「戦後日本の価値観」だ。↓

 「・・・いつも思うのは、大河ドラマの主人公のキャラクターがワンパターンなのである。ワンパターンというのは、おおむね次のように整理できる(戦国時代のものに限る)。
(1)主人公は、常に正義の人であること
(2)主人公は乱世にあって、平和な時代を築こうとしたこと
(3)主人公は、民衆思いで慕われていたこと
 これにドラマの性格の困った点を挙げると、概してホームドラマであることと、ときにコント仕立ての脚本であること、になろう。
 などなどであるが、要するに主人公は「良い人」なのである。それは、現代の価値観から見たものであり、いささか辟易するのだ。・・・」
https://ironna.jp/article/16934

 「上杉憲実は1447年(文安4年)に足利荘及び足利学校に対して3か条の規定を定めた。この中で足利学校で教えるべき学問は三註・四書・六経・列子・荘子・史記・文選のみと限定し、仏教の経典の事は叢林や寺院で学ぶべきであると述べており、教員は禅僧などの僧侶であったものの、教育内容から仏教色を排したところに特徴がある。従って、教育の中心は儒学であったが、快元が『易経』のみならず実際の易学にも精通していたことから、易学を学ぶために足利学校を訪れる者が多く、また兵学、医学なども教えた。戦国時代には、足利学校の出身者が易学等の実践的な学問を身に付け、戦国武将に仕えるということがしばしばあったという。・・・
 学校自体は、寺院の建物を利用し、本堂には千手観音の像がある。本堂の他に別途、孔子廟が設けられている、という。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%B3%E5%88%A9%E5%AD%A6%E6%A0%A1
 というんだから、この前オカシな判決が確定したばっかしだが、仏教と習合していた神道もそうだけど、儒教(の孔子廟)も、憲法に言う宗教(宗教施設)に当たらないのでは?↓

 「・・・室町時代には足利学校(栃木県足利市)という儒学などを学ぶ機関があり、その卒業生が戦国大名に兵法書の講義をした。
 小早川隆景は、足利学校出身の玉仲宗琇(ぎょくちゅう・そうしゅう)と白鴎玄修(はくおう・げんしゅう)の2人を、鍋島直茂も不鉄桂文(ふてつ・けいもん)を招いていた。直江兼続のもとには、足利学校出身の涸轍祖博(こてつ・そはく)がいた。
 徳川家康のブレーンである天海も、足利学校の卒業生である。実際には、彼らが兵法書の解説などを行っていたのだろう。
 足利学校の歴史が明らかになるのは、室町時代中期頃である。鎌倉から禅僧の快元を招き初代庠主(しょうしゅ、校長)とし、学問の興隆と学生の教育に力を入れた。
 その後、関東管領の上杉憲忠が易経「周易注疏」を寄進し、子孫の憲房も貴重な典籍を送ったという。永正、天文年間(1504~54)には約3千の学徒が在籍したといわれている。天文18(1549)年に日本を訪れた宣教師のザビエルは、「日本国中最も大にして最も有名なる坂東の大学」であると足利学校を称えたという。・・・」
https://ironna.jp/article/16735

 日・文カルト問題。↓

 <日韓相対差、更に縮まる。↓>
 「・・・累計死者数は前日より8人増えて1603人。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/02/28/2021022880012.html
 <カルト使徒どころか信徒ですらないはずの、だからこそ教祖を批判しているところの、朝鮮日報の記者がゲテモノ洋書を引用しつつこんなもんを書いてるんだから、(日本は脳死しちゃってるわけだが)韓国も絶望的だな。↓>
 「・・・先日のソル(旧正月)に丁世均(チョン・セギュン)首相、朴炳錫(パク・ピョンソク)国会議長、李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事など政府・与党関係者らが中国共産党の宣伝メディアに出演し、「感動の歴史」「友情」などの言葉を使いながら新年のあいさつを行ったが、この動画を見ながらふと望闕礼が思い浮かんだ。朴槿恵・・・前大統領は2015年にインターネットを通じて中国のネットユーザーに近況を伝え、文在寅・・・大統領は18年に中国国営のCCTVを通じて新年のあいさつを行った。しかし政府・与党の幹部らが総動員されたのはこれが初めてだ。都鍾煥(ト・ジョンファン)議員は「中韓修好29周年の年」と述べ、韓国よりも中国を先に立てた。もし誰かが韓日関係を「日韓関係」と言えばどれほど強烈な批判にさらされるだろうか。
 これは実は文大統領が口火を切っていた。2017年に中国を訪問した際「韓国と中国は運命共同体」「韓国は小さい国、中国は大きな山の峰」と述べた。露骨な親中宣言だった。「三不の約束」は安全保障問題を中国が決めた通りに従うという自発的な屈辱だった。ペンニョン島のすぐ近くを中国の警備艇が行き来しても、一度たりとも抗議ができない。大統領からしてこれでは執権勢力全体が中国に屈従するのも当然だろう。
 このような崇中事大の妄想から目を覚まさせる本がつい先日発刊され話題になっている。「Disunited Nations(各自図生の世界と地政学、韓国語訳)」という書籍で、著者のピーター・ゼイハン氏は世界的な地政学戦略家だ。彼の分析によると、バイデン大統領が就任した米国はトランプ前大統領当時以上に世界の秩序から手を引くという前提で「中国は10年以内に失敗し、成功神話の終焉を告げる」と予想している。「中国は過大評価された。アジアのトップは日本になるだろう。米国は日本をアジア地域の盟主として選んだ」とも主張している。
 日本の海軍力と空軍力は中国を圧倒するため、中国は一対一の戦いでも勝つのは難しいと分析している。著者は「韓国は再び浮上する日本と経済的に融合する道が最も賢明な選択だ」と主張する。戸惑う提言だが、日本の再浮上に伴う国際的な力学の変化に備えよと注文しているのだ。
 仁祖が南漢山城で望闕礼を行っていたまさにその当時、ちょうど日本に滞在していた朝鮮通信使一行は思わぬ屈辱を受けた。当初の使臣派遣の目的とは異なり、徳川家康をまつる日光東照宮を参拝するよう求める江戸幕府の要求に従わざるを得なくなったのだ。吹雪と厳しい寒さの中を、通信使一行214人は江戸から日光まで往復1週間かけて行き来した。ある意味譲歩だった。「清との関係が厳しくなった状況で、日本との関係まで悪化させるわけにはいかなかったため」と日本には記録が残っている。通信使一行は1643年と1655年の2回にわたり日光東照宮を参拝した。
 ゼイハン氏の予想通り「米国が手を引き、海上で強大な力を持つ日本が今後数十年にわたり空と海で東北アジアの全てを仲裁するようになった場合」にはどのようなことが起こるだろうか。朝鮮通信使一行が日光東照宮の参拝を強要されたように、太平洋戦争の戦犯たちが神として祭られている靖国神社への参拝が求められる事態が起こるのではないだろうか。・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/02/26/2021022680124.html
 <仰せの通りのようで・・。↓>
 「「コロナ死者0人」島根県が「聖火リレー中止」カード出した理由・・・
 結局、「聖火リレー中止検討」発言は、中央政府の関心を引き出そうとする一種のパフォーマンスの性格が強いという評価だ。・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/276024
 <ご関心が高いようで・・。↓>
 「東京五輪大会組織委員長「無観客での開催・再延期は考えてない」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/276027

 ばっかばかしい。↓

 ・・・Solms argues that Freud’s theories anticipate some key findings in current brain research. In Solms’s reckoning, those controversial ideas weren’t just ahead of their time; he proposes that they still have something to teach neuroscience today.・・・
https://www.washingtonpost.com/entertainment/books/a-brain-researcher-on-what-freud-got-right/2021/02/25/42ed23a6-7544-11eb-948d-19472e683521_story.html

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <台湾が中共の一部だと思いたいことだけはよく分かったで。↓>
 「中国のポータルサイト・百度に・・・台湾で生活する日本の女性が「台湾にいてとても楽だと感じたこと」を紹介する記事が掲載された。・・・」
http://news.searchina.net/id/1697205?page=1
 <よく調べたね。↓>
 「中国のポータルサイト・百度に・・・新型コロナの中で日本の鉄道会社があらゆる場所を「オフィス化」する取り組みを進めていると報じた。・・・」
http://news.searchina.net/id/1697206?page=1
 <新しいかも。(茶の湯のハナシじゃないよ。)↓>
 「遣唐使を通じて「茶」を手にした日本、中国は「今や日本から学ぶべき立場」・・・」
http://news.searchina.net/id/1697207?page=1
 <よしよし。↓>
 「あの時は驚いたものだ・・・四川大地震で日本が助けてくれたこと・・・中国メディアの騰訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1697208?page=1
 <かなり前の記事の使い回し。↓>
 「これが日本なのか! 中国人が「都庁」に驚いたこと・・・中国の動画サイト・西瓜視頻・・・」
http://news.searchina.net/id/1697209?page=1
 <同じく。↓>
 「中国のお化け屋敷はただの娯楽、日本のお化け屋敷は本当に怖い・・・」
http://news.searchina.net/id/1697210?page=1
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<太田>

 昨夜、電気圧力鍋を久しぶりに圧力鍋として使ったのだが、最後にもう一度確定ボタンを押すのを忘れたものだから、やり直しで、結局、2時間弱かけてビーフシチューを作った。
 で、その時、ちゃんとタイマー表示が機能していることが分かった。
 つまり、初めて圧力鍋として使った時にタイマー表示が機能しなかったのは、軽度と雖も初期故障だったわけだ。
 アイリスオーヤマの豪快なサポート(女性)の対応に改めて感服。
 その時も、最初に調理時間○分、とは表示され、Alexaでタイマーをかけるので、「○分」が正しければ、調理過剰になることはないとはいえ、今後ともちゃんと調理自体はなされるのか心許ないことだ。
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太田述正コラム#11868(2021.2.28)
<鍛代敏雄『戦国大名の正体–家中粛清と権威志向』を読む(その2)>

→非公開