太田述正コラム#12322(2021.10.13)
<皆さんとディスカッション(続x4955)>

<太田>

 コロナウィルス「問題」。

 <うー。↓>
 「・・・死者は29人増えて計1万7988人となった。・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL250V00V21C20A1000000/

 それでは、その他の記事の紹介です。

 そして、いつの間にか、大型旅客機メーカーに・・てなことはありえないか。↓

 「ホンダが新型ジェット構想 大型化で米大陸横断可能に・・・
 ホンダジェットは昨年の納入数が31機で、小型ジェット機分野で4年連続の世界首位になった。」
https://www.sankei.com/article/20211013-ZK37CX3OFNOCZBRV3BIP664PWQ/
 
 「中国人留学生」だけじゃないようだが・・。↓

 「中国人留学生、連日限度額ギリギリの免税品「爆買い」…店側「怪しい」「不自然」・・・」

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211012-OYT1T50344/

 仮にそれが事実だとしても、アウトだー。↓

 「日大理事長「金もらっていない」 病院工事めぐる背任事件・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%8B%AC%E8%87%AA-%E6%97%A5%E5%A4%A7%E7%90%86%E4%BA%8B%E9%95%B7-%E9%87%91%E3%82%82%E3%82%89%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84-%E7%97%85%E9%99%A2%E5%B7%A5%E4%BA%8B%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8B%E8%83%8C%E4%BB%BB%E4%BA%8B%E4%BB%B6/ar-AAPoGZU?ocid=msedgntp

 結構なことではあるけれど、正直な話、何かウラがあるのか、と、疑っちまう。↓

 「・・・杉原千畝(ちうね)(1900~86年)の功績を顕彰するため、エルサレム市が郊外の広場を「チウネ・スギハラ広場」と命名し、11日に記念式典を開いた。・・・」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20211013-OYT1T50056/

 そっかー。↓

 「・・・「注文した材木が約束の日時に届かない」「正月のあいさつ回りに丸2日間費やす」――。江戸末期、長崎に滞在した外国人技術者が残した日記「長崎海軍伝習所の日々」には、日本人のルーズさを嘆く言葉が並ぶ。
 理由は当時の時間感覚にあった。時間の最小単位は今の2時間分で、時間帯や季節で伸び縮みした。それも鶏の鳴き声や寺の鐘で漠然と測るしかなかった。
 「時間に正確」という日本のイメージ形成のきっかけになったのが、1872年に開業した鉄道だ。定時運行を守るため、24時間制を導入。時刻表を定め、発車5分前に駅にいない客は乗せない徹底ぶりだった。鉄道史に詳しい中村尚史・東京大教授は「鉄道は自然の時間軸で生きてきた日本人に初めて分刻みの時間を認識させた」と指摘する。・・・」
https://news.infoseek.co.jp/article/20211012_yol_oyt1t50259/?tpgnr=poli-soci

 日・文カルト問題。↓

 <日本、惜敗ー。↓>
 「・・・死者は前日から11人増えて計2605人となった。・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20211013001300882?section=society-culture/index
 <そんなん、「日韓関係」とは関係ありゃせんがな。↓>
 「「日韓関係、ひとまず新型コロナ以前の交流回復を」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/283780
 <報道価値なし。↓>
 「文大統領と岸田首相の電話会談 韓国「日程調整中」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/10/12/2021101280227.html
 <同じく。↓>
 「自民党「竹島領有権」主張の総選挙公約を発表・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/283800
 <アタマ、オカシ。↓>
 「韓国海軍「福島第一原発の汚染水、2-3年で韓半島海域へ流入…対策を整備すべき」・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/10/13/2021101380021.html
 <おかげさんで。↓>
 「<W杯サッカー>日本が起死回生…豪州に2-1勝利・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/283783
 <金正恩坊やもたまにはエーことを言う。↓>
 North Korea Uses ‘Squid Game’ to Bash the South–
 In a post from Tuesday, propaganda site Arirang Meari presented unattributed quotes from South Korean television critics that described Squid Game as showing an “unequal society where moneyless people are treated like chess pieces for the rich,” according to a report from Reuters.
 ”It is said that it makes people realize the sad reality of the beastly South Korean society in which human beings are driven into extreme competition and their humanity is being wiped out,” the post read.・・・
https://www.newsweek.com/north-korea-uses-squid-game-bash-south-their-humanity-being-wiped-out-1638292

 今次イラク総選挙で、シーア派のサドル師の政党が(過半数からは全然遠いが)第一党になったんだが、「反」イランだってのにはチョイ驚く。↓

 Iraq election: Nationalist cleric Moqtada al-Sadr claims victory–
 Shia Muslim cleric Moqtada al-Sadr has claimed victory for his nationalist Saeroun movement in Iraq’s election.・・・
https://www.bbc.com/news/world-middle-east-58881596
 <投票率の低さは成熟の表れ。上掲の結果を見よ。イラク人によるコラムとはいえ、こんなの載せるとは。↓>
 Iraqis never got the democracy we were promised. We are paying the price.・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/2021/10/12/iraq-elections-democracy-sectarianism/

 そりゃそうだろな。↓

 Afghanistan Is Facing a Total Economic Meltdown・・・
https://www.nytimes.com/2021/10/12/opinion/afghanistan-taliban-g20-aid.html
 <日本はモチ、宗主国サマの言う通りに、碌にカネ出さなかったんだろうが、本件に関しては、それでよろし。↓>
 G-20 emergency meeting on Afghanistan yields $1.5 billion in aid from E.U. but no other comparable pledges・・・
https://www.washingtonpost.com/world/g20-afghanistan-summit-aid/2021/10/12/34d3d208-2b4f-11ec-b17d-985c186de338_story.html

 言葉だけは知っていた、「フライ・フィッシング」について調べ、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0
更に、そこに出ていた「テンカラ釣り」についても調べてみた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A9%E9%87%A3%E3%82%8A
 釣りって、奥が深いわー。↓

 Fly Fishing Invented 13,000 Years Ago on the Banks of the Jordan River・・・
 The Natufians were not pioneers of the fishhook technique; it seems hooks were in use over 42,000 years ago, in East Timor, and if we found that, there were probably earlier ones. But at Jordan River Dureijat, this was an innovation. And the people’s manufacture of hooks, for fly fishing or otherwise, was extraordinary.・・・
https://www.haaretz.com/archaeology/.premium-fly-fishing-invented-13-000-years-ago-on-the-banks-of-the-jordan-river-1.10272609

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <邦語媒体より。
 一件落着。↓>
 「IMF、中国優遇疑惑のゲオルギエワ専務理事続投・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%EF%BD%89%EF%BD%8D%EF%BD%86-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%84%AA%E9%81%87%E7%96%91%E6%83%91%E3%81%AE%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%82%A8%E3%83%AF%E5%B0%82%E5%8B%99%E7%90%86%E4%BA%8B%E7%B6%9A%E6%8A%95/ar-AAPpv6F?ocid=msedgntp
 <人民網より。
 いずれ、「帰国」させられるとはいえ、日本の動物の呼名としてありえないの、つけないでよ。↓>
 「東京上野動物園の双子パンダの名前決定 日本・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2021/1011/c94638-9905673.html
 <ここからは、サーチナより。
 そんなことは、全人代代表を公選制にしてから言ってくりゃれ。↓>
 「日本の国会議員選挙は、「ミスコン」の延長なのか?・・・中国メディア・海峡都市報・・・」
http://news.searchina.net/id/1702718?page=1
 <新しい。↓>
 「・・・中国メディアの網易・・・記事の中国人筆者は「47都道府県すべてを訪れたいという願望は、衰えるどころか、むしろ加速している」と主張する一方、コロナ禍である以上は日本を旅行で訪れるのは現実的に難しいことを強調。そして、中国国内でも上海ならば「擬似的に日本を楽しむことができる」と思いつき、上海を旅行で訪れたことを紹介した。・・・」
http://news.searchina.net/id/1702729?page=1
 <同じく。↓>
 「・・・中国メディアの快資訊は・・・「日本では1カ月3000元(約5万2000円)で生活できるか」と題する記事を掲載した。
 月収3000元だと中国の大都市の平均収入には届かないが、小さな都市なら十分に生活できるだけの金額だ。生活費の高い上海でも、2021年7月の時点で最低賃金が2590元となっている。・・・
 やはり3000元で生活するのは難しいと言えそうだ。」
http://news.searchina.net/id/1702735?page=1
 <これもそう。(なるへそ。)↓>
 「中国人の疑問「なぜ日本はこんなにも頻繁に首相が変わるのか」・・・
 中国メディアの百家号はこのほど、その理由について考察する記事を掲載した。
 その1つとして記事は、「内閣の始まり」の時点で既に問題があったと分析した。初代首相の伊藤博文はドイツの制度を参考に内閣制度を作ったたが、当時は天皇の権力が絶大で、首相であっても天皇や枢密院などの制約を受けたため、権力が小さく不安定だったとしている。
 戦後は権力の構造が変化したが、それでも日本は「議会内閣制度」のため首相が頻繁に変わるのだと論じた。日本には「内閣不信任決議」制度があり、衆議院本会議で過半数が賛成すると首相は辞任するか衆議院を解散しなければならないので、首相の地位は不安定だと説明しているが、実際、過去に4回可決されている。3つ目の理由は「政党政治」で、与党の党首が首相になるため党内政治が不安定になると首相も不安定になるとしている。
 4つ目は「経済の影響」だ。これまでの傾向を見ると、景気が良ければ首相在任期間は長くなり、景気が悪くなると短くなると分析した。実際、バブル経済崩壊後は特に頻繁に首相が変わることが続いたと指摘している。
 <5つ目>は「米国の意向」で、米国の対日政策が日本の政局に大きな影響を与えているとしている。
 最後に記事は、日本の首相は在任期間が長くないと海外の要人はみな知っているので、日本は外交面で非常に不利になっていると主張し、この先もやはり頻繁に首相が変わっていくのだろうと予測した。」
http://news.searchina.net/id/1702736?page=1
 <これもまたそう。(そうやねえ。)↓>
 「日本と英国はともに「島国」、ではどちらの国力が上なのか・・・
 1つが「地理的な位置」だ。日本は地震多発地帯にあるので「非常に危険」な位置といえるが、英国は気候が温暖で土地も肥沃で地震の心配がなく、日本よりずっと好条件だと主張した。また、中国やロシアという大国がすぐ近くにある日本と違って、英国の近くには英国より強い国がないので「非常に安全」だとしている。
 2つ目は「国際的な影響力」で、英国の影響力は日本をはるかに上回ると伝えた。英語が国際語となっており、英国文化は世界中の国が模倣していて、今でもイギリス連邦とも言われるコモンウェルスがあり、国連常任理事国だと指摘した。この点で日本は、政治や文化面で英国の影響力には足元にも及ばないと論じた。
 3つ目は「軍事力」だ。英国の軍事力は世界でも上位に入り、米国と固い軍事同盟を結んでいるが、日本には正式な軍隊がなく英国とは比較のしようがないので、軍事面で英国が上だとしている。それで・・・中国メディアの快資訊・・・記事は、総合的に見て英国は日本より強いと結論した。」
http://news.searchina.net/id/1702737?page=1
 <これもまたまたそう。↓>
 「われらが誇る食べ物・小籠包、日本で大変なことになっている・・・中身の改造・・・中身はそのままに外側を別のものに変えてしまったケース・・・中国のポータルサイト・網易・・・」
http://news.searchina.net/id/1702755?page=
 <これもまたx3そう。↓>
 「中国のポータルサイト・百度に・・・「日本のグルメは、見た目ほど美しくもおいしくもない」とする文章が掲載された。・・・」
http://news.searchina.net/id/1702761?page=1
 <テーマは定番だが事例が新しい。↓>
 「旧日本軍の軍帽をかぶった中学生が大炎上、中国人の反応が真っ二つに割れた理由・・・中国のQ&Aサイト知乎・・・」
http://news.searchina.net/id/1702744?page=1
 <概ね定番。↓>
 「新型コロナで、日本の自販機文化がさらに加速した!・・・中国メディア・瀟湘晨報・・・」
http://news.searchina.net/id/1702719?page=1
 <同じく。↓>
 「中国製造業の競争力は「日本に全く追いついていない」と言える理由・・・中国メディアのZAKER・・・」
http://news.searchina.net/id/1702762?page=1
 <これもそう。↓>
 「いずもがF35Bの発着艦試験を実施、中国ネット民の反応は・・・中国のQ&Aサイト知乎・・・」
http://news.searchina.net/id/1702738?page=1
 <定番。↓>
 「退室時に確認をしない日本のホテル、「信頼関係があってこそ」・・・中国メディアの快資訊・・・」

http://news.searchina.net/id/1702731?page=1 

<太田>

 今年は、「有名」日本人を含む日本人多数が挑戦したためか、Youtubeで注目されているショパン・コンクール、「一人題名のない音楽会」に登場した、角野隼斗、反田恭平、牛田智大、や、名前をよく目にしていた小林愛実、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E6%84%9B%E5%AE%9F
も参加しているが、角野、反田、小林は、二次予選も勝ち抜き、セミファイナルに進んだ。
https://www.youtube.com/watch?v=k7ohf-VqH1A
 牛田君については、彼がまだ小学生の頃、取り上げ、プロにはならない方が的なことを書いたことがあった(コラム#5583)。
 角野君については、ユーチューバーとして、キワモノ的なこともやっていて、学業もある(?)ことから、もはやプロの演奏家になるつもりはなさそう、と思っていたけれど、つい最近、この(3年前の)演奏
https://www.youtube.com/watch?v=HPJSTKF67Ds
にエラく感心し、「一人題名のない音楽会」に採用すべきか最後まで迷いつつ、「無名」なるがゆえに他の人の演奏のにしたことがあったばかりだった。
 反田氏の場合は、既に押しも押されぬプロの演奏家だと思っていたので、コンクールに挑戦したのにむしろ驚いた。
 それにしても、日本人だけではなく、東アジア人の挑戦者の多さ・・欧米国籍の人を含む・・に驚いた。
 やはり、角野君が象徴しているように、クラシック音楽家を輩出する国、IQ度も高いってことなんだろうな。
 で、今まで視聴したことがない、小林愛実さんの演奏を、初めて(時々クーリングダウンのために動画を止めつつ)視聴してみた。
https://www.youtube.com/watch?v=ZAFa0PFBNKU ←一次予選
https://www.youtube.com/watch?v=pJcPg1WEfXs ←二次予選
 こいつは素晴らしい。
 6年前の同一コンクール・・5年に1回の開催だが、コロナで今回は1年延期・・でファイナリストだったらしいが、今回は、よほど傑出した競争相手が出現すれば別だが、優勝するかも。

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太田述正コラム#12323(2021.10.13)
<平川新『戦国日本と大航海時代–秀吉・家康・政宗の外交戦略』覚書(補遺2)(その2)>

→非公開