太田述正コラム#12378(2021.11.10)
<皆さんとディスカッション(続x4983)>
<太田>
コロナウィルス「問題」。↓
<も一度ゼロ来ーい。↓>
「・・・死者は3人増えて計1万8313人となった。・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL250V00V21C20A1000000/
それでは、その他の記事の紹介です。
素晴らしいプロレス将棋だった。
藤井三冠が相掛りや角替わりほどは研究していないであろう矢倉戦を採用した羽生九段、中盤で悪手を一手指し手に汗を握る「接戦」を終盤の半ばまで続けた藤井三冠、と来りゃ、結果が分かっていても堪能させられる。
2人とも、将棋界を背負っているという意識があって危機感も共有しているからこその渾身のプレイだった、ということではないか。拍手!↓
「藤井聡太三冠 VS 羽生善治九段 屈指の名局、戦慄の△6六歩 第71期ALSOK杯王将戦リーグハイライト(主催:毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社)・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=Dj3Z2w0YRcw
https://www.youtube.com/watch?v=anrtUcuqB2k
このように女性達の間の評判がとりわけひどいのは、木下都議の生き様が、自分達の姿の、ほんのちょっとだけデフォルメされ、誇張された、真実だからだろう。↓
「橋本マナミ “雲隠れ” 木下富美子都議のド派手赤ワンピに「税金納めるのがバカバカしくなる」・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/21167431/
日本の女性にも草間彌生のような例外はいるが・・。
この長文記事を読むと、彼女、縄文人だなあ、と思うね。↓
Yayoi Kusama’s Obsessive Magic Takes Over the Tel Aviv Museum of Art–The 92-year-old Japanese artist’s works — including the fields of phalluses and endless rooms — are shown now in Tel Aviv. But her art, and life, run much deeper than her Instagram-friendly reputation・・・
Kusama’s uniqueness lies in the way she “creates an immersive environment that breaks down the hierarchical system. She makes the viewer part of the environment, and not someone who controls it through their gaze. She breaches the skin of the objects. She experiences the world in a different way from the masculine position that is concentrated on itself, and expresses her art from an emotional place as well.”
・・・“the story of the crazy artist who makes art from the depths of her psyche works very well. And also that she makes products that can be sold. She has lots of products for people who don’t understand or know art and just think it looks cool. Her aesthetic directly appeals to the taste of the masses. It’s important to say that she does not make the products for PR purposes. She is a pop artist and this is what artists of the genre do.”
The remarkable publicity she has gained in the past decade also has to with the selfie culture. ・・・“When we take a selfie it’s like we’re attaching ourselves to the work of art. Kusama is very accessible. She breaks boundaries with her endless octopus arms and her installations with mirrors. Her work doesn’t hide you, and you don’t stand beside it. Instead, you become part of it. And that is its power. We blend into her works, and that becomes part of their dynamism and infiniteness.”・・・
https://www.haaretz.com/israel-news/.premium.MAGAZINE-yayoi-kusama-s-obsessive-sexual-groundbreaking-work-takes-over-tel-aviv-museum-1.10367850
引用前段は、憲法の英語版も読みながら全く気付かなかったな。
引用後段は、だから、経済安全保障担当相ができたわけだな。↓
「・・・戦争放棄を宣言したといわれる憲法9条2項にある「戦力」というのは、実は防衛産業をはじめとする重工業のことを指します。・・・
同項を英文で読むとよく分かります。
In order to accomplish the aim of the preceding paragraph,land, sea, and air forces, as well as other war potential, will never be maintained. The right of belligerency of the state will not be recognized.
「war potential」は重工業を指します。・・・」
トランプ政権は2018年7月から中国からの輸入品に対して追加関税措置を講じ始めました。
トランプ政権の動きに最初に気付いたのは経産省でした。日本も安全保障の観点から対中機微技術流出問題に対応しなければ、第2の東芝機械違反ココム事件が起きかねない、との危機感を抱いたのです。・・・」
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00376/110900011/?n_cid=nbpnb_mled_mre
日・文カルト問題。↓
<益々目も当てられんわ。↓>
「・・・死者は前日から14人増えて計3012人となった。・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20211110001800882?section=society-culture/index
<見出しに工夫の余地あり。↓>
「BMW・トヨタ「カーボンニュートラル、政府もやらないのになぜ我々が…」–国連の無公害車転換誓約に参加せず・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/11/10/2021111080004.html
<頑張るカルト。↓>
「韓国・大邱の慰安婦歴史館で企画展 被害者の人生を立体的に再現・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/11/10/2021111080009.html
<レーダー照射事件も訂正しなさい!↓>
「日本「先月の北朝鮮SLBM発射は2発ではなく1発」 結局訂正へ・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/284649
<大統領選前だからしょうがないのかもしれないが、対日関係で「新政権の序盤にすべき」は「交渉」じゃあないことをお忘れなく。↓>
「韓国野党・国民の力代表「日本政府との交渉、新政権の序盤にすべき」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/284677
<大騒ぎが続いとるねえ。↓>
「韓国の消費者、日本市場で「尿素水」購買・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/284666
日本もそうせざるをえないだろ。↓
「フランス、原発建設再開へ マクロン氏「脱炭素へ必要」・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR100IQ0Q1A111C2000000/
そのマクロンは関りの深い諸国との付き合い方ががヘタクソだなあ。
<アルジェリアの「民主主義」はイラン並だな。↓>
・・・Algerian President Abdelmadjid Tebboune recently closed his country’s airspace to France out of anger at a comment from Emmanuel Macron. ・・・
・・・by spring 2019, Algerians had had enough of the corrupt, incompetent Bouteflika and poured into the streets by the hundreds of thousands, triggered by the president’s announcement that he intended to run for a fifth term in office. The protest movement, which came to be known as Hirak, forced him to step aside that same year. In December elections, Tebboune received the most votes.・・・
At just 40 percent, though, voter turnout was historically low. Many who had joined the protest movement boycotted the election. They had been hoping for a longer interval between Bouteflika’s resignation and new elections, which would have given Hirak more time to organize. But the army pushed through the vote, for which just five out of 23 candidates were certified – all of whom were products of the country’s entrenched power structures.・・・
<nation=a sovereign people
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
だとすりゃ、マクロンの言う通りだろうが・・。↓>
In October, he broke off diplomatic relations with Paris and is allegedly is no longer taking calls from the office of French President Emmanuel Macron, with whom he used to maintain close contact. ・・・
・・・the French president raised the question as to whether Algeria had even been a nation prior to its colonization by France.・・・
https://www.spiegel.de/international/world/algerian-president-abdelmadjid-tebboune-you-can-t-question-a-people-s-history-and-you-can-t-insult-the-algerians-a-44033dcb-53b4-4660-8e24-44aff8756c2e
誰でも結婚はする。↓
でも、マララ「女史」、タリバンによって殺されかけ、同じパキスタン国籍者と結婚し、その相手は旧宗主国イギリスの「国技」クリケットの関係者、って改めて色々考えさせられるね。↓
Malala Yousafzai announces her marriage・・・
The 24-year-old Pakistani human rights campaigner who was shot by the Taliban for daring to want an education posted images on Twitter of her celebration on Tuesday with Asser Malik and her family.・・・
Malik is the general manager of high performance at the Pakistan Cricket Board.・・・
https://www.washingtonpost.com/world/malala-yousafzai-announces-her-marriage-on-twitter/2021/11/09/56a911c6-41a3-11ec-9404-50a28a88b9cd_story.html
世界はいまだに弥生人だらけ。↓
Report says Ethiopia’s Tigray forces raped Amhara women・・・
https://www.washingtonpost.com/world/report-says-ethiopias-tigray-forces-raped-amhara-women/2021/11/09/2b69b0f8-41ba-11ec-9404-50a28a88b9cd_story.html
中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓
<邦語媒体より。
恐る恐る手を出してる米国等だが、各国とも、その台北事務所の国務省/外務省機関化をやる気まではないんだろな。↓>
「・・・米国の上下両院議員の一行を乗せた専用機が9日夜、台北市の松山空港に到着した。台湾外交部(外務省)は米代表機関、米在台協会(AIT)台北事務所が管轄しているとして、訪台の目的など詳細について公表を避けた。中国軍は台湾海峡に向けた「戦闘準備のための警戒パトロール」の実施を発表。対抗措置とみられる。・・・」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB09DQJ0Z01C21A1000000/
<英語媒体より。
アメちゃんですらまともな人間が下す結論は同じ。↓>
Will China Really Invade Taiwan?–In March, one senior U.S. admiral warned that it could happen “in the next six years,” setting off a freakout among some in D.C. But how likely is it?・・・<No!>・・・」
https://slate.com/news-and-politics/2021/11/china-taiwan-invasion-philip-davidson-military-threat.html
<これも、アメちゃんの指摘にも一理あるな。↓>
China committed one act of barbarity when it prosecuted the citizen journalist Zhang Zhan for her revealing look at Wuhan in the first stages of what became a global pandemic. Ms. Zhang was sentenced in December to four years in prison on the specious charge of “picking quarrels and provoking trouble,” which China uses to suffocate free speech. Now her health has deteriorated, and relatives say she is near death. China will compound the barbarity unless it sets her free and saves her life.・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/2021/11/07/zhang-zhan-prisoner-wuhan-china-covid-origin/
<次に人民網より。
伝統ゲイジュツ交流。↓>
「「Hi浮世絵――芸術珍品展」が開幕 上海・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2021/1109/c94638-9917448.html
<現代ゲイジュツ交流。↓>
「草間彌生の作品「南瓜」が輸入博に登場 上海市・・・」
http://j.people.com.cn/n3/2021/1108/c94638-9916968.html
<ここからは、サーチナより。
新しい。↓>
「・・・韓国<は、>・・・「実は、見くびってはならない隠れた実力も持っているのだ」とし、人口が決して多くないにもかかわらず60万人あまりの兵力を持ち、予備役を加えるとその数は371万人に達し、この点においては米国やロシアでもかなわないと紹介した。
さらに、軍備も決して劣っている訳ではなく、陸軍には装甲車1万4000両、戦車2600基、大砲7000門があり、海軍も空母以外の基本的な軍備を備えていると説明。空軍はさらに強力で、世界で5番めに多い1600機の戦闘機を持つほか、第5世代戦闘機の自主開発能力も持っているとした。このほか、経済面でも米国に次ぐ規模を持つ半導体産業や、自動車産業、造船業でも世界屈指の高い実力を持っていると伝えた。
中国のポータルサイト・百度・・・記事はその上で、それなりの実力を持っている韓国がしばしば弱国扱いされるのは「残念なことに東アジアに存在しているからだ」とし、東アジアには日本やロシアといった世界的な大国がひしめき合っているために、韓国の強みが際立たないのだと説明している。」
http://news.searchina.net/id/1703415?page=1
<同じく。↓>
「日本のマグロ解体ショーはすごい「目と口の保養になる」・・・中国メディアの騰訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1703416?page=1
<これもそう。↓>
「・・・日本では「腰から上」については厳格に正式なスタイルが求められるが、「腰から下」については厳格さがなく、この点は西洋の感覚と異なっているようだと独自の見解を示した。
それで・・・中国メディアの新浪・・・記事は、日本の学校の厳しすぎる校則が、スカート丈が短くなるという結果をもたらしたと分析した。
制服はみんな同じだが、他の人との違いを求める女子学生たちは、スカートの丈を短くすることで個性を出そうとしているのだと説明している。」
http://news.searchina.net/id/1703417?page=1
<これもまたそう。↓>
「うらやましい! 男子バレーでも「欧州組」が増えている日本・・・中国のポータルサイト・百度・・・」
http://news.searchina.net/id/1703421?page=1
<エレベーターの話は初めて。↓>
「・・・日本には超高層ビルを建設するだけの<実>力がないのだろうか。・・・
中国メディアの網易・・・記事は、日本には建設する実力がないわけではなく、地震が頻発する地域であるため、あえて高いビルは建設しないのだと説明した。しかし、上海タワーは高さでもエレベーターの速度でも日本に圧勝していると指摘している。上海タワーのエレベーターは分速1230メートルだが、あべのハルカスは分速360メートルにすぎず、上海タワーの優位性を強調した。
<しかし、上海タワーの>エレベーターは、実は日本の三菱電機製だ・・・。」
http://news.searchina.net/id/1703429?page=1
<この点だけに焦点を当てたのは初めて?↓>
「・・・中国の動画サイト西瓜視頻・・・動画・・・配信者は日本在住の中国人女性で、・・・園児たちが裸足で砂土のグラウンドを走っている様子を紹介している。配信者はこの様子について「日本は子どもが靴を履かず、グラウンドは砂土であるほどに遅れている。中国ネットユーザーは『やっぱり中国の子どもは幸せだ』と言っている」とのタイトルを付けた。
中国の幼稚園は、都市部だとグラウンドがないところも多く、グランドがあるところでも子どもが怪我をしないように、合成ゴム製のグラウンドを採用しているところがほとんどだ。配信者は、この中国の幼稚園と比較し、強烈な「皮肉」を込めてタイトルを付けたようで、本当は日本の幼稚園の環境が「すばらしい」と考えているらしい。
これを見た中国のネットユーザーから<は、>・・・好意的なコメントが目立ち、日本の幼稚園に対する批判的な意見はほとんど見られなかった。」
http://news.searchina.net/id/1703410?page=1
<概ね定番。↓>
「中国人が語る「長く日本に住んでみて気が付いたこと」・・・中国のQ&Aサイト・知乎・・・」
http://news.searchina.net/id/1703411?page=1
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<太田>
本日も体調はまだ「本復」していないが、ついに、MSFSで自動遊覧飛行のつもりが、自分での初飛行をしてしまった。
(その前に、設定を一覧したが、サウンドのところを一か所変更した以外はデフォルトで大丈夫そうだった。)
飛行は、ギザの三大ピラミッドの上空からの出発で、フライトスティックとスロットルが機能するのを確かめつつ、子どもの頃住んでいた、ナイル川のザマレック島を目指し、なんとか成功。
その間、当時にはなかった、ピラミッド群のすぐ裏手に出現していた近代的な街並みやその後のフライト中に目に入った高速道路、が印象的だった。
夏場は毎日のように泳いだ、同島のスポーティングクラブ(の緑地)の中のプールが同じ位置に健在のようであることにもびっくり。
また、同島と対岸との橋の上の車が動いているという作り込みの精巧さに感心した。
飛行の終了のさせ方が分からなかったが、キーボードのエスケープキーを叩いたら終了してくれた。
その途端、疲労感が押し寄せてきた。
<太田>
あんまし参考にならないなあ。↓
「大きく変わったWindows 11の画面デザイン、使えば分かる快適な操作感・・・」
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01835/102700001/?n_cid=nbpnxt_mled_pcm
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太田述正コラム#12379(2021.11.10)
<藤田達生『藩とは何か–「江戸の泰平」はいかに誕生したか』を読む(その19)>
→非公開