太田述正コラム#12404(2021.11.23)
<皆さんとディスカッション(続x4996)>

<5IB6lJue>

≫国債を国外でも売らざるを得なくなれば、純資産はマイナスになるだろう。・・・財務省益は副産物として生じるのであって、国債費が一般歳出を圧迫して財務省が無い袖を振れなくなったら、困るのは財務省主計局以外の全官庁であり、全政治家であり全国民だ。≪(コラム#12402。太田)

 そもそも、政府が自国通貨を発行する際に、借金の形式を採らなければならないというのがおかしい。
 <「中央銀行、日本銀行はどうやってお札を発行しているか。・・・金に代わる価値のあるものが入ってきたら、その代わりにお札を発行しましょうというやり方を取っています。・・・その価値あるものが今は「国債」なんです。」
https://www.asahi.com/ads/start/articles/00044/ >
 僅かでも金利が付けば、市場に出回っているお金よりも借金の方が額が大きく成るのだから、最終的には必ず破綻する仕組みだ。
 加えて、日本の場合は膨大なデフレ圧力が有るのだから、せめてそれを相殺する程度は通貨を発行しないと永遠にデフレに悩まされる事になる。
 この矛盾を解決するには政府紙幣
< https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BF%E5%BA%9C%E7%B4%99%E5%B9%A3 >
の発行しかない。

参照:
money as debt (日本語字幕版)
https://youtube.com/watch?v=PnVBwrXA990

<太田>

 より根本的には、経済成長(と緩やかなインフレ)を当然視した経済運営は、「先進諸国」に関してはそろそろ賞味期限切れじゃないかってことだろな。
 いまだに、当然視する経済成長信者が圧倒的多数だけど・・。↓

 「・・・気象関連災害による死者は経済成長とともに大幅に減少してきた。人類はかつて自然と調和した素晴らしい生活を送っていたのに資本主義と経済成長のせいで、自然に復讐(ふくしゅう)されているといった物語は事実に反する。母なる自然は有史以前から人類に全く親切ではなかったのである。
 20世紀以降の世界全体の気象関連災害による死亡者数は、2010年代が最も少なくなっている(図表1)。死亡率は1920年代から、なんと約99%も減少している。古い時代には報告されていない小規模な災害も少なくないと考えられるので、この数字は実際の低下率をかなり過小評価している。これは経済成長に伴い、人々がより頑丈で安全な家に住むようになり、防災インフラも向上した結果である。・・・
 これまで歴史上に現れた社会主義経済体制は、例外なく個人の自由を認めない最悪の独裁体制を生み出してきたが、これは決して偶然ではない。私的所有権がなく、政府が資源配分を決める社会主義経済では、ロシアの革命家レオン・トロツキーが述べたように、「働かざるもの食うべからずという古い掟は、従わざるもの食うべからずという新しい掟にとってかわられる」ことになる。・・・
 人類はその歴史の大半を通じてゼロ成長の閉鎖的な部族社会や封建社会で暮らしてきたし、いつも貪欲や競争を非難し、禁欲的生活を称賛する思想家や宗教家の教えに従ってきた。脱成長と社会主義の思想は、人類が太古から信じてきた教えに極めてよく似ているのである。
だが、近代以前の古き良き社会が自然と調和した素晴らしい社会だったと考えるのは幻想である。近代以前の社会とは血なまぐさい戦争や内部抗争を繰り返す、階級制社会であり、自然と調和してなどおらず、常に自然の猛威にさらされていた。・・・」
https://president.jp/articles/-/51827?cx_referrertype=mail&utm_source=presidentnews&utm_medium=email&utm_campaign=dailymail

 世界的に見て経済的に当時相対的にかなり「後進国」になってしまっていたところの、(主要産業である農業の生産手段たる農地が公有であったという意味では社会主義経済だった)江戸時代の日本ですら、当時の「先進諸国」たる欧米諸国よりも、その社会は、当時の全球的標準の理想社会により近かったようだ(コラム#省略)からねえ。
 そういったことが日本人の大部分は直感的に分かっていて、だからこそ、無意識的に「停滞した30年」を選択して現在に至っている、と、かねてから私は指摘しているところだ。(コラム#省略)

<太田>

 コロナウィルス「問題」。↓

 <ゼロ、なかなか続かないね。↓>
 「・・・死亡 1万8348人 前日比 +2人・・・」
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/

 それでは、その他の記事の紹介です。

 女性事案、一件落着。↓

 「木下富美子都議、辞職を表明 理由の一つは「齢85の父の安全が脅かされたこと」・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e6%9c%a8%e4%b8%8b%e5%af%8c%e7%be%8e%e5%ad%90%e9%83%bd%e8%ad%b0%e3%80%81%e8%be%9e%e8%81%b7%e3%82%92%e8%a1%a8%e6%98%8e-%e7%90%86%e7%94%b1%e3%81%ae%e4%b8%80%e3%81%a4%e3%81%af%e3%80%8c%e9%bd%a2%ef%bc%98%ef%bc%95%e3%81%ae%e7%88%b6%e3%81%ae%e5%ae%89%e5%85%a8%e3%81%8c%e8%84%85%e3%81%8b%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e3%81%93%e3%81%a8%e3%80%8d/ar-AAQZm0N?ocid=UE03DHP

 日・文カルト問題。↓

 <アーメン。↓>
 「・・・死者は前日から30人増えて計3328人となった。・・・」
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20211123001200882?section=society-culture/index
 <同じく。↓>
 Chun Doo-hwan, Ex-Military Dictator in South Korea, Dies at 90–The country’s most vilified former military dictator, he seized power in a coup and ruled his country with an iron fist for most of the 1980s.・・・
https://www.nytimes.com/2021/11/23/world/asia/chun-doo-hwan-dead.html
 <辞書にあたった上での発言とは思えないが、ま、使徒だからねえ。↓>
 「韓国与党大統領候補「『産婦人科』は日帝の残滓」 女性健康医学科に変更を・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/11/22/2021112280218.html
 <報道価値なし。↓>
 「韓日局長協議 独島など巡り平行線も「意思疎通継続」で一致・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/11/22/2021112280232.html
 「記者会見見送りから5日ぶりに対座した韓日…過去史めぐり平行線・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/285031
 <日本の外交を褒めてる点には苦笑させられるが、カルト批判記事ではある。↓>
 「ワシントンで働きながら、日本の外交力を実感することがしばしばある。世界3位の経済大国という存在感のおかげもあるが、繊細かつ着実なアプローチに魅了された米国人もかなり多いようだ。希望する結果を得るのが外交ならば、日本は先週、ワシントンで韓国の虚を衝いた。・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/285045
 <だから?↓>
 「世界的なインフレ恐怖の中で日本の物価が停滞している・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/11/22/2021112280230.html
 <こういう記事、なんで日本語版に載せないのさあ。↓>
 Koreans Most Materialistic in Global Survey・・・
http://english.chosun.com/site/data/html_dir/2021/11/22/2021112200915.html

 ヒッヒッヒッ。↓

 U.S. listed as a ‘backsliding’ democracy for first time in report by European think tank・・・
https://www.washingtonpost.com/world/2021/11/22/united-states-backsliding-democracies-list-first-time/

 イギリスの侵略史を他の欧米諸国のそれと切り離して論じてるだけでもナンセンスだよ。↓
 
 ・・・“A History of the English-Speaking Peoples,” which drew criticism from liberals for sanitizing imperial atrocities in India and southern Africa, established Roberts as a favored chronicler of history for American conservatives.・・・
 <チャーチルについても、対ナチス戦の観点だけで評価してるんじゃアカンわ。↓>
 Roberts has gone on to write extensively about Churchill and his legacy, seeking to rescue the former Prime Minister from recent attempts to scrutinize his racism and imperialism.・・・
 <これ、裏づけがあるのか、あるのなら、私、改説しなきゃならなくなるが・・。↓>
 Churchill・・・did believe in a hierarchy of the races, with whites on top and the British on top of the whites. But the idea of the hierarchy of the races was considered a scientific fact when he was a young man. Unfortunately and sadly, it wasn’t unusual for someone of his age and class and background to believe these thoughts.・・・
https://www.newyorker.com/news/q-and-a/why-andrew-roberts-wants-us-to-reconsider-king-george-iii

 U.S. listed as a ‘backsliding’ democracy for first time in report by European think tank・・・

 こんな当たり前のこと、わざわざ聞かせてもらう必要はないが、こういった本を通じて、少しでも多くの米国人が、自分達の原罪を認識してから米国が滅びて欲しいよ。↓

 ・・・The author deftly examines how that broader meaning, with its expansive view of freedom and liberty, could coexist with the denial of the rights of enslaved people and Native Americans. The American republic, he observes, “was born betraying the principles it claimed to be founded on.”
 Ellis probes “the inconvenient truth that any attempt to implement the full meaning of The Cause would have undermined the unity necessary to win the war and thereby rendered American independence impossible.” When, for instance, John Laurens, an aide-de-camp to George Washington, approached the South Carolina legislature during the war with a proposal to form a Black regiment of 1,000 enslaved people who would be granted freedom upon completion of their service, the incredulous legislators declared that they would sooner surrender to the British. “If forced to choose between slavery and independence,” Ellis observes, “South Carolina chose slavery.” ・・・
https://www.csmonitor.com/Books/Book-Reviews/2021/1122/America-s-origin-stories-abound-with-complexities

 基本的な知識が得られた。↓

 「帝国滅亡から500年、アステカ人とは何者だったのか?・・・
 「アステカ」という呼称は、ドイツの科学者で探検家でもあったアレクサンダー・フォン・フンボルトによって19世紀初頭に作られた造語であり、アステカの人々は自分たちを「メシカ(Mexica)」と呼んでいた。 ・・・
 アステカ時代のメソアメリカに関する私たちの知識の多くは、メシカ自身が残した記録と、1519年以降にスペイン人が作った記録によるものだ。・・・」
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00292/092900055/?n_cid=nbpnb_mled_enew

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <邦語媒体より。
 こちらの女性事案は一件落着せず。↓>
 「隠されたSOSメッセージか? 行方不明中国選手の〝自撮り写真〟に映ってはいけないアレが・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/sports/tennis/%e9%9a%a0%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%ef%bd%93%ef%bd%8f%ef%bd%93%e3%83%a1%e3%83%83%e3%82%bb%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%8b-%e8%a1%8c%e6%96%b9%e4%b8%8d%e6%98%8e%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e9%81%b8%e6%89%8b%e3%81%ae-%e8%87%aa%e6%92%ae%e3%82%8a%e5%86%99%e7%9c%9f-%e3%81%ab%e6%98%a0%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%aa%e3%81%84%e3%82%a2%e3%83%ac%e3%81%8c/ar-AAQYRVE?ocid=UE03DHP
 <英語媒体より。
 同じく。↓>
 Peng Shuai: WTA says concerns remain for Chinese tennis star after IOC call・・・
https://www.bbc.com/news/world-asia-china-59372058
 How Peng Shuai Went From ‘Chinese Princess’ to Silenced #MeToo Accuser–The tennis star won independence while remaining in Beijing’s good graces. But she has been unable to break through China’s resistance to sexual assault・・・
https://www.nytimes.com/2021/11/22/world/asia/china-peng-shuai-metoo.html
 <ここからは、サーチナより。
 新しい。↓>
 「中国のポータルサイト・網易・・・日本の「保温ボトル」に求められる、中国人には驚きの機能とは?・・・
 記事は、日本では「冷たい飲み物」をいつでもどこでも飲みたいというニーズがあるからこそ、メーカーも保温マグや保温ボトルの「保冷効果」に重点を置いて商品開発するのだと結んでいる。」
http://news.searchina.net/id/1703720?page=1
 <まあ、新しい。ギクッ。↓>
 「基本的に、日本が再び攻め込んで来ると思っている中国人はいないようだ・・・
 将来的に「日本が米国の1つの州または中国の1つの省になる可能性ならある」と主張する人もいた。・・・中国のQ&Aサイト・知乎・・・」
http://news.searchina.net/id/1703723?page=1
 <これも、まあ、新しい。↓>
 「・・・中国はまだ発展を遂げてから時間が浅いため、欧米においては中国文化よりも日本文化の方が認められているだけだと主張し、欧米における中国に対する認識やイメージはこれから変わっていくと期待を示した。・・・中国メディアの騰訊・・・」
http://news.searchina.net/id/1703724?page=1
 <新しいかも。↓>
 「・・・中国メディアの新浪・・・記事によると、中国では床材にタイルを使用することが多いのは「掃除が楽」で「価格も安いから」だという。掃除は、水でモップ拭きすればよいので中国では掃除機を使う家庭はあまり多くないと言われる。また、中国人はフローリングにすると「カビが生えてくるのではないか」、「剥がれてしまうのではないか」と心配になるようだ。
 では、フローリングを使っている日本人は、カビや剥がれが心配にならないのだろうか。記事は、「日本では高品質の木材を使用しているので心配はいらないようだ」と説明した。しかも防腐処理を施しているので、防水・防カビの効果があると紹介した。
 それならば、中国でも防腐木材を使用すればいいように思えるが、記事によると中国では防腐木材は日本と比べてコストが高く、タイルの方が安いので多くの人がタイル張りを選択するそうだ。日本では、どの家もフローリングなので防腐木材が中国のタイル並みに安くなっていると伝えた。」
http://news.searchina.net/id/1703713?page=1
 <同じく。↓>
 「記事はまず、中国人特有だと思われがちなお湯や熱いお茶をこよなく愛し、冷たい水を飲まない習慣について、実は・・・この習慣が定着したのは、せいぜい100年前くらいなものなのだと紹介。・・・中華民国期の新生活運動の頃であると指摘。さらに本格的にその習慣を定着させたのは、1949年の中華人民共和国建国後の衛生部による「大号令」だったとした。建国間もない中国では種々の理由から短期間のうちに西洋のような衛生リスクの低い水道水を供給することが難しかったため、人民の安全を守るもっとも効率的で低コストな方法として大々的に湯冷ましの飲用が指導されたのだと伝えた。 
 そして、・・・現時点においても中国の多くの地域で水道水が直接飲める基準に達していないのは、技術的な問題によるものではなく「湯冷ましの習慣が完全に定着し、そもそも直接飲めるようにする必要がないから」なのだと説明した。 
 また、日本については明治以降の近代化により西洋式の上水道が発達し、水道から水を直接飲む習慣が浸透していったと紹介。同時に氷を水に入れて飲む習慣も持ち込まれたものの、当時は製造技術や輸送技術が未成熟だったため氷は高級品であり、大事な客人が来訪した際に熱いお茶代わりに冷たい氷水を出してもてなすということが多かったとし、その名残が飲食店などでの氷水のサービスに繋がっているのだとした。」
http://news.searchina.net/id/1703714?page=1
 <定番。↓>
 「中国人は日本が提供した莫大なODAをどう思っているのか・・・中国メディアの網易・・・」
http://news.searchina.net/id/1703719?page=1
 <同じく。↓>
 「日本の業者が蘇州に建設したマンションが「全然違っていた」・・・中国の動画サイト・西瓜視頻・・・」
http://news.searchina.net/id/1703725?page=1
 <これもそう。↓>
 「日韓と同じラインにいた中国サッカーが「落ちぶれた理由」・・・中国メディアの捜狐・・・」
http://news.searchina.net/id/1703731?page=1
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<太田>

 太田さん、X299パソコンのBIOS Update等に関してです。まず、下記のリンクからファイルをダウンロードしてください。
 <URL等省略>
 ダウンロードファイルは、下記の2つのファイルを含んでいます。
・DRV_Chipset_Intel_X299_TP_W10_64_VER101181218164_20191018R.zip(チップセットドライバです。公開日は2019/10/24です。ASUSのサイトからダウンロードしたファイルで、インテルのページにもっと新しいドライバがあると思うのですが、発見できませんでした。)
・TUF-X299-MARK-1-ASUS-3601.ZIP(BIOSです。公開日は2021/11/12です。)
 まず、「211027-00 ASUS TUF X299 BIOS Update」の、「<2>」~「<4>」を、「3501」を「3601」に読み替えて、実行して、BIOS Updateを行ってください。

≫昨夜、X299パソコンとペアリングしている無線キーボードのキーについて、EnterとBackは機能するものの、スペースキーも「→」関係4キー中の「→」キーも、そしてアルファベット諸キーも機能しなくなるという初めての障害が発生し、…≪(コラム#12400。太田)

 下記リンクの「logicool サポート」に、「ボタン/キー/コントロールが動作しない、または断続的に応答しません」という症状の場合、「5.Windows のみ — 別の USB ポートを試します。これにより違いがある場合、マザーボード USB チップセットドライバーの更新をお試しください。」と書かれています。
・logicool サポート:キーボード/マウス – ボタンまたはキーが機能しません。
https://support.logi.com/hc/ja/articles/360023371053
 また、下記リンクの方の場合、「K800T」を使用していて、太田さんの場合と症状は少し異なりますが、「入力した文字以外のキーが勝手に入力される」という現象が、チップセットドライバを更新したら解決したそうです。
・Logicoolキーボードの入力がおかしいときの対処法
 マザーボード製造メーカーから、チップセットドライバの更新をおこなった。… おそらく、一番の原因はこれであると思われる。
https://irohadevice.com/?p=2788
 そういう次第で、下記の手順で、ダメ元で、チップセットドライバの更新を行ってください。(USBのドライバも更新した方が良いと思いますが、どれをインストールすれば良いかわからない状態です。)
0.Windows 11にアップデートしてから、まだシステムバックアップは自動では取られていないと思います。手動でまだ取っていない場合は、下記の(1)~(3)の手順で、手動バックアップしてください。
(1)Acronis True Imageを起動させてください。
(2)左上に表示されている「System Weekly Backup」もしくは「System Monthly Backup」をクリックして、青色反転させてください。
(3)右下の「今すぐバックアップ」ボタンをクリックしてください。
1.「DRV_Chipset_Intel_X299_TP_W10_64_VER101181218164_20191018R.zip」をダブルクリックして解凍してください。
2.生成された「DRV_Chipset_Intel_X299_TP_W10_64_VER101181218164_20191018R」フォルダにアクセスして、そこにある「AsusSetup.exe」をダブルクリックしてください。インストーラーが立ち上がるはずです。
3.あとは画面の指示に従ってインストールを進めてください。「Driver Booster」で、インストールしようとしているドライバより新しいドライバが既にインストールされている可能性があります。この場合、「インストールしようとしているVerより、新しいVerのドライバが既にインストールされています。」というニュアンスの警告が出るかもしれません。この警告が出た場合は、「強制的にインストールする」という意味の選択肢を選択してください。

≫また、このアップデートと関係があるのかないのか、wordファイルの自動保存・・One Driveへらしい・・ができるようになっていることに気付いた。…
 そうしたら、日記ファイルが昨日の最終の時間のものしかなかった!
 OneDriveも調べたのだが、こちらには、何と昨年の12月のwordファイルまでしか収録されていない!≪(コラム#12402。太田)

 X299パソコンでは、BunBackupが、「ドキュメント」フォルダ の「OneDrive」へのバックアップを行っています。ですから、「OneDrive」に新しいファイルを保存しても、BunBackupによって、「ドキュメント」フォルダ内のファイルに書き換えられたり、削除されてしまったりします。

<太田>

 全部やりましたが、Acronisの[System Monthly Backup]に「X」がついています。
 どこを参照して直せばよいか、教えてください。

<K.K>

 削除して設定し直す、という方法が一番簡単ですが、バックアップ設定だけでなく、バックアップファイルも削除することになります。今、Windows 11にアップデートしたばかりで、「System Weekly Backup」もありますが、「System Monthly Backup」のバックアップファイルが必要になる可能性もありますので、もうしばらくしてから設定し直すという方向でお願いします。
 どの道、毎月1日か月末にバックアップを取る設定ですので、急ぐ必要はないと思います。
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≫で、今日になるのだが、突然、右ディスプレイがブラックアウトし、≪(コラム#12402。太田)

 「右側のディスプレイ」というのは「LG旧ディスプレイ」ですよね。
 そうだとして、「LG旧ディスプレイ」は「Displayport → HDMI」変換ケーブルで接続されていて、ビデオカード側は「Displayport」に接続されています。ビデオカードには「Displayport」が3個あって、1個空いていますから、「LG旧ディスプレイ」接続先を、ビデオカードの空いている「Displayport」に、ダメ元で変えてみてください。(「LG新ディスプレイ」の接続先は変更しないでください。)

<太田>

 変えておきました。
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太田述正コラム#12405(2021.11.23)
<三島由紀夫『文化防衛論』を読む(その8)>

→非公開