太田述正コラム#12817(2022.6.17)
<皆さんとディスカッション(続x5203)>

<cUe8uxJ6>(「たった一人の反乱(避難所)」より)

 プーチンスキーによる超スローモーション巴投げが鮮やかに決まりそうだ!って言ってるんだよ。
 「“We’re not trying to induce a recession,” the Fed chair, Jerome Powell, said in comments after the rate hike was confirmed. But Powell made clear that some economic forces behind the 40-year inflation high are out of the Fed’s control. Jumps in commodity prices, he said, could “take the decision out of our hands”.」
https://www.theguardian.com/business/2022/jun/15/federal-reserve-rate-increase-recession-economists-react
 モシンナガンやフルフルドジドジ露軍兵器で、米国が敗北を認めかけてるんやでー。
 いわゆるハイブリッドウォーやん。
 バイデンスキーは首が確定、ん?
 共和党の候補は、プーチンスキーの大親友じゃねーか?
 バイデンスキーまだ正気ならここらへんで停戦推進せな。
 でも米風神風展望もなかなか笑えるわ。

⇒その支持者達を代表する一国会議員どころかほぼ全国民の代表者たる鈴木前科一犯センセ↓の熱烈なるシンパが、またもやアジってるねー。(米国に冷笑的なところだけは太田コラムの影響かもしれないけどな。)↑
 「鈴木宗男氏、ウクライナ側に「物価高で世界中が悲鳴を上げていることを考えるべき」「勇気ある決断を」・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/42f797f045bc47eeda416e046c33cfaab72fb9cd
 ほぼ全国民をこのように「善導」しちまった首謀者を来週の東京オフ会で明らかにするんで乞うご期待。
 なお、米国が、ロシア(ソ連)を完全無害化する過程で、インペリアル・オーバーストレッチでもって過早にかつ無様に没落するのも、杉山構想の射程圏内のハナシであり、私としても欣快この上ないこっちゃ。(太田)

<たぬき13号>(同上)

 国際法に反していないとはいえ、なんで、この時期にくるの?
 アメリカを追い出す為?
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6429704

⇒モンゴルの軛症候群患者の症状(震え、よたりながらの示威(自慰)行動)だよ。(太田)

<太田>

 ウクライナ問題。↓

<申し訳ないが、頑張ってちょーだい、と天国の杉山元が申しております。↓>
 「ウクライナ、死傷者1日1000人=ロ軍も「第1次大戦のような消耗戦」―東部要衝で必死の抗戦・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%82%a6%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a-%e6%ad%bb%e5%82%b7%e8%80%85%ef%bc%91%e6%97%a5%ef%bc%91%ef%bc%90%ef%bc%90%ef%bc%90%e4%ba%ba-%e3%83%ad%e8%bb%8d%e3%82%82-%e7%ac%ac%ef%bc%91%e6%ac%a1%e5%a4%a7%e6%88%a6%e3%81%ae%e3%82%88%e3%81%86%e3%81%aa%e6%b6%88%e8%80%97%e6%88%a6-%e6%9d%b1%e9%83%a8%e8%a6%81%e8%a1%9d%e3%81%a7%e5%bf%85%e6%ad%bb%e3%81%ae%e6%8a%97%e6%88%a6/ar-AAYwThT
 「前線の長さ2450キロ、約半分で戦闘頻発 ウクライナ軍総司令官・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e66bc77647d234f7153f3a1c2f8681713a0d3c79
 <そんなもん、スパイしたところで、戦争の帰趨の大勢に全く影響しないじゃん。↓>
 「戦争犯罪調査の裁判所にスパイか ロシア軍人を追放・・・」
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e6%88%a6%e4%ba%89%e7%8a%af%e7%bd%aa%e8%aa%bf%e6%9f%bb%e3%81%ae%e8%a3%81%e5%88%a4%e6%89%80%e3%81%ab%e3%82%b9%e3%83%91%e3%82%a4%e3%81%8b-%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a2%e8%bb%8d%e4%ba%ba%e3%82%92%e8%bf%bd%e6%94%be/ar-AAYyadF

 それでは、その他の記事の紹介です。↓

 筆すさびより廓文化の復興に尽力してたもれ。↓

 「芥川賞候補に元セクシー女優・日経新聞記者の鈴木涼美氏ら・・・」
https://news.livedoor.com/article/detail/22349496/

 引用した最初の部分だけがまあ正しい。
 というのも、メディア動向なんて、何事にもよらず。世論の動向を反映するだけだからだ。
 つまり、前から言ってるように、世論は縄文モードの深化を選び、消費を増やさなくなったんだよ。↓

 「・・・「これで十分、もう発展する必要はない」とメディアがキャンペーンを打った。そればかりではない。「ゴミが溢れる」「環境ホルモンなどが拡散している」と人々の不安を煽る社会となり、日本だけがグーグル、ユーチューブ、スマホなどとは全く違う方向に進んだ。
30年前の日本の考え方が間違っていたかどうかは結果を見ればわかるが、この30年間で、日本人の年収は全く増えず、アメリカが3倍、中国の沿岸部は5倍以上の伸びであった。今になってわかることでもあるが、「ゴミが溢れる」とか「環境ホルモン」などはすべて「ウソ」であったし、それに惑わされた専門家や政府、それにメディアが不見識だったと言えるだろう。その不見識のために日本人は大損害を受けたのである。・・・」
https://www.mag2.com/p/news/542385?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000003_wed&utm_campaign=mag_9999_0615&trflg=1

 全てが常識であり、そうじゃないと言ってる人は自分が脳死してるって公言してるに等しい。↓

 「20代独身男性「4割がデート経験なし」だけ切り取られた調査の大事な内容・・・
 我が国における氏の制度の変遷を見ると、平民に氏の使用が許されるようになったのは、明治3(1870)年以降である。さらに、明治9(1876)年の太政官指令では妻の氏は「所生の氏」(=実家の氏)を用いることとされており、夫婦同氏制が導入されたのは、今から124年前、明治31(1898)年の民法成立時である・・・
 「男性は外で働き、女性は家庭を守るべきである」という考え方は、産業構造が転換した近代社会のものであるとも指摘されている。
「女性の労働参加率(15歳以上)の長期推移を見ると、明治43(1910)年以降、昭和50(1975)年に底を迎えるまで、長期的に低下傾向をたどっているが、この要因には、明治初年に始まる工業化への努力により、以前は家族従業者として就業していた層が非労働力化したことが寄与していると考えられる」
「以前は農業や自営業が多かったため、家業に従事している女性が多く、現在の女性とは働き方こそ異なるものの、女性は無償労働だけではなく、有償労働にも従事していた。『男性は外で働き、女性は家庭を守るべきである』という考え方も、産業構造が転換し、それまでの農家や自営業者を中心とする社会から、雇用者を中心とする社会に変わった際に生まれたものであることが分かる」・・・」
https://diamond.jp/articles/-/304538?utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20220617

 日蓮主義を知ってりゃ、説明するのは簡単よ。
 日本赤軍は杉山元の帝国陸軍の矮小化「ずれとりやす」版であり、欧米人ならぬユダヤ人のアジア全体ならぬパレスチナだけの植民地の解放を祈念し、アジア在欧米人ならぬパレスチナ在ユダヤ人等を、欧米人等兵士攻撃ならぬ無差別攻撃することで貢献しようとしたのさ。↓

 「・・・今日でさえ、多くのイスラエル人は、なぜ日本の若者が日本赤軍を結成してイスラエルまではるばる飛んで、会ったことのない罪のない人々を殺したのか、理解できないのです。・・・」
今日でさえ、多くのイスラエル人は、なぜ日本の若者が日本赤軍を結成してイスラエルまではるばる飛んで、会ったことのない罪のない人々を殺したのか、理解できないのです。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/45e7497a54129bc586e1ceb0aea4f6e667172085

 いやなに、単に、無能な帝国海軍が、戦闘能力を喪失しちまったけど戦闘を続けるフリをするには特攻が相対的に一番無駄死に度が低かったってだけよ。↓

 「・・・「主人がご遺族のご子息ならびに皆さんを戦争<(特攻)>に導いたのであります。お詫びの言葉もございません。誠に申し訳ありません」  土下座して謝罪した。淑惠の目には涙が溢れ、それが頬をつたってしたたり落ちていた。  突然のことに、一瞬、誰も声を発する者はいなかった。  われに返った十三期生の誰かが、  「大西中将個人の責任ではありません。国を救わんがための特攻隊であったと存じます」  と声を上げた。  「そうだそうだ!」  同調する声があちこちに上がった。・・・」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4f9963d386befec2a36596a6d9349f494f668ce

 日・文カルト問題。↓

 <そーでっか。↓>
 「韓国ポータル最大手ネイバーの新しい福利厚生、東京で「ワーケーション」…妊婦手当も支給・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/06/17/2022061780008.html
 <アイゴー。↓>
 「韓国産ロケット「ヌリ」、17日の打ち上げも不可能に…1か月以上の延期も・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/06/16/2022061680209.html
 「「秋まで遅延? 想像したくない」…エラー点検に入った韓国型発射体「ヌリ号」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/292244
 「韓国でアサヒビールのCMが3年ぶりに放映=韓国ネット「おいしいから歓迎」「不買運動は無意味」・・・韓国・国際新聞・・・」
https://www.recordchina.co.jp/b896035-s39-c20-d0201.html
 「日本に対する好感度、12カ国・地域中最低は韓国・・・
 この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「台湾人はすごいな。植民地期が幸せだったのか?」「台湾人は日本人の卑劣さを知らないから」「台湾人は中国と対立しているから日本に親しみを抱いてるんだ」「台湾人のマインドは日本人に近いんだね」など、台湾の結果に対する驚きの声や、「四季があるのは日本だけじゃないぞ」「日本を好きと答えた韓国人が65%もいたの?」「日本は歴史を歪曲(わいきょく)しているのに60%以上が日本を好きとは…。親日派の子孫にばかり聞いたのかな」など、調査結果に対する反発の声が相次いでいる。」
https://www.recordchina.co.jp/b896069-s39-c30-d0201.html

 <全ては、まだ、カルトの影響下にある韓国側が悪いのよ。↓>
 「金浦―羽田線の再開遅れる 今月中には困難か=日本が非協力的?・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/06/16/2022061680145.html
 「首脳会談が実現しない可能性–関係改善のチャンスを失う恐れも・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/06/16/2022061680010.html
 <思い出作りができてよかったねー。↓>
 「姜昌一駐日韓国大使 離任のあいさつで林外相と初面会・・・」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2022/06/16/2022061680204.html
 <日本のメディアの記事の紹介じゃなく、自分で記事書けー。↓>
 「「BTS過労」に注目、日本メディア「急成長したK-POPのひずみ露呈」・・・」
https://japanese.joins.com/JArticle/292227

 トランプに続いてあんたもかよ。
 英国のジョンソンも罹ったけど、英米の凋落ぶり・・自己規律できぬ指導者達が象徴・・はひでーわ。↓

 「米国「感染症の権威」、ファウチ氏もコロナ感染・・・」
https://www.donga.com/jp/home/article/all/20220617/3453184/1

 必然。日本も必然的に宗主国乗り換え中。↓

 The U.S. Is Losing Its Military Edge in Asia, and China Knows It・・・
https://www.nytimes.com/2022/06/15/opinion/international-world/us-military-china-asia.html  China’s military expansion is reaching a dangerous tipping point・・・
https://www.washingtonpost.com/opinions/2022/06/16/china-expansion-indopacific-asia-taiwan-xi-aquilino/

 中共官民の日本礼賛(日本文明総体継受)記事群だ。↓

 <パチパチ。↓>
 「日本最大級ICTイベントで6件がグランプリなど受賞―ファーウェイ・・・

https://www.recordchina.co.jp/b896106-s25-c20-d0198.html

<太田>

 「「みずほプレミアムクラブ」・・・は、みずほ銀行が提供している会員制のサービス・・・」
https://tsuker.net/2016/08/mizuho-premium-club.html
なのだが、このクラブで「クラシックギタリスト村治佳織さんが誘う映画音楽の世界」というライブ配信が行われるというので、申し込んだところ抽選に当たった。
 なお、当選者は、更に、会場に行って鑑賞するチケット申し込みができるというので更に申し込んだが、今度は抽選にはずれた。
 で、このライブ配信が一昨日の19:00から行われるので、当日の17:00頃、お試しログインをやってみた。
 ところが、当選した時に送られてきたメールに記載されていたURLをGoogleカレンダーにコピペしてこのメールそのものは消去していたところ、このコピペされていたURL↓
https://www.mpc.jtb.ne.jp/premium_event/XXXXXX.html (Xは隠した文字列)
を操作できるように画面をポップアップさせた上でクリックしたところ、(その時は気付かなかったが、)後半部がちょん切れた
https://www.mpc.jtb.ne.jp/premium
をクリックしてしまっていたらしく、現れた画面を見ると、
「サーバーが混みあっております
おそれいりますが、しばらく時間がたってから再度アクセスしてください。
ログインページへ戻る (←ボタン)」
と表示されたので、このボタンを押すと、プレミアムクラブのログイン画面↓
https://www.mpc.mizuhobank.co.jp/YYYYYYY (Yは隠した文字列)※
になった。
 このログイン画面には、IDとパスワードが既に印字されていた。
 しかし、画面上のログイン・ボタンを押しても、最初の回だけはパスワードが違いますというエラー表示が表示されたが、その次からは、反応しなくなってしまった。
 結局、ライブ配信の視聴を諦めた。
 みずほでは、さんざん、IT関係でもドジに付き合わされてきたので、今回の件でも全く驚かなかった。
 ただ、さぞかし、多くの人々からクレームが寄せられ、謝罪のメールくらいは届くだろうと思っていたのに、昨日、視聴感想を問うメールがたんたんと送られてきたので、おかしいと思って、プレミアムクラブのサポートに電話をかけたが、埒があかず、IDとパスワードを変更してみてくださいというので、そうしたところ、ログインができた。
 ログイン画面を開くと私のパスワード管理ソフトのロボフォームが自動的にID、パスワードを印字するのは、それがプレミアムクラブではなくみずほ銀行のログイン画面だと、同ソフトが勘違いするためだと、その時点で気付いた。
 しかし、昔、初めてプレミアムクラブにIDとパスワードを入力してログインした時にはロボフォームはみずほ銀行とは別のプレミアムクラブとして登録ができたのだから、どうしてその後、両者を混同してしまうようになったのか、不思議に思い、ログイン画面のURL(※)をつらつら眺めたら、「mizuhobank」という文字列が目に飛び込んできた。
 恐らく、プレミアムクラブのURLが変わって、「mizuhobank」が入っていなかったのが入ったせいだろうと思った。
 再度、プレミアムクラブのサポートに電話をかけ、問題解決を伝えるとともに質問してみたら、案の定、2019年にURL変更を含む、ホームページの大改築をやったとのこと。
 で、先ほど、「2019年12月30日から条件変更され<、>みずほ信託銀行とみずほ証券の預り資産も合計でき<るようになりました。>」
https://tsuker.net/2016/08/mizuho-premium-club.html 前掲
ということを知った。
 つまり、プレミアムクラブが事実上みずほグループ全体のクラブへと変貌を遂げたというのに、ログイン画面のURLは、逆に、みずほ銀行のプレミアムクラブであることを前面に押し出すものに変えた、というわけだ。
 それが、パスワード管理ソフトを使用する会員に与える不便に全く気付くことなく・・。
 (考えてもみよ。ログインしようとするたびに、印字されているIDとパスワードを削除し、パスワード管理ソフトを開いて(既存のIDとパスワードを、今回、マニュアルで直しておいた)プレミアムクラブのIDとパスワードを捜し、それを、ログイン画面のIDとパスワード入力欄に記入する、という手間をかけなければならない。
 それにしても、Edgeのお気に入りに旧URL時代に登録した「プレミアムクラブ」をクリックすると)URL変更後の「プレミアムクラブ」ログイン画面がちゃんと開くのはなんでやねん?)
 やっぱり、みずほグループ全体のITを含めたズッコケぶりは甚だしい。
 頼むから、私が死ぬより前にだけは、みずほグループ、倒産しないでね。
 (蛇足ながら、https://www.mpc.jtb.ne.jp/premium_event/XXXXXX.html
を最初からクリックしていたら、ログインする必要などなく、直接、ライブ会場画面に飛べていた。
 ここでミスったおかげで、意外な問題に気付かされる羽目になった、というわけだ。)

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太田述正コラム#12818(2022.6.17)
<伊藤之雄『山県有朋–愚直な権力者の生涯』を読む(その7)>

→非公開